年明け、仕事も再開しましたが、のっけからセンター試験の準備とか、この時期何かと忙しいんですよね。おかげで風邪ひいている暇もないんですが、職員の間で段々インフルの影が見え隠れ・・・何とか影響でないといいんですが。かもしたの部署は離れているので接触が少ないんですが、「あの…体温計らせてください…」とやってきて、計ると既に38度後半。かもした「すぐに病院に行ってください。」 職員さん「いえ…ただの風邪ですから、きっと。解熱剤ください。」 かもした「インフルの場合、解熱剤使ったら腎不全とか起こして命にかかわることあるから、早く病院で確定診断受けろっ!Σ( ̄口 ̄)」 というやり取りは必ず毎年見られる光景✨ ・・・いえ、本当に腎不全とか肝不全起こされると不味いんで、かもしたは容赦なく病院に行かせます。それがあなたの命を守るためだと思ってください<(_ _)>←でも怒鳴る。でないとみんな聞いてくれないんだもん(--)
と言っているかもしたは、今日も元気にアニメチェックw 脳みそは風邪に冒されずとも既に壊れてますv
『神田川JET GIRLS』:ゲーム原案のアニメ化作品でした。
主人公の波黄 凛は母親がジェットレースの有名なジェッターだったことで、母と同じ道を歩むため、単身東京の高校に入学。憧れの神田川杯に出場を狙うものの入学した区立浅草女子高校はジェットレース部はなかった。しかし凜はそこで姉が天才シューターだった蒼井 ミサと出会い、ひな・キリコ・ふみからと一緒にジェットレース部を作る。学校に眠っていた愛機:オルカーナで神田川を走る凜とミサだったが、強者紫集院 かぐや率いる私立武蔵野女学院をはじめとするライバルたちに勝利できない日々が続く。一番の要因は凜とミサに息が合わないこと。何とか関係をよくしようとする凜に対し、一歩踏み出せないミサ。二人の前にライバルたちが現れ、やがて二人はコミュニケーション不足であることに気づく。夏休みにそれぞれ自身はなぜジェットレースをやりたいか?を見直した二人はやがて思いを一つにし、神田川杯の予選を通過。バイトをしながらオルカーナの装備も充実させ、決勝は最下位からのスタートだったものの、「母や姉に縛られない、自分たちの戦い方をする」と決めた二人が見事に逆転優勝を飾る―――というストーリーでした。
挫折や衝突を繰り返しながら、やがて自分の道を見つけ、それが勝利につながる、といういわゆるスポーツの「お約束アニメ」ではあるんですが、ライバルがお嬢様からヤンキーから多種多様で、そのおかげで彼女らの視点がそれぞれ多角的に主人公たちを見てくれるので、いい意味で成長がしっかりとわかるストーリーでした。しかも、みんないい人(笑) お嬢も別に鼻にかけることもなく、ヤンキーも威圧はなく一緒に楽しもーぜ♪なノリで、面倒見いい子たちばかりでしたね。多分主人公の人柄だと思うのですが。最終的には身内の幻影に束縛されていた自分たちに気づき、自分の力で脱却できたことが大きいですね。いい青春アニメでした。あとお色気も(笑)
秋アニメの最終回はここまでかな。次は新番組v
『BanG Dream! 3rd Season』:リアルバンドと融合して大人気の女子バンドストーリー。第3期目です。
2期目では香澄たちは高校2年生、目標は「主催ライブの成功!」だったのですが、中学生で音楽プロデューサーのチュチュが「最強の音楽」を奏でるためのバンドメンバーを集めており、ポピパのギタリストであるたえを執拗に勧誘し、ポピパをはじめガールズバンドたちを混乱させるものの、主催ライブは成功を収めたところまででした。そして今季はその主催ライブの直後からスタート。ガールズバンドの人気を更に高めようと、武道館でのライブバトルイベントが発表され、ポピパの面々も参加に前向きになっていた。一方、RAISE A SUILENのプロデューサー:チュチュは、相変わらずロゼリアやポピパを強烈にライバル視し、どうにか蹴落とそうと策略中。そこでRAISE A SUILENの正規ギタリストがいないことを受けて、オーディションを行うも、チュチュのお眼鏡に適うギタリストはいなかった。そんな中、チュチュに心酔する鳰原 れおなが、文化祭でたえが来るまでの時間つなぎで演奏した朝日六花のギタープレイを見て惚れこむ。ある日のRAISE A SUILENのライブに招待されたガールズバンドの面々の前で、チュチュは六花を堂々とスカウトする―――という第1話でした。
