ゲームホリック

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学園祭はいつか終わる

2007年06月09日 | 雑記
押井守監督が劇場用アニメ『ビューティフルドリーマー』の
中で『うる星やつら』の「学園祭」的状況の永続性を批判した。

庵野秀明はテレビシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』の
最終2話で、苦し紛れのようにも思えるが、同様の自己批判性に
基づいて”はずし”を行ってる。
劇場版にいたっては、ファンが求めていた(であろう)
永続性を否定してしまった。



んで今日の『帰ってきた時候警察』最終回では
最終回前からのファンによる続編希望に対して
自覚的に、署員を「家族」に例えた中で
「なんかもう~ こんな感じで
みんなで暮らして行けたらいいかもぉ~」
と三日月が云う。
そんな彼女の言葉に署員は次々と「そんなわけには行かない」
と冷静に返答をして行く。
そして課長の熊本さんが
「人間はなぜ間違うのか 
それはずぅぅぅっと同じことが続くと嫌だからさ」
と格言めいた言葉を発したのに続けて核心へと導く。
「総武警察だっておなじだろ? 
ずぅぅぅっと同じとが続いたら嫌だろ?」と。



まぁこれからも何らかの形で続編なりが
作られることにはなるのだろうけれど
少なくとも、三木聡監督は
そこにあまり意味を見出していないと
思われる。

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