うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

2021冬アニメ最終回④+春の新番組①

2021年03月28日 18時53分21秒 | アニメ
絶好のお花見日和(といっても宴会はせず、眺めて歩くのみ)な週末でしたが、かもしたはまた急に血圧高くなっちゃって💦昨日は一日寝ていました💧
卒業式も入学式も、今年もオンラインで、その分かもしたの仕事的には負担が少ないんですが…。でも今年は簡略してますけれど、健診もの準備とかしなきゃならず、来週にはもういろいろ動かにゃならんので、そのストレスですかね。大事にしないと。
と言いつつ、ストレス解消法はアニメ見ることなので、それだけは欠かさずw
『弱キャラ友崎くん』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。
主人公の友崎文也は学校では「陰キャラ」だが、唯一『アタファミ』という格闘ゲームで最強であることを心のよりどころとしていた。そんなアタファミに置いて、文也の次に強いNoNAMEという人物に興味を持つ。「オフで会おう」という申し入れを受けた文也が待ち合わせ場所に行くと、そこには同じ高校で人気も勉強・スポーツも一位の日南葵がいた。負けず嫌いの葵は最強ゲーマーのnanashiが文也であることにショックを受け、辛らつな言葉を浴びせる。リアル人生ではなくゲーム世界に自分を見出す文也は、葵から「人生こそ最高のゲーム」と言われ、話しに共感した文也は人生という名のゲームに最弱Lv1から挑むこととなる。
葵から課題を出され、それをクリアしていくうちに、文也の周りには友達ができ、リア充な遊びにも参加できるようになった。そこで葵から「クラスメイトの風香に告白する」という課題を出されるが、何かが違うと感じた文也は葵に意見する。葵は怒り出し、二人は決裂。しかし自分が何故違和感を感じたのかよくよく考えた文也は、葵を呼び出し、「アタファミという自分が満足できる場所があり、それ以外のまだ欠けているところを達成していくのが面白い」「すべて完ぺきにこなす葵にはわからない感情」であることを伝える。彼女が夢中になるアタファミは唯一完璧な彼女が一位になれない場所だからこそ、必死に取り組んでいることを教える。自分の気づかぬ感情にようやく悟った葵と文也はまた今までの関係に戻り、リアルをクリアしていくのだった―――というストーリーでした。
かもしたもいわゆるヲタク街道まっしぐらな青春時代(笑)でしたので、どれだけリア充人生のレベルって上げられるのか興味持ってみていました。最初は結構日南さんの意見は「ふんふん。」と聞けていたんですが、友崎君じゃないですけれど、やっぱり途中から違和感出てきました。何がか、といえば、日南さんは最終的に「友崎くんの感情までもコントロールする」ところまで踏み込んできちゃったからですね。感情は支配できませんよ。いかな恋愛でも、二人にしか分からない感情なんですから、そこを他人がコントロールするのはあかん。確かに中高のころって、他人の恋愛応援すること多いですよね。かもしたも例に漏れず、部活の友達の後押し手伝ったことありましたが、それは本人からきちんと「助けて欲しい」と言われたので。日南さんは勝手にくっつけようとしているので、そこは駄目。でも、そこをちゃんと「おかしい」と気づけているんだから、友崎くんは決してコミュ障でもないし、距離を考えられる人だと思います。ちゃんと日南さんの一番欠けている部分を指摘できましたし。日南さんには負けず嫌いは判りますが、他人の支配はしないで、むしろ自分をよく見て欲しいですね。一番下に見ていた友崎君から指摘されたのは悔しいと思いますが、むしろまだ学生時代でよかったですよ。社会人になってからでは、一回の挫折がでかくなるので。二人とも沢山行き詰って乗り越えて行ってもらいたいものです。
