ルビウスの幸運

後がない「３歳未勝利戦」に出走した２頭ですが、ともに良く頑張って走ってくれました…。

ファストドロウは４着ということで、変わり身を見せてくれましたが…この後、どうなるかは分かりません。。。
使っていければ十分に勝ち上がる力はあると思いますが、如何せん「使い出し」が遅かったことが悔やまれます。（まだ諦めては…いません　苦笑）


一方、ルビウスは11戦目にしての勝ち上がりという「壮大なドラマ」を見せてくれました（笑）
劇的に変わった前走と追い切りの内容から、今回は「勝てる…」と確信していましたが…それでもやっぱりこうして勝ち上がってくれると感慨深いものがありますね。
一歩間違えれば、もう見捨てられていてもおかしくない成績でしたし、仮に今回「結果」が出ていなくても、これだけ色んな条件や工夫を凝らして調整してくれた陣営に対しては十分な満足感を持っていました。
今回の勝利によって、まだその続きが見れるようになったことがとても嬉しいですし…自分の中で競走馬に対する「新たな見方」が１つ増えたような気がします。。。

　　

『ルビウスの「眠っていた」能力を引き出すために費やした、この10戦は決して無駄ではなかった…。
すべてが上手くいくわけではないけれど、可能性を信じてチャレンジを続けていれば…時にチャンスは訪れる。
信念があるからこそ続けられるし、それが報われることだってあるんだ(・∀・)』（by タキザリオ「心の叫び」）

そういう環境にルビウスがいたことが「幸運」だったと自分は思うし、それを実感できたのがこのシーン…。

　　

他馬に先がけて「返し馬」に向かったルビウスを眺めていると、誰もいないラチの外からたった１人だけその様子を見守っている人物に目がいきました。

それが、角居師だったと気付いた瞬間は…正直、ちょっと熱いものが込み上げてきましたね。。。


自分の中ではルビウスの勝利以上に脳裏に焼きついたシーンとなりました。（Ｔ）