基本ライバルではあるけれど、悪人はいないガールズバンドの面々ですが、やはりストーリーの起伏のために悪役、というか引っ掻き回す役としてチュチュが今回もかき回してくれるようです。ガールズバンドってボーイズバンドとちょっと違うのは、音楽性も無論あるんですけど、それ以上に女子の仲良しというか、フィーリングで築き上がっていく要素も多いので、こうしたチュチュみたいな子はガールズバンドの中ではかなーり浮くかと。・・・ただチュチュはある意味間違っていない。彼女は完全に「プロ」を意識していますから、仲良しごっこじゃない(ロゼリアの友希那も言っておりますが)ので、結構強引に男性ミュージシャン並みの要求してくるんですよね。なので見限るときはあっさり捨てるのもいとわない。だって仕事とはそういうもの。でも高校生のガールズバンドの持つ意識は、まだそこまで達していないから、煙たがられちゃう。勝ち負けに拘っているあたりがまだ子供w でも彼女の投げかけた波紋がメンバーそれぞれの将来をどうしたいのか(プロになるのか、アマチュアレベルで楽しみたいのか)、選択を迫られるときにつながると思います。もうすぐ高校3年生。ロゼリアは既にプロを意識しているようですが、ポピパはどうする!?―――そんなところもまた見守っていきたいなと思います。
『魔術師オーフェン はぐれ旅』:懐かしいですねー!20年前に一度アニメ化になっておりますラノベ原作の再アニメ化です。
魔術士養成機関『牙の塔』で暮らしていた主人公:キリランシェロは、ドラゴンとなって失踪した義姉のアザリーを探すために旅に出る。それから五年後、トトカンタでキリランシェロは「オーフェン」と名乗り、金貸し業を営んでいたが、地人種族のボルカン、ドーチンが借金を踏み倒したため、二人の言う儲け話に無理やり連行される。行った先はエバーラスティン家。そこの長女との結婚詐欺をするはめになるが、無論あっさり見破られる。エバーラスティン家の次女:クリーオウから既に正体がバレていることと、母と姉が彼らを警察に突き出そうとしていることを聞かされ慌てる面々だったが、その時、衝撃が襲う。クリーオウが母と姉の下に向かい、オーフェンもその後を追うが、そこに現れたのはドラゴン姿のアザリーだった。アザリーはエバーラスティン家に預けられていた剣を加え、飛び去ろうとするが、そのアザリーを黒魔導士チャイルドマンたちが殺そうとするところを、オーフェンはアザリーを守り黒魔術師の前に立ちはだかる――
―という第1話でした。
うわ~懐かしいですね。嬉しかったのは、オーフェンの声をまた森久保さんが演じてくださっているところ。流石にクリーオウたちは違っていましたが、かもした世代はオーフェンは森久保さんで印象付けられちゃっていますね。前作は少しずつオリジナル要素が入っていた気もするのですが、今回はほぼ原作通りの流れのようです。前作もクオリティ高かったので(魔術の演出とかすごかった記憶がある)、今期はどうかな。オーフェンの後にスレイヤーズやっていて、ドラまたリナ・インバースがさらに火力強かったから、もう凄いぞだらけだった印象があります(笑) あと好きだったのはEDの「タンポポ」(※モー娘。のユニット)の「ラストキッス」。なんか久しぶりに聞きたくなりましたw それはともかく、今度はデジタルできれいな画像でまたオーフェンが見られるのは嬉しい。楽しみにしてます。
『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』:なろう系小説原作のアニメ化です。
