明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

取引先もいろいろですわ・・・

2007-07-12 18:02:14 | 仕事
「結婚しました」のハガキを出したら、以前、新聞を書いていたときにお世話になった方からメールが届いた。

短いけれど、わかりやすい文章の中に、

 「娘を嫁に出した親の心境 (ホットした、だけど寂しい) に
  近い思いです。たくましい貴女のことだから、ありきたりの
  主婦に終わらず、片手にペン、片手にフライパンを持ち、
  仕事と家事を両立させてください。」

とあった。
ちょうど私の父親くらいの年齢の方で、昔はバリバリ社会部とかで事件なども取材していたらしく、そういう話を誇らしげにするのを聞くのも好きだった。
「今の若いヤツは希望部署を家庭部なんて言うから驚く。僕らが若いときは、家庭部なんて誰も希望しない。ブンヤと言ったら、そりゃ、社会部が華で・・・」
なんて。
新聞を本当に愛して、仕事に誇りをもっている方だった。
個性的な方だから敬遠している人もいたのかもしれないが、私は慕っていた。

その気持ちが伝わっていたのか、私をとてもかわいがってくれて、自分の息子の嫁にしたいとまで言ってくれた。

もう新聞の仕事を辞めて6年。
だけど、年賀状だけのやりとりだけは続けていて、時々思い出すこともある。
いつ思い出しても、あの仕事は楽しかったな、とあったかい気持ちになる。
それは、いつもその方が私に対して誠実に接してくれていたからだろうと思う。

ほんの短い期間一緒に働いただけで、それもこんな小娘のことなんか、もう無視したって構わないのだ。
それでも、こうやって「誠実」に接してくれる。
これが人情ってもんだよなぁ。その人の器の大きさ。

いろんな取引先があるから、この全く逆の人もいた。
もめて、仕事を辞めることになって、それでもお世話になったことは事実なので「ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えたが、そういう気持ちに応えることはしてくれなかった。
不思議なもので、そういうときはもう腹も立たない。
自己嫌悪も忘れる。
これは一人じゃない。何人かそういう人に会い、何度か嫌な想いもした。
でも、そのたびに、もちろん自分の悪いところにも気付き、また相手を反面教師にもし、少しずつだけれど成長してきたと思う。

最近も、尊敬していた人と揉め事があり、いつもそうであるように、私は自分を責め、自己嫌悪に陥り、本当に自分の欠落を恨んだ。
だけど、その人物の本心や汚いやり方を知った瞬間から、自己嫌悪も腹立ちもなくなってしまった。

それは、もう尊敬する気持ちが失われたからだと思う。
自分の常識・人情・仕事のやり方を完全に超えた理解できない行動をされると、もうその人に対して何も尊敬する気も執着も愛情もなくなってしまうものなのだと知った。

自己嫌悪に陥っていないから気分は楽だし、
怒ってもいないからしんどくもない。
ただ、時々、おそろしく虚しい気持ちになる。

でも、どの仕事も今、全部私の力になっているし、無駄だったことは1つもないと思っている。
人と人がぶつかるときなんて、どちらか一方が悪いなんてことは少ない。
だから、自分のことは反省。
相手のことは反面教師。
そうやって、トラブルもまた力に変えていくほうがいい

ちなみに、今日もまた新しい会社に営業かけてきた。
フリーライターも大変だよ・・・
「業務多忙につき、募集!」みたいな感じだったから、どんどん仕事があるのかと思いきや、まだライターのいる制作はほとんどやっていないデザイン事務所だった。
ただ、お抱えライターがほとんどいないので、業務拡大のためにも人材を募集しているようだった。

見せてもらった仕事内容は不動産のパンフレットとかチラシもあり、こちらはなかなか興味深かった。
わりと縁あって、不動産・マンションの仕事は以前ポツポツあったので。
他にもフリーペーパーやパンフレット等、わりと今の私がしたいタイプの仕事だったので、とりあえず頭を下げてきた。

代表の方も感じのよい男性だった。
早くても7月末からの仕事しかないようだが、連絡もらえるといいなぁ。

とにかく今は仕事をもう少し頑張ろうと思っている。
結婚式やその後の手続きも全部終わり、生活のリズムもできてきたので、とりあえずもうちょい仕事増やしてもいいかなぁと。
今はヒマだけど、最低限の収入しかない。
生活費払って、住民税と国民保険と国民年金払って、携帯代払ったらもう終わり。
せめて飲み代と本代くらいはプラスして、稼がないとね。
住民税、高いしなぁ・・・

一昨日、中野にもらった伊藤たかみの本も、今日の往復でほぼ読み終わってしまった。
あーあ


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