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陰陽別論篇 第七 第七節 訳

2010-08-22 08:47:03 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です


黄帝内経素問 
2 陰陽別論篇 第七


第七節


 陰
爭於内、陽擾於外。魄汗未藏、四逆而起。起則肺、使人喘鳴。

陰之所生、和本曰和。

是故剛與剛、陽氣破散、陰氣之消亡。淖則剛柔不和、經氣乃絶。


 内に陰が争い、外に陽がみだれると、汗は止まらなくなり、手足が冷えてくるようになります。汗が出るということは熱が肺を攻め、肺をくすぶるようになり、喘鳴を発するようになります。

 

下線の訳

 陰のよく万物を生ずる所以は、陰陽の和にもとづくものであります。五藏の陰のよく生ずる所以も全く同じことで、天真の陽気と相和することによるものであります。鍼灸医学大系

 

陰陽の平衡によって陰がよく生成変化しうる、というのが正常な状態です。東洋学術出版社黄帝内経素問陰陽別論

 

是ゆえに剛と剛とは、陽と陽でありまして、陰陽のバランスが崩れ、陽が盛んになり破れ散るようになり、陰気は之に従い消えてしまいます。

 


 淖という

寒湿偏勝の状態になると、陰陽の変化が平衡を保てず、陰が勝り陽が和せず、経気(経脈中をめぐる気・邪気に対して疾病を防禦する生命力)が尽きてしまいます。

 

 

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