KaLuck 花壇苗生産ブログ

花壇苗生産農家の毎日

けっとばされても、ふんずけられても すぐ起きろ!

2011-02-23 22:07:05 | 栽培状況
アイビーゼラ・シュガーベイビーをスペーシングしていきました。
株と株の間隔が近すぎると、葉の影で日光が当たらなくなり、間延びしてしまって株元がフラフラの状態になります。
私はこれを欲張り栽培とも言い、過去にこれで何度が失敗を繰り返しました。
株間のスペースはキッチリと空けて、日光をたくさん浴びて健全に育った状態でないと、消費者はご納得していただけません。


スペーシングの際に、デメタンを排除していきました。
写真のシュガーベイビーの2株のうち左がデメタン。右が正常。


 
デメタンの分枝は非常にいいのですが、葉の形がラッパ状でツボミがあまり上がってきません。
毎年デメタンの株はトコトン排除していきますので、正常な親株から挿し穂を取得しているのですが、それでも正常株からもデメタンが発生します。
一株の中である部分はデメタンで、ある部分は正常 といったものも発見しました。

なんでこの株がデメタン?
ご存じの方の年齢が制限されますが、「けろっこデメタン」でピンとくれば、私はそれで満足です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする