晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※文章や写真の無断転載は禁止!

【テレビ放送情報】BS歴史館「“源氏物語”誕生の秘密~千年の物語はスキャンダルから始まった~」放送

2012年02月29日 | 情報
NHK BSプレミアムで放送されている『BS歴史館』という番組をご存知でしょうか。
次回は源氏物語が取り上げられるそうです。

↓次回のテーマは以下のとおり↓

「“源氏物語”誕生の秘密
 ~千年の物語はスキャンダルから始まった~」



<放送チャンネル>
 NHK BSプレミアム


<放送日時>・・・内容は同じです。
 3月1日(木)午後8時~8時57分
 3月4日(日)午後0時15分~1時13分
 3月8日(木)午前0時10分~1時10分


<出演>
 渡辺真理,清水婦久子,島田雅彦,倉本一宏,瀬戸内寂聴


詳細はコチラのページをどうぞ。
 http://www.nhk.or.jp/bs/t_history/


どんなお話が展開されるのでしょう。
放送が楽しみです



源氏物語千年紀 記念トレシー 27×24cm (紫式部:むらさきしきぶ)





blogram投票ボタン

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【テレビ】大河ドラマ「平清盛」第8回 「宋銭と内大臣」

2012年02月29日 | 日記
大河ドラマ「平清盛」8回目(2月26日放送分)を見た感想メモ。

↓あらすじは番組公式サイトのコチラ↓
http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/story/08.html

遅ればせながら、第8回目を見たメモです。


1136(保延2)年、
ドラマの舞台は九州・博多での交易からスタート。
物々交換ではなく、宋銭で取引が行われており
賑やかな雰囲気でしたね。

平家は“大宰府”の役人を通さずに
密貿易をして利益を得ていたのでした。



鳥羽院御所では
得子が懐妊して
お庭の花が水仙から菊へと変化。

春から秋への季節の移ろい(時間経過)と
鳥羽院のご寵愛が璋子さまから得子へと移ったのも
感じさせます。

璋子が憂いをふくんだ表情をしていたのは
鳥羽院の寵愛が薄れてから
失くしたものの大きさに気づいたのかも


菊の花を観賞しながら
菊酒を飲まれていたのは
重陽の節句(9月9日)だったためなのでしょうか。

摂関家の藤原頼長が今回初登場。
曲がったことが大嫌いっぽい頼長は内大臣に。



一方、内裏では
崇徳天皇が自身の出生の秘密や
母・璋子の奔放さ&鳥羽院からの愛情の欠如に気づいており
崇徳の孤立感がより立体的に感じられました。

崇徳天皇は、佐藤義清をそばに置いておきたいのですね。
彼ら二人なんだか意味深な雰囲気でした・・・。

(ドラマ内に崇徳の中宮であった藤原聖子が登場しないので
 崇徳の孤独感が際立ちます。



熱田神宮の由良姫がひとりではるばる
源義朝の父・為義の館を訪ねていてびっくり。
義朝は東国にいて会えなかったのでした。
この由良姫の積極性と行動力は、北条政子のイメージとややかぶるような。
残念ながら義朝に会えなかった由良姫は、
ツンツンとした態度で可愛かったです。

そういえば、為義の館には猿がいました。
ペットなのかしら。。。



その後、平家と宋との密貿易がバレて
藤原頼長に呼び出された平清盛。
直衣姿の頼長とキタナイ格好の清盛との対峙は
なかなかおもしろかったです。

博多で宋との交易を目の当たりにした清盛、
摂関家の生まれで几帳面で博識な頼長、
今後どうなるのでしょう♪

おしゃべりする鸚鵡も可愛かったです。


ラストでは清盛の妻・高階明子の懐妊という朗報で盛り上がり
清盛の弟・家盛の結婚問題の不安をほのめかしつつ
余韻が残る終わりかたでした。

次回も楽しみです。




 小ネタ

平忠盛がドラマ内で手にしていたお菓子は
清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)でしょうか。
子ども時代の清盛もドラマ第1回目で手にしていたお菓子です。

