昭和少年漂流記

破壊、建設、発展と、大きく揺れ動いた昭和という時代。大きな波の中を漂流した少年たちの、いくつかの物語。

第三章“石ころと流れ星”(短期集中再掲載)   26.平穏の訪れ?!

2012年12月24日 | 日記
 平穏の訪れ?! 「小杉さん、どんな風に出てったんですか?行き先言いませんでした?」 「はっきり覚えてんのは、“あかん。このままじゃ、なんともならへん。どこで間違うたんやろう。行動せんとあかん。のんびりし過ぎや!”みたいなこと言うたことかなあ。私との生活のこと言うてるんや思うて、“私はええんやで。なんとかなるし。心配なことあったら言うて&rdquo . . . 本文を読む