明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

穏やかな時間が流れる

2007-09-30 22:45:19 | 生活
今日はとても穏やかに時間が流れる。
ずっとこんな日が欲しかったんだな、とわかる。

昨日と今日、久しぶりに2日連続で彼がお休み。
私も休みのはずだったのだけど、今やっている不動産広告のプロジェクトに動きがあって、昨日は朝から呼ばれ、明日までにいくらかコピーを書かなければならないのだけど。

それでも、昨日の晩は彼のお友達の家に二人でおよばれ。
一人暮らしを始めた彼のバンド仲間・サイトーちゃんの家。
その彼女、トモちゃんと、彼のバンドのほんちゃん、けんちゃん。
総勢6名での飲み会。
ほんちゃんの就職祝いも兼ねられてよかった。

サイトーちゃん&トモちゃんが、一生懸命もてなしてくれて。
電気コンロ1つしかないキッチンだから、お料理も大変だろうに、いろいろと作ってくれた。
いつも人をもてなしてばかりだから、こういうのはとても嬉しい。
おいしくいただいた。

このトモちゃんがとってもいい子で。
なんだか妹みたいでかわいい。
素直で一生懸命。
私が前に教えてあげたチキンのトマトソースかけを再現しようと頑張っていて、キッチンで鶏と格闘していたから、味付けなどを少し手伝って、コツを教えてあげたら、それだけで感動してくれた。
「ありがとうございますー!!めっちゃ嬉しい!かおりさんに教えてもらえて、めっちゃ嬉しい!」ととびはねるような勢いで喜ぶ。
なんてかわいい子だ。

謙虚にするよりは、偉そうにするほうが得意な私が、また偉そうに「お料理でもお菓子でも教えてあげるよ」と言うと、
「本当ですか?!じゃあ、携帯のメール教えてください~!」
と喜んでくれる。
俄然、はりきる私(笑)。

でも、こんなにいろいろもてなしてくれて、楽しかったのだけど、私は途中で眠ってしまった。
舌炎症のため、3日ほどほとんどモノを食べていなかったのに、いきなりアルコールをぶち込んで、体がびっくりしたようだ。
久しぶりに記憶半分・・・
そのうえ、帰りに高槻の駅のトイレで吐いた。
道ゲロよりはいいか・・・。

記憶が曖昧というのは、本当に恐ろしい。
何か失礼があったのではないか、暴言がなかったかと、心配でならない。
ま、酒での席だし、それなりに許されるとは思うのだが・・・。

帰りにけんちゃんがうちに一緒に来てくれて、また3人で飲みなおし。
・・・のはずだったけど、私は早々にダウン。
彼らは2人で長い時間、話し込んでいたようだが、お酒はあまり飲んでなかったようだ。
朝、けんちゃんは少ししゃべって、パンを食べて、帰って行った。
わざわざ今回の会のために、名古屋から駆けつけてくれて、本当に彼はいい友達をもったなぁと思う。

今日は少し仕事をして、午後は彼と沖縄旅行のチケットをもらいに行ったり、いろいろ準備をした。
お好み焼きを食べて、コーナンにも行って、てくてく歩いて。
なんだか時間がゆっくり流れた。

私はずっとニコニコしていて、「幸せ」なんて言葉を今口に出したら、泣いてしまうような気がして呑み込んだくらいだ。
2人きりの、小さなこういう穏やかな時間が、ずっと欲しかったんだなぁ。
本当にずっとなかったから。

最近、よく思う。
この先、60歳とか70歳とかまで生きられたとして、その時に自分の人生を振り返ったら、この新婚の時期というのは特別に輝いて思い出せるんだろうなぁと。
それは、決してこの先に今以上の幸せがないという、ネガティブな予想ではない。
そうじゃなく、前にも書いたけれど、今は100%の幸せなのだ。
それ以上でも、以下でもない。
せつないくらいの、幸せ。
美しいものを見て、あまりの喜びに苦痛すら覚えるときがあるが、あの感じに近いかもしれない。
初めて抱いたこの感情、満たされた心を、私はどうしたって忘れることはできないだろう。
いつまでも覚えていて、思い出すたびにせつなくなるんだろうな。
そして、優しく、温かく満たされるのだろう。

幸せになるって、悪いことじゃないんだなぁ。
とても強くなれる。
そう。
仕事だって、私はもっともっとがんばるつもりだ。
もう昔の私じゃない。
泣いて暮らした10年は、絶対無駄じゃなかった。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (かおり)
2007-10-01 11:30:40
ライチさん、ありがとう。
今は本当に幸せな毎日です。
いろんなことがあったけど・・・
結局、全部つながっているんだな、と実感しています。無駄なことなんて1つもありませんね。
返信する
幸せに涙する (ライチ!)
2007-10-01 00:09:07
ささやかな幸せだけど、嬉し過ぎて涙する…ってこと
確かにありますよね。
泣いて暮らした10年間。
決して無駄じゃなかった…って思えるなんて素敵。
良かったね。
返信する