うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

ガンダムSEEDFREEDOM THE EXPRIENCEに行ってきました!

2024年05月20日 20時20分08秒 | イベント
一昨日は「双子誕生日記念舞台挨拶」の模様を記憶のある限り思い出して書きましたが、今日はその前後で行ってみた模様をちょいとレポしてみます。

丁度双子誕生日から、池袋で開催されました企画ですが、内容は既に横浜エクや秋葉エクに行ってきましたので、ほぼ新規グッズのみ目当てで行ってきたのですが―――
開場1時間ちょっと前にして、もう凄い行列でした!!Σ(・ω・ノ)ノ!
それでもまだ2列目ぐらいに並べたので、これは舞台挨拶始まる前までには行けるだろう!と思っていたのが甘かった💧
開場後、そのまま列は進んだんですが、何分ゲームセンターの一番奥で開催していたので、まず場所の見当がつかない💦 案内されて進んだ先は「またも待機列( ;∀;)💦」―――外だけじゃなく、中も待機させられ、しかも1時間近く動かない!もう完全に舞台挨拶に有楽町に行かねばならない(その前にお知り合いさん方とご飯の約束していたので)、これはもう諦めるしかないかな~(==;)と悩んでいたら、残り時間10分くらいで会場に入れました!
でもね…これがまたスタッフさんが予測できなかったのか、ゲームの列と物販の列をはっきり分けていなかったので、物販の人がゲームの待機列に並んじゃったりしていて、結構な混乱っぷり。
なので、初日は本当に手探り状態だったみたいです。
横浜はしっかりと案内ついてましたし、秋葉は抽選で会場入りの時間をずらしていましたからよかったんですが、池袋は今までの状況の申し送りとかしていなかったのかな(ーー;)
お友達とlineしていて、思いっきりアスランのスタンプ『本当に使えないな』が滅茶苦茶役に立ちました(笑:使いどころのないスタンプだと思ったのにw)
とにかく時間がないので欲しいものだけひっつかんで、早々にレジに並ぶ。
名台詞キーホルダーなのですが、アスカガ欲しかったんですよ!
アスランのは、カガリのセリフの対になっているものですし、カガリのは指輪がついているから、これは欲しかったんです!
ちなみに名台詞キーホルダーは日曜日の時点でもう完売になったらしいので、早めに行っておいてよかったです。それだけはよかった。
あと、劇場物販で完売になっていたグッズとかも置いてあったので、通販頼んでいなかったらしく、手元になかったものも購入。
やはりオーブマークが入ると手を伸ばしたくなるオーブ国民(笑)
後、台詞キーホルダーは、家に帰ってから『概念ケース』(笑)に入れて用意しました♥
やっぱりね、これよこれ!!(*´▽`*)
この「逃げるな!生きる方が戦いだ!」という無印カガリのセリフと、「強さは力じゃない!生きる意志だ!」という種自由でのアスランのラストのセリフ。
これが対になっているんですもん。21年という時間をかけて、こうして台詞でつながり合う関係が、もうたまらなくって✨(*≧▽≦)b

ともかくこれだけ買って、即有楽町へ。
お友達と久しぶりに一緒のごはん♥
和食の美味しいお店で、メインが鶏の柚子胡椒焼きで、そこにカニ(!)ときゅうりのサラダ、ごま豆腐、胡麻汚しと根野菜たっぷりのお味噌汁、という非常に健康的なメニュー♥ しかもめっちゃ美味しい!!(*´▽`*) 
みんな本当によく、美味しいお店知ってますね。かもしたは殆ど外食(ガンカフェ除く)しないので、こうしたお店を紹介していただけるのは、非常にありがたいです。…今度柚子胡椒焼き、作ってみよう♪

この後舞台挨拶付き上映を見て、レポというか感想は前出通り。

お友達がど真ん中の席を確保され、もう一方は3列目という超至近距離で見られるお席で、二人とも凄かったな( ゚Д゚)!!
かもしたは真ん中のお席をいただきましたが、舞台の全容が見えてすごく楽しく見れました♥お友達に感謝の嵐です!!✨(T人T*)アリガタヤ

終わった後は、やはり双子の誕生会をしなければ!とばかりに、喫茶店でケーキとコーヒーで余韻に浸りながらの誕生会♥
准将の色にちなんで、『栗のタルト』をかもしたはいただきました(ー人ー)
これが濃厚な栗のペーストの中に栗の実がゴロゴロ入っていて、それでいて生地もさっくりしていて美味しかった~~♥♥( *´艸`)
ここではひたすら舞台挨拶の感想を交わし合い、「ライビューでもよいけど、やはり舞台の全容が見られる本会場っていいよね!」とひとしきりチケット取ってくださったお二人に拍手‼👏 ライビューだと画面のアップや引きがあったりして、見られない部分もあるときがあるので(※ありがたいことに、かもしたは基本全てのイベントを本会場で見ることができたので、今回ライビュー体験していないので、実際はどうかわかりませんが、ハサウェイの時ライビュー見たら、結構アップが多くって、舞台の全容見えなかったのが多かったんですよ)本当に感謝✨

ケーキを美味しくいただいたのち、この後はかもしたはもう一方の知人さんとの荷物の受け渡しがあるため、また池袋に逆戻り。
無事に受け渡しののち、「エクが空いてた」とのことで、もう一方一緒に池袋に来たお友達と池袋エク第2弾(笑)を楽しみました♥
朝はゆっくり写真なんか撮っていられませんでしたけど、ようやくじっくりと写メ。でも横浜エクと同じなので、まあいいか。
横浜になかったのは「神経衰弱」で、これは無料なのですが、色違いハロの神経衰弱をやると、MSが登場するもの。お友達はズゴック!見事に引き当てていましたが、かもしたはマイフリでした。まぁそれも良き。
あと、新商品が入った『出撃、フリーダム行きます!』を試しにやってみる。
ありがたいのはB賞の「ストライク」賞は、以前のエクの賞品だった「無印・運命のシーン」に加えて「自由のシーン」があり、しかも選択制で「無印&運命」にするか「自由」にするか、選ぶことができたこと。
なので心の中で(ストライク…ストライク…ストライク…!!)と念じ続ける(ー人ー) そして引いてみたら―――
「おめでとうございます!ストライクフリーダム賞です✨」
・・・
「何故じゃぁああああああ!!Σ( ̄口 ̄;)」

どうしてか、こういう時に限ってこないんですよね💧 お友達は見事にカガリのラストシーンの笑顔で指輪を見せるところをゲットしていたというのに!
で、かもしたも2枚ストライク賞はでたのですが、開けてみると
ズゴックが来た!
二枚目
インジャ弐式来た!(笑)
最後にフリーダム賞で
中にいる奴が来た!(泣笑)
もうね、ここまで来ると
ズゴック「…(私の中に、貴方(隠者)はいますか?)」
隠者弐式「…(私の中に、貴方(アスラン)はいますか?)」
って、笑う以外何もできない( ;∀;)
喜んでいいのか悔しいのか。姫様が全然来ないので、ストフリ賞はカガリ様のボードいただきましたよ♥
フリーダム賞のカガリと一緒♥ まぁこれ横エクでも取れなかったので、ありがたい。やってよかった♥
ゲームを楽しんだ後は、最後に誕生日当日に飲むお誕生日記念ラテ♥

お友達のアスカガちびぬいと共に、一緒に撮影させていただきました♥
ここのラテアートは、生クリームが滅茶苦茶頑丈なので、溶けることなく最後まで楽しめます♪
お席の関係で、どうしても光ってしまって、顔が鮮明にならないのが残念ですが、本当にきれいに発色してます。
ガンカフェの最初の頃のラテアートのは、結構荒かったので、この短期間で凄い進化しましたね。
ちなみに横エクになかった🍓ミルクと🍌ミルクなのですが…「甘かった」
これで生クリームも容赦なく甘いので、甘いもの好きな人向けのオーダーでしたね。

…こんな感じで、池袋エクを満喫して帰ってきました。
夜は「ロッカールーム」も空いていたので、今度はアスラン以外でまだやっていないキャラでチャレンジしてみようかな。

***

さて、池袋エクから話は飛んで、金曜日は3か所、日曜日も2か所劇場回って、最後の入場者特典のアスターストーリーイラストを狩りに行ってきたんですが、これがまた『キララク』ばっかりで、全然他のが出ないんですよ💦
日曜日にようやくシンルナアグネスが来たんですが、結局アスカガのアフターストーリーは手に入れられず;つД`)💦
もうこの後は流石にレイトショーばかりで見に行くことができないので打ち止め。
悔しいですが、お友達でアスカガゲットされた方に、現物を見せてもらえたのでよかったです(T人T)感謝✨
内容的に一番笑えたのが『キララク』だったという意外さよ(笑)まさかのあのオチとはw

あとすっかり忘れてた、カラオケのJOYSOUNDのクリアファイルも届きました♥
容量の関係で写メがUPできないのですが、アスカガが歌っている絵図ですけど、皆さん「アスランって一体何歌っているんだろう?」という疑問が方々で出てましたね(苦笑)
「ニコルのお墓の前で「千の風になって」を歌っていそう」というのがありましたが、かもしたは先日それこそ仙台の舞台挨拶を見に行った時、石田さんが「今夜も生でさだまさし」をよく視聴されていると聞いて以来、アスランがさだまさしの歌を歌っているようにしか、見えなくなってきました♪
『♪北の国から』とか、歌っているんでしょうかね。あれ「♪あ~あ~あああああ~」とハミングしかないので、アスランでも歌えそうですが。ちなみにかもしたは『♪道化師のソネット』が好きです(^^ゞ
カガリはもう歌ばっちりですね!シンディの時から『♪プレシャスローズ』歌ってますし、SeeSawさんのイメージソングの『♪暁の車』『♪焔の扉』もありますし、何より森さんはヅカ出身✨ですからね!歌なんてばっちりですもん。
こちらはまた後日、こっちにUPしようと思います。
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キラ&カガリ誕生日記念舞台挨拶に行ってきました!

2024年05月19日 00時35分35秒 | イベント
昨日はお知り合いさんが見事に双子誕生日舞台挨拶の本会場の入場券を手にされ、おこぼれに預かり、丸の内ピカデリーまで舞台挨拶を見に行ってきました!
入り口には告知ポスターが!
↓裏に監督から温かいメッセージが♥

いつもなら、ここで細かく舞台挨拶の模様をレポしてますが、今回は筆記用具持って行かなかったのと、内服薬の影響で、ちょっとぼんやりしていたので、鮮明に記録できませんでしたが、現場はとにかく「楽しかった!」の一言に尽きました。
なので、覚えているところだけ、箇条書きにメモしていきます。

