おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 ② 陰陽應象大論篇 第五 第八節 訳
帝曰。余聞、上古聖人、論理人形、列別藏府、端絡經脈、會通六合。各從其經、氣穴所發、各有處名。谿谷屬骨、皆有所起。分部逆從、各有條理。四時陰陽、盡有經紀。外内之應、皆有表裏。其信然乎。
黄帝が申されました。
私の聞くところによると、古代の修養の道理を深く理解した人(聖人)は、身体の成り立ちを理解し、五臓六腑の部位、各臓腑のつながりなどを正しく並べ、その中でも経脈が有り、経脈が縦方向にはしっていることも説明している。
この経脈は某点を基点として、六合、全身、をくまなく通じていて、それぞれの經の通っている、經上には体の気が体表に出現する穴があり、そこには名前があり、谿谷、肉の大会を谷と為し、肉の小会を谿と為す、とあり、すべて骨の中につながっていて(○○谷、○○谿という名称もつけられている)起点となっている。
体表の各部分も同様に骨脈に分かれて、それにはすじみちがあり、春・夏・秋・冬の四季の陰陽の変化についても、一定の規律があり、陽の経脈は凡て体表にあり、陰の脈は凡て裏にあり、両者は相対応しているということであるが、それは真実の言であろうか。と。
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