主人公の本条楓は、友人の白峯理沙に勧められてVRMMOの『NewWorld Online』というゲームを購入していた。一緒に始めるつもりだったものの、理沙が試験明けまでゲーム禁止のため、楓は一人、「メイプル」という名前でプレイを始めた。しかし、ゲーム初心者であるメイプルは「痛いのが嫌だ」という理由で防御に特化した大盾を選び、ステータスポイントも全て防御力に振る「極振り」をしてしまう。そのため、「動きが遅い」「攻撃ができないので、ひたすら敵に襲い掛かってもらって自滅」しか作戦が取れないという問題が発生するものの、普通の人が見向きもしない「3時間耐えることで得られるスキル」などを習得してしまう。これに気をよくしたメイプルはレベルが上がるとそれで得たステータスポイントをすべて極振りすることを繰り返した結果、無敵の防御力を誇るようになる。ある日、町で出会った同じ大盾使いのクロムに「かっこいい装備」を作る店を紹介してもらったところ、金かが足りず、店の主人:イズから毒竜のいるダンジョンを教えてもらう。無論初心者が倒せる相手ではないのだが、メイプルはひたすら毒攻撃に耐えることで「毒無効」のスキルと「大食い」のスキルによって毒竜を撃退することに成功。レア装備をゲットするのだった―――という第1話でした。
見事なビギナーズラック、というやつです(笑) でも普通の初心者は「攻守のバランス」を求めがちだと思うので、ここまで防御に徹するほうがいい、という感性の持ち主は多分滅多にいないはず。そういう奇特な方向けのスキルを用意してくださったゲーム開発者に感謝です。・・・これがSAOだったら絶対に生き残れないですが、別作品でよかったねw 命がけではない気楽さが肩の力抜けて見れるので、是非メイプルさんの活躍を応援したいと思います。
『number24』:オリジナルアニメです。昨年話題のラグビー、関西大学選手権をモデルにしたストーリーのようです。
堂紫社大学ラグビー部1回生のエースだった主人公の柚木夏紗はバイク事故を起こし、半年間の入院生活を余儀なくされた。そのため留年し、再度1回生となった春、脊椎の重度ヘルニアで激しい運動ができなくなった夏紗はそれでもラグビーに関わりたいと、マネージャーに転向する事を宣言。幼馴染の親友:真行寺清一郎は、たとえマネージャーでもかなり体に無理を強いることが多いことから反対。更に部員たちもかつてエースだった夏紗にどう接していいかわからず、態度もあいまいなものになっていく。そんな中、練習中に新入部員の真白優が倒れてしまう。食も細くラグビー向きでない優を気にしていた夏紗が病院に連れていくと、胃潰瘍からくる貧血を発症していた。優は退部することを考えていたが、ラグビーが好きか尋ねたところ、優は今でも好きなことに変わりないと言う。夏紗は自分と同じようにラグビーに関わる手段があることを伝え、優はマネージャーに転向する事を部員たちに伝えるのだった―――という第1話でした。
ラグビー主題の作品、と謳っているのを見なかったら、ややBLを匂わす男子青春ストーリーがメインの作品かと思います(笑) ほとんどラグビーやっている場面写って居ないですし。でも開き直って「2話もほとんどラグビーやっていないよ!」と宣言する当たり、あまり突っ込んではいけないようですw
昨年『トライナイツ』という高校ラグビーの作品を放送していましたが、まだワールドカップが始まっていなかったこともあって、ルールとか全然わからないところに、解説もなく淡々とボール取ったり取られたり、の描写だけだったので、試合の経過がどっちが勝っているのかとか、優勢なのかとか、さっぱりわからないまま終了したのが記憶に新しい・・・。多分試合は後々やってくれると思うので、その時はできたら解説(キャプつばみたいにアナウンスでもよい)入れて、試合やっているんだー!という雰囲気をぜひ味合わせてほしいです。物語に緊迫感が生まれないとね。その辺ちょっと期待v
『空挺ドラゴンズ』:漫画原作のアニメ化です。
飛行船に乗って捕獲した龍を加工して売りさばく龍捕りと呼ばれる人々がいた。希少となった現役の捕龍船クィン・ザザ号には、主人公で龍狩りの力にたけたミカ、新人龍捕りのタキタや龍捕りの父をもつジロー、諸事情で地上を旅立ったヴァナベルなど様々な龍捕りが搭乗しており、命がけで龍を倒し、その肉や油などを停泊地で売りさばいていた。しかし、固定した住まいを持たない流れ者の龍狩りは、一般の人たちから見てよそ者であり、不審者扱いをされることもある。タキタはそれが気に食わないが、ある時龍が街を襲っている、それは龍狩りのせいだと苦情を言いに来る者たちがいた。龍の肉は買うのに龍狩りに対する扱いの酷さに不満を募らせるタキタだったが、頭の命で一同街を襲う龍を倒しにろくな装備もないまま立ち向かう。襲い掛かってくる龍は実は先ほどとらえた龍の母親だった。市の物狂いで子供を取り戻そうとする母龍とミカたちの戦いは多くのけが人を出しながらも、何とか狩りに成功。龍狩りたちは街との約束で、この日一日滞在をする許可を得たのだった―――という第1話でした。
