うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

冬アニメ最終回①

2017年03月19日 18時13分19秒 | アニメ
今日は外出せねばならない要件ができて、ちょっとSSの方は更新できなさそうです。
明日にはUPします!
その明日は春コミですね。『とうらぶ』と『ユーリ』にはお知り合いのサークルさんが参加されていらっしゃるので、ちょっと覗きに行きたい気はするんですが、時間とお金がない。先立つものがなければ厳しいですが(苦笑)どうしようかいまだに悩んでおります。

そういえば、『ユーリ』が終わってからもう3か月たつんですね。『ユーリ』終わった後始まった冬アニメももう最終回ですよ。
ちょこちょこっと、また感想などを。
『Spiritpact』:中国のアニメ会社さん制作の作品です。一期前のこの時間帯でやっていた『Bloodivores』が、全く根本的な問題が解決しないうちに最終回という、凄く中途半端だったので、今期の作品は解決までちゃんと放送してくれるんだろうか、という不安半分で見ていました。
結果的には、一応解決したのかな。事故で霊体になった少年と、彼を使役することとなった国家規模の超一流霊媒師の話だったんですが、放送前の絵から見て、狙いはBLかなとは思っていました。…確かにBLでした。最終回の一番最後で。それまでは一緒に事件解決!というのではなく、とにかく主従関係に納まらず、ひたすら喧嘩というか。主人公は大人になりきれない子供で、相手はツンデレ。途中で何度か力を合わせなきゃいけない場面もあって、その時は相手への過去の言動を後悔しながら精神的に強くなった感じになって「お、これで成長したか?」と思ったらまた元通り・・・。こういう関係がBLの王道なのかよくわかりませんが、あまりにも変化なさ過ぎて、物語が進まない感じがしました。
まぁ前作よりはきちんと筋道追って完結しているので、次の作品に期待ですかね。
『この素晴らしい世界に祝福を!2』:人気ラノベの第二期シリーズです。大体ハーレムアニメというと、男性がちょっと頼りなげに見えて実は結構強い。そして勝気なヒロインと個性豊かな女の子たちが囲む―――というのが典型ですが、この作品は全然違う(笑) むしろ女子たちの方がとんでもなくって、主人公も強ち普通ではないんですが、普通でいたいのに、彼女たちが起こしてくれる騒動で、頭も体も酷使せざるを得ない状況に陥る(笑)という、苦労人な話ですよ。
今回もカズマ君はアクア達に振り回されてとんでもない目に遭いましたが、今期はめぐみん・ダクネス・アクア、3ヒロインがそれぞれ個別に問題を起こしてくれて、その責任を負うことになったカズマと彼女らが、カズマの機転で事なきを得る、という構成になっていました。なので、ヒロイン達それぞれのバックボーンが見えて、結構面白かったです。しかし、何故あそこまでみんな根軸れてしまったんだろう(--;) 交通事故で亡くなった挙句、彼女らの尻拭いの日々に追われるカズマ君が一番悲惨ですが。
でも案外楽しそう、というか、こういう状況こそ生き生きとしているカズマ君なので、それはそれでいいか(笑)
ということで、毎度ものすごく色んなところで崩壊を起こしているのに平和そうなこの世界に幸あれ(-人-)
『SUPER LOVERS2』:こちらも王道BL漫画のアニメ化2期目です。1期目は主人公の元ホスト海棠 晴の下に引き取られることになった零と「家族」になっていく過程から、今期はより「特別な感情」を意識した話が中心となっておりました。
かもしたはあんまりBL見ない方ですが、この作品はBL以外の部分で温かい部分があるので見てます。今期は夏生というかき回し役が登場してくれたおかげで、かえってこの長男&四男の関係がより深まった(笑) えぇ、一般から見たら「微笑ましい」の範疇を超えた絡み方ですが(笑) でもこの四男ちゃんがズバズバ心の中心をついてくれるおかげで、ようやく晴くんも亡くなった両親のことを吹っ切れた感じですね。よかったよかった。
ただ、この二人、イチャイチャするかと思えばまた嚙みつき合いになって、お互い後悔・・・の繰り返し。そういう点ではまだ発展しないのはBLの王道なのか、やはり四男が子供だからかは不明ですが、晴は「零はまだ子供」と思っているし、零は「子ども扱いされたくない」という感覚から揉めているのでしょうが・・・チッチッチ。違うよ、君たちのもめごとの根本的な問題は、「お互い『攻』に回りたがるからだよ!」(笑) そこはどっちかが『受』に回らないと成立しないのに、君らはお互い『攻』になりたがるから、進まないんだよ!
―――ということに彼らが気付くのは何時の日か。まぁ一番大物と思われる双子(次男&三男)が、冷静に判断してくれると思うので、兄弟仲良く暮らしてくださいな。
『3月のライオン』:有名な将棋漫画で神木君主演で映画も公開されます。2クールアニメでした。
最初は『ヒカルの碁』みたいな対戦メインの将棋漫画、かと思っていたんですが、実際は結構違って人生そのもののヘビーなストーリーでした。
無論、将棋の世界の話がメインですが、主人公の桐山零君が背負ってきた人生があまりにも重くって。交通事故で一気に家族を失って、引き取り手がない彼を引き取ったのが、プロ棋士の養父。だけど自分が将棋の頭角を現してしまったことで、養父の愛情を受けてしまい、そこで養父の実の子供たちが傷つき、家庭内の崩壊を生んでしまう。その原因が自分にあると知って家を出て、プロ棋士へと歩み始めるも、義姉の執拗な関りや学校など居場所のない彼を救ったのが、なんの関係もない川本家の三姉妹。血のつながりもない彼を家族のように接して居場所を作ってくれる。
本来居場所になってくれるはずだった養父の家なのに、その居場所を壊したのは自分(この問題の一番の責任は養父自身が家庭を顧みなかったためだけど、零君は自分のせいだと思い込んでいる)。しかも自分の一番長けた能力・将棋によって。その自己矛盾のアンビバレンスを保ってくれているのは、全く無関係でありながらも居場所になってくれた、川本三姉妹や将棋のライバル棋士たち。『将棋』という題材が『勝負』のそれだけでなく、一個人の人生において居場所を壊したり構築するという関りを作っているところが、この作品の興味深いところですね。重く沈みがちな内容なのに、それでも途中途中でギャグが挟まって救いになっているところもバランスが取れているのかと思います。先生と野口先輩はいい人だv
既に2期も決まっていますし、今から続編が楽しみです!