・登壇順はいつも通りの保志さん、田中さん、石田さん、下野さん、そして初登場の福山さんに続き、福田監督。
・保志さん「こんにちは、キラ・ヤマト役の保志総一朗です。ぱっぴー!」に会場「ぱっぴー!(≧▽≦)ノシ」
・田中さん「ラクス・クライン役の田中理恵です。よろしくお願いします。」
・石田さん「アスラン・ザラ役の石田彰です。東北の方にも舞台挨拶に行きましたが、どこも皆さん駆けつけてくださって、今日もこんなに沢山の方が集まってくださって、とてもありがたいです。今日はよろしくお願いします。」
・下野さん「オルフェ・ラム・タオ役の下野です。よろしくお願いします。」
・―――ここまでは良かったんだw
・福山さん「あるべるとはいんらいんやくのふくやまじゅんですきょうはさいごのぶたいあいさつにまさかよばれるとはおもわずばちがいなきがするのですがよろしくおねがいしm…(噛んだw)ます。」←これを見事に早口で句読点なく言った感じです。早送りではなく普通に口上してます(笑)
・福山さんの自己紹介に会場大笑い!
・福田監督「監督の福田です。こんなに長く楽しんでもらえるとは思いもよらなかったです。今日はよろしくお願いします。」
・司会者さんより「あと数日で全国公開終了となりますが、今の気持ちを」ということで質問あり。
・保志さん、「TVシリーズから18年経ちましたが、若いスタッフから「見ていました」という声を掛けられることもありました。」
・田中さんは、「1月の舞台挨拶の時から、あっという間でしたね。」等々。
・石田さんはやはり「こんなに全国の皆さんに見ていただいて、自分は仙台と栃木に舞台挨拶に行ったのですが、都市部だけじゃなく、日本全国楽しみにしてくれていたんだなと実感しました。」
・下野さん「自分が見ていたSEEDにまさか参加することになるとは思わず、参加できて本当に嬉しかったです。」
・福山さん「僕は『スターゲイザー』の方で出ていたんですが、まさかSEED本編の方に呼ばれるとは思わず、とても光栄でした。舞台挨拶にもよばれるとは思っていませんでしたが、呼んでくれればどこにでも行く福山です!」に会場(笑)
・監督「アニメ映画って3~4週、一か月くらいの上映が普通で、僕たちもその認識でいたんですが、こんなにロングランになって、本当に全国の皆さんが楽しみに待ってくれていたんだなって。何回も見てくださって、もう「何回見ました?」って聞くのが怖くなりました(笑)作るにあたって思うのは、「視聴者が楽しんでくれればいい」という考えで作っているので、待ってくださっていた方や、新しい人たちも楽しんでくださったことが何よりです。」
・司会者さんより「22年間、自分のキャラを演じてこられていかがでしたか?」
・保志さん「保志総一朗といえば「キラ・ヤマト」と言われるほどの代表作になりました。ずっとやってくださっているスタッフさんももう家族みたいな感覚で、それで「子供の頃見ていました」というスタッフの方に声を掛けられることもあって、ずっとキラを演じられて自分の人生の一部みたいになりました。」
・田中さん「ラクス、そしてミーアを演じてこられて、本当に保志さんも言っていたように家族みたいで…」
・とここで、田中さん、感極まってこらえきれずに涙が溢れる。
・そこにすかさずスタッフさん&保志さんがハンカチを差し出す!
・石田さん「準備されてたんだ・・・」
・どうにも最前列の観客さんが涙されていたのを見て、釣られたようです。
・その石田さんは真面目に「アスランという役を演じられて、大変勉強になりました。」という感じのコメントを。
・下野さん&福山さん「「・・・」」
福山さん「僕たちはどうすれば・・・」に会場(笑)

そして、ここからはキラ&カガリ誕生日会!
・先ずは皆さんがSNSに送ってくださったメッセージをケーキ型にした、サプライズ映像が!

・一人だけサプライズだった保志さん「そうなんだ。台本に無かったけど、皆のも無かったでしょ?」
・保志さん以外の皆さん「・・・(ニヤリ)」苦笑中w
・やっぱり安定の保志さんのボケは必須( ̄▽ ̄)
・そして、映像を見ながら皆さん「・・・どうやって読むの?」に会場(笑)
・縦読みだったり、横読みだったりで、確かにわかりづらい。おまけに―――
・(キラが青のハロ。カガリが黄色のハロの飾りつけのメッセージになっているんですが)福山さん「黄色が見えませんね」に会場(笑) 確かに見えない!Σ( ̄□ ̄|||)
・司会者さん「皆さん、見過ぎて舞台から落ちないでくださいね。」
・監督「前、仲さん落ちたから」コワイコワイ💦
・司会者さんが、メッセージをいくつか読んでくださる。
・一人、非常に気合の入ったメッセージ(キラが初恋だった方)に皆w
・司会者さんの先導で「キラ・カガリ、お誕生日―――」
・会場「おめでとう!!」の大拍手!保志さんちょっとぺこぺこ♥
・ここで、カガリ役の森さんからお手紙が!司会者さんが代読してくださる。
・とっても愛の籠ったメッセージでした♥ シンディからバトンタッチされて、多分プレッシャーも大きかったと思いますが、それでも演じ切った森さんの想いがひしひし伝わってきました。温かいメッセージが続きますが―――
・森さん「こんなに愛されているカガリに会えて、とっても大事にしたいと思いました。アスラン、カガリのこと責任とってくださいね!
・石田さん「・・・責任・・・とりましょう。浮気しないで。」に会場(笑)(言ったな!)
・でも以前は割とカガリとの関係について、石田さんのコメントは割と塩味系だったんですが、20年経って大分塩味が薄まってきた感じがしますwリップサービスかどうかはわかりませんがw
・他のキャストさんからも、お祝いをということで保志さん以外からメッセージを順番にいただくことになったのですが、
・田中さんに「(前略)アスラン、カガリを幸せにしてあげてくださいね!」に
・石田さん「・・・元カノに言われても・・・」に会場大爆笑!
・その石田さん、キラとカガリの誕生日について「僕みたいな歳になると、こんなに大勢の人から誕生日を祝われないですよ。小学生くらいまででしょう?大勢で誕生会するなんて。だからキラとカガリはいいなぁって。」
・という石田さんに向けて福山さん「じゃあ石田さんの誕生日記念の上映会やりましょう!」会場(笑&拍手!!)
・石田さん「11月ですか。」
・福山さん「アスランの誕生日って何時?」に会場から「10月29日!」
・監督「近いじゃない。さそり座だ。」
・保志さん「いい時期ですよね。暑くもなく、」福山さん&石田さん&下野さんも加わって「「「寒くもなく」」」に会場(笑)
・監督「アスラン、どうやって責任取るの?」
・石田さん「・・・そうですね・・・アスランと心の糸電話で、こう・・・あの指輪。あの守り石をちょっと削って指輪にはめる。あのFAITHのバッジを溶かしてですね、指輪の形にして、それに石をのせて・・・」
・監督「・・・呪いの指輪じゃない・・・」に会場(笑)
・ここまでくると、本当に福田監督はカガリのことが好き(笑)なのが伝わってきますw
・森さんのメッセージ「キラというがいてくれたことで、姉として(!)頑張れたと思います!」
・保志さん「えっ?弟!?」←凄く意外そうに驚く(22年間自分を兄と信じて疑っていなかったような。というか、そんなところ気にしていなかったというか。多分後者だと^^;)
・皆さん「弟だよね?」
・保志さん「僕の方が上でしょう?」
・監督「両澤は「カガリが姉」と言って譲らなかったんですよ。僕は「う~~~ん」って感じで、結局決着はついてないです。まぁ、双子なんで、どっちがどっちでも。」
・福山さん「カガリがキラを祝ってくれているんだから、キラからもカガリに言わないと」
・保志さん「はい、弟として―――あ!」
・会場(笑)←先ほどは「自分が弟」だとは認めない発言があったのに、サラッと言い切った保志さんに(笑)
・監督「カガリはね、『好き避け』するの。キラのことは本能で「きょうだい」だと感じ取れてる。だから抱き着くでしょ?でもアスランには抱き着かないw」
・福山さん「わかります。何とも思っていない男の子に抱き着いて、男に勘違いさせるタイプですね!?」に会場(笑) 保志さん、懸命に否定!(笑:この辺のやり取り、大歓声で聞き取れなかった💦)
・司会者さんより「実はキラとカガリにサプライズ映像が届いているんですよ!」
・映し出されましたのは、平井先生手書きのカガリを抱っこするキラのバースデーイラスト。
・森さんは既にイラストを拝見していたらしく、「カガリを抱っこしてジャンプするキラは力持ちですね!」
・保志さん「膝ついていますよね?」
・福山さん「いや、ジャンプしているでしょ?」
・監督「これ僕が依頼したんですよ。ジャンプしてる」
・福山さん「やっぱりジャンプしてるじゃん!」
・監督「アスランはジャンプどころか、もっとやってたでしょ。」(※二人の逃避行における、「カガリ抱っこしたまま壁を駆け上る!」)
・石田さん「・・・」←読んでいらっしゃらなかったのか、ノーコメント。
・こんな感じで、笑いの中司会者さんが「そろそろお時間になりましたので・・・」で、皆さん一言ずつコメント。
・保志さん「あと数日で全国上映は終了になりますが、まだまだSEEDシリーズは終わらないと思いますので、よろしくお願いします。」
・田中さん、石田さん、下野さんと、一言ずつ続いていくのですが、
・福山さん「SEEDという作品に関わることができてとても嬉しかったです。呼ばれれば福山はどこにでも行きますので。そして石田さんの誕生日に是非誕生日記念上映会を―――!」としゃべりが止まらず、下野さんが「そこ止めて!」で会場(笑)
・監督「こんなにロングランになるとは思ってもおらず、本当に皆さんのお陰です。SEEDシリーズは今後も続きますので・・・って言うと、また「言うな!」って言われるといけないので(苦笑)、まぁ今後も何かの形でできたらいいなと思っております。」
·司会者さんから「最後の締めを保志さんにお願いいたします。」
·あ、絶体グダグダになるやつじゃん( ̄▽ ̄;)
·でやっぱり話がうまく切れなかったですが、いつものお約束で逆に安心感が出ました(笑)
とこんな形で、大分口上は省略しておりますが、大体こんな感じの内容でした。

