昨日はいわさきっちの誕生日会をうちで開いた。
毎年、ゆうちゃんと3人でおいしいものを食べに行くのだけど、
ゆうちゃんがまだ乳飲み子を抱えているので、今回は我が家で。
このメンバーは「おじいさん料理」が好きなので、準備も楽でいい
酒のアテ、前菜4種。
奥は「卯の花いり」、手前は左から、鶏肉とレンコンの甘酢和え、茄子の鍋しぎ、ブロッコリーの胡麻和え。
佐藤けい氏作・焼き締めの長皿に3種を盛り付けたら、かっこよくなった。
新居祝いに母にもらってから全く使わず、いつもは飾っている長皿なのだが、
こうやって料理を盛ると、やっぱり器が生きるなぁと実感。
私にはこの器が、生命力を持ってイキイキと輝いて見えた。
生活の中で使ってこそ、美しい。
そんな「用の美」の心を思い出した。
二人は鶏肉とレンコンの甘酢和えに夢中(笑)
「照りの色がいいわー」「おいしそうやわー」と食べる前から褒めてくれた。
サラダは、お豆腐とひじきの胡麻ダレサラダ。
おいしい絹ごし豆腐の上に、ひじきの生姜煮を乗せ、玉ねぎ、にんじん、オクラを乗せ、
その上からピリ辛の自家製胡麻ダレをかけている。
このハーモニーが最高!
あっという間になくなった。
久しぶりに、厚揚げのいんろう煮を作った。
好きなんだよなぁ・・・これ。
でも、自分の夕食とかに食べるのには面倒であまり作らない。
久しぶりだったのでおいしかった。
ただし、上等のきぬ揚げを使ったため、やわらかすぎて破裂
なんでも上等のものを使えばいいってもんでもないなぁ・・・
今年初めての秋刀魚。
やっぱり秋は、秋刀魚料理を出さないと始まらない。
塩焼きで大根おろしと醤油で食べるというのは、これからいくらでもあると思うので、ちょっと変わった食べ方で。
カレー風味の玉ねぎソースを添えた。
私はこれが結構好きで、毎年必ず1回は作る。
秋刀魚とカレー?!と思うかもしれないが、意外に合うのだ。
和風料理ばかりだと飽きるかもしれないので、いつも1品はクリーム系のものを入れる。
今回はやっぱり秋の味覚、きのこのグラタン。
エリンギ、しめじ、えのき、まいたけの4種類のきのこを使用。
ただし、シンプルに具材はきのこのみ。
そのかわり、ホワイトソースは普段よりコクのあるタイプにした。
いつもはバターと小麦粉と牛乳だけで作るのだが、生クリームをたっぷり入れ、コンソメで味もつけている。
これがシンプルなきのこにマッチ。
チーズもたっぷりで、我ながらとてもおいしかった。
もうお腹いっぱいの雰囲気だったし、デザートもあったので言わなかったが、
実はこの後に揚げ物があった。
ちなみに、ホッケのにんじん衣揚げ。
ホッケフィーレのまわりに小麦粉を卵でといたものをつけ、
さらに、にんじんを細かく切ったものを衣としてまぶして揚げたもの。
にんじんを揚げると甘みが出て、本当においしい。
見た目もちょっと変わってて、珍しいからいいかなーと思ったのだが、またの機会に。
ゆうちゃんがグルニエドールでタルトを買ってきてくれたので、ろうそくも立ててお祝いした。
チョコの誕生日プレートに「いわさきっち」と書いてあって、ウケた
ハッピーバースデイも歌って、火を吹き消して。
これでみんな仲良く40歳。
二人と出会ったのは16、7歳だから、もう24年の付き合いか・・・
ほぼ四半世紀
ようこんな長いこと、友達でいてくれたもんだ
そんなこともかみしめながら、ケーキを食べた。
ショコラのケーキは、いわさきっちが作ってきてくれたもの。
コクはあるけど甘ったるさがなく、デザートにはちょうどいい。
常温でやわらかくすると、生チョコみたい。
どちらもとてもおいしかった
ゆうちゃんが子供をつれてきてくれた。
もう一息で立ち上がりそうだった。
次に会うときは立って歩いてるんだろうなぁ・・・
子供は時間とともに着実に成長していくけれど、40歳の私の成長のなさよ・・・
なんだか最近は「もうダメだな」と思うことが多い。
生活が楽しくないかとか、幸せじゃないかとか、健康に問題があるとか、そういう話ではない。
自分自身の深い話。
ただ、いろんなことが、もうダメだろうな、と感じている。
悲観するわけでもなく、漠然と。
それでも、こういう友達と一緒にいる時間は救いなわけで。
ゆうちゃんが子供をつれてくるようになってから、前よりずっと3人の空気も良くなって(悪かったわけじゃないよ)
穏やかに時が流れて、「幸福」というものが目に見えるような気さえする。
自分が気負わなくていいというか、いつも楽しい。
だから、もう十分に遊んで6時間以上も経って、二人が帰るのを見送るとき、
久しぶりに・・・本当に久しぶりに、「淋しい」と感じた。
1人になるのが怖かった。
二人の車が見えなくなるまで家の前で見送りながら、なんだか懐かしいなぁ、この感じ・・・と他人事みたいに思っていた。
若いときにいつも抱いていた淋しさ。
人と会うと、いつも別れ際、心の中に重い石を詰められたみたいに淋しかった。
あの感じがよみがえってきて、なんだろうなぁと思った。
家に入って、後片付けして、少し仕事を片付けて。
それからまた残り物で日本酒を飲んだ。
夫が帰宅してからも飲んだ。
ちびちびと、3時半まで飲んだ。
淋しい気持ちにアルコールが溶けていくのを感じていた。
毎年、ゆうちゃんと3人でおいしいものを食べに行くのだけど、
ゆうちゃんがまだ乳飲み子を抱えているので、今回は我が家で。
このメンバーは「おじいさん料理」が好きなので、準備も楽でいい
酒のアテ、前菜4種。
奥は「卯の花いり」、手前は左から、鶏肉とレンコンの甘酢和え、茄子の鍋しぎ、ブロッコリーの胡麻和え。
佐藤けい氏作・焼き締めの長皿に3種を盛り付けたら、かっこよくなった。
新居祝いに母にもらってから全く使わず、いつもは飾っている長皿なのだが、
こうやって料理を盛ると、やっぱり器が生きるなぁと実感。
私にはこの器が、生命力を持ってイキイキと輝いて見えた。
生活の中で使ってこそ、美しい。
そんな「用の美」の心を思い出した。
二人は鶏肉とレンコンの甘酢和えに夢中(笑)
「照りの色がいいわー」「おいしそうやわー」と食べる前から褒めてくれた。
サラダは、お豆腐とひじきの胡麻ダレサラダ。
おいしい絹ごし豆腐の上に、ひじきの生姜煮を乗せ、玉ねぎ、にんじん、オクラを乗せ、
その上からピリ辛の自家製胡麻ダレをかけている。
このハーモニーが最高!
