KaLuck 花壇苗生産ブログ

花壇苗生産農家の毎日

隣の田んぼのオバチャンは神ではありません

2014-06-28 07:59:21 | 病害虫

神はその人の必要とする物をよくご存じである。

昨日、隣の田んぼのオバチャンに高級ワインを4本いただきました。

アルコールはいっさい口にしない家庭なので、こちらに回していただきました。

しかしそれが、1994年のナントカという代物で、普通に買うとかなり高そう~。

私の辞書に勿体ないという言葉はなし。

早速昨夜いただき、美酒に酔いしれました。

 

 

さ、こんな自慢はさておき・・・

7月出荷の栽培進捗状況です。

 

 

まずは姫ヒマワリ、通称ヒメちゃん。

高さはいい感じ。(だと思う)。

ツボミも順調に肥大していき、もうすぐ黄色が見えてきそうです。

ここから開花まで長いんです。

 

 

次はフィソステギア(カクトラノオ)、通称カクトラ。

ピンチ後の矮化剤散布で、こんな感じになりました。

もう少し強めの濃度でもよかったかな?

ツボミがだんだん目立ってきて、あと数日で白い花弁の膨らみが見えてくる予定。

 

梅雨末期に差し掛かる頃の出荷なので、値段が付きにくい相場だと思います。

なんとか有利に販売してもらえるよう、走り回ります。

 

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パセリの真実

2014-06-15 22:05:48 | 病害虫

外食でナントカ定食を注文すると、サラダの横にパセリが付いてきますよね。

基本的にパセリを噛みしめた時の青臭いニオイが大好きなのですが、外食では絶対に食べることはありません。

というのも、学生の頃に飲食業の厨房でバイトをしていましたが、お客さんの残したパセリは必ず再利用しています。

そんな裏側の実態を知ってしまったトラウマ。

すべての飲食業がそうしている訳ではないのですが、やっぱり信じる訳にいきません。

パセリは生を購入して自宅で食べるに限ります。

 

さて、今日はカクトラ。

正式にはカクトラノオ(フィソステギア)です。

字の通り、茎が角ばっているんです。

ピンチを1回しているのでたくさんの分枝がビビッと上がってきています。

長日性なので、なかなかツボミが上がってこない状態でしたが、ここにきて小さなツボミを発見。

ひょっとして6月下旬から出荷できるかもしれません。

(たしか、昨年は7月に出荷もメインを迎えています)

あと一息です。

 

 

書き忘れましたが、ナントカ定食のパセリは再利用できないように箸で傷めつけておきます。

あと、残ったソースやドレッシングに絡めておきます。

他のお客さんの為でもある訳です。

(→しかし私もイヤなヤツですね)

 

 

 

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ガイラルディアの病気に注意

2014-05-31 23:27:42 | 病害虫

助けてください、この歌が頭から離れません。

 

実生系のガイラルディアもやっていますよ。

こちらはアリゾナレッドシェード。

予防薬を2回散布していますので、今年はまだ病気が発生していません。

白い5ミリ程度の斑点が葉に発生することがあります。

ベト病の一種で、雨や潅水により感染します。

店頭でガイラルディアを選ぶ場合には、斑点に気をつけてくださいね。

他の植物にも感染しますよ。

 

KaLuckのガイラルディアは6月上旬で終了する予定です。

 

 

 

 

 

 

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寒さ暑さも彼岸まで・・って彼岸いつやったかいな?

2014-04-20 23:11:12 | 病害虫

さむっ

久しぶりに長袖で仕事をしました。

夜もストーブを焚いたりなんかして。

外では火の用心なんかカチカチ聞こえてきたりして。

 

 

寒い中ですが、斑入りゼラニウム(フランクヘッドレイ)を出荷します。

サーモン色の花がなんかウマそうに見えますね。

この斑入りの葉っぱが寄せ植えのアクセントになるんじゃないかと思いますが、ん?ならないですか?

これからの季節に涼しげな印象を持たれること、間違いなし! ん?涼しげというか、寒いですか?

