晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
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【平安あれこれ】スタバのピーチインピーチフラペチーノに紫式部を想う。 紫式部の幼名は「もも」!?

2015年07月23日 | 平安あれこれ

 私のささやかな日常。

暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
久しぶりの日記です。

先日、スタバでピーチインピーチフラペチーノを
飲んでゆったりひとやすみ。



旬のピーチをたっぷり使ったフラペチーノで
桃が好きな方にはオススメ!!



桃の花というと、『紫式部集』に収められている
紫式部の夫・藤原宣孝が詠んだこの歌を思い出します。

桃といふ名もあるものをときのまに ちる桜には思ひおとさじ

 現代語訳
百(もも)というめでたい名もあるのだから、時の間に散るような桜には思い落すことはしないでおこう。
 <『新訂版 紫式部と和歌の世界』(武蔵野書院)より>


この歌から、
紫式部の幼名は「もも」というのではないかと
提唱されている研究者の先生もいらっしゃいます。


ちなみに・・・
京都市右京区にある
小倉百人一首殿堂 時雨殿で販売中のミニ歌仙人形
「紫式部」は桃かさね<表:淡紅・裏:萌黄>の袿を着ているのでした。


これはおそらく
紫式部の幼名「もも」説を意識して
作成されたのではないかと思われます。


高さ2センチの小さなお人形です。






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