『WIXOSS DIVA(A)LIVE』:カードゲームのWIXOSSのアニメ作品。今回で5作品目になりました。今期は今までのシリーズとは違って、少し明るい雰囲気の作品でした。
主人公の明日平和は、幼い頃、バーチャル空間「WIXOSSLAND」で最強のディーバ「無限少女」に憧れていた。「WIXOSSLAND」では3人チームでバトルを行い、セレクターと呼ばれるファンの数を競う「ディーヴァバトル」を行っていたが、自らもトップディーヴァになるという夢を叶えるために、友人の温故 昭乃と、実力は認められているものの過去にトラブルでチームを抜けていた魁 令を誘い、自身のチーム「No Limit」を結成してディーヴァバトルに挑戦することとなった。新人ながらCランカーの中で勝ち進めていくNo Limit。時折調子づいた平和の暴走や、大人しい昭乃との価値観の違い、令とかつての仲間との諍いなど、数々のエピソードを超えて、ほぼ負け知らずのチーム。しかし、ある日Aランクトップディーバの「デウス・エクス・マキナ」のエクスとひょんなことで知り合い、平和は彼女からバトルを申し込まれる。軽い気持ちで挑んだ戦いは完全なる敗北。しかしそれを「仕方ない」と言った平和にエクスが怒り、バトル終了後も平和に攻撃を仕掛け痛めつける。敗北にすっかり気落ちした平和はWIXOSSを辞めようとするが、チームメイトや仲間たちが必死に「ゼウス・エクス・マキナ」に挑む姿を見て、勇気を奮い立たせて再度彼女らに挑む。しかし運営側が開催していた「ゼウス―」達とのバトル大会を急遽中止。増えすぎたディーバたちを一掃するための仕組まれた計画だったが、元「無限少女」の店長や、平和達のアクセス乗っ取りで、NoRimitとゼウス達の試合が決定される。仲間たちのカードを預かり、ゼウスの無敗攻撃を退け、NoRimitが初めてゼウス・エクス・マキナに勝利する。そして時は過ぎ、NoRimitはAランク入りを果たすためのバトルに挑むのだった―――というストーリーでした。
今までのシリーズは、「無限少女」になって願いをかなえる代わりに、自分がルリグになって世界を閉じ込められてしまう、という真実や、リアル世界で葛藤を抱え込んだ少女たちが時に荒んだ戦いをすることもあって、結構ダークなストーリー展開でした。でも今回は基本的にチームで友達になったり戦うことでお互いを認め合う形になったりと、結構明るいストーリーになっていたので、よかった♪(*´▽`*)と思っていた―――んですが、やはりWiXOSS、エクスが平和を痛めつけるあたりの残虐シーンは入っていました💧 流石はWIXOSS…(--;)
流れ的には王道の、ボスに挑んで最終決戦は仲間の力で勝利、でしたが、ある意味今までのシリーズから考えると一番すっきりしていて後腐れなく円満終了できたと思います。ストレスレスで見れたのは大きかった(笑)
『帰ってきた大人の防具屋さん』:こちらは漫画原作のアニメ化2期目。
大人(の女性)向けの防具しか作らない防具屋さんの日常物語。特に意味はありません。(*´Д`)ハァハァな衣装、だけど防御力はいいのを見たり着たりで大騒ぎになる5分アニメでした。
・・・大人の男性向けの防具は作ってくれないんだろうか。店主の趣味だから無理かw
『キングスレイド 意志を継ぐものたち』:原案はRPGですが、ゲームのストーリー展開とは違って、アニメオリジナルストーリーでした。
