漢方相談 昌栄薬品

漢方薬・自然薬が体に効きます、自然の生薬で病気に負けない体を作る
漢方相談 ご来店お待ちしています

陰陽應象大論篇 第五 第六節 語句の意味

2010-04-11 08:44:44 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 ② 陰陽應象大論篇 第五 第六節

 氣味辛甘發散爲陽、酸苦涌泄爲陰。陰勝則陽病、陽勝則陰病。陽勝則熱、陰勝則寒。重寒則熱、重熱則寒。寒傷形、熱傷氣。氣傷痛、形傷腫。故先痛而後腫者氣傷形也。先腫而後痛者形傷氣也。風勝則動、熱勝則腫。燥勝則乾、寒勝則浮。濕勝則濡寫。

語句の意味
辛=(ぴり)からみのこと。五味の一つ。肺、金に属する。多くは発散と行気(こうき・気が滞っているのをめぐらせて散ずる)の作用がある。
辛味の薬能=滞りを散らす薬能があり、散をつかさどる。平成薬証論
甘=五味の一つ。脾、土に属する。
甘味の薬能=激しいものを緩め薄める薬能があり、緩を主る。平成薬証論
酸=五味の一つ。
酸味の薬能=散らばったものを収める薬能があり、収を主る。平成薬証論
苦=五味の一つ。苦味の薬能=軟らかいものを引き締め、湿りを乾かす薬能があり、固を主る。平成薬証論
酸苦は陰に属し涌泄を主り、酸は泄を主り、苦は涌(嘔吐)を主る。辛鹹は陽に属し発散を主り、辛は散を主り、鹹は発を主る。甘は平に属し、陰陽の歪みを平にするを主る。(脾胃)を陽とする説があるが、甘(脾胃)そのものは平で飲食物がそこで消化されて始めて陽となるので、甘(脾胃)は平とするのが正しい陰陽論である。平成薬証論
参考
鹹味の薬能=乾きを抑制し軟らげる薬能があり、濡を主る。平成薬証論
発散=散らすこと。
涌泄=ようせつ・上は吐し、下は瀉すこと。
勝=まさる。
重=さらに重ねる。
腫=はれる。
燥=かわかす。かわく。燥は津液(体内の正常な水液、または人体内のいっさいの体液)を傷り易い。
寒=ひえ。寒は陰邪に属し、陽気を傷り易く、気血(人体を養う源である気と血のこと)の活動に影響する。
浮=寒の勝る病のこと。たとえば形体が虚浮する類をさす。
濕=しつ・湿は五行の土に配当され、陰邪に属し、性質は重濁で粘膩であり、よく気の活動を阻滞させ、脾の運化作用(消化・吸収した栄養物質を全身に輸送すること)を妨げる。
濡寫=水様性の下痢、泄瀉と同じ。
明解漢和辞典、漢方用語大辞典、平成薬証論

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

本体価格

250g 8,000円

500g 15,000円

分包品1包1g入り60包3,500 円

1包60円