うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

2023冬アニメ最終回②

2023年03月24日 21時58分47秒 | アニメ

WBCも終わり、今日はアニポケのサトシ&ピカチュウも最終回で、色々春になると終わるものが多くて寂しいかもしたです( ;∀;)

お花見も行きたかったんですが、結局行く暇なく散っちゃいそう💦結局駅前の桜の木を見ながら通勤しているだけになりそうな感じです。


皆さん、結構上野や目黒川の桜を見に行ったりしているらしく、どんどん取り残されて行っている感が満点な今年の春。「せめて」と思って苺大福を食べて、春気分だけ味わいました🍓

結構好きなんですよ♥苺大福。しかも中の🍓の酸味が強いのが好き。一般的には甘い方が良いのでしょうが、餡子の甘さがあるので、苺は酸味がある方がバランスいいかなと。でもやっぱり苺の香りで春を満喫できます( ̄▽ ̄) 結局食べていれば幸せ♥ 安上がりで済むかもしたです。

そして、終わりといえば最終回。今週から沢山の作品が終わっていくので、書ききれないのであらすじはサクッと感想だけ走り書き!
氷属性男子とクールな同僚女子』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の社会人一年生の冬月さんが初出勤日に、川沿いの通りで足だけ物理的に凍り付いている氷室くんを発見。同じ会社の同僚だと分かった二人は、解凍してあげたことがきっかけとなり、氷室君は冬月さんに想いを寄せていく。ただし氷室君は雪女の末裔の為、感情表現が吹雪だったり雪だるまが降ってきたりと終始周りを凍てつかせて来る。しかし冬月さんは動じず、何かと氷室君のピンチを天然に救っていくため、ますます氷室君に好かれることに。冬月さんも表情が顔に出ないだけで、決して性格がクールなのではなく、必死に声をかけてくる氷室君に打ち解けていくのでした———という二人の社会人日常の非日常(凍る)+恋愛(まではまだ至っていない)物語でした。会社に雪女だったりお稲荷様の末裔だったりが所属するファンタジーな部分はありましたが、それを特色にせずとも普通のオフィスラブ(一歩手前)感があって、ほのぼのと二人を見守れました。多分氷室君は冬月さんくらい動じない&フォローできる人でないと、結婚できないと思う(笑)どうか頑張ってアタックしてくれ!
転生王女と天才令嬢の魔法革命』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。
主人公の一人:アリスフィアはパレッテイア王国の王女だったが、王族なら必ず使えるはずの魔法の適性がなく、王族家臣団からも厄介者扱いをされていた。しかし彼女自身は、幼いころに見た天才侯爵令嬢:ユフィリアの魔法に魅せられ、以降、王位継承権を弟アルガルドに譲り、魔法科学の研究に没頭していく。一方のユフィリアはそのアルガルドと婚約していたが、姉の自由さと科学への才能に嫉妬したアルガルドは男爵家のレイニとあてつけるように交際していく。やがてユフィリアがレイニを虐めていると学園内で糾弾され、行き場のなくなったユフィリアをたまたま飛び込んできたアリスが救い出す。そして以降、ユフィはアリスの助手として、王家別邸に預かりの身となった。アリスに翻弄されながらも、新しい考え方や積極性に惹かれていくユフィ。一方アルガルドはレイニに隠されていた魅了の力で惹かれつつもその力を欲し、更にそれを利用した国家転覆を狙う家臣の一部に利用され、アリスたちを葬ろうとする。しかし魔法科学の力でアルガルドを取り押さえたアリスとユフィにより、国家転覆は失敗。アルガルドは辺境に流されることになった。代わりにアリスが継承権を復帰させたものの、今度は彼女の自由を奪われてしまう現状をしったユフィは、自身が精霊契約を結べることを知り、アリスを開放するために契約と同時に王家に養子となって入り女王に即位することを願う。当然アリスは反対。二人の戦いとなるが、アリスから賜った最強の魔法道具「ラルカンシェル」によりユフィの勝利となる。ユフィは王位を継承し、この世界で魔法が使えない人でも使えるようになる魔法科学を推進することを提案。二人の魔法に対する革命は成功した———というストーリーでした。
