亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

MRI

2018-03-03 | 日記

MRIの造影剤撮影をした。

副作用で死ぬこともあるとの脅しで恐かった。

大きな病院だけあって機械も大きい。

看護婦さんも数人いた。

トンネルの中を二度入った。

最初は造影剤なしでの撮影。

大きな音を消すためにヘッドホンの音も大きい。

操作員の声がヘッドホンから大きく聞こえる。

一度目の撮影が終わって、トンネルから出てきたら、操作員の方が耳元で大きな声で話す。

「すみません。右の耳は聞こえないんだけど」

すると、左側へ身を乗り出すようにして話された。

左だから左側に廻って話してくれた方がありがたいのだが。

看護婦さんが大きな装置から出ているチューブを持って

「これから、造影剤をいれます。痛いかもしれないけだ我慢してね」

チクン。痛かった。

注射は看護婦によって、痛い場合も痛くない場合もをる。

上手な看護婦だといつ針を刺したか分からない事がある。

一度に入れるのではなく点滴のように少しずつ入れるらしい。

「何かあったら、これを押してね。」

風船のようなものを握らされた。

狭所恐怖症の私は、トンネルの中に入るとイライラする。

「40分ぐらい掛かりますけど辛抱してね」

そんなに長くはかからなかった。

「針を抜きます」

グッと体に力が入る。痛い!顔をしかめて辛抱する。

下手くそな看護婦さん。

「看護婦さん、造影剤は熱くなかったっけ」

「CTは熱くなるけど、MRIは熱くならないの。どうだった?何も感じなかったでしょう」

検査が終わって検査屋を出ると、待合所に、MRIの説明を書いたパネルがあった。

〝CTはエックス線を使うけど、MRIは使いません。電気を水素分子に当てると、分子が電気を帯び、少量の電気を出します。その電気を測定するのがMRIです。″とか何とか書いてある。サッと読んだだけなので記憶違いかもしれないけど、納得。磁気共鳴装置とか何とか言われているが、こちらの方が説得力があるなと思った。

鉄に磁石をくっつけると、鉄は暫く磁性を帯びて磁石になる性質がある。あれと同じだなと思った。

今度行ったら写真に撮ってこよう。

今回は撮影だけで診察はなかった。

ネットで造影剤について、調べて見た。

造影剤には、ヨード造影剤、非イオン性造影剤、カドリニユムがあり、CTにはヨード造影剤は血管を拡張させる働きがあるため大量の血液が流れその為に体が熱く感じるとある。

MRⅠに使うカドリニユムは熱くならない。カドリニユム造影剤は腫瘍を見つけるのに適している。とある。

それで、前立腺検査にMRI撮影を選んだ訳が分かった。

ションベンが出過ぎて困るのに、何故かションベンが出やすくる薬が出ている。

1日に14,5回はトイレに行く。

一番困るのは、用を足してチンチンも体も良く振ってこれでどこにも残っていないはずと思っても、チャックを上げるとなぜかチョロンと出てくる。

またやっちまった。家内に見つからないように・・・。自然乾燥。本当は良くないのだけど、仕方がない。

 

 

コメント (1)
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