久しぶりで『ルビコンの決断』(テレビ東京)を見た。
飛行機好きな私としては、「日本の空を取り戻せ!~全日空創業 「民」の力を信じた飛行機野郎たち~」というタイトルだと、見ないではいられなくて。
例によって、いくつかの「なるほどねえ~」があった。
日本航空(JAL)のコードネームはJL。で、全日本空輸(ANA)はNH。
なぜNHなんだ?と思っていたが、前身が日本ヘリコプターという社名だったのでした。
だから、ANAのイラストマークは、ダ・ヴィンチが描いたヘリコプターだったんだ、と納得。
「決断プレゼンター(すごいネーミングだ)」である池上彰さんの解説は、ローコストキャリア(LCC)と言われる格安航空会社のことも含めて、やはり分かりやすい。
分かりやすいけど、レベルを下げていないのがいい。
続々と刊行される著作。毎日かと思わすほどの番組出演。
池上さんの大活躍は「池上バブル」などといわれているようですが(笑)、本日も絶好調だった。
池上さんが出ていることが、今や良質の“教養エンターテインメント”の保証書になっているのは確かだ。
バブルはともかく、池上ブームは当分続きそうです。