なかなかに爽快なストーリー運び(悪役令嬢系を彷彿とさせます)でした。何より二人のヒロインが潔いし、自分の考えを曲げない一本芯の通った性格で、そのお陰もあってか、ストーリーが非常に明確ですっきりしていました。最近1クールアニメでも原作付きだとクール内で起承転結が上手くまとまっていなくって、非常に尻切れトンボな感じで終わってしまうものが多いですが、こちらはその辺りが分かり易く描かれていて、話しに入りやすかったです。最後だけ無理やり百合設定(笑)を押し込んできた感じがありましたが、元々がそっち系の作品なので何とか入れ込みたかったんでしょうね。一つだけ言えば、アリスは前世の記憶があるという設定(転生王女なので)でしたが、その設定がまだ活かしきれる場面が無かったかな、と。魔法への憧れ+なければ自分で作り出す!という考え方そのものが、転生前の世界にいたからこそ生まれたものかもしれませんけれど、そうするとアリスが拘った「王家の娘として生まれた意味」が覆されてしまうので、そこには無理に触れなくてもよかったかもですね。ともかく面白かったです。二人が少しでも長く共に生きられることを願って!
大雪海のカイナ』:オリジナルアニメでした。
大雪海の覆われた世界で、巨大な軌道樹の上の天膜に住む主人公の少年:カイナは、日々人口が少なくなる村で年寄りに囲まれて狩りをしながら生きてきた。ある日そこに天膜の下から気球に乗って現れた少女:リリハを救う。彼女は大雪海の国アトランドの王女であり、「賢者を探してここまで来た」という。賢者はいないが年寄りしかいない村人はカイナの行く末を案じ、リリハと共にアトランドへ向かうよう促す。リリハは賢者に水の在りかを訪ねるために来たという。現在大雪海は水が枯渇して来ており、バルギア帝国が水を求めてアトランドを狙い、戦争を仕掛けてくる気配があるという。カイナとリリハは何とか大雪海までたどり着くも、リリハがバルギアに捉えられてしまう。リリハの弟のヤオナと共にリリハを救出したカイナたちはそのままバルギアに潜入。そこで見たものは、水に困窮し、軍人にいたぶられる民衆の姿だった。民の手助けで脱出したカイナたち。バルギアはアトランドへ宣戦布告し戦闘状態となる。水があればこの争いは解決すると見込んでいたリリハだったが、火種は消すことができなかった。しかしアトランドの危機に大軌道樹が目覚める。それを見たカイナは大軌道樹に水があること、そして天膜からその位置を割り出したカイナたちは、大軌道樹を目指すことを王に進言しに行くが、バルギアの巨大兵器がそこまで迫っていた。リリハに兵器が迫り絶体絶命のピンチに、カイナは看板爺から教えてもらったレーザーナイフを最大出力で振りかざし、それが巨大兵器を破壊。窮地を切り抜けたアトランドは終戦を迎え、カイナたちは改めて大軌道樹を目指すのだった―――というストーリーでした。
久々に転生ものとかじゃない(苦笑)真っすぐな冒険譚を見た感じで面白かったです。軌道樹だったり天膜だったりとありましたが、看板爺さんが研究していたのは、間違いなく日本の色んな看板(「工事中」「●●重工」とか書いてある)でしたので、文明が滅びつつある末期の地球の姿だったのかもしれません。水が無きゃ人間もいつかは滅びますしね。ストーリー展開もハラハラドキドキもので、幾度もピンチをギリギリで潜り抜けていくスリルが満載でした。一応終戦でテレビは終わりましたが、肝心の「解決」には至っていないんですよね。二期でもやるのかな、と思っていたら劇場版ですか。ここの所完結編を劇場版に持っていく作品が多なぁ。多分尺の関係を考えると、2期をやるより2時間ちょい位が丁度いいのかもしれませんね。できたら物語がしっかり完結するまで見てみたいので、劇場版始まったら見に行くかもです。
REVENGER』:オリジナルアニメでした。
舞台は江戸末期の長崎で、アヘンの密輸に絡んでいると言われ、暗殺の命を受けた主人公:繰馬 雷蔵は自身の婚約者の父でもある比良田を殺害する。しかし実は雷蔵の上役:松峰がアヘンを密輸し、それに疑惑を抱いていたのが比良田の方だったことが判明。雷蔵は松峰の手下に殺されそうになったが、ギリギリのところで利便事屋を名乗る碓氷らに助けられる。そしてその腕を買われ、比良田が噛んでいた「恨噛み小判」という利便事屋への依頼「松峰殺害」の一端を担うこととなる。松峰殺害後、婚約者の唯の元に向かう雷蔵だったが、彼女は婚約者と父を失ったことで自決していた。これを機に雷蔵は利便事屋の一員となり、長崎市中に出回るアヘンを一因とした戦いの依頼を受けることとなる。だが教会からの命を受けた碓氷らは唯からの「恨噛み小判」の依頼「雷蔵を殺せ」により、雷蔵をどうするか手をこまねいていた。しかし松峰が回収させていたアヘンの隠し場所を見つけ出し爆破。そして雷蔵も死んだこととされ、恨噛み小判の命令は果たされたこととして解決となった。その後雷蔵は、敵であった市之丞を刺した唯の七口で、逆に背後から市之丞に刺され、その命を閉じることとなった―――というストーリーでした。
いわゆる「必殺仕事人」ですね。あれも神社に小金を入れると代わって恨みを晴らしてくれる色んな職人(主人公は武士)達の復讐の物語でしたが、まさにそんな感じでした。主軸はアヘン絡みの事件でしたけれど。まさか唯さんが父親を殺したのが婚約者だと知っていて、その婚約者を殺害するよう依頼していたとは…そして正にその唯さんが使っていた七口で刺されることになる雷蔵さん…何という因果か。でも恨みは巡り巡って最後は晴らされることになるんですね。雷蔵もさんも多分それを知っていたからこそ、あえて助けを求めることもなく、自ら隠れるようにしてひっそりと命を終えたのかもしれません。ちょっと切ない最後でしたが、ストーリーが凄く上手くまとまっていて面白かったです。
『お兄ちゃんはおしまい!』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の緒山まひろは引きこもりの成人男子。それを心配した妹で天才科学者のみはりが開発した薬によって、中学生女子になってしまう。そしてそのまままひろは女子として生活することとなったのだが、みはりの友人やその妹たちと対することとなってしまい、社会的に外に出なければならなくなる。必然的に見た目学校に行っているはずの年齢=家にいるのはおかしい、ということになり中学生女子として改めて中学へ入学(編入)。そこで友達もできたことで、ますます引きこもりゲーム人生から脱却していくこととなった。最初は女性になってしまったことで、無意識に男子トイレに入ってしまったりという失敗が多々あったものの、最後は男性に戻りかけながらも自分の意志で薬を飲み、暫くこの生活を続けることを選ぶのだった―――というストーリーでした。
完全にギャグストーリーなのですが、思いのほかほのぼのw そしてみんないい人に囲まれて、まひろくん…いえ「ちゃん」よかったね~( ̄▽ ̄) 妹が天才で引け目を感じてニートになってしまったわけですが、その妹の健気(?)な思いでようやく外に出られるようになったようです。やり方は強引(というかありえません)ですが、最終的には「普段想定できないことが起きると、人間それがきっかけで変われる」ということですね。いい出来事、あるいは嫌な出来事かもしれませんが、これがいわゆる「ショック療法♥(※違う)」だったということでしょうかw とりあえずいい方向に向かった上に、自ら選択する、ということを覚えたまひろちゃん、是非ともこのままお日様の下で生活することをお勧めします(`・ω・´)ゞ
『うる星やつら』:なんと41年ぶりに再アニメ化されました!当然キャストは全替わりですが、以前の声優さんが別キャストで参加されていましたので、それも面白かったです。