今回で分かったこと。言葉の暴走機関車になりやすさ度
下野さん<田中さん<石田さん≦保志さん<<<<福山さん!(笑)
まさかの保志さんのしゃべりを抑え込んで、福山さんが喋り&ツッコミ&ボケを一人で全部やってくれることになるとは(笑)
ちなみに以前は保志さんの暴走を止めるのは石田さんの役目だったのに、最近石田さんも案外しゃべりが止まらなくなることがあって、鈴村さんに止められた現場を発見(※仙台)したので、同率に近づきつつありますw

皆さんが舞台から降りられた後、何と、CGチームから感謝の映像が上映!
何と、劇場版に登場したMS&戦艦が全てポージングしていく映像が!!
ライフリやイモジャ、ゲルググにギャンといった、劇場版前編で活躍したMSから始まり、デュエルやバスターのZAFT陣営、ブラックナイトスコードと戦艦、アカツキをはじめとするオーブ軍主力MS、そして最後にズゴック!&ディステニー&インパルス&マイフリ&インジャ弐式!
此処で面白かったのが、CGチームのアイドルと化している(笑)ズゴックのX
ウイングがあのシュラと対戦したときのポーズを取ったら外れて、最後に控えたインジャ弐式の背中にドッキングする!という演出が!とにかく、あの拳法ポーズが好きだな(笑)
もうCGチームといえば、ハロ→ズゴック(興業○億円突破の看板をいつも持ってくれてたw)→インジャ弐式→アスラン(笑)までやってくれていたので、まさか最後にまたアスランがなんか持って(しかも不機嫌そうな顔w)出てくるのかと思いましたが―――CGチームは真面目でした( ー`дー´)キリッ✨

―――ともかく、笑顔に溢れた楽しい誕生日会・・・じゃなく、舞台挨拶でしたw
この後、本当のファイナルの舞台挨拶がありましたが、前半の双子誕生日舞台挨拶は明るい雰囲気でした。やはり最後ということで、感極まった方もいらっしゃいましたが、かもした的には「終わり」という感じが全くしないんですよね。
何しろ22年前から見守り続け、19年間劇場版を待ち続け、もう待つことに全然慣れてしまって(笑)
改めてSEEDの劇場版が告知された2022年5月になるまでの間、、自分の中のSEED,アスカガの幸せを妄想して、こうして形にして維持し続けていられたので、だから今後も見守れそうな気がします。寿命が尽きない内は(笑:現実問題)
とりあえず脚本が残っている「フリーダム強奪事件」は、何かしらのメディアで出てくると思うので、それを待つことにしましょう。

あと同日「池袋エク」にも行ったのですが、それはまた後日に。
一日中種漬けで、楽しい一日でした!(≧▽≦)b
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君に笑顔のプレゼント