舞台は魔王アングムンド率いる魔族の軍勢と、人間国家オルベルリアの国王カイルを中心としたオルビア大陸の種族たちによる戦いが終結してから100年後の世界。主人公のオルべリア王国見習い騎士:カーセルは同じ騎士の先輩:クラウスらとともに、修行の日々を送っていた。ある日、アングムンドの力を調査するために派遣され行方知らずとなったクラウスを探すため、幼なじみの司祭フレイとともに旅に出る。旅のなかでカーセルは、クレオと名乗る魔法師と、彼女の護衛をするロイが現れる。 カーセルとフレイを探しに来たというクレオたちは、「賢者の塔」のドミニクスに元に連れていかれ、彼からカーセルは「先の戦いでアングムンドを倒した王:カイルの息子であり、魔王を倒すためために用いた聖剣エアの使い手」であることを告げられる。そしてエアを手に入れ封印を解くために、仲間とともに旅路を急ぐのだった。その頃オルベリアではダークエルフたちが復讐を兼ねてオルベリア軍に加入し、力を付けていたが、アングムンドの手下に隊長のリヒト以外皆殺しにされてしまう。
賢者たちに封印を解いてもらい、ようやく聖剣の元にやってきたカーセル達だったが、時は既に遅く、アングムンドが復活。しかもその依り代はカイル王だということを知り、更に聖剣は先に手にしたリヒトの手からアングムンドへと渡ってしまう。アングムンドは執拗に攻撃を仕掛けるが、仲間たちの援護でカーセルは聖剣を取り返し、アングムンドに止めを刺す。しかしアングムンドから流れ出た妖気が、今度はカーセルに乗り移ろうとしてくる。苦しむカーセルを救ったのはリヒト。彼が身につけていた敵と誤解していた魔女の遺産のペンダントが妖気を打ち消し、アングムンドを打ち倒す。カイルは正気を取り戻した後消滅。オルべリアに平和が戻ったが、異変を感じ取った聖剣の導きにより、改めて騎士となったカーセルと仲間たちは、再び旅に出るのだった―――というストーリーでした。
こちらも「オルタシアンサーガ」と同じく王道RPGストーリーでしたね。流れが二つあって、一つはカーセル側、もう一つはリヒト側の同時進行だったのですが、最後で二つが上手く重なり合って、すっきりと解決できてよかったです。特筆すべきはカーセル役の石川界人さんの演技かな。最初の騎士見習の頃は、本当にまだ子供から抜けきれない声(話術)だったんですが、26話通して聴くと本当に最後の方はりりしくて頼りがいのある声に変わっていっているんですよ。半年間の放送だったので、気が付かないくらい本当に自然に変わっていたので、これは流石だわ✨ こちらもキャラデザも変動なく最後までクオリティ高かったので、見ていて楽しかったです。
『呪術廻戦』:言わずもがな、人気漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の高校生:虎杖悠仁は並外れた身体能力を持っており、育ての親代わりの祖父から「正しく使え」と言われ育ってきた。ある日高校のオカルト研究部で特級呪物である「宿儺の指」が開封され、宿儺の指を取り返しに来た伏黒恵と宿儺の戦いの最中、悠二は指を飲み込んでしまい、宿儺の器となってしまう。その後虎杖は「宿儺の器」として呪術師に捕らえられ、死刑を宣告される。しかし、特級呪術師の五条悟の提案により、「すべての宿儺の指を食してから死ぬ」という猶予が与えられる。かくして虎杖は都立呪術高専に入学し、伏黒や釘宮野薔薇たち一年生とともに少年院の呪胎を祓いに行くが、その最中で虎杖は死亡。しかし宿儺との契約で蘇生し、特級呪霊の真人との戦いに派遣。その際友人となった吉野順平を殺され、怒る悠二は同じく派遣された七海と協力し真人を退けるまでに至った。その後、京都校との交流戦で、改めて悠二は東京校のメンバーに合流。団体戦では悠二は京都校の3年生で最強の東堂葵に一歩も譲らす戦いを繰り広げるが、夏油の配下の真人が「宿儺の指」を奪いに忍び込む。悠二と東堂は特級呪霊・花御との闘いとなり、花御を追い詰めていく。しかし他の生徒にも危害が及び、死者まで出たことから五条が参戦して敵を完全に沈黙させる。結局交流戦は内容をくじ引きで決めてやり直し。何故か野球となり東京校の2-0の勝利となった。交流戦終了後、1年生は埼玉県の八十八橋という自殺の名所で、地元の高校生で肝試しをした生徒たちが原因不明の死を迎えていることを受けて調査に向かう。そこで結界に取り込まれた伏黒は不完全ながら呪術領域を会得し勝利。一方悠二と釘崎は呪胎九相図の壊相・血塗との戦いとなり、危機に瀕しながらも勝利する―――という起首雷同までのアニメ化でした。