この緑&黄のラベルはKaLuckの商品です。

見つけたアナタはラッキーです。 ん?ハズレですか?

 

ゼラニウム全般に言えますが、暑い夏は少し苦手。

日陰や室内に取りこんで、秋の開花を待ちましょう。

でも冬の寒いのも苦手。

まったくKaLuckのおっちゃんと同じ性質です。

これを根性が足らないというんですね。

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かわいそうですが

2013-09-22 23:04:13 | 病害虫
みなさん、iPHONE-5は手に入れましたか?
   
ところで、iPHONEとスマートフォンの違いってなんですかね?
流行ものを気にかけていないと、いまさら人に聞けないはずかしい疑問が出てきたりします。
ちなみに、私の携帯電話はパカパカ開くヤツですが、まだまだそれで十分。
   
蛾を捕まえました。
   

   
ススメガの仲間です。
体格が大きいのでハチと間違えたりしますが、飛び方ですぐに区別がつきます。
よくハチドリににているとも言われるこの蛾ですが、動きが非常に鈍くって、どんくさい私でも素手で捕獲可能です。
目がカワイイのでこのまま逃がしてやりたかったのですが、蛾の幼虫は植物にとって脅威的存在。
特にこいつの幼虫はいわゆるイモムシとも言われる大食漢です。
残念ですがサヨナラ~!
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軟腐病発生

2013-07-29 22:05:54 | 病害虫
山口県萩市で花壇苗を生産している知人に心配でメールしました。
どうやら雨による被害はなかったそうで、なによりでした。

「これまでに経験したことのない大雨」
被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。
しかし、経験したことのない・・・という表現はかなりインパクトがあり、強烈です。
過去の大雨なんて、全くたいしたことがなかったというイメージがします。
今回の大雨が、これからの防災基準になってくるのかな?
「2013年7月28日に匹敵するような大雨」という表現になってくるのでしょうね。
 
 
 
軟腐病発生!
 

 
今朝プラグ苗をのぞくと、センニチコウのプラグ苗が倒れていました。
倒れている苗はすべて地際が腐っていました。
倒れた苗を取り除くと、よく見かける光景。
鏡で見た私の頭のようになっています。
親近感も沸いてきましたが、いやそんなこと言ってる場合では・・・。
 
軟腐の治療にはスターナ。
痛くなったら、すぐセデスみたいな感じです。
ご注文は?とりあえず生大!みたいな感じです。
あ、サイフが落ちている。 さっとポケットにナイナイ、みたいな・・・これはダメですね。
 
湿度が高く、植物が密生しているとよく発生するこの軟腐。
たまにハボタンで発生するのですが、センニチコウでは初めてです。


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備えあればナンタラカンタラ 前にも一度書いたような??

2013-07-17 20:57:07 | 病害虫
葉牡丹でもっとも怖い病気の一つが、黒腐病。
いったん発生すると、もうどうにも止まらない!

今日は黒腐病の予防の一つとして、種子消毒を行いました。



温湯(51℃)に10分浸して、細菌をだけを殺してしまいます。
10分後によく湯を切り、新聞紙などの上で乾燥させます。
10分がポイントで、種子の吸水は始まりませんので、残ったタネは来年にも使用できます。
(しかし確実に乾燥させないと、貯蔵中に芽がでますのでご注意を!)

これさえやれば黒腐病は大丈夫・・・ということでななく、予防の最初の一つです。

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ハボタン播種1日前

2010-07-25 22:00:00 | 病害虫
今年もこの季節になりました。 長距離マラソン開始寸前の気持です。
ハボタンなんですね。
このタネの袋を見ただけで、しんどくなってきました。



今日は播種前の温湯消毒を行いました。
ハボタンの種子消毒って必要かと問われれば、自分の気持ち次第としか言いようがありません。
しかし黒腐れが発生して全滅してから後悔しても遅しですから、こういった予防は無駄ではないと思います。
消毒してもしなくても、黒腐れは出るときは出ます。要するに自分の気持ち次第・・・



写真は、種子をパンストに入れて温湯に浸しています。
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