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陰陽應象大論篇 第五 第六節 訳

2010-04-12 09:13:22 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 ② 陰陽應象大論篇 第五 第六節 訳

 氣味辛甘發散爲陽、酸苦涌泄爲陰。
 
陰勝則陽病、陽勝則陰病。
 
陽勝則熱、陰勝則寒。
 重寒則熱、重熱則寒。
 
寒傷形、熱傷氣。
 
氣傷痛、形傷腫。
 
故先痛而後腫者氣傷形也。
 
先腫而後痛者形傷氣也。
 
風勝則動、熱勝則腫。
 
燥勝則乾、寒勝則浮。
 濕勝則濡寫。

 

 気味なかで、辛味は滞りを散らす薬能があり、甘味は激しいものを緩め薄める薬能があり、≪(脾胃)を陽とする説があるが、甘(脾胃)そのものは平で飲食物がそこで消化されて始めて陽となるので、甘(脾胃)は平とするのが正しい陰陽論である=平成薬証論、≫発散をつかさどるので陽である。
 
酸味は散らばったものを収める薬能があり、苦味は軟らかいものを引き締め、湿りを乾かす薬能があり、固を主る。
 酸苦は陰に属し涌泄を主り、酸は泄を主り、苦は涌
(嘔吐)を主る。
 陰が勝れば陽という温めることが出来なくなり、陽が病み冷えの病を発する。陽が勝れば体温の平衡が保てず、陰という水が冷ますことが出来なくなり、熱を生じる。
 陽が勝れば則ち熱を生じ、陰が勝れば寒を生じる。
 物事は、その極点に達すると次は反対の変化を起こすというのが大自然の法則であるから、寒がさらに重なると、極点に達し熱を生じ、熱も重なると、極点に達し寒を生じる。
 人体が冷えると、皮膚表面は閉じ、経脈は収縮し、気血の流れは悪くなり、免疫機能は十分に働かなくなる。人体の、外邪の侵入を阻止する働きは減退するので、身体は犯されやすくなる。冷えは皮膚にせまり、腫を生じるのである。
 高熱が過ぎれば、飲食物から生じ経脈中をめぐり栄全身を栄養する精気は消耗されてしまい、肌肉を十分に栄養することができなくなるので、痛みをおこす。
 以上のように、初めに痛みがあり、そのうちに腫れが生じるのは気が病んだために、その影響が形となって現われたものである。
 しかし初めに腫れが起り、その後に痛むものは、形が傷れたために、それが気に及んだものである。
 寒気や発熱があり遊走性のもので重度になると、人の手足は震えるような疾病になる。
 熱が余りにも過ぎると、熱は体内にこもり発散が出来なくなり、紅腫を引き起こす。
 乾燥が過ぎると、体の体液が過剰に発散してしまい、皮膚は異常乾燥になり潤いがなくなる。
 冷えが身体に異常に及ぶと、浮腫(むくみ)を生ずる。
 湿度が余りにも高いと、身体内部に影響を及ぼし、体内に水分を吸収することが出来ず、水様性の下痢を起こすようになる。

 

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