やっぱり面白いですね!今一番人気の高い漫画&アニメだと思いますが、特にアニメではバトルシーンが凄い。TVですから2次元なんですが、描き方が3次元=3Dなんですよね。多方面から描きこんでいるので、全然平面に見えない=リアリティと迫力が満天!こうしたバトルモノってジャンプでは王道ですが、音楽とも上手く合わさっていて凄いかっこよかった✨ あとはやっぱりキャラクターの魅力ですね。無論五条先生がほぼもっていってくれてますが(笑)、1年生も2年生も京都校の子たちもみんな一本筋が通っていて、見ていて爽快です。特に野薔薇ちゃん――一般的に女子が男子に抱っこされたら「えぇ!?Σ( ̄□ ̄;)」っていう反応になると思いますが、顔色一つ変えずに「背中は任せろ。」と言い切れる。そして悠二に引けを取らない戦いっぷりと、買い物で悠二と恵を連れまわす強さ(笑)は惚れてまうぜ!(≧▽≦) …何だろう、あの独特の戦い方とか協力体制とか、口にしなくてもパッとできちゃう「ジャンプのアクション漫画」の魅力って。上手く説明できないんですが、そこが一番の魅力なんですよ。2クールガッツリ魅せてくれて、ホント楽しかったです。
で、「続」と出た後、夏油(偽)が「百鬼夜行を行う」という宣言をしていたので、「渋谷事変」までを今度2期で制作していそうですね。確実に「2期決定!」とは出ていないのですが、呪術廻戦を読んでいる人なら多分それだけで伝わっているはず。でもその前に乙骨くんが主役の「東京呪術高等専門学校」が劇場版になるそうで。今年の冬公開だそうですが、普通パイロット版の漫画をアニメにするってなかなかないんですが、制作しちゃうところがこの作品の人気の高さを物語っていますね。いずれにしても凄く楽しみなので、出来たほうから(笑)順次見て行きます!
『犬と猫どっちも飼っていると毎日楽しい!』:4コマ漫画原作が1分アニメで登場。
能天気な犬(cvざーさん)と天上天下唯我独尊な最恐の猫(cv杉田さん)の日常の飼い主とのやり取りなんですが、飼ってなくても面白かったですw 大体犬がボケ担当で、猫がオチに使われるんですが、この1分間の中で強烈に個性アピールしてくれたざーさんと杉田さんの演技力に拍手( ゚Д゚ノノ"☆パチパチパチパチ 
杉田さんがツイートで「『呪術廻戦』の映画の後で『犬猫』上映シテクレナイカナ|ω・)…」の呟きが最高でした✨私もあってほしい♥
『俺だけ入れる隠しダンジョン』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。
主人公の貧乏貴族スタルジア準男爵家の三男:ノル・スタルジアは、就職が決まっていた司書の座を初出勤の日に別の子爵家のコネで奪われ、途方に暮れていた。その代替案として就職先に困らないことで有名な英雄学校への進学を母から進められるが、今の自分の実力ではどうあがいても合格は不可能。そんな中、幼馴染のエマ・ブライトネスが古文書でノルのレアスキル・大賢者のデメリットを打ち消す方法を発見する。大賢者の助言により、ノルは現在は誰も存在を知らない隠しダンジョンの場所を発見する。そこで死鎖呪に囚われ、200年間ずっとダンジョンで身動きが取れない状態になっていた、凄腕冒険者のオリヴィア・サーヴァントと出会う。オリヴィアはノルに超強力なユニークスキル・創作、付与、編集、LP変換を譲り受け、この能力で隠しダンジョン内で得られるレアアイテムを売り、英雄学校への入学を果たす。そして幼馴染のエマを始め、仲間たちと英雄学校での教育を受けながら、お金を稼ぐためにギルド:オーディンに加入する。一方で、動くこともできないオリヴィアガ自分に尽くしてくれることに悩むノルは、彼女の呪縛を取り払おうと、解決策のある15階層に単身挑んだところ、死鎖呪がオリヴィアの姿となってノルを殺しに襲い掛かってくる。何とか地上に逃げ延びたノルだったが、偽オリヴィアは地上にまで現れノルを追い詰めていく。仲間の助けもあったが、とてつもない強さの偽オリヴィアに成す術もないノル達。だが、大事な人たちの命が奪われそうになることに、奮起したノルが全てのスキルを「生贄」として偽オリヴィアに叩きつけ打ち勝つ。本物のオリヴィアは200年の時からようやく目覚め、ノルと改めて対面を果たすのだった―――というストーリーでした。