2024年05月18日 00時00分13秒 | ノベルズ
オーブ・アカツキ島の昼下がり。
<ブロロロロ―――ッ、キキィーーーッ!>
島の外周に設けられた私道を、漆黒のガルウィング・スポーツカーが駆け抜けていく。
ハイスピードも華麗なるドライビングテクニックで、軽々とカーブをすり抜けていく。
ハンドルを握る黒髪の男性と、そしてその隣には長いストレートの栗色の髪をなびかせた女性が一人。
次第に減速した車が、隣の女性に負荷をかけることもなく、道路の終点で静かに止まる。
道の終着点は白い砂浜の広がるタキツヒメ海岸。その浜辺にたった一軒、木造の別荘がこじんまりと佇んでいる。周りには建物もなく、人の手が殆ど入っていない、静かな波打ち際とともに、自然のゆったりとした空気が包んでいる。
栗毛の長髪の女性が先に車から下りる。すると待ち構えていたように、一人の女性が現れた。
「お待ちしておりましたわ。さぁ、中へ。」
ピンクの髪を後ろで一まとめにした彼女は、ラクス・クライン。
プラントの歌姫であり、指導者であり、先月までは世界平和機構コンパスの総裁でもあった人物だ。
「一か月ぶり、かな?…元気そうでよかった。」
海風にあおられる長い髪を抑えながら、女性はアルトの声で答えた。
ラクスはコンパスの総裁だった頃より、随分と顔色がよくなった。あの空色の優しい瞳にも輝きが戻ってきている。
女性は人心地、安堵したように、ラクスに招かれるまま別荘の中へと足を踏み入れた。
中に入るとすぐに待ち構えていたのは、ハルマ・ヤマト。深々と頭を下げる彼に彼女は頭を上げるよう告げると、ラクスに案内され、そのまま一番奥の部屋へと案内された。

そこには広めのベッド。そしてテラスにつながる窓は解放され、砂浜につながるウッドデッキには一組の男女が海に向かうようにして座っていた。
「お見えになられましたよ。」
背にかかる柔らかなラクスの声に、最初に顔を上げたのは女性のほう―――カリダだった。そして驚きのあまり目を見開き、悲鳴を抑えるように口を両手で覆う。
「…ね、姉さん!?」
栗色の長い髪、微笑む口元も、鼻筋も、まるでカリダの中にある記憶、そのままのヴィアが目の前に立っている。
母の異変を察知したのか、反対のロッキングチェアに深く座り込んでいた男性がようやく上体を起こす。
「母さん?どうしたの…―――!」
彼こそ世界が認める最強のパイロットであり、コンパス実働部隊隊長のキラ・ヤマト。その彼も目の前に立つ女性を見て、たちまち紫の瞳を見開いた。
「あ…貴女は…」


―――続きはこちらから。


***

それでは毎年恒例の―――

「双子、お誕生日おめでとう!!🎂\(≧▽≦)/🎊」
(※ケーキは私の誕生日と一緒のでゴメン💦)
ある意味、劇場版で現在の時間軸になったので、今年は20歳の誕生日っていうことですね!
日本ですと成人年齢18歳(※飲酒とタバコは20歳から)ですし、もっと言えばコーディネーターは15歳成人でしたっけ。ですから二人とも既に大人ってことですが、それでも20歳って何か特別な気持ちになりますね♥
劇場版では双子の絡みが一切なくって(哀)、カガリが「キラはそんな奴じゃない!」と叫んだり、ルージュの中で「お父様、民をお守りください・・・キラ!」ってカガリからのキラを語る台詞はありましたけど、キラからは無かったので・・・寂しい💧
まぁ、ラクスのことでキラはいっぱいいっぱいでしたでしょうし、カガリにはアスランはじめ、メイリンやミリアリア、サイたちがいてくれるから、ラクスに一直線になれたんでしょうね♥

本日劇場で双子誕生日の舞台挨拶がありますけど、森さんが登壇予定にまだないので、サプライズ登場されないかな~✨
ビデオメールとかでもいいなぁ~
石田さんから、双子にどんなお祝いメッセージ来るかな~♥
かもしたは舞台挨拶落選だったのですが、お知り合いさんが被ったのをお譲りしていただけることになったので、今日は思いっきりお祝いしてきます!

ちなみに、今日劇場3か所回ってアフターエピソードカードゲットしてきたんですが、ものの見事にキララクばかりで、アスカガの影も形もありませんでした(ノД`)・゜・。
今回のこのアフターエピソードカードの効果か、どこの劇場も完売で、日曜日まで残っているかな~??
最後の一回、アスカガが降臨してくれますように!!(>人<)
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療法経過&FW 傲慢(笑)ガンダム

2024年05月16日 21時59分00秒 | 雑記
療法に通い始めて、最近ようやく自分の中の「焦燥感」や「強迫観念」みたいなものの原因がわかってきました。
本当に「待てない」人間だったんだなって。
子供の頃、確かに夏休みの宿題とか7月中にドリル終わらせる人だったんですよσ(一▽一*) 貯めておくのが好きじゃない、というか嫌なものはとにかく早く終わらせる、というタイプ。
一見すると「ちゃんと宿題を早めにやって、真面目ですね」という評価を受けそうですが、別視点からすると「待っていられない」という短所になるわけで。
なので自分が「やる!」と決めると、速攻パカパカ決めてしまうので、「周りが見れなくなっている」という、大きな落とし穴をずっと見逃してきたんだと、今更気づきました。凄い手遅れ( ;∀;)
一人でやる物なら迷惑も最小限ですけど、グループやチームでやる物は、足並みそろえることとか、周りの人たちの状況も鑑みてやらなければいけないのに、言い出しっぺのまま、フルスピードで走っちゃうから、色々ダメ出しされてたんだな。
今日カウンセリングで「大分気づきは見えたようですが、実行に移せるか移せないかが、この後大変なんですよ💦」と。子供の頃だとまだ柔軟性があるので、矯正できる伸びしろの部分があるのですが、年取ると、その伸びしろとか全然なくなって、むしろガッチガチになっているので、修正かけるのはかなり大変な工程になるようです。
でも決めたからには、やれるだけやります(`・ω・´)ゞ
SNSとかから離れて、最近は心の平穏を保つ時間が長くなってきたので、血圧も下がってきましたしw
こうしてここに独り言書いて、発散できるのも落ち着きます。

