4月下旬の京都旅行でのこと。
2015年4月26日、
住民がガイドする京都のミニツアー
「まいまい京都」に参加しました。
ちなみに今回が3度目の参加です。
(1度目の参加レポ・2度目の参加レポへリンク。)
※まいまい京都
⇒ http://www.maimai-kyoto.jp/
今回参加したツアー名はこちら!
【東山】 考古学研究者とめぐる、荘厳な政治宗教ワールド・法住寺殿
~残る巨大苑池の断崖、東山の麓に誕生した広大な離宮~
私がネットを始めた頃からずっと拝見している
サイト『平安京探偵団』の団長先生でもいらっしゃる
山田邦和先生によるガイドでした。
実は今回のツアー中、写真をほぼ全く撮っていません。
私にとって楽しくて面白くて気持ちが高揚しまくり
カメラやスマホを扱うどころではなかったのでした。(笑) コースルート 【距離:約3.1km】
京阪「七条」 → 1.三十三間堂(外観のみ) → 2.法住寺 → 3.後白河天皇陵
→ 4.新日吉神宮 → 5.新熊野神社 → 6.一橋小学校 → 京阪「東福寺」(解散)
京阪「七条」駅から三十三間堂へ向かう途中、
「北斗町」という地域を歩きました。
ここはもと法住寺殿の境域で、北斗堂という
北斗七星を祀るお堂があったことにちなむのだとか。
法住寺をお詣りして、
後白河天皇陵のお話へ。
後白河天皇陵の北隣りに後白河のキサキだった
建春門院陵があっただろうとのこと。
どうやら鎌倉時代まではその痕跡があったようです。
現在のハイアットリージェンシー京都があるあたりで
かつて武将のお墓がみつかっているのだとか。
後白河天皇陵と建春門院陵をまもっている
最高級の武士が眠っていたようです。
最高級の武士とはいったい誰なのでしょう?
山田先生による後白河天皇や建春門院への愛が溢れる
お話をたくさん聞くことができて楽しかったです。
新日吉神宮や新熊野神社は
今回のツアーによって初めて参拝することができました。
新熊野神社にある後白河法皇御手植えの樟。
(唯一撮った写真がコレです。)
後白河天皇陵や新熊野神社があるあたりが高くなっているのは、
地震によって隆起した断層があり、その地形を利用して作られているからだとか。
新熊野社の西には法住寺殿南殿の広大な園池があり、
もともと自然の池があったのを利用して作られたようです。
池の対岸には最勝光院がありました。
やがて鴨川を望むあたりに出て、
鴨川をはさんで
最勝光院の対岸にあった平盛国邸のお話へ。
平盛国邸は高倉天皇が誕生し、
平清盛が死亡した邸宅でもあります。
清盛の死を知った最勝光院では
ドンチャン騒ぎをしていたのだとか。
鴨川をあいだに隔てているとはいえ、
平盛国邸までその宴会の様子は聞こえたようです。
実際にその地を歩いて訪ねてみることで
いろいろなことが体感できるのが素晴らしいですね。
山田先生、スタッフのみなさま、
今回のツアーをご一緒したみなさま、ありがとうございました。 昼食。
まいまい京都アフターにて。
お時間のご都合がよかった皆さまと
東福寺駅近くの「ここはな」でランチ♪
私は、マグロとアボカドがトッピングされた
「ハワイ丼」をいただきました。
おいしかったです~!!
「まいまい京都」、また機会あれば参加したいです。
2015年4月下旬の京都旅行でのこと。
4月27日の午前中に
宇治の平等院を訪ねました。
鳳凰堂の修理完成後の姿を
ようやく見ることが叶って嬉しいです。
境内の藤棚も3年ぶりの開花だったのだとか。
※朝日新聞デジタル 2015年4月28日
世界遺産・平等院と藤、3年ぶり競演 せん定後初の開花
⇒ http://www.asahi.com/articles/ASH4X31V1H4XPLZB006.html
平等院鳳凰堂を様々な角度から撮ってみました。
藤棚の様子。
藤の花の見ごろは大型連休前半までもつのでは?
良いタイミングでお詣りできてよかったです。
平等院の鳳翔館では素敵な本やグッズがいっぱい!
あれこれ購入しました。
2015年4月4日、京都日帰り旅行でのこと。
早朝、新京極にある錦天満宮を参拝しました。
※錦天満宮 公式サイト
⇒ http://nishikitenmangu.or.jp/
知恵・学問・商才・厄除け・招福の神様として信仰が篤いです。
本殿 ご祭神は菅原道真公。
「撫で牛」
境内にある「塩竈神社」
御祭神は
『源氏物語』の主人公・光源氏のモデルのひとりといわれる
源融(みなもとのとおる)公です。
安産の神様として信仰されています。
かつて源融公の大邸宅「河原院」跡に
錦天満宮の前身である歓喜光寺があり、
源融公をご祭神として創祀されたのだとか。
そののち、現在の場所へと移されたのだそうです。
本殿前にある「からくりおみくじ」。
人が近づくと神楽が鳴りだして獅子舞が踊り始めます。
総合みくじをひいてみたら「大吉」でした。
錦天満宮を参拝後、鴨川沿いの桜を愛でて
まいまい京都の源氏物語コースに参加したのでありました。
2015年4月4日、京都日帰り旅行でのこと。
午後から春季一般公開中だった
京都御所へ行ってきました。
目当ては紫宸殿の左近の桜!!
