私のささやかな日常。京都旅行編。
2015年11月の京都滞在中に「亥の子餅」を買ったり、
お店でいただいたりする機会を3度持てました。
いずれも美味しくいただきました。
「亥の子餅」はその名が
『源氏物語』第9帖<葵>でも登場する菓子です。
詳しくは当サイト『花橘亭~源氏物語を楽しむ~』内、
こちらのページをご覧くださいませ。
※平安時代の菓子「亥の子餅」
⇒ http://kakitutei.web.fc2.com/taiken/inokomoti.html 『大福餅老舗』さんの「亥の子餅」
千本ゑんま堂(引接寺)近く、
千本通沿いにある和菓子屋さんです。
「亥の子餅」はこしあん・つぶあんの2種類ありました。 『米満軒』さんの「亥の子餅」
清凉寺(嵯峨釈迦堂)近く、
門前にある和菓子屋さんです。 『老松 嵐山店』さんの「亥の子餅」
店内でお抹茶と一緒にいただきました。
求肥に包まれたお餅でした。
※老松 公式サイト
⇒ http://oimatu.co.jp/
現在、「亥の子餅」は、10月~11月(旧暦10月)頃、
和菓子屋の店頭に並ぶことが多いです。
それぞれのお店の違いを楽しみながら、いただきたいお菓子ですね。
私のささやかな日常。京都旅行編。
京都旅行最後の日はお友達と待ち合わせをして宇治を訪ねました。
平等院鳳凰堂はどの角度から見ても建築美に心惹かれます。
宇治市源氏物語ミュージアムでは現在、
企画展「紫式部と源氏物語」が開催中。
~11月29日(日)まで。
この企画展を心待ちにしていました。
宇治上神社と宇治神社も参拝。
ご参拝の方が多かったです。
4泊5日の京都旅行、とても充実した時間を過ごせました。
私のささやかな日常。京都旅行編。
今日の午後はお友達と風俗博物館へ行きました。
<展示内容>
テーマ:『源氏物語』に描かれた姫君の御髪(みぐし)
1 女三宮(おんなさんのみや)の持仏開眼供養(じぶつかいげんくよう)
~出家(しゅっけ)・在俗(ざいぞく)で仏に仕える女君(おんなぎみ)の尼削ぎ(あまそぎ)~「鈴虫(すずむし)」
2 筒井筒(つついづつ)
~振分髪(ふりわけがみ)の幼児(おさなご)の恋・和歌に見る婚礼の髪上げ~『伊勢物語(いせものがたり)』
3 女三宮(おんなさんのみや)の裳着(もぎ)
~姫君の成人式・髪上げ~ 「若菜(わかな)上」
4 婚礼(こんれい)
~裳着(もぎ)の後の婚礼(こんれい)~
5 妻がつかさどるもの・更衣(こうい)
~妻の髪型(かみがた)・鬢枇(びんそぎ)~
6 女三宮(おんなさんのみや)の出家(しゅっけ)生活「鈴虫(すずむし)」
7 局(つぼね)
~『男衾三郎絵詞(おぶすまさぶろうえことば)』にみる縮(ちぢ)れ毛~
今回の展示も素敵でした。
レジュメは全16ページで読み応え十分!!
風俗博物館に居る時に、偶然、
小さな地震に遭い驚きました。Σ(・ω・ノ)ノ!
風俗博物館を訪ねたのち、
市バス9系統に乗って堀川通を北上した私たち。
平安京にあった邸宅跡などを訪ねました。
冷泉院(冷然院)跡
↓
陽成院跡<「源氏物語」における二条院の候補地>
↓
高陽院跡
↓
検非違使庁跡
↓
小野小町双紙洗水遺跡碑
そののち、晴明神社を参拝したのでありました。
最後に京都茶寮で生菓子と煎茶をいただいてひとやすみ。
ご一緒した みやさん、ありがとうございました!!
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今日の午前中は上賀茂神社と渉成園を訪ねました。
上賀茂神社には、
紫式部の歌の舞台となった片岡社があります。
「ほととぎす声まつほどは片岡のもりのしづくに立ちやぬれまし」
境内に歌碑もあり歌にちなむ絵馬もあります。
渉成園は「東本願寺」の別邸で、枳殻邸とも呼ばれています。
光源氏のモデルのひとりともいわれる源融の「河原院」を
意識して江戸時代に作庭されました。
園内には源融供養塔などがあります。
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昨日に引き続き
小倉百人一首殿堂『時雨殿』にて行われた講演会
「紫式部 その魅力に迫る」を拝聴。
講師は、フェリス女学院大学名誉教授
三田村雅子先生です。
『源氏物語』に登場する「結ぼほる」という語に着目して
各帖の使用例を見ながら、味わうことができました。
とても楽しかったです。
講演会終了後、
三田村雅子先生・吉海直人先生と
握手させていただき感激でした。O(≧▽≦)O
夕方、本日の宿にチェックインしたあと新京極へ。
錦天満宮を参拝しました。
錦天満宮のご祭神・菅原道真もまた
光源氏のモデルのひとりとされています。
また、錦天満宮の境内にある塩竈神社は
光源氏のモデルの一人、源融を祀っているのでした。