心が騒ぐといえば、今日岸部露伴先生(高橋一生さん)と編集の鏡花ちゃん(飯豊まりえさん)が結婚した報道を聞いて、なんか妙に嬉しくなりました♥
まさかのジョジョ婚ですか!( ゚Д゚)
これは荒木先生も驚きでしょう✨
なんか次回から岸部露伴シリーズ(ドラマ)見るのが、別の意味で面白くなりそうです♥

加えてもう一つ心躍るのが、13日に発売されました、「FW GUNDAM CONVERGE#25」。

ガムが一粒600円(笑)するアレです。
今回のラインナップで、「マイティーストライクフリーダム弐式」と「プラウドディフェンダー」が発売されたんですが、ガム嚙み締めながらくっつけました!(*´▽`*)b✨
ストフリ弐式。
キラもですが、アスランも一時シュラをおびき出してアルテミスの傘を開かせる時に搭乗してましたので、この姿は拝んでおかないと(ー人ー)
ちなみに後ろの翼は開きません💧 角度は変えられるんですけれどね。
来週HGのマイフリが発売になりますが、予約できなかった(即完売)ので、悲しみの涙を飲みつつ、こっちで慰めてもらってます。

そしてプラウドディフェンダー付きの「マイティストライクフリーダム」がこちら!
こっちは流石に別売されていただけあって、ちゃんと翼が開きます。
ネットじゃ攻守絶対なので、「傲慢ガンダム」とか「傲慢フリーダム」(笑)などと言われておりますが…本当、このスケールでも圧倒されますよ。
ちなみにフツノミタマが上手くはまってくれなくって、しょっちゅう落っこちる事態になっているので、ハインラインさんにその辺りちゃんとナノレベルで修正しておいて貰いたいです。(`・ω・´)ゞ
机の上でPCとともに並んで鎮座しております。

あと全くこれとは別に、極楽湯のカガリのキーホルダーをゲットできて、こちらもご機嫌♪
アスランは自引きできたので、二つ並べてくっつけておこう♪(^^ゞ
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SEEDFREEDOM、最後の特典「アフターカットポストカード」の小話問題

2024年05月14日 21時56分58秒 | ノベルズ
=「ただいま!」=

レクイエムは破壊され、アコード達の母艦であるグルヴェイグは轟沈した。
これによりファウンデーションとの戦闘は終結した。
ミレニアムから上がる帰還の合図の信号弾。
まもなくアカツキに続き、インパルスとディステニーガンダムが帰還した。
「おい、アグネス。一体今まで何やってたんだよ!?」
ヘルメットを放り投げ、キャットウォークの上でルナマリアの腕をとったまま離さないアグネスに、シンが文句を垂れる。
「何って、そりゃ決まっているでしょ!?総裁がファウンデーションのシャトルで脱出したんだから、後を追って当然よ!」
さっきまで敵に寝返っていたのに、さらっと言い訳するアグネス。命がけに加え、己の(男性に対する意識の)尊厳をかけて戦っていたとは思えないほどの回復ぶりに、ルナマリアは辟易する。
(はぁ~総裁じゃなく、本当は男について寝返ってたって、どうやって報告すればいいのよ…)
悩めるルナマリア。そんな彼女を渡すものかとばかりにシンがルナマリアの腕を引っ張る。
「え!?シン!?///」
「お前が無事だったのはいいけど、ルナと戦っていたってことは、敵に寝返ってたってことだろ!?そんな奴がルナの腕をとるなよ!」
必死なシンに、ルナマリアは思わず嬉しさと照れくささが綯交ぜになる。勝手に赤くなっていく頬をごまかそうとするルナマリアの右腕を、更に引き寄せるアグネス。
「何言っているのよ!この山猿!!ちょっとばかりブラックナイツやっつけたくらいで調子に乗らないでよ。アンタ、何も考えずに戦っていたんでしょ?脊髄反射で生きてるようなもんだものね!」
「何を~~っ!!」
「まさかと思うけど、アンタが隊長とかだったら私は絶対反対よ!ルナマリアが隊長だったらついていくわ♥」
「俺は隊長に「ミレニアムを頼むよ」って言われたくらいだぞ!」
「あ~ぁ。いい気になっちゃって。豚もおだてりゃ何とやら、ってやつ?」
「アグネスーーっ!!」
ルナマリアは頭を抱えたいが、両手を引っ張り合われて身動きさえできない。
ヤマト隊長だったら、ここできっと止められるんだろうな、この二人を…
自分が隊長に向いているか否かはともかくとして、今はこの二人を止めないと
(も~~!!こういう時どうすればいいのよ~~!?)
すると
「シン!ルナ!アグネスーーーーーっ!!」
キャットウォークの向こうから、大勢の声がする。
整備班の皆が手を振って、ヴィーノが飛びつかん勢いで寄ってくる。
「みんな、どうしたのよ。」
呆気に取られているアグネスに、ヴィーノは涙を浮かばせながら満面の笑みで言った。
「お帰り!」
見ればみんなが顔中クシャクシャにしている。
「お帰り、シン。」
「ルナマリア、お疲れ!」
「アグネス、お帰りなさい!」
3人がキョトンとしていると、シンがようやく口を開く。
「どうしたんだよ、泣くことかよ。」
「だって…だって、生きて帰ってきてくれた…」
ヴィーノが涙を拭う姿を見てシンとルナマリアはハッとする。

そうだ。前回の大戦で、決戦時、ミネルバは轟沈し、みな救助艇で脱出したのだ。幾人もの仲間を失って。
そしてシンとルナマリアもまた、取り残された月面で、終結の信号弾を仰ぎ見ていた。
負けた…でも生き残れた…
必死に戦い続けてきた結果の無慈悲さに、ただ涙しか出てこなかった。そこに手を差し伸べてくれたのはアスラン。