かなり以前にこの作品と同じように、龍の身体に住みながら、命がけで龍だったか鯨だったかとらえる一族の話があった気がするのですが、こちらも負けじと劣らず迫力あるアクションでした。ぱっと見、狩りのすごさとか面白い世界観を描写している感じですが、その中に含まれた弱肉強食とか食物連鎖とか、人も自然の中の一部であり、互いに命がけで獲物を取り合うという原始からの力関係と、逆に社会からつまみ出されてしまったという人間社会の皮肉もあって奥が深いと思います。純粋な力と理性的な社会、この相反する二つの中で生きる人間の姿を浮き彫りにしているので、外側から人間というものが観察できるのが面白いです。この先龍狩りたちがどう生きていくのか、ガッチリ見たいと思います。
『プランダラ』:漫画原作のアニメ化です。
主人公の陽菜は幼い頃、母親を地面に吸い取られる「アビス送り」という経験をしていた。今わの際に母親からいわれた「撃墜王」を探す旅を続けてきた陽菜は、ナナと変なお面をかぶった男:リヒトー=バッハに出会い、ナナからカウントについて知らされる。カウントとは人それぞれに刻まれている数字で、それぞれ課せられたことを熟すとカウントが上る。しかしカウントが0以下になると「アビス送り」に合う、というものだった。その後、陽菜の前に「撃墜王」と名乗る男が現れる。喜びついていく陽菜だったが、実はこの男は他人のカウントを盗む軍人だった。星奪戦によりカウントを失った陽菜がさらに男にとどめを刺されそうになった時、リヒトーが現れる。リヒトーの面の下や隠し持っていた武器に刻まれたカウントと星印によって、彼が本物の撃墜王であるこが明かされた―――という第1話でした。
先ずは面白いのは世界観ですね。カウントによって人生が支配されルールも決まっているという、なんか圧迫感のある世界なんですが、それでもみな自分の人生を受け入れ、カウントを巻くことに応じている。そんな世界に疑問を持たない人と、楽して人からカウントを奪おうとする狼藉もの。カウントを「金」に変えるとリアル世界でも全く同じです。そんな社会の中で必死に地道に生きようとする陽菜と、全く持って正体不明のリヒトー。「撃墜王」というものがそもそも何なのかもわかりませんし、撃墜王と会った後の陽菜の目的も不明。伏線もバリバリ張られている様子ですので、こちらもじっくりストーリー展開を楽しみにしたいと思います。
と言っているかもしたは、今日も元気にアニメチェックw 脳みそは風邪に冒されずとも既に壊れてますv
『神田川JET GIRLS』:ゲーム原案のアニメ化作品でした。
主人公の波黄 凛は母親がジェットレースの有名なジェッターだったことで、母と同じ道を歩むため、単身東京の高校に入学。憧れの神田川杯に出場を狙うものの入学した区立浅草女子高校はジェットレース部はなかった。しかし凜はそこで姉が天才シューターだった蒼井 ミサと出会い、ひな・キリコ・ふみからと一緒にジェットレース部を作る。学校に眠っていた愛機:オルカーナで神田川を走る凜とミサだったが、強者紫集院 かぐや率いる私立武蔵野女学院をはじめとするライバルたちに勝利できない日々が続く。一番の要因は凜とミサに息が合わないこと。何とか関係をよくしようとする凜に対し、一歩踏み出せないミサ。二人の前にライバルたちが現れ、やがて二人はコミュニケーション不足であることに気づく。夏休みにそれぞれ自身はなぜジェットレースをやりたいか?を見直した二人はやがて思いを一つにし、神田川杯の予選を通過。バイトをしながらオルカーナの装備も充実させ、決勝は最下位からのスタートだったものの、「母や姉に縛られない、自分たちの戦い方をする」と決めた二人が見事に逆転優勝を飾る―――というストーリーでした。
