うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

2023冬アニメ最終回④

2023年03月28日 23時07分47秒 | アニメ

天気の悪さのせいか、頭痛が治まりません💧
何となく体もだる重い・・・レディースディの時よりなんか体が重いです。血圧もチョイ高くなっちゃっていますが、いつもだと5月頃に体調崩しやすいのに、早く調子狂っちゃいました💦
もう来週には入学式とか、色んな行事満載で、確定残業なのはわかっているのですが、体調戻ってもらわないとなぁ~・・・
異様に甘いものが欲しくなりましたし、カロリーオーバーするとあっという間にコレステロールが高くなるので、薬内服していても気を付けないとあかんです。なるべく繊維系人工甘味料を使うようにしているんですが、未だ手元にあるインパクトの頂き物のチョコレートをお楽しみに取ってあるので、賞味期限までには少しずつ味わいたいです♥
さて、そんな中、こっちも忙しい最終回。日月夜だけで2桁もあるので、感想オンリーで参ります。

『魔道祖師 完結編』:中国小説原作のアニメ化作品で、今期で3期目でした。
殺されたはずの主人公:魏無羨が13年ぶりに蘇り、藍家の第2公子:藍忘機と再会して霊を鎮めたことから、何故魏が殺されたのか、憎まれたのか、その真相を探る旅の遂に完結でした。結局は少年時代の不遇さから、一門に苛め抜かれ、その復讐に躍起になっていた金光瑤氏によるものでしたが、最終的には魏無羨と藍忘機が二人してこれを鎮め、金光瑤は滅びた。しかし一件落着もつかの間、魏無羨を引き取ったことで家族が殺されたと憎しみをお抱き続けた江澄が今再び魏への復讐を果たそうとする。しかし江澄の霊力の源である金丹は魏が彼を助けた際、自分のものを彼に受け渡したことを知り、江は自戒に苦しみながら魏への復讐は果たせなかった。そして魏と藍は再び旅立ち姑蘇藍氏の元へと向かうのだった―――というストーリーでした。
キャラが美形でしたね~✨BL系ってキャラが美形でないといけませんから(笑) 原作はBL要素有りのようですが、アニメの方は強い友情という感じで主人公二人の活躍を中心としている構成でした。キャラデザが崩れることの多い最近のアニメでしたが、こちらの作品はクオリティー落ちなかった気がします。ただ皆髪型も顔立ちも似ているので、区別がつけづらかったかもしたは声優さんでキャラクター判断していました。なんですが!何故か推しの声優さんのキャラが大体闇落ちしている(石田さん、緑川さん、etc…( ;∀;))ので、切ないやら💦 とりあえず目的の旅は一応完結したことになるんでしょうか。話が飛ぶのでちょっと分かりにくいところもありましたが、耽美な世界を見せていただいたのは目の保養でした✨
『The Legend of Heroes 閃の軌跡 Nothern War』:原案はゲームの「英雄伝説」で、世界観はそのままに、オリジナルキャラによるアニメオリジナルストーリーでした。
主人公のノーザンブリア傭兵団所属の少女ラヴィ。彼女はかつて「英雄」と呼ばれながらもノーザンブリアを裏切った祖父に対し、自分はノーザンブリアに命を捧げ、裏切った祖父と違うと証明するために『北の猟兵』に入団する。すさまじい戦闘結果をおさめるラヴィは、上官から「帝国の英雄の情報」を掴むためエレボニア帝国への内偵任務を命じられる。潜入調査を行い、国内の様子はわかったものの、肝心の英雄の正体もつかめないままだったラヴィ。帝国を移動中の列車の事故の中で地下水道に落ちてしまうが、そこで偶然に少年:リィンと出会う。実は彼こそがエレボニア帝国の英雄だった。灰の騎神「ヴァリマール」とそれを操る「帝国の英雄」リィン・シュバルツァーの圧倒的な力を目の当たりにしたラヴィたちだったが、その動向は既に帝国側に知られていた。帰還途中で追い詰められるもマーティを残しノーザンブリアに戻ることができた。そんなラヴィは宮殿で祖父ヴラド失脚の原因となったバレスタイン大佐殺害の真実を知る。帝国がノーザンブリアへ「ケルディック焼き討ち」の賠償請求を求めたという報せが入り、グラークはラヴィに祖父の意思を継ぎ、共に国のために戦おうと持ちかける。