あの時は言えなかった―――「ただいま」って

シンとルナ、そしてアグネスは顔を見合わせると、一時微笑み彼らに言った。

「「「みんな、ただいま!」」」

笑顔に包まれるミレニアム格納庫。
「あ、でもやっぱり私はシンとは組まないからね。」
先ほどの続きとばかりにアグネスがまた強気に出る。何しろ整備班には彼女のファン(というか手名付けたw)が多いのだ。背に応援を受けて、アグネスがまた噛みつく。
「アグネスなんて、ルナにも負けてるじゃん!やっぱり俺の方が隊長に向いてるって!」
「やめてよ!だったらやっぱりルナマリアが隊長でいいじゃん!」
「もう…あんたたち…」

ため息交じりのルナマリア。
そんな彼らの様子を、遠くからヒルダが見守る。
「マーズ、ヘルベルト。…あのひよっこたちの面倒を見なきゃならんから、まだまだお前たちのところには行けなさそうだ。」
苦笑するヒルダの背をそっと押すような感覚。
(大丈夫ですぜ、姉さん!)
(姉さんの背は、これからも俺たちが見守ってますって!)

あの3人に自分たちの昔を重ね、ヒルダは満足そうに微笑んだ。


=勝利の女神=

「キャバリア―アイフィリッド2、着陸します。」
慣れ親しんだCICミリアリアの声に、カガリはストライクルージュのグリップをオフにした。
地を踏みしめた感覚がMS越しに伝わってくる。
「さーて、まずはアレから片付けるか!」
拳にした右手を左掌で受け止め、カガリは視線を再び戦闘モードに移行する。
先ほどはつい微笑んでしまった。
オーブに帰還中、右についたキャバリア―0とインフィニットジャスティス弐式。
真っ先にモニター回線を開いてきたのはアスランの方だった。
ヘルメットを取ったその翡翠は、先ほどまで死闘を繰り広げていた男のものとは思えないほど穏やかで。
そっと守り石を見せながら、口に出さずに思いだけを告げてくる。
―――「石が守ってくれたよ。」
その微笑みに、今は最大の「お疲れ様」を込めて、カガリも「お守りの指輪」を見せて答えた。
だが、本国に戻ったら先ずは真っ先に問いたださねばならないことがある!
(―――「神聖な戦いの場に何と破廉恥な!!」)
あのシュラとかいう男は確かにアスランをもしのぐほどの最強の戦士だった。
戦いの前に綿密に作戦を立て、読心術を逆手にとって彼の不意を衝く作戦をアスランが指示した。
「カガリ」―――その名を読んだ時が合図。リモートに切り替える瞬間、遠隔操作がバレないようにと、アスランがカガリをイメージする何かを想像する、ということまではカガリも頷いたのだ。
だが、飛び込んできたのは

―――「破廉恥な!」

オーブ代表の破廉恥な姿など、まさかあの、まじめなアスランが考えるなんて!
「一体私の何を考えたのか。降りたらすぐに問いただしてやる!」
ステップを下降させ、オーブの地に降り立つ。
そこは砲弾の後も、瓦礫もない。
レクイエムの脅威から、無事に国を守れたのだ。
その安堵が先立つ。とその先に、見慣れたパイロットスーツの彼がいた。
(見つけた!)
カガリは走り寄る。するとそんなカガリの気持ちを知ってか知らずか、アスランはやや俯いていた。
(反省の色は、一応あり、か?ならばしっかりと反省を弁じてもらおうか)
「アースーラーンッ!!」
彼の目の前に仁王立しようとした瞬間、
(え…?)
体がふわりと宙に浮く。
次に下半身を支えられている感覚に、カガリが下を向けば、アスランが満面の笑みでカガリを抱き上げていた。
「カガリ、よく頑張ったな!」
アスランがこうしてあからさまに人を褒めることは滅多にない。
カガリを抱いたまま、嬉しそうにくるくると回る。
「お、お、おいっ!ちょっと待て!」
回る視界をよく見れば、メイリンは恥ずかしそうに目を覆いながらもしっかり指の隙間から、二人を目に焼き付けており、ミリアリアは「広報に使うわよ!」とばかりカメラを抱えている。サイまで楽しそうに笑っている。
(こんなに皆に見られてるじゃないか💦)
慌てるカガリは、怒るタイミングをすっかり失ってしまった。
何よりこうした行為を見られることを、一番嫌うタイプじゃないのか、この男は!?
「おい、アスラーーー」
だがカガリは言葉を閉じた。
何より自分を見つめるアスランの瞳があまりにも嬉しそうで。

あのシュラとの駆け引きは、あの瞬間、文字通りカガリがアスランの命を握っていたのだ。
負ける算段はしない男だ。それでもたった一瞬自分の命をカガリに預けたのだ。
目の前で自分を抱え上げるアスランは、自分が守ったのだ。
するとカガリの中に、怒りを通り越した安堵が溢れてくる。
「アスランが生きてくれてよかった。それだけじゃない、オーブもみんな無事だ。」
傷一つ負うことなかったオーブ。目の前で自分を抱き上げてくれるのは、国とまた別の意味で一番大事な男性。
カガリの大事なものが一つとして欠けることなく残った、込み上げてくる喜びで、カガリはアスランに笑いかける。
アスランは頷く。
「そうだ、君が守ったんだ。君を中心に人が集まった。そして皆が力を合わせて守り切ったんだ。」
アスランはカガリを抱え直しながら、カガリの視線を外に向けさせる。
すると
「代表ーーー!」
「やりましたね!」
「オーブが勝ちましたよ!」
「アスハ代表、万歳!!」
オーブ軍の兵士が、国民が、いつの間にかカガリを中心に輪を作って歓声を上げている。
目の奥に熱いものが溢れてくる。

2度の砲火に晒され、またこうしてレクイエムへの脅威にさらされながらも守り切った国と人々。
カガリは涙を止めることなく手を振る。
ずっと遠くの皆にまで手が届く様に、思いっきり。