清浄歓喜団であれば、現在、京都の亀屋清永さんで買えますよ~。(*^-^)b

 ※亀屋清永 公式サイト(http://www.kameyakiyonaga.co.jp/

 私が以前お取り寄せをして食べた写真と感想はコチラ。
 http://kakitutei.web.fc2.com/taiken/karagashi3.html







blogram投票ボタン

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【本】 「清盛・義経 ゆかりの地と伝承地」 著:山嵜泰正

2012年02月28日 | 本・漫画
先週、京都に滞在した折に
「ふたば書房 京都タワー店」にて
こんな本を買いました。


 清盛・義経 ゆかりの地と伝承地
 京の伝承を歩く 源平争乱期


   著者:山嵜泰正
   発行:ふたば書房



平清盛や源義経が生きた平安末期の
京都の史跡・伝承地に興味がある私としては
タイトルからしてワクワクしてしまいます。

源平にまつわる京都の地名や史跡、
人物の紹介やエピソードが満載。

楽しく読んでいます


本の内容については、この本を制作された
(株)北斗プリント社のコチラのページに掲載されています。
http://www.hokuto-p.co.jp/publication/book/yamazaki_kiyomori-yoshitune/index.html




楽天ブックスではメーカー在庫確認をするようですが
取り扱いがされているもようです。

【送料無料】清盛・義経ゆかりの人と伝承地

【送料無料】清盛・義経ゆかりの人と伝承地
価格:1,500円(税込、送料別)








blogram投票ボタン

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【日常】六盛さんで「創作平安王朝料理」(ランチバージョン?)をいただきました。

2012年02月27日 | 日記
先週2月19日(日)に
平安時代の文学や歴史がお好きな
お友達7名と一緒に京都の六盛さんへ
行ってきました。


前日に降った雪が少し残っていました。



 『京の冬の旅』
 京の食文化キャンペーン
 食遊菜都2012・冬

 大河ドラマ「平清盛」放映記念 創作平安王朝料理


詳細は以下のページをどうぞ。
※3月9日&16日にも開催されるようです。

 http://www.kyokanko.or.jp/huyu2011/2011huyutabi_4_2.html#huyu11_4_9
 http://tabihatsu.jp/program/82323.html?aff=asukyo-s


今回のイベントは
通常、六盛さんで事前予約していただける
“創作平安王朝料理”のランチバージョン(?)と
思っていただければよろしいかと。


さてさて。
私たちがいただいたお料理の様子です。


1 祝菜(ほがいな)


左上から反時計まわりで
・焼蛸(やきたこ)
・脯宍(ほじし=猪の肉)
・蘇(そ=チーズっぽい乳製品)
・蒸鰒(むしあわび)
・[月昔]魚(ほしいお=干した鱚(きす)の身)

中央にあるのは「御物(おもの)」と呼ばれる
高く盛られた白いご飯です。



2 羹(あつもの)

ハマグリのお吸い物です。



3 割鮮(かっせん)

鯛のお刺身
醤(ひしお)を付けていただきます♪



4 姫飯(ひめいい)

赤米の上に白身魚とわさびのっています。



どれもすべておいしかったですO(≧▽≦)O


・・・個人的には
調味料の「四種器(よぐさもの=酢・酒・醤・塩)」も
テーブルに並べてほしかったかなぁ・・・。(笑)


六盛さんでとても楽しい時間を過ごせて
よかったです。満足&満腹~。



お料理をいただいたお部屋には、
こんな素敵な衝立もありましたよ。


舞楽「蘭陵王」を描いた絵です






blogram投票ボタン

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【テレビ】大河ドラマ「平清盛」第7回 「光らない君」

2012年02月26日 | 日記
大河ドラマ「平清盛」7回目(2月19日放送分)を見た感想メモ。

↓あらすじは番組公式サイトのコチラ↓
http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/story/07.html

