能美市辰口にある「こくぞう里山公園」に行って来た。
戦国の昔ここに虚空蔵城があったっそうです。
先頭のおじさんは長い棒をふって蜘蛛の巣を掃ってくれます。
搦手とは敵に攻め込まれた時に逃げて行くところです。
というこは城で1番弱い所でもあります。
今は草と木しかないが元はお城のあったところです。
大手門、二の丸、本丸などの名が残っています。
言われてみないと分からないが空堀、土塁などの跡が残っています。
道の真ん中に大きな青虫が横たわっていた、モンシロチョウの幼虫か。
黒岩(金の茶釜伝説)
落城時、当時の城主がこの岩の下にまた帰っきた時に堀出すつもりで金の茶釜を埋めていったが、ついに帰ることがなかった。
後に村人達が掘って見たが幾ら掘り下げても見つからなかったので、掘るごとに1尺ずつ沈んでいくと言われるようになったそうです。
ウリカエデ
「みなさん、この木の肌どこか瓜に似ていませんか」
ガイドが得意そうに言った。
注意して見たことないが言われるとそうかな…
クマダナ
熊が木の登って枝ごと折って食べます。熊の登った後が見えます。熊の後ろ足の爪の跡が確り残っています。
彼岸花が沢山咲いていました。
虚空蔵城は小高い丘の上にあり(標高137.7メートル)ます。この城は2度落とされました。最初は一向一揆に攻められた時、次は柴田勝家軍の佐久間盛政でその後は廃城になったようです。
変わった名前だけれど、戦場になった事が幾度という、戦跡は貴重ですね。保存は管理者が募るのでしょうか。
五センチくらいある芋虫は、アゲハ蝶の仲間です。ヒノキなんかを食べる、蛾の場合もあります。うちの庭のキンカンにもアゲハ蝶が産卵しますが、山間部ということなら、蛾の幼虫の可能性が高いでしょう。
昔はその蛾の吐く糸で、テグスを作ったそうな。丈夫なんですね。
虚空蔵菩薩との関係は分かりません。
青虫の写真は携帯電話のカメラで撮ったので画像がはっきりせず図鑑で調べようがありませんでした。
最近の携帯電話は1000万画素以上有るらしいですね。デジカメがいらないくらいですね。