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陰陽別論篇 第七 第九節 訳

2010-08-28 09:18:13 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です


黄帝内経素問 
2 陰陽別論篇 第七


第九節

 結陽者腫四支。結陰者便血一升。再結二升。三結三升。陰陽結斜、多陰少陽曰石水、少腹腫。二陽結謂之消。三陽結謂之隔。三陰結謂之水。一陰一陽結謂之喉痹。


 結陽するものは四肢が腫れます。結陰するものは血便をあらわし其の量は一升ぐらいであります。再び結陰すると血便の量は二升となり、三度結陰すると血便の量は三升と量は増えてくるのであります。

 經と陽經とが喰いちがいを起し、陰が多く、陽が少ない場合は、石水といって、少腹が腫大して石のように堅くなるようになります。

 二陽(陽明胃經と陽明大腸経)が結熱(熱が鬱結して消えず臓腑の機能活動を阻害)すると消という(二陽の)陽明の熱が盛んで陰を傷り、穀(飲食物)を消化し飢えて、津液(体内の正常な水液、または人体内のいっさいの体液)を肌肉に栄養しないようになります。

 三陽(太陽小腸経と太陽膀胱経)が結熱すると隔という、飲食が下らず、大便は不通となります。

 三陰(手太陰肺経と足太陰脾経)が結するときには、水症となり、浮腫を起します。

 一陰一陽(手厥陰心包経と手少陽三焦経)に結すると、喉痹という喉の病になります。


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