ゲームホリック

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神格化がもたらす凋落

2005年12月07日 | 雑記
 神格化は恐ろしい。神格化はその人を駄目にしてしまう。


 古畑任三郎はセカンドシーズンで死んでしまった。あまりの人気に製作側がその人気に当てられてしまったのだろう。警視庁の一警部補に過ぎなかった古畑がいつの間にか、ドラマ内で神格化され、警部にまでなってしまっている。
 またジャンプ漫画に見られるような解説キャラクターが二人も登場し、寄ってたかって古畑の凄さを解説する。それでも足らず犯人までもが古畑の礼賛に借り出される。

 (そんな中で面白いのは、『京都迷宮案内』の杉浦記者だ。固まりつつあったイメージを新シーズンに入った際に主人公杉浦を徹底的に”嫌な奴”に貶めることで一旦洗い流した。それも不自然なくらいに。明らかに意図したものだ。そういう神格化からの逃げ方もある。)


 そんな古畑が来年の正月で終わる。元ネタであるコロンボも神格化され、死んでしまった。古畑は果たしてうまく着陸できるのだろうか。

 『相棒』の杉下警部もそろそろ危ないような気もするが、あちらは別な方面で危ない方向に向かっている気がする。

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