1月4日

心配だったけれど、きっと同じ気持ちの人がいっぱいだっただろうお友達にようやく連絡してみた。お水はまだ出ないものの、いち早く連絡をくれたお友達のアドバイスを守って大丈夫とのお返事で安心した。
同じような感覚なのか？普段あまり連絡してなかった友達からも自分あてに連絡が入った。私はほんと申し訳ないくらいに通常に戻りつつあるので、そのように返事…やはり東日本大震災や阪神淡路大震災を経験された人は感じ方が違うみたいで、ありがたかった。

仕事始めだったので職場へ。
大きなニュースにはなってないけれど、昨日のうちに通勤ルート見てたら通れないところがあるかもと思い（古いところや埋め立て地、川の近くなどの道路が傷んでるところが多い）、いつもよりも30分家を早く出てみた。多少迂回ポイントがあったけれど何とか…早朝にはまだ手が入ってないところもあったようで、遅刻された方も多かったし、まだ休んでる方もいらしたようだった。

私は遅い時間の出勤だったので現場は見てないのだけれど、普段作業時に使ってるお部屋の天井が一部落ちてたらしく、天井自体は元に戻ってたけれど（ライン天井だっけかな？レールみたいなのにボードがのってるだけの天井）ボードの粉やら埃やら、謎の錆びやら落ちてたので掃除になった。
想像よりは職場も被害が無く…古いから壁が剥がれたところがあったけれど、心配してた棚に置いてたものや引き出しのものも無事だった。比較的最近にリスクアセスメントの見直しがあって、面倒くせぇなと思いつつも少しずつやったことがよかった模様。まだ手が及んでなかった部分も意外と大丈夫だったけれど、たまたまだと思って面倒くさがらずにやらなきゃなと思った。

会う方会う方新年のあいさつもそこそこに、地震の話ばかりになった。比較的近くに住んでいても被害状況は様々で。
…余談だけど、物を置いてあった向きで被害の大きさが変わってたんじゃ？という考察をする人もいた。確かに我が家の場合、東西方向に向いてたものが落ちてて、南北方面のは無事だったなと。あとたまたま棚の中に置いてた酒瓶に突っ張り棒で落ちないようガードをつけてたからか、そこは扉の中でも大丈夫だった…とはいえ、これももっと震源地よりに住んでて震度が高かったら何の意味もないんだろうけれど。
小さなお子さんがいらっしゃる家だけど、酒豪のお宅…相当酒瓶が割れたらしく、帰宅してまず室内のお酒臭さに「娘を家に入れられぬ」と慌ててお掃除をされたとおっしゃってた(￣▽￣;)能登地区担当の方も備えて戻られたそうだけど、深刻な話よりも「え？」というノリで（内容は身バレしそうなので書けぬ）不謹慎かもしれないけれど笑えるお話であった。

ほんと、深刻な被災の場所の方のことを思うと気持ちがぎゅっとなるんだけど、通常に戻れた者は自分のペースで…って思うようにした。できることをしようと思う。