しかしそれは只「英雄の孫」というプロパガンダに過ぎず、グラークが何者かに暗殺されたことで、その犯人はラヴィと誤解され、追われたラヴィは満身創痍で故郷に逃げこむ。そこで目にしたのは、裏切りもののはずの祖父が村のために残したシェルターだった。それを見たラヴィは祖父への認識を改め、再びハリアスクに戻る。そこでグラーク暗殺の黒幕を突き止めたラヴィは、機神を操る人形工場に足を踏み入れる。そこには新兵を生贄に人形を操りノーザンブリアを攻撃するシステムが構築されていた。だがラヴィはリィンに外の防衛の協力を願い、自らはシステムを対峙して機神たちの動きを止めノーザンブリアの危機を救い、文字通りノーザンブリアの英雄となった―――というストーリーでした。
ゲームをやったことがないので初見だったのですが、機神による戦闘が多分ゲームのプレイニングだったのかと思いますが、こちらはあくまでキャラが主役のバトル展開でした。そしてラヴィという一人の少女の成長譚でしたね。英雄でありながら裏切り者の孫と呼ばれ、最初は狭い視野でしか見ることができなかったラヴィですが、次第に祖父が本当は何を守りたかったのか、己が身をもってそれを知ることで、「故郷を守る」ということの本当の意味を知ることができました。まだまだ戦火は続くと思いますが、あくまで「帝国は敵」だった視野も、リィンと出会ったことで、敵国であっても信頼できる人がいること、そして本当の敵たるものは何かと大局を見ることができるようになってきましたから、この先は闇雲に突っ込んでいくような無謀はなくなるかと。不愛想なカガリたん(笑)と言っていた方がいましたが、確かにその通りかも(笑) ゲームには登場しないキャラだそうですが、機神に乗ることがあったらきっと強そうですv
『神たちに拾われた男2』:なろう系小説のアニメ化2期目でした。
スライム研究に日々を費やしていた転生者のリョウマ。一期目で物を綺麗にできるスライムを見つけたことから「バンブーフォレスト」というクリーニング店を開始。今期はその店の運営が安定してきたことで、別の街に2号店を開店することを目標とし、新たにサイオンジ商会と契約を取り付ける。その際会長のピオロがまるで関西風の話し方で日本食を食べていることから、リョウマは味噌や醤油といった日本風の調味料を手にいてる代わりに、新たな和食メニューを紹介したことでピオロに気に入られ、この街での出店を行うことができるようになる。また冒険者としてギルドからの依頼を受けたり、それによって創立祭の企画運営を図り、みんなに喜んでもらえるひと時を過ごすことができた―――というストーリーでした。
基本、命に係わるバトルもなく、店の運営に関しても転生前がブラック企業の社畜だったため、迷惑客のあしらいには非常に手慣れているという(哀)恐るべき11歳^^ なろう系だけあって、バトルをしても圧倒的な強さを誇るのですが、そう見えるのは絶対的な強さ、というのではなく、転生前の実社会で大きな危険を予測してなるべく回避する、要は自分の限界値の見極めができているからこそ、なんですよね。転生すると無双で強くなる、というなろう系に中にあっては、比較的おとなしめw でもそれだからこそ憎めないというか、受け入れやすい主人公なんだろうなと思います。派手さを好む人にはちょっと物足りないでしょうが、無理ない範囲で基本ほのぼのしていると、日曜深夜にあって見ているこっちの血圧も非常に安定します(笑)あと強さよりも現世の記憶における色んな道具や手段(料理にしても、オルゴールのような小道具にしても)をこの世界で転用するほうが武器になっていそうかな。いや、私も知らないものがあったので、勉強になりました(ー人ー)サンコウニナリマシタ。
