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【五月病】誰にでも起きる「こころ」の病 漢方薬での治療

2010-04-06 09:31:13 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

【五月病】誰にでも起きる「こころ」の病 漢方薬での治療

 新入生や新社会人が一斉に巣立つ季節になりました。

 ところが、さわやかな気候にもかかわらず、入学や入社からひと月ほど経った5月ころになると、元気が無くなり、出社拒否や憂鬱状態に陥り、精神が不安定になる人がいます。

 こうした症状を「五月病」と呼んでいます。

症状は、頭痛、めまい、動悸、朝起きられない、疲れやすい、食欲不振などの身体症状に加え、イライラする、気分が落ち込む、夜眠れない、気力が低下する・・・など症状は様々です。

 このような症状は新人特有なものとは限らず、転筋や転居など環境の変化を契機にして、誰にでも起こります。

 「五月病」は正式な病名ではなく、一般的には自律神経失調症に伴う一つの症状と考えられています。

 春になると草木が芽吹き、冬眠していた動物たちは姿を現します。

あらゆる生命力が天地に満ち溢れようとする季節です。

 自然が一斉に活動を開始するように、人間の身体も伸びやかになるのが春です。

気分が高揚して、気持ちもウキウキして行動的になります。

行楽シーズンといわれるのも、ごく当然のことといえます。

 ところが、環境の変化などのストレスが加わると、そうした高揚したエネルギーをコントロールできず、空回りしてしまうことがあります。

こうして起こるのが「五月病」です。

①クヨクヨ型には加味帰脾湯

クヨクヨ型は、胃腸が弱く疲れやすい、些細なことで傷つきやすい、自分の殻に閉じこもることが多い、夢をよく見る、血色が悪い、最近家族と口をきかない、などが症状の特徴です。

気が弱く、クヨクヨ考え込んでしまうタイプによくみられます。

こうした症状には加味帰脾湯が適しています。

②イライラ型には加味逍遥散

外見的には礼儀正しく、仕事もてきぱきとこなすのですが、自分の感情を抑制しストレスを溜め込んでしまうタイプです。

症状の特徴としては、自分の思うようにならないとイライラする、カーッと熱くなる、目が充血し顔が火照る、気が高ぶって眠れない、などストレスからくるイライラ感が強く現れます。

こうした「イライラ感が強い」ときには加味逍遥散が適しています。

③ドキドキ型には柴胡加龍骨牡蛎湯

最も多い五月病がこのタイプです。

緊張することが多い、普段から驚きやすい、疲れやすく動悸がする、漠然とした不安感があり、夜眠れないことがある、などの症状が特徴です。

いわゆる「あがり症」が昂じるとこれらの症状が現れやすくなります。「ドキドキ型」には柴胡加龍骨牡蛎湯をお勧めします。

この薬には、牡蛎(カキの殻)と龍骨(古代哺乳動物の骨)という天然カルシウムが、緊張からくる精神の興奮を鎮めます。漢方の精神安定剤として幅広く御使いいただける薬です。

ストレスなどの精神症状に対応する漢方薬はいろいろあります。

お使いになる方の体質によって使用する薬が異なります。

是非一度ご相談ください。

 

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分包品1包1g入り60包3,500 円

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