基本的にノル君はチートなので、最後の戦い以外はのんびりと観戦してました( ̄▽ ̄) メインは「欲望を満たすことでSP回復」なので、女の子たちに色々される微エロシーンが多かったですがw 気が付けばハーレムアニメだったよ。隠しダンジョンといえど、「ダンまち」のようなバトルはなく、ダンジョン探索シーンはあまり多くはなかったです。学校生活とかギルドの依頼解決がメインだったかな。きゃわいい女の子とほのぼのしたい方向きのお話でした。
『Levius -レビウス-』:漫画原作のアニメ化作品でした。
世人体と機械を融合させて戦う『機関拳闘』という格闘技が存在する世界で、主人公のレヴィウスは若手拳闘士として、伯父のザックから指導を受けていた。彼は幼い日に戦争で母親が意識不明となり、父親は死亡。母の治療費を稼ぐためにもレヴィウスは機関拳闘の試合に出場を重ね、Cランクの中では目立つ存在となっていった。強敵のオリバーを倒し、Grand-1というランキング最高峰への昇格試合に挑むこととなったレヴィウスは同じステージのランキング1位であるヒューゴと戦う予定だったが、ヒューゴはその前の試合で謎の戦士「A.J.」との戦いで完膚なきまでに倒されてしまう。試合を見に来ていたレヴィウスはA.J.の素顔を見て驚愕する。A.J.は幼い日、母親の病院に行こうとして戦闘に巻き込まれた際、レヴィウスに助けを求めながら兵士に連れ去られてしまった少女だった。彼女はこの世界の経済を牛耳る軍事会社アメジストのDr.クラウン の養女となっていた。そして体に無理やり改造を施され、ヒューゴすらものともしない最強戦士となっていた。彼女を救いたい一心で戦いを挑むレヴィウス。ザックスやオリバーやガーネットの力を借りながら、試合に挑み、当初はA.J.の動きを見極め、追い込んでいったレヴィウス。勝利確実となった瞬間、命を引き換えに全ての枷を外したA.J.は自我を失いながらレヴィウスに襲い掛かる。最後の一撃で義手による一撃を与え、A.J.の動きをようやく止められた、かと思いきや、内臓が崩壊する状態になってもまだ戦い続けるA.J.。ついに倒れたレヴィウスはこのまま敗北かと思われたが、ヒューゴの決死の叫びに再度立ち上がり、使えなくなった義手の代わりに生身の左腕で一撃を加える。こうしてようやくA.J.は意識を失い、Dr.クラウンへの怒りをぶつけたレヴィウスも勝利の後倒れてしまう。数か月後、アメジストは崩壊。病院を退院したA.J.はザックスのジムへと移り住み、そこには次のステージへの昇格戦を控えたレヴィウスがいた―――というストーリーでした。
拳闘=ボクシングの漫画&アニメは「あしたのジョー」しかり、「メガロボクス」しかり、世界観も排他的で荒っぽい感じが多かったので、この作品も「そうかな~」と思ってみていたんですが、絵が繊細でイメージがぐるっと違ってました。決して骨太じゃないのは、多分義手での戦いだからかもしれませんが、男と互角以上に戦う女の子も登場していますから、あの独特の汗臭さは感じなかったです。あと影響大きかったのが音楽ですね。激しい音楽が全然なくって、静かなジャズっぽiBGMがメインだったので、滅して甘くはない世界なんだけど、独特の静けさが大人っぽさを出していた気がします。ストーリーも重厚で面白かったですし、何より声優さんも一流どころでぴったりと嵌っている人ばかりだったので、より一層ドラマに引き込まれました。