『便利屋斎藤さん、異世界に行く』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の斎藤さんは便利屋の店員だったが経営者とトラブった帰りに交通事故に遭いそうになったところを異世界へ。そこでラエルザやモーロックらの冒険者パーティーに拾われる。どうにも魔術師のモーロックが呪文を間違えて斎藤さんを召喚してしまい、元の世界に戻すとトラックに轢かれる時点に戻ってしまうため、致し方なくパーティと行動を共にするが、鍵開けなどの細かな便利屋作業がパーティーに大いに役立ったため、そのままパーティーに所属することに。モーロックが物忘れが激しく、呪文なども途中で忘れてしまうため、斎藤さんが覚えて耳打ちしながら術を完成させたり、鍵開けや、ラエルザたちの鎧などの修理を含め、斎藤さんは次第にこのパーティーに欠かせない人間となっていく。途中モーロックが記憶を無くす理由や、狼に食べられ魂を取られてしまい、それを取り戻すまでに必死に戦うなどしている間に、モーロックからラエルザのことを頼まれて、意識するように。無事にモーロックの魂を取り戻すも相変わらずの物忘れに悩まされながらも、斎藤さんはこの世界で生きていくのだった―――というストーリーでした。
一話の中にいくつかのショートストーリーがある形での構成と、モーロックさんに関するエピソードは長編として扱われておりましたが、基本ほのぼのというかのんびりしたストーリー展開でした。冒険だけあって命がけの展開もありましたけど、何せモーロックさんのお陰で「大体何とかするだろう( ̄▽ ̄)♪」と、原作読んでいないにもかかわらず、なんか悲惨な話にならない気がしていたので、安心して見ていました(笑) ・・・というか、斎藤さんより殆どモーロックさんが主人公、というかヒロイン(?)状態でしたね(笑)ラエルザの立場が・・・💧 でもストーリーの端々に泣かせるものがあって、ちょっとしんみりしたりホロリとさせられたり。転生ものはもう十分見てきましたが、まだこんな作品もあるんだなーと思いました。・・・そう言えば伏線的にダンジョンの中でルンバが走ってましたけど、アレもモーロックさんが間違えて召喚したものなんだろうか。答えがはっきりしないままだったのですが、とりあえず斎藤さんは戻ると即死亡事故につながるため、この世界に居ましょう。うん、そのほうが幸せw
『虚構推理Season2』:小説アニメ化作品、今期で2期目でした。
物の怪たちの知恵の神となった岩永琴子と、人魚の肉のせいで不老不死となった桜川九郎のコンビが挑む人間と妖怪たちの入り混じる事件を解決するストーリー。今回は「空き部屋の怪」「雪女編」「電撃のピノッキオ」「音無グループの殺人事件」「ウナギ屋の幸運日」の4篇でした。一応「怪異」に関わるのが琴子の役目なのですが、音無グループの社長殺人事件に関しては、人間が主犯でした。普通の推理小説と比べて、メリハリがあまりない作品なので、好みの分かれるところだと思います。この作品は別に犯人を捕まえるという、ミステリー小説定番の終わり方ではなく、ただ「ものの理を明らかにするだけ」なので(そもそも琴子は警察じゃないので逮捕はできないし)、スッキリ解決した!というのがないんですよね。大体が相手が「怪異」ですから、人間の社会的な道理が通じる相手ではないので。その中にあって「雪女」は目的が非常にはっきりしていて、しかも依頼人(雪女)も彼女が救いたかった相手も、物理的&社会的に救われたので、ストーリーとして面白かったです。ただひたすら九郎先輩が死にまくるのも相変わらずなので(まぁ、それが彼の最大の能力なので、能力を使うにはそれしかない)、先輩が哀れで仕方がない( ;∀;) 先輩にも幸あって欲しいのですが、六花さんがいる限り、二人の苦労はまだ続きそうですね。ポジティブシンキングの琴子さんがいたら、先輩も悩んでいる暇ないでしょうけど(※あえてそれを狙って琴子は九郎に無茶ぶりしているところもありますが)w できたら二人にとって明るいエピソードがあったら、それは見てみたいです。
『HIGH CARD』:メディアミックス作品のアニメでした。