主人公の諸星あたるが地球制服阻止の運命を掛けた「鬼ごっこ」で、相手の鬼:ラムの角を掴んで終わるはずが、「これに成功したら(しのぶと)結婚!」を自分へのプロポーズと勘違いしたラムが押し掛けることとなって、これにより友引町に起こる様々な騒ぎを概ね各一話(15分)の短編ストーリーでお届けされたものです。この流れは41年前と同じ。ですが同じフジテレビ系列で放送されたにもかかわらず、41年前はアニメオリジナルストーリーが滅茶苦茶多かったのに対し、今回はほぼ原作をそのまま描いてくださっていました。なので諸星家ならともかく面堂家くらいスマホ使っていてもおかしくはないのですが、皆黒電話でしたね。テレビも旧サイズでしたしw これで結構感想が分かれていて「懐かしい」というのもあれば「面白くない。昔の方が面白かった気がする」というのがネットで上がっていました。私的には原作を読んでいる人なので、原作通りで楽しめましたよ♪ あの時代、恋愛ものって「主人公男子⇒ヒロイン」か「眉目秀麗な男子←主人公女子」の恋愛プロセスが殆どだったので、「浮気者のいい加減男子←人外だけど一途な美少女」というのが物凄く目新しかったのを覚えてます。水曜7時からの「Dr.スランプアラレちゃん」7:30からの「うる星やつら」は小学生のお約束コースで、ジャンプとサンデーの2枚看板のギャグだったのが、めっちゃ懐かしいですわ✨ あの頃まだお子様だったので、大人の都合というものも知らなかったですし、フジ系が原作に無いオリジナル設定をバカスカ入れてくるというのも気づかんかった(苦笑) なので、ある意味今回が本当に原作をアニメ化したって言っても過言ではないと思います。
評価はそれぞれでしょうが、声優さんが41年前のキャストの声に寄せてくれたのは嬉しかったです。上坂さんも神谷さんも、なつかしの平野さんと古川さんでしたし、面堂の神谷明さんと宮野さんもそっくりでした。しのぶの島津さん=内田さんも♪ でも一番はあたるのお父さん&お母さんが古川さん&平野さんになっていたことかな!まさか41年後に両親役で揃って出演されるとは、お二方でも思いもよらなかったのではw
最終回はわちゃわちゃでしたけど、41年前もあんな感じで終わったので、「なつかしー、このわちゃわちゃさ( ̄▽ ̄)」と思っていたら、来年2期が始まるそうですね!是非とも放送していないエピソードで感動できる話とかもあるので、是非とも2期でやって欲しいです!
冰剣の魔術師が世界を統べる』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。
主人公のレイ=ホワイトは幼い頃に先代の魔術師であるリディアから訓練を受け、次代の冰剣の魔術師として最強の力を振るって戦っていた。だが何分幼い上に戦争で心が傷つき、魔術の頂点を極めてしまったため、人間として欠けた部分があった。その為「人間らしさを学べ」と言われアーノルド魔術学院に入学。しかも貴族しか入らない学院始まって以来の一般家庭出身ということで、他の生徒たちから偏見を持たれ、孤立してしまう。そんな中三大貴族の筆頭であるアメリアや、同室のエヴィ達がレイの力を認め、実習試験でも圧倒的な高得点を収める。次第に周囲から認められ始めるが、貴族のアルバート達はレイを認めず決闘を申し込んでくる。無論レイの圧勝だが、アルバートに力を貸していた教師:ヘレナは魔術師の脳を狙っていた。しかしヘレナの強大な力に対し、レイはここで初めて冰剣の力を使い、ヘレナに勝利する。周囲はレイを認め、部活や委員会などレイはいかにも学生らしい生活を送る中、アメリアの武闘大会への助力やレベッカを狙う優生機関の陰謀を炙り出し、冰剣の力で見事に陰謀を破壊。レベッカを救い出すのだった―――というストーリーでした。
概ね大きな大義があって、それに向かって戦う!…といったわけではなく、寧ろ人との関わり方や考え方がとんでもなく明後日な彼が、人間らしさを身に着けていく、というのが目標のストーリー展開でした。ある意味人間形成を目的とした英雄の育て直し(笑)という逆パターンの展開は目新しかったですw ともするとハーレムアニメになるのかな、とも予想していたんですが、寧ろ筋肉男子先輩方と筋肉を鍛えまくる部活とか、まんべんなく(笑)いろんな人たちとの関りがあって、いかにも学園物語、その中にバトルが舞い込んできた、という組み立ては面白かったです。