遅ればせながら、第7回目を見たメモです。


鱸丸(すずきまる:上川隆也)が“平盛国”へと
名前を変更しレベルアップ。

平時子(深田恭子)と清盛(松山ケンイチ)との出会いは
大変コミカルで笑わせてもらいました。

『源氏物語』に憧れる夢見がちな女性として
登場した時子がかわいかったです。

時子とは雰囲気が異なる
凛とした印象の高階明子(加藤あい)。
のちに平清盛との間に重盛を産む女性ですが
正式な名前は記録に残っていないもよう。

大河ドラマオリジナルの名前で
高階基章(たかしなのもとあき:平田満)の娘を
“明子”(加藤あい)としているようです。
(以下、明子で統一。)

高階基章は、自身のことを
『源氏物語』を書いた紫式部の血縁に連なる
という主旨のことを言っていましたが、
系図で表すとこんな感じになります。↓

■系図作成:わたくし。σ(^-^)

※高階基章は紫式部の玄孫にあたります。





平清盛を食事でもてなす
高階基章&明子 親子の場面がありましたね。
献立の詳細はわかりませんでしたが
「姫飯(ひめいい)」があったもよう。

この放送があった2月19日、
偶然にも私は京都で昼食に「姫飯」を食べていたので
嬉しかったのでした。


さて。御所では・・・
姫宮を出産した得子(なりこ:松雪泰子)のもとへ
璋子(たまこ:檀れい)が産着を届ける場面がありました。

璋子さまのような身分の方が軽々しくお祝いをもって
得子に会いに行けたのか疑問ですが
また得子の神経を逆なでするような
璋子さまの発言でハラハラしました。((;゜Д゜)ガクガクブルブル

璋子さまが産んだ二宮や三宮は
ドラマに登場しないかも・・・と思ったり。

ドラマ内で璋子が得子に語った四宮は
雅仁親王=のちの後白河天皇のことです。

そして、「皇子を産みたい」と鳥羽院を押し倒す得子
びっくりしました。

昼ドラ(?)のような展開から
崇徳天皇と佐藤義清の落ち着いた場面へ。


崇徳天皇の歌(百人一首にも撰ばれているので有名)が登場。

 瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
  割れても末に 逢はむとぞ思ふ



鳥羽院・璋子さま・得子の三角関係がドロドロな分、
崇徳天皇の登場と歌が清々しいような
物悲しいような気持ちになりました。(´;ω;`)


恋や和歌に慣れている佐藤義清(のりきよ:藤木直人)と
初々しい清盛との場面もまたコミカルでしたね。

やがて、高階明子と清盛のピュアな初恋も
結婚決定へと成就しました。

婿取り婚ではなく、嫁入り婚なんだー・・・と
興味深かったです。
(゜_゜)(。_。)(゜_゜)(。_。) ウンウン



清盛の嫁探しをしていたらしい宗子(和久井映見)が
かわいそうなラストでした。

ラストで「あそびをせんとや~」を口ずさむ忠盛は
清盛と明子の結婚が決まり、
父親として安堵する気持ちと
亡くなった舞子を想い出す気持ちがあったのでは。




あっという間にドラマが終わり、
次回2月26日の放送も楽しみです。
・・・ってあと数十分後の放送ですが。(笑)

次回から藤原頼長が登場するのですって




 今後、気になること。

平家の女性たちはいつ頃から
袴(紅の長袴)を身に着けるようになるのでしょ。

今回、高階明子と平時子はともに
小袖の上からエプロンのような「湯巻き」を
つけていました。(*^-^)b

今後、服装の変化にも注目したいです。



 ツイッターの sukemori_t (新三位中将平資盛)さまがまとめられた
つぶやきのまとめを拝見するのが楽しみになっています。

大河の清盛VOL7(http://togetter.com/li/260442)






blogram投票ボタン

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする