市民大学へ行って本を一冊買った。
売り場には1400円と言う札が下がっていた。
随分高い本だなと思いながら、たまにはいいかと買って見た。
定価のところを見ると1300円とある。
100円も違う、騙されているのかと思い帰ってから計算して見た。
1300円×1.08=1404円。間違っていなかった。
消費税(8%)とはこんなに高いのかと改めて教えられた。
来年4月から消費税が8%-10%になるのは確実だという。
もう十年以上前の話だが、ある人からこんな意外なこと聞かされた。
「オレは消費税の方がいいよ、だって所得税だと収入に応じて税が取られるけど、消費税は物を買わなければ払わなくていい。」
なるほどこれも一理あるなと感心した。
そこで、この考え方が主流になって、誰も商品を買わなくなると、経済は廻らなくなる。景気は良くなるどころか冷える一方となる。
税金はますます集まらなくなって、消費税で稼ぐどころではなくなる。
政府はそこまで考えているのだろうか。
消費税というとバカにイメージが悪い。
8%-10%というと、2%増えるだけで、100円の商品だと今までより2円負担が増えるだけで大したことない。
と思ってるだろうが、1円でも安い店がないかと血眼になってチラシを眺めている主婦たち、それ以上にガソリン代が掛かるのを計算できない主婦たちがいることを政府はどう思っているのだろうか。
何か別の目立たない方法で税を取る方法がなかったのだろうか。
そして、本の内容はというと、実にたいした内容ではなく、買わなければよかったと反省。
以前録画した犬のビデオを見ていた。犬はたたくと一生覚えてるから叩いてはいけないと言われたが。
犬を躾けるのに鞭を持って叩いていた。手でも叩いていた。
叩いてはいけないとは嘘だと思った。
犬が噛み付くのは感情を抑えられないからで、我慢するということを覚えさせなければいけないんだと知った。