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黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十 第三節

2012-09-18 09:25:22 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著・鍼灸医学大系 ④ 黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十

第三節

原文

 帝曰。所謂三部。

 岐伯曰。有下部。有中部。有上部。部各有三候。三候者、有天、有地、有人也。必指而導之、乃以爲眞。

上部天兩額之動脈。上部地兩頬之動脈。上部人耳前之動脈。

中部天手太陰也。中部地手陽明也。中部人手少陰也。

下部天足厥陰也。下部地足少陰也。下部人足太陰也。

故下部之天以候肝、地以候腎、人以候脾胃之氣。

訓読

帝曰く「何をか三部と謂うや」と。

 岐伯曰く「下部あり。中部あり。上部あり。部には各々三候あり。三候とは、天あり、地あり、人あるなり。必ず指して之を導けば、乃ち以て眞と爲す。

上部の天は兩額の動脈なり。上部の地は兩頬の動脈なり。上部の人は耳前の動脈なり。

中部の天は手の太陰なり。中部の地は手の陽明なり。中部の人は手の少陰なり。

下部の天は足の厥陰なり。下部の地は足の少陰なり。下部の人は足の太陰なり。

故に下部の天は以て肝を候い、地は以て腎を候い、人は以て脾胃の氣を候うなり。

 

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