主人公のフィンは養護施設育ちだが、施設が取り壊される計画を聞きつけ、何とか存続できるようにスリをしながら稼ぎを施設に届けていた。彼はハイカードと呼ばれる、能力を持つカードの♠の2(銃になる)を持っているが、ある日何をしても幸運になる男からカードを盗もうとして逆にクロンダイクファミリーのカジノで追い込まれる。そこに現れたのはクリスというカードの回収者。たちまち戦闘となったが、最後はフィンがスペードの2の力を使い、窮地を脱する。そしてクリスから誘われ、ピノクルに就職しハイカード回収にやとわれる。フィンは必死に仕事をして何とか施設を維持しようとするが、クロンダイクのボビーに施設を破壊されてしまう。心が折れたフィンに対し、クリスが彼の居場所を繋ぎとめようとするが、今度はクリスが自分の妹ミシェルに、父親が使っていたカードで父親同様自分の命と引き換えに救い出すために組織から黙ってカードを持ち出したのだった。ピノクル本部は王家の護衛任務を任されていたが、フィンたちは何とかしてクリスを救いたいと訴えるも、クリスは♣の5のカード回収ののち処分が決められていた。味方からも追われ、絶体絶命のピンチにクロンダイクがクリス救出のきっかけを与えてくれる。フィンたちはクリスとミシェルの思い出の場所、観覧車でクリスが♣5を使うと予想し最後はフィンが♠2の力で♣5を撃ち抜き、クリスの命はギリギリのところで救出し、力を分け与えられたミシェルも体調を回復。クリスとフィンは会社を一度解雇になったものの、再雇用となったが雇用時期がフィンの方が僅かに早かったため、今度はフィンがクリスの先輩となるのだった―――というストーリーでした。
トランプはジョーカーを抜かせば52枚ありますから、見始めた当初「52人も登場人物でたら覚えられないわ(゚Д゚;)」としなくていい心配をしていました(苦笑) うん、無事に数人だけで済みました♥ カードの特性もあるのでしょうが、なかなかにアクションシーンも多く、一人一人に隠されたドラマも大きかったため、作品全体として見応えはあったと思います。フィンは養護施設もなくし、いろいろ失うものは多かったですが、その中にあってかけがえのない仲間の命を一つ救えました。失うばかりの人生じゃなくてよかったです。小さな伏線が色々あって(そう言えばスリの常習犯だった設定とかすっかり忘れてましたw)まだ回収できていないな~と思っていたら、夏に2期が始まるそうで。またカードを巡る争いのなるのでしょうが、是非とも回収し終えるまで頑張って体張ってください!(笑)
『吸血鬼すぐ死ぬ2』:漫画原作のアニメ化作品で2期目でした。
新横浜に跋扈する吸血鬼を退治するハンターたち。その中でも優秀なはずのロナルドのところに居候する吸血鬼ドラルクとその使い魔のジョンは、いがみ合いながらも日々楽しく過ごしてた。そこに現れるはた迷惑な能力しかない吸血鬼の皆さんと、それを退治するハンターの皆さんによる、賑やかな日常を描いた作品でした。
相変わらず面白かったです!今期一押ししていたんですが、期待を裏切らないノリとギャグでしたね♥ 丁度かもしたが絶賛アンソロジーの編集で追い込みの時期に始まったので、ドラルクのごとく「砂ァあああああ!(※新で砂になった時のセリフ:福山さんの演技が至極でたまらないw)」になったり、フクマさん(※ロナルドの丹津編集者さん。締め切り遅らせると引きずってくるアイアンメイデンに缶詰めにされる)になってみたりと、日々が「吸死」でした(笑) そして最近は、WBCのヌートバー選手が打席に立つたび「ヌーーーーーーーー!\(≧▽≦\*)」とジョンになって応援してましたし、リアルの日常に活用方法が非常に豊かなのもこの作品のお陰です(笑) 漫画もですが、特にアニメはそのはた迷惑な吸血鬼の担当声優さんが凄い人ばかりで(井上和彦さん、千葉茂さん、中田譲治さん(あ、おじいさまは最強でした)、速水奨さん・・・)、特にクールな主人公とかを演じられてきたベテランさんでも、あんな生贄にされてしまうのか…(ヌーーーー💦)と思わず涙が誘われます( ;∀;)←笑涙でw しかし、はた迷惑で何の役にも立たないと思っていた吸血鬼の力が、あんな役に立つとは思いませんでした(笑:マイクロビキニもゼラニウムもあんな窮地を救う必殺技になるとは・・・流石は吸死!) 欲を言えば、今回ドラルクとジョンが登場するのがちょっと少なかったのが悲しい。もっと「砂―ーー・・・・」が聞きたかった!是非そこは3期目で(自分の中では決定事項:笑)見せていただきたいものです!(漫画でも十分面白いんですが、声優さんの演技があまりにも凄くって、アニメだと更に笑えるのですよ!)なんというか、悪人(?)らしき人とか吸血鬼も、裏を返せばみんな割といい人(Y談おじさんだけはちょっと困る💧)なので、安心して月曜深夜に大笑いできました!