挫折や衝突を繰り返しながら、やがて自分の道を見つけ、それが勝利につながる、といういわゆるスポーツの「お約束アニメ」ではあるんですが、ライバルがお嬢様からヤンキーから多種多様で、そのおかげで彼女らの視点がそれぞれ多角的に主人公たちを見てくれるので、いい意味で成長がしっかりとわかるストーリーでした。しかも、みんないい人(笑) お嬢も別に鼻にかけることもなく、ヤンキーも威圧はなく一緒に楽しもーぜ♪なノリで、面倒見いい子たちばかりでしたね。多分主人公の人柄だと思うのですが。最終的には身内の幻影に束縛されていた自分たちに気づき、自分の力で脱却できたことが大きいですね。いい青春アニメでした。あとお色気も(笑)
秋アニメの最終回はここまでかな。次は新番組v
『BanG Dream! 3rd Season』:リアルバンドと融合して大人気の女子バンドストーリー。第3期目です。
2期目では香澄たちは高校2年生、目標は「主催ライブの成功!」だったのですが、中学生で音楽プロデューサーのチュチュが「最強の音楽」を奏でるためのバンドメンバーを集めており、ポピパのギタリストであるたえを執拗に勧誘し、ポピパをはじめガールズバンドたちを混乱させるものの、主催ライブは成功を収めたところまででした。そして今季はその主催ライブの直後からスタート。ガールズバンドの人気を更に高めようと、武道館でのライブバトルイベントが発表され、ポピパの面々も参加に前向きになっていた。一方、RAISE A SUILENのプロデューサー:チュチュは、相変わらずロゼリアやポピパを強烈にライバル視し、どうにか蹴落とそうと策略中。そこでRAISE A SUILENの正規ギタリストがいないことを受けて、オーディションを行うも、チュチュのお眼鏡に適うギタリストはいなかった。そんな中、チュチュに心酔する鳰原 れおなが、文化祭でたえが来るまでの時間つなぎで演奏した朝日六花のギタープレイを見て惚れこむ。ある日のRAISE A SUILENのライブに招待されたガールズバンドの面々の前で、チュチュは六花を堂々とスカウトする―――という第1話でした。
基本ライバルではあるけれど、悪人はいないガールズバンドの面々ですが、やはりストーリーの起伏のために悪役、というか引っ掻き回す役としてチュチュが今回もかき回してくれるようです。ガールズバンドってボーイズバンドとちょっと違うのは、音楽性も無論あるんですけど、それ以上に女子の仲良しというか、フィーリングで築き上がっていく要素も多いので、こうしたチュチュみたいな子はガールズバンドの中ではかなーり浮くかと。・・・ただチュチュはある意味間違っていない。彼女は完全に「プロ」を意識していますから、仲良しごっこじゃない(ロゼリアの友希那も言っておりますが)ので、結構強引に男性ミュージシャン並みの要求してくるんですよね。なので見限るときはあっさり捨てるのもいとわない。だって仕事とはそういうもの。でも高校生のガールズバンドの持つ意識は、まだそこまで達していないから、煙たがられちゃう。勝ち負けに拘っているあたりがまだ子供w でも彼女の投げかけた波紋がメンバーそれぞれの将来をどうしたいのか(プロになるのか、アマチュアレベルで楽しみたいのか)、選択を迫られるときにつながると思います。もうすぐ高校3年生。ロゼリアは既にプロを意識しているようですが、ポピパはどうする!?―――そんなところもまた見守っていきたいなと思います。
『魔術師オーフェン はぐれ旅』:懐かしいですねー!20年前に一度アニメ化になっておりますラノベ原作の再アニメ化です。
魔術士養成機関『牙の塔』で暮らしていた主人公:キリランシェロは、ドラゴンとなって失踪した義姉のアザリーを探すために旅に出る。それから五年後、トトカンタでキリランシェロは「オーフェン」と名乗り、金貸し業を営んでいたが、地人種族のボルカン、ドーチンが借金を踏み倒したため、二人の言う儲け話に無理やり連行される。行った先はエバーラスティン家。そこの長女との結婚詐欺をするはめになるが、無論あっさり見破られる。エバーラスティン家の次女:クリーオウから既に正体がバレていることと、母と姉が彼らを警察に突き出そうとしていることを聞かされ慌てる面々だったが、その時、衝撃が襲う。クリーオウが母と姉の下に向かい、オーフェンもその後を追うが、そこに現れたのはドラゴン姿のアザリーだった。アザリーはエバーラスティン家に預けられていた剣を加え、飛び去ろうとするが、そのアザリーを黒魔導士チャイルドマンたちが殺そうとするところを、オーフェンはアザリーを守り黒魔術師の前に立ちはだかる――