『怪病医ラムネ』:漫画原作のアニメ化作品でした。
この世にある病気には、普通の病のほかに、人間の歪んだ心や隙間に蔓延って現れる病気=「怪病」が存在し、その治療を専門にしている医師「怪病医」のラムネと、かつて彼に救われた助手でしっかり者のクロ。二人の元には今日も「目からマヨネーズが出る」「頭からポップコーンが出る」などといった、あり得ない病気を抱えた患者がやってくる。二人は患者の心の闇や歪みを掘り起こし、怪具という治療具を用いながら今日も日々治療にあたっていく。時に患者に親身になりすぎ、師匠に怪病医失格とまで言われ、落ち込むこともありましたが、そのbん患者からの信愛が厚いことをクロに教えられ、また気持ちを新たにするラムネだった―――というのが大まかなストーリーでした。
概ね一話完結で、クロが助手になった経緯のエピソードのみ2話分の構成でした。
病気そのものは漫画的であり得ないものばかりでしたが、その病に至る原因が、本当に現代人にありがちなものばかりで、結構どっきりしましたよ。特に今の世の中、スマホでSNS繋がりが重視されていたり、学校でも町内でもカーストがあったりで、本当に精神的なところでギシギシしていて身体以上に精神が病みやすい環境ですから。かもしたも仕事柄、こうした相談事を結構受けるので、そのうち「目からソース」流してくる子のいるんじゃないか!?Σ( ̄□ ̄|||)と思うほどです。ラムネのやり方はある意味心をこじ開けてくるので、妥当かどうかはわかりませんけれど、結局は患者が今の自分を脱却するしか手立てがないのは事実。心って傷や膿が見えない分、リアリティに把握しづらいのでなかなか家族や友達、先生に気づいてもらえないんですよね。ラムネ先生並みに核心つける治療ができて、スッキリ解決出来たら今の世の中安泰ですよ。でも治療よりも大事なのが予防。できたらSNSとかカーストとか、そういった人間の価値を勝手に決めつけるような物が無くなる…ことはないので(有史以来ずっとあるよね)、そういう物に打ち勝てる心を鍛えることが大事かな。

そして、いよいよ新番組も始まりました―――
『僕のヒーローアカデミア』:ジャンプ人気漫画原作のアニメ化も5期目ですか。凄いですね。
前回は仮免許を得て、実習に参加したり、文化祭があったりと学校生活ならではの楽しいところもありましたが、一方サー・ナイトアイが殉職したりミリオ先輩が個性を使えなくなったり、重いテーマもありました。むしろ本格的に仕事に近づけば近づくほど、命に係わる深刻なストーリーになっていきそうですね。
5期はメインのイベントが終わって、仮免許補習も行われる中、より現実に近い形への授業へと突入。HR中に「訓練でヴィランが雄英高校に侵入したため、A組全員で対応に当たれ」との指令。先生からの指示はなく、自分たちで協力し合い、その己の個性を最大限発揮して現場にあたるA組面々。ちなみにヴィラン役は3年生のTOP3(ミリオ先輩は川に流されている被害者役)。救出担当、火災ビルの消火担当、ヴィラン追走担当に分かれ、順調にこなし、遂には3年生を追い詰めることに成功。しかし爆轟が容赦なく先輩ごと爆破させ、教員の説教を食らうことになるのだった。一方、ハイエンドとの死闘で重傷を負ったエンデバーが、病床で謎の人物と対面していたことを思い出すのだった―――という第1話でした。
今回はTVオリジナルストーリーでしたかね?1年ぶりなので1年A組と教員の紹介的な構成になっていました。原作読んでいないのでアニメでしかストーリー追っていないのですが、この謎の人物が物語のキーポイントになるのでしょうか?いずれにしてもエンデバーに重傷を負わせたハイエンドの関係者なら、相当な強敵のはず。果たして1年生が勝てるのか?またそれだけでなく、轟親子の因縁の相手になりそうなので、焦凍くんにぜひ頑張ってもらいたいところ。無論、かっちゃん(笑)も無事に仮免取れますように!