『もののがたり』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の岐兵馬は祓師。兄と姉を付喪神に殺されて以降、付喪神を恨んでいるため、付喪神を倒すためなら手段を択ばない。それを見た当主の祖父から考え方を改めさせるため、長月家へ修行に出させられる。長月家には付喪神の婚礼調度7人がおり、彼らと兵馬の相性は最悪。付喪神に対する考え方の違いから、ぼたんとも亀裂をおこし、ぼたんから「彼を迎えていいと思う者が一人でもいたら兵馬を追い返す」という条件を出されてしまう。苦心の末何とか仲直りをする兵馬と婚礼調度たち。だがそのぼたんの力を恐れる門守家や八街家、辻家などからぼたんとその付喪神に対し刺客が放たれ、兵馬は彼らと図らずも彼らと協力して戦ううちに、祓師としての力が強固なものになっていくのだった。しかし実はぼたんの力が原因で、兵馬の兄姉が亡くなったことを知らされる。ぼたんはその力のせいで悪用しようとする者たちに狙われ、信頼していた人間を目の前で殺された過去を持つため、人を信用していなかった。しかしあくまで敵として見据えているのが兄姉を倒した付喪神であり、ぼたんは守るべき対象と位置づけ確固たる信念を語る兵馬に、ぼたんは少しずつ心を開いていくのだった―――というストーリーでした。
月曜日は何故かこの悪霊とか付喪神とかを祓う作品が多く、バトルメインになっていくものなんだろうなと思っておりましたが、バトルもですけれど、どちらかというと人間として成長しきれていない部分・・・しかも幼い頃のトラウマのせいで人間不信になっていた二人が、付喪神を介しながら少しずつ考え方を軟化させていっているのが一つのドラマの主軸でした。考え方を改めるって、なかなかに難しく、兵馬は兄姉の死で頭の中は復讐に捕らわれていたし、ぼたんは先述の通りで人を信用していない殻にこもっている感じでしたけど、お互いの存在が少しずついい方向へ船長を促している感じでしたね。何となく二人とも考え方を前向きに出来たな、と思ったところで最終回だったのですが、こちらも2期が決定しているとのこと。是非二人の共感+付喪神との関係を新たに成長した姿を見てみたいものです。
『クールドジ男子』:漫画原作のアニメ化作品でした。
大学生の一倉颯、高校生の二見瞬、会社員の三間 貴之、専門学校生の四季 蒼真、小説家で三間の親友の五十嵐元晴は、一見クールで美形なため、みんなの注目を浴びる男子たちだったが、実はクールというよりボーっとしていて、眼鏡をかけたまま顔を洗ったり、忘れていた傘を取りに来たはずなのに、別のものを買って満足してしまってまた傘を忘れる・・・等々、ドジな部分がある男子たちだった。そんな彼らが瞬の姉の経営する喫茶店でアルバイトや手伝い、打ち合わせなどで顔を合わせるようになり、次第に仲良くドジを繰り広げながらも楽しい日々を過ごすのだった―――というストーリーでした。
基本的に日常系のほのぼのでした。クール、というより単純に危機意識が低いというか、集中力が短いというか、美形なんだけど抜けている、そのギャップが萌えて人気のようです♥ ここまでくるとBL要素が強いのかな、と思ったりしたんですが、別段そっち系の話や雰囲気は全くなく、なんとなくみんな「ほや~」っとして、それで息が合う感じw 同級生とかならわかるのですが、これだけ年齢の幅のある人であっても、やはり気が合えばいい友達になれるものですね☆ ただ問題なのは、全員「ホヤ~( ̄▽ ̄)」としているので、誰か一人でも( ー`дー´)キリッとした人がいないと、みんな忘れる置いていかれる状況になる(苦笑)という。まぁ別段それで命にかかわるような物は全くないので、適度に力を抜いて生きることも大事かとw よくわかりました(笑)
『英雄王、武を極めるため転生す』:なろう系小説のアニメ化作品でした。
ある国を強大な力で作り上げ、人々の尊敬と信頼を集めた英雄王のイングリスは、老衰によってその生を終えようとしていたが、その時女神アリスティアが現れ、これまでの功績を称え、願いをかなえるというので、イングリスは「次の人生では武を極めたい」と願う。その願いが叶い、騎士の名家の子供に転生したが、何故か性別は女の子だった。転生後のイングリス・ユークスは、0歳の時から前世の記憶と神騎士の能力を持っており、この時代には無いエーテルが制御できたため、0歳にして襲撃してきた蜥蜴の魔石獣に対峙して消滅させてしまった。だが6歳時の洗礼では神騎士としてエーテルを纏っていることでマナの流れを弾いてしまうため、魔素を固定化刻印できず、そのため正式な騎士にはなれず従騎士相当と判定される。