―という第1話でした。
うわ~懐かしいですね。嬉しかったのは、オーフェンの声をまた森久保さんが演じてくださっているところ。流石にクリーオウたちは違っていましたが、かもした世代はオーフェンは森久保さんで印象付けられちゃっていますね。前作は少しずつオリジナル要素が入っていた気もするのですが、今回はほぼ原作通りの流れのようです。前作もクオリティ高かったので(魔術の演出とかすごかった記憶がある)、今期はどうかな。オーフェンの後にスレイヤーズやっていて、ドラまたリナ・インバースがさらに火力強かったから、もう凄いぞだらけだった印象があります(笑) あと好きだったのはEDの「タンポポ」(※モー娘。のユニット)の「ラストキッス」。なんか久しぶりに聞きたくなりましたw それはともかく、今度はデジタルできれいな画像でまたオーフェンが見られるのは嬉しい。楽しみにしてます。
『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』:なろう系小説原作のアニメ化です。
主人公の本条楓は、友人の白峯理沙に勧められてVRMMOの『NewWorld Online』というゲームを購入していた。一緒に始めるつもりだったものの、理沙が試験明けまでゲーム禁止のため、楓は一人、「メイプル」という名前でプレイを始めた。しかし、ゲーム初心者であるメイプルは「痛いのが嫌だ」という理由で防御に特化した大盾を選び、ステータスポイントも全て防御力に振る「極振り」をしてしまう。そのため、「動きが遅い」「攻撃ができないので、ひたすら敵に襲い掛かってもらって自滅」しか作戦が取れないという問題が発生するものの、普通の人が見向きもしない「3時間耐えることで得られるスキル」などを習得してしまう。これに気をよくしたメイプルはレベルが上がるとそれで得たステータスポイントをすべて極振りすることを繰り返した結果、無敵の防御力を誇るようになる。ある日、町で出会った同じ大盾使いのクロムに「かっこいい装備」を作る店を紹介してもらったところ、金かが足りず、店の主人:イズから毒竜のいるダンジョンを教えてもらう。無論初心者が倒せる相手ではないのだが、メイプルはひたすら毒攻撃に耐えることで「毒無効」のスキルと「大食い」のスキルによって毒竜を撃退することに成功。レア装備をゲットするのだった―――という第1話でした。
見事なビギナーズラック、というやつです(笑) でも普通の初心者は「攻守のバランス」を求めがちだと思うので、ここまで防御に徹するほうがいい、という感性の持ち主は多分滅多にいないはず。そういう奇特な方向けのスキルを用意してくださったゲーム開発者に感謝です。・・・これがSAOだったら絶対に生き残れないですが、別作品でよかったねw 命がけではない気楽さが肩の力抜けて見れるので、是非メイプルさんの活躍を応援したいと思います。
『number24』:オリジナルアニメです。昨年話題のラグビー、関西大学選手権をモデルにしたストーリーのようです。
堂紫社大学ラグビー部1回生のエースだった主人公の柚木夏紗はバイク事故を起こし、半年間の入院生活を余儀なくされた。そのため留年し、再度1回生となった春、脊椎の重度ヘルニアで激しい運動ができなくなった夏紗はそれでもラグビーに関わりたいと、マネージャーに転向する事を宣言。幼馴染の親友:真行寺清一郎は、たとえマネージャーでもかなり体に無理を強いることが多いことから反対。更に部員たちもかつてエースだった夏紗にどう接していいかわからず、態度もあいまいなものになっていく。そんな中、練習中に新入部員の真白優が倒れてしまう。食も細くラグビー向きでない優を気にしていた夏紗が病院に連れていくと、胃潰瘍からくる貧血を発症していた。優は退部することを考えていたが、ラグビーが好きか尋ねたところ、優は今でも好きなことに変わりないと言う。夏紗は自分と同じようにラグビーに関わる手段があることを伝え、優はマネージャーに転向する事を部員たちに伝えるのだった―――という第1話でした。
ラグビー主題の作品、と謳っているのを見なかったら、ややBLを匂わす男子青春ストーリーがメインの作品かと思います(笑) ほとんどラグビーやっている場面写って居ないですし。でも開き直って「2話もほとんどラグビーやっていないよ!」と宣言する当たり、あまり突っ込んではいけないようですw