ひとしきり落ち着くと、アスランはカガリをゆっくりと下ろそうとする。
その瞬間、ほんの一瞬、アスランの囁きが耳を擽った。

「ありがとう、俺の…俺たちの”勝利の女神”」

そして甘い囁きを告げた唇が、誰にも気づかれないように、そっとカガリの頬に触れた。



=静かな夜に=

波の音だけが静かにさざめく砂浜。
小さな家の明かりがぽつんと一つある以外、浜を照らすのは満天の星々。
「静かだね・・・」
「えぇ。」
つい先ほどまで、激戦を戦い抜いていたとは思えないほどの穏やかな空間。
見上げると、いくつもの流れ星が降り注いでくる。

それを見ると少しだけ、キラは切なくなる。
流星は宇宙に散った残骸が、地球の重力に引かれ、大気圏で燃えているもの。
その残骸の多くは・・・おそらく、今日の戦いで散った多くの命と兵器。
「大丈夫ですか?キラ。」
彼の足にそっと手を添え、ラクスが心配気に覗き込んでいる。
彼女はあの時を思い出したのだろう。
第二次ヤキンデューエ戦。あの大戦でようやく終結を見たが、まだ混乱も戦乱も収まらない世界で、キラは自分の戦ってきた意味をずっと自問自答し続けてきた。
疲弊しきった精神は気力を削ぎ、ただ海を眺めて過ごすだけの日々だった。
その心の傷もまだ癒えない内に、ラクスはデュランダル議長に命を狙われ、カガリは自分の身を犠牲に国を救おうとした。
キラは自分が動かなければと、癒えない傷を抱えたまま、また戦場に戻ったのだ。
そしてディステニープランを否定し、その先の自由な未来を作る責任を一人で抱え込み続けた彼の苦悩。
計り知れない傷を負っていることを、ラクスは知っている。
だが、そんな彼女に手に自分の手を重ね、キラは微笑んだ。
「大丈夫だよ。今の僕にはラクスがこんな側にいてくれるから。」
「キラ・・・」
ラクスの肩を抱き寄せ、ラクスは甘えるようにキラの肩にもたれる。
その細い肩を抱きながら、キラも思う。
こんな華奢な双肩に、苦悩―――アコードという事実を抱え込んだ彼女を。
守りたい。ただラクスを。
「僕は欲張りすぎたのかな。」
キラは自分の手をかざして見せる。
「僕がやらなきゃって思ったんだ。ラクスを笑顔にして、沢山大好きな歌を歌える世界にするんだって。」
「私も思っていました。キラを早く自由にしてあげたい、と。」
「何で自分でやらなきゃって思っちゃったのかな。僕の手はこんなに小さい。あれもこれも、全部抱えられるわけないのに。」
そう言ってキラは苦笑する。
「私もです。ラクス・クラインは世界を導いてくれる・・・一体誰がそんなことを望んだのかと。違ったのです・・・私が本当の自分の想いに気づいていなかったからだ、と。」
ラクスの望みはたった一つ―――「キラの側に居たい」だけ。
アプリリウスではあんな大きな家に二人きりで住んでいたのに、今の小さな家で、こうしてただ二人でいられる時間がこんなに大切で、温かくて、愛おしかったなんて。
欲しかった願いはこんなにも小さかったのだ。
外にばかり、上ばかりを見続けて、本当に大切なものはすぐ目の前、足元にあったというのに。
でももう気づいた。
だからもう迷わない。
忘れていた大切なものがここにあるから。

「私は、貴方に会えて、幸せになれました。」

いつか言ってくれたあの言葉を、ラクスは再び口にする。

「僕も、君に会えて、こんなに幸せになったよ。」

隣には君、そして後ろで優しく見守ってくれる両親。
これだけあれば、世界は十分。

ラクスが口元をほころばせる。
「どうしたの?ラクス。」
「いえ、ようやくキラが微笑んで下さいましたものですから。」
「取り戻せたのはラクスのお陰だよ。」
キラはラクスに囁いた。
「あの曲、歌ってくれないかな?」
「キラからのご希望であれば喜んで。」
キラは目を閉じ、その柔らかな歌声に聴き入る。

静かな この夜に
貴方を 待っているの

あの時 忘れた
微笑みを 取りに来て

あれから少しだけ時間が過ぎて
思い出が優しくなったね

星の降る場所で 貴方が笑っていることを
何時も願ってた
今遠くても また会えるよね


・・・Fin.


***

今日も突発でSS書いてます。
というのも、アレですよ!
遂に劇場版ガンダムSEED FREEDOMの上映最終週の特典が発表され、劇場のアフターエピソードのイラストに加えて裏面に小話が入っているという豪華な特典✨ 

ですが何とここに来て、3種ランダム配布という、ここまで来てこんな宿題落としていくんですか、公式!?(゚Д゚;)
って泣きたくなるような嬉しいような悲しいような、何とも言えない感情が渦巻いてます( ;∀;)
もう地元の劇場じゃ、一日1回、しかも殆どレイトショーなので、絶対全種類は手に入らないだろうなって・・・💧
いつもですと「アスカガが来れば―――!」と思うのですが、30回以上上映を見てきた身としては、「この3組のエピソード、全部読みたい!!」ですよ。
なんで三点セットにしてくれないかな~(´Д`)ハァ…

なので、手に入らないであろうことを含めて、勝手に自分で補完させてみました(哀)
多分17日に実物手にして「全然違うじゃん!」って思うこと99.99999・・・%なんですが、手に入らない以上は妄想するしかないじゃないですか!←アスランの破廉恥妄想も、今なら応援できる気がする!( ー`дー´)キリッ

ちなみに18日の双子誕生日舞台挨拶は、見事に落選したのですが、お知り合いさんが見事に当選されて、被った分を回していただけることになりました✨(T人T*) 神引きできる人って、本当に何でも確実に引くんですね・・・かもしたには一生縁がないです。

とりあえず、最後の特典はどこまで揃えられるかわかりませんが、せめて一枚だけでも手にしたい現在です💦
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