しかしこれでいつでも先陣で戦えると喜ぶイングリスは、ラフィニアを支える従騎士になると宣言し、その後の修行の日々を送る。イングリス達は12歳の時に聖騎士のレオン、ハイラルメナスのエリス、天空人に出合い、その後の騒動ではイングリスが人型の魔石獣を霊素弾で倒した。15歳に成長したイングリスとラフィニアは、王都に向かう道中で血鉄鎖旅団が起こした事件に巻き込まれたり、レオーネと出会い連携して魔石獣を倒すなどした後、三人一緒に王都のカイラル王立騎士アカデミーに入学する。校長の繰り出す実技試験も、前世の武道とエーテル操作の力で難なくクリアしてしまい、周囲を驚かせる。学園の課題に物足りなさを覚えた矢先、ハイランダーの先輩リップルに仕掛けられた魔石の力で彼女が苦しみだす。天上人の下に送る目的で使者イーベルとの謁見を申し出た国王だったが、地上人を見下すイーベルは国王を弄ぶ。それを見て戦闘意欲が増したイングリスは彼と決闘し、へーてるの力でイーベルを圧倒する。しかしそこに天上人を魔石獣に変えるを持つ黒い仮面の男が現れる。イーベルでさえ知らなかったこの男は魔石獣で国を蹂躙させようとするが、更にやる気と力を増したイングリスの前に敗北。天上人達は自分たちの国に戻り、国の窮地を救ったイングリスに近衛兵の爵位が与えられるが、とにかくバトルジャンキーなイングリスはその申し出を断り、ラフィニアの傍で支えていくことを宣言するのだった―――というストーリーでした。
いわゆる完璧なチートで、別段女性に生まれ変わっても全くと言っていい程問題なし!(笑:普通だったら筋骨の違いでこうはいかないはずなのですが💦)普通の地上人にはないエーテル能力を駆使して肉弾戦を行うという、バトルメインのストーリー展開でした。主人公の興味が食べ物の戦いしかないので、大きな人間ドラマとか恋愛要素は一切なし。一応好意を寄せてくる男性もいるのですが、前世が男だったせいなのか、そもそも興味が無いからなのか、全く気付く気配はないです。そのせいか物語としての厚みはそこまでなかった気がします。相手が悪になろうと善人だろうと全力で戦う相手だけを求めていくので、戦っての爽快感を得たい人にはお勧めの作品だったと思います。
『永久少年』:オリジナルアニメでした。
主人公の40歳真田健太郎は会社が倒産し、就職活動で各社を回っていた時、うっかりと別の会社の面接を受けてしまった。それが芸能事務所の満福芸能プロダクション。事務所としてこちらも倒産の崖っぷちにあり、社長が満を持して「30代以上のおっさんアイドルグループを作る!」の企画に受かってしまう。そのほか元教師、サッカー選手、元天才子役、元No1ホスト、モデルの人生崖っぷちにいるおじさん6人が集まり、山中の一言でグループ名を「永久少年Etenal Boys」として芸能活動を行うこととなった。トワイライトプロダクションで元々若い時からアイドルグループをしながら永久少年たちと同世代の『Gentlemen』を手本にしながら、慣れない活動を繰り広げ、時に失敗もしながらも、少しずつファンが定着してくる。最大の目標としたのは武道館単独ライブ。これを成功させなければ事務所も倒産の危機となるため、メンバーは必死に集客に努める。しかし満席にはいかず、空席の目立つ中、それでもメンバーは感激のライブを行えたのだった。しかし現実は赤字を背負い、事務所からグループは解散宣言が出されてしまう。あるものは再就職先を探し、まだ事務所が続くまで活動を続けるものなど道が分かれるかと思いきや、Gentlemenのメンバーが武道館ライブを見に来ており、そのステージに感想をくれたSNSがきっかけで、一気に人気に火が付き、永久少年の存続が決まるのだった―――というストーリーでした。
最近は現実でも昔のジャ〇ーズアイドル達が大分年齢が高くなってきて、丁度Gentlemenみたいな感じになってきているのですが、おじさん年齢からのスタートというのはなかなかに無いですね。目新しい切り口でした。でもやっていることは現実的で、ダンスやボイトレがうまく行かず(もう筋骨固まっちゃっているので、若い時のようにはいかない)、業界知識の無さから余計な問題を抱えてしまったりと、割と真に迫っていたと思います。最後は何とか無事に首の皮一枚で繋がった感じですが💦 おじさんが頑張ると中高年の励みになりますので、頑張って活動していただいたいですw

コメント
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