昨年『トライナイツ』という高校ラグビーの作品を放送していましたが、まだワールドカップが始まっていなかったこともあって、ルールとか全然わからないところに、解説もなく淡々とボール取ったり取られたり、の描写だけだったので、試合の経過がどっちが勝っているのかとか、優勢なのかとか、さっぱりわからないまま終了したのが記憶に新しい・・・。多分試合は後々やってくれると思うので、その時はできたら解説(キャプつばみたいにアナウンスでもよい)入れて、試合やっているんだー!という雰囲気をぜひ味合わせてほしいです。物語に緊迫感が生まれないとね。その辺ちょっと期待v
『空挺ドラゴンズ』:漫画原作のアニメ化です。
飛行船に乗って捕獲した龍を加工して売りさばく龍捕りと呼ばれる人々がいた。希少となった現役の捕龍船クィン・ザザ号には、主人公で龍狩りの力にたけたミカ、新人龍捕りのタキタや龍捕りの父をもつジロー、諸事情で地上を旅立ったヴァナベルなど様々な龍捕りが搭乗しており、命がけで龍を倒し、その肉や油などを停泊地で売りさばいていた。しかし、固定した住まいを持たない流れ者の龍狩りは、一般の人たちから見てよそ者であり、不審者扱いをされることもある。タキタはそれが気に食わないが、ある時龍が街を襲っている、それは龍狩りのせいだと苦情を言いに来る者たちがいた。龍の肉は買うのに龍狩りに対する扱いの酷さに不満を募らせるタキタだったが、頭の命で一同街を襲う龍を倒しにろくな装備もないまま立ち向かう。襲い掛かってくる龍は実は先ほどとらえた龍の母親だった。市の物狂いで子供を取り戻そうとする母龍とミカたちの戦いは多くのけが人を出しながらも、何とか狩りに成功。龍狩りたちは街との約束で、この日一日滞在をする許可を得たのだった―――という第1話でした。
かなり以前にこの作品と同じように、龍の身体に住みながら、命がけで龍だったか鯨だったかとらえる一族の話があった気がするのですが、こちらも負けじと劣らず迫力あるアクションでした。ぱっと見、狩りのすごさとか面白い世界観を描写している感じですが、その中に含まれた弱肉強食とか食物連鎖とか、人も自然の中の一部であり、互いに命がけで獲物を取り合うという原始からの力関係と、逆に社会からつまみ出されてしまったという人間社会の皮肉もあって奥が深いと思います。純粋な力と理性的な社会、この相反する二つの中で生きる人間の姿を浮き彫りにしているので、外側から人間というものが観察できるのが面白いです。この先龍狩りたちがどう生きていくのか、ガッチリ見たいと思います。
『プランダラ』:漫画原作のアニメ化です。
主人公の陽菜は幼い頃、母親を地面に吸い取られる「アビス送り」という経験をしていた。今わの際に母親からいわれた「撃墜王」を探す旅を続けてきた陽菜は、ナナと変なお面をかぶった男:リヒトー=バッハに出会い、ナナからカウントについて知らされる。カウントとは人それぞれに刻まれている数字で、それぞれ課せられたことを熟すとカウントが上る。しかしカウントが0以下になると「アビス送り」に合う、というものだった。その後、陽菜の前に「撃墜王」と名乗る男が現れる。喜びついていく陽菜だったが、実はこの男は他人のカウントを盗む軍人だった。星奪戦によりカウントを失った陽菜がさらに男にとどめを刺されそうになった時、リヒトーが現れる。リヒトーの面の下や隠し持っていた武器に刻まれたカウントと星印によって、彼が本物の撃墜王であるこが明かされた―――という第1話でした。
先ずは面白いのは世界観ですね。カウントによって人生が支配されルールも決まっているという、なんか圧迫感のある世界なんですが、それでもみな自分の人生を受け入れ、カウントを巻くことに応じている。そんな世界に疑問を持たない人と、楽して人からカウントを奪おうとする狼藉もの。カウントを「金」に変えるとリアル世界でも全く同じです。そんな社会の中で必死に地道に生きようとする陽菜と、全く持って正体不明のリヒトー。「撃墜王」というものがそもそも何なのかもわかりませんし、撃墜王と会った後の陽菜の目的も不明。伏線もバリバリ張られている様子ですので、こちらもじっくりストーリー展開を楽しみにしたいと思います。