紫宸殿と右近の橘が見えます。
承明門から見た紫宸殿。
紫宸殿と左近の桜。
左近の桜。
今を盛りに咲いた花が綺麗でした。
紫宸殿。
清涼殿。
小御所では舞楽「万歳楽」と「五節舞」の展示がありました。
御池庭の様子。
当日はあまり体調がよくなかったので
駆け足で見てしまったのでした。
久しぶりに京都御所を訪ねることができてよかったです。
2015年4月4日、京都日帰り旅行でのこと。
住民がガイドする京都のミニツアー
「まいまい京都」に参加しました。
今回が2度目の参加です。
(1度目の参加レポはこちら。)
※まいまい京都
⇒ http://www.maimai-kyoto.jp/
今回参加したツアー名はこちら!
【源氏物語】光源氏の世界!四季を詰め込んだ“六条院”をめぐる
~紫の上、明石の君、末摘花、女三宮…源氏愛を語らいながら~
源氏物語愛にあふれるガイドさんのご案内のもと
これまた源氏物語愛にあふれる参加者さん達と共に
楽しい時間を過ごせました。 コースルート 【距離:約1.8km】
京阪「清水五条」 → 1.籬の森 → 2.市比賣神社 → 3.塩竃山上徳寺
→ 4.長講堂 → 5.文子天満宮 → 6.枳殻邸(解散)
1、籬の森
嵯峨天皇の皇子・源融が作った大邸宅「河原院」は
陸奥にある塩竈の浦の景色を模した庭であったといいます。
この榎(エノキ)の大樹は河原院にあった
籬の森の名残といわれています。
『源氏物語』において、光源氏35歳のときに
完成させた大邸宅「六条院」は河原院がモデルとなっています。
御土居の跡を偲べる道を進み、
「六条院」春の町へ思いを馳せつつ歩きます。
六条通を歩いていた途中、仁丹のこんな住居表示も!
このあたりは
「河原院」=塩竈を模した庭があったことにちなんで
本塩竈町というのだそうです。
2、市比賣神社
市比賣(いちひめ)神社を参拝。
女人守護で知られています。
富小路通を北へ進み
「六条院」秋の町から冬の町へ。
3、塩竈山上徳寺
上徳寺は、塩竈山(えんそうざん)と号し「河原院」跡に建つお寺です。
通称「世継地蔵(よつぎじぞう)」として親しまれています。
子授け・安産の信仰が篤いです。
また、ご住職さんの姓が「塩竈」さんでいらっしゃいます。
『源氏物語』において、
光源氏とのあいだに明石の姫君を産んだ明石の御方。
その明石の御方が住んだ「六条院」冬の町にあたる場所に
子授け・安産のお寺があるのは偶然!?それとも必然!?
途中、こんな公園も!
「六條院公園」という名前の公園です。
4、長講堂
後白河法皇ゆかりのお寺です。
5、文子天満宮
文子天満宮を参拝。
菅原道真の乳母だった多治比文子(あやこ)にゆかりの天満宮です。
「天神信仰発祥の神社」という碑や文子の像があります。
御祭神は、菅原道真公。
菅原道真もまた、
光源氏のモデルのひとりと言われています。
6、枳殻邸(渉成園)
かつて現在の枳殻邸(渉成園)の中を通る位置に御土居がありましたが
江戸時代に枳殻邸建設後、御土居の位置が移動したのだとか。
現在見られる庭の印月池に浮かぶ島は
かつての御土居を利用したものだろうとのこと。
枳殻邸(渉成園)は
源融の「河原院」を意識して作られており
各所に見どころがあります。
塩釜
塩釜の手水鉢
源融ゆかりの塔
私は枳殻邸(渉成園)の中で
この位置からお庭と京都タワーを眺めるのが好きです。(*^-^)b
桜の花もちょうど見ごろでよかったです。
今回のツアーはここで解散となりました。
ご一緒した皆さま、ありがとうございました。 昼食。
まいまい京都アフターにて。
お時間のご都合がよかった皆さまと
鴨川を望めるタイ料理のお店へ。
私は、タイのラーメンセットをいただきました。
おいしかったです。
午後から京都御所の春季一般公開を見に行ってきました。
次回、4月下旬にまた「まいまい京都」に参加予定です。