あっという間になくなった。
久しぶりに、厚揚げのいんろう煮を作った。
好きなんだよなぁ・・・これ。
でも、自分の夕食とかに食べるのには面倒であまり作らない。
久しぶりだったのでおいしかった。
ただし、上等のきぬ揚げを使ったため、やわらかすぎて破裂
なんでも上等のものを使えばいいってもんでもないなぁ・・・
今年初めての秋刀魚。
やっぱり秋は、秋刀魚料理を出さないと始まらない。
塩焼きで大根おろしと醤油で食べるというのは、これからいくらでもあると思うので、ちょっと変わった食べ方で。
カレー風味の玉ねぎソースを添えた。
私はこれが結構好きで、毎年必ず1回は作る。
秋刀魚とカレー?!と思うかもしれないが、意外に合うのだ。
和風料理ばかりだと飽きるかもしれないので、いつも1品はクリーム系のものを入れる。
今回はやっぱり秋の味覚、きのこのグラタン。
エリンギ、しめじ、えのき、まいたけの4種類のきのこを使用。
ただし、シンプルに具材はきのこのみ。
そのかわり、ホワイトソースは普段よりコクのあるタイプにした。
いつもはバターと小麦粉と牛乳だけで作るのだが、生クリームをたっぷり入れ、コンソメで味もつけている。
これがシンプルなきのこにマッチ。
チーズもたっぷりで、我ながらとてもおいしかった。
もうお腹いっぱいの雰囲気だったし、デザートもあったので言わなかったが、
実はこの後に揚げ物があった。
ちなみに、ホッケのにんじん衣揚げ。
ホッケフィーレのまわりに小麦粉を卵でといたものをつけ、
さらに、にんじんを細かく切ったものを衣としてまぶして揚げたもの。
にんじんを揚げると甘みが出て、本当においしい。
見た目もちょっと変わってて、珍しいからいいかなーと思ったのだが、またの機会に。
ゆうちゃんがグルニエドールでタルトを買ってきてくれたので、ろうそくも立ててお祝いした。
チョコの誕生日プレートに「いわさきっち」と書いてあって、ウケた
ハッピーバースデイも歌って、火を吹き消して。
これでみんな仲良く40歳。
二人と出会ったのは16、7歳だから、もう24年の付き合いか・・・
ほぼ四半世紀
ようこんな長いこと、友達でいてくれたもんだ
そんなこともかみしめながら、ケーキを食べた。
ショコラのケーキは、いわさきっちが作ってきてくれたもの。
コクはあるけど甘ったるさがなく、デザートにはちょうどいい。
常温でやわらかくすると、生チョコみたい。
どちらもとてもおいしかった
ゆうちゃんが子供をつれてきてくれた。
もう一息で立ち上がりそうだった。
次に会うときは立って歩いてるんだろうなぁ・・・
子供は時間とともに着実に成長していくけれど、40歳の私の成長のなさよ・・・
なんだか最近は「もうダメだな」と思うことが多い。
生活が楽しくないかとか、幸せじゃないかとか、健康に問題があるとか、そういう話ではない。
自分自身の深い話。
ただ、いろんなことが、もうダメだろうな、と感じている。
悲観するわけでもなく、漠然と。
それでも、こういう友達と一緒にいる時間は救いなわけで。
ゆうちゃんが子供をつれてくるようになってから、前よりずっと3人の空気も良くなって(悪かったわけじゃないよ)
穏やかに時が流れて、「幸福」というものが目に見えるような気さえする。
自分が気負わなくていいというか、いつも楽しい。
だから、もう十分に遊んで6時間以上も経って、二人が帰るのを見送るとき、
久しぶりに・・・本当に久しぶりに、「淋しい」と感じた。
1人になるのが怖かった。
二人の車が見えなくなるまで家の前で見送りながら、なんだか懐かしいなぁ、この感じ・・・と他人事みたいに思っていた。
若いときにいつも抱いていた淋しさ。
人と会うと、いつも別れ際、心の中に重い石を詰められたみたいに淋しかった。
あの感じがよみがえってきて、なんだろうなぁと思った。
家に入って、後片付けして、少し仕事を片付けて。
それからまた残り物で日本酒を飲んだ。
夫が帰宅してからも飲んだ。
ちびちびと、3時半まで飲んだ。
淋しい気持ちにアルコールが溶けていくのを感じていた。