作家 井上香織 Official Blog

せつない純愛小説、やさしい目線で描かれたエッセイで人気の作家 井上香織が贈る癒しの空間 

自動車免許更新

2016-03-01 | ★Diary★

時間は前後しますが。

誕生日前に。

運転免許証の更新に行ってまいりました


井上は優良ドライバー

つまり、ゴールド免許

なので。

『免許更新』通達葉書のなかにあった、最寄りの警察署にて、

更新手続きをすることにしました。

 

まずは、カウンターの申し込み窓口へ。

窓口のおじさまは、

一日、何百回も同じセリフを繰り返していらっしゃるのでしょう。

まくしたてるような早口 

その指示のもと、書類に記入 ⇒ 再びカウンターに書類を提出

⇒ ごく簡単な視力検査。

 
機器の中を両眼で覗き込み、〇のどこが開いているか、

口頭で伝える、というものだったのですが。

花粉の影響で、涙ぼろぼろで到着して、まだ5分とたっていなかったせいか。

いちばん最初の大きめの〇は、比較的くっくり見えたものの、

次の〇はぼやけてしまい、しばし躊躇。

それでも、「左・・・かな」と答えると、

すかさず、またひとまわり小さい〇が出現。

まばたきを繰り返し、凝視しても、どこが開いているのか、

焦点が定まりません・・・

「上・・・?」

まったく自信もなく、そう答えた井上に、

カウンターのおじさまはこう言いました。


「登録カードはお持ちですか?」


・・・もしかして、視力検査がNGだったってこと 

最近。現在使っているメガネの度数が、あわなくなっていることを薄々感じていた井上。

新たなメガネを購入 ⇒ 1か月以内にまたここまで足を運び  ⇒  

再検査・及び手続き・・・ってことなのかな?


そのとてつもなく、面倒な工程を思い浮かべ、

言葉をなくしている井上に、おじさまは、私の顔も見ず、

次の方の書類に目を通しつつ言いました。


「以前、登録カードを作りましたか?」

「登録カード・・・?」 

「お持ちでないなら、そちらの機械で作成してください」


なんのための〔登録カード〕なのか、わかりませんでしたが。

とりあえず、視力検査は無事、通過したみたい


銀行のATMみたいな入力画面に、暗証番号をふたつ入力。

機械から、するすると印字されたレシートのような紙を受け取りました。

 

続いて、写真撮影・・・

そうそう。

これがなにより大事 


井上は、すかさずバッグからヘアブラシを取りだし、

前髪を整えました。


写真係りのおじさまは、おやじギャグを連発する明るい方。

「前髪、ちょっと目にかかっちゃってるから、上げてみて」

仕方なく、指先で前髪をサイドに分ける井上・・・ 


「それから、顔を1ミリ、右に傾けてくれるかな?」

1ミリって 

そう思いつつ、ちょっとだけ顔を傾けた、次の瞬間。

シャッターが切られてしまいました。



その後。30分の講習。

前半は、最近増加している自転車事故等についての講義。

後半は、交通事故の悲惨さと交通安全の大切さを訴えるビデオ鑑賞。

ビデオ鑑賞後。

講習担当のおじさまは、

「お帰りになる前に、間違いがないか、確認してください」

と前置きしたあと、番号順に新しい免許証を手渡してくださいました。


バッグを手に、その免許証に目をやった私は愕然。。


せっかく直前に梳かし、ふわっとさせておいた前髪は、

横分けになってしまっており 

それどころか、とても人相が悪く、

まるで。

なにか凶悪事件の容疑者おババみたい 

とほほほほ・・・

 

ここ数年、まともな写真を撮っていなかった井上。

もちろん、〔自撮り〕もしないので。

気づかなかっただけで、

これが、本当の今の自身の姿なのかも。

そう思ったら、哀しくなってしまいました・・・

 

とにかく。

到着後、約1時間で。

新しい免許証を手にすることができました。



短時間で更新ができたのは、よかったのですが。。。。

この免許証と、今後5年もおつきあいするなんて、辛すぎる・・・ 

 

 

コメント
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