私のささやかな日常。
先日の京都旅行でのこと。
8月10日(日)の朝、廬山寺を訪ねました。
※廬山寺
⇒ http://www7a.biglobe.ne.jp/~rozanji/
雨音を聞きながら、桔梗が咲き誇る
「源氏庭」をぼーっと眺めてきました。
白砂と苔も美しいです。
桔梗の花々
白い花を咲かせる桔梗も。
「源氏庭」には『紫式部邸宅址』碑もあります。
廬山寺公式サイトによると、
桔梗の花は9月上旬まで楽しめるのだとか。
↑クリックで拡大します。
『源氏物語ゆかりの地説明板 廬山寺』
大好きなお寺のひとつです。
私のささやかな日常。
先日の京都旅行でのこと。
京都文化博物館の総合展示室へ行くために
エスカレーターで2階へ上がったところ、
紫式部像がありました!!
2008年、源氏物語千年紀で賑わっていた頃は
京都文化博物館の1階エレベーター前に
紫式部像はありました。
現在は、
京都文化博物館 2階総合展示室の前に
紫式部像が置かれているのですね。
紫式部像と「再会」できて嬉しかったです。
↑紫式部について
クリックで拡大します。 総合展示室で「源氏絵」を見ることができます。
・源氏絵の時代ー近世の京都と源氏物語ー
【期間】 9月 5日(金)~11月16日(日)
【会場】 2階総合展示室 京の至宝と文化
・近衞家 王朝のみやび 陽明文庫の名宝4
古典の英華 ー『源氏物語』と古筆切ー
【期間】 9月 6日(土)~11月 3日(月・祝)
【会場】 2階総合展示室 京の至宝と文化
※京都文化博物館
⇒ http://www.bunpaku.or.jp/
私のささやかな日常。
8月9日(土)に
京都市下京区にある
風俗博物館へ行ってきました。
今期の展示の様子をごく簡単にご紹介します。
※お盆期間<8月13日(水)~16日(土)>は休館されます。
8月18日(月)から通常開館。
この展示内容は、2014年11月末までご覧になれます。
【展示内容】
◎主従(しゅじゅう)の絆(きずな) ~『源氏物語』に描かれた脇役の活躍~◎
1、童女御覧の試み ~源氏の乳母子・惟光 忠臣の出世、愛娘を五節の舞姫へ奉る~『源氏物語』「少女(おとめ)」
とても華やかな場面でした。
母屋にいるのは源氏。
惟光の娘(のちの藤典侍)を垣間見る夕霧。
2、初瀬詣~夕顔の乳母子・右近 主君の愛娘・玉鬘との邂逅~『源氏物語』「玉鬘」
夕顔の遺児・玉鬘。
3、手引き ~女三宮の乳母子・小侍従 過ちの手引き~『源氏物語』「若菜下」
柏木を手引きする小侍従。
4、紫のゆかり ~藤壺の女房・王命婦 玉響の逢瀬の計らい~『源氏物語』「賢木」
藤壺宮の黒髪をとらえる源氏。
5、髪削ぎ ~紫上の乳母・少納言 姫の教育と新枕の心得 ~『源氏物語』「葵」
紫の君(のちの紫の上)の髪削ぎをする源氏。
6、局 ~女房の日常・髢~ ~年中行事・重陽節~
髢(かもじ)をつける女房。
7、豊明節会・五節の舞
五節の舞姫たち。
8、五節の舞姫の装束
日にちによって装束が異なるとは知りませんでした。
今期の展示のレジュメは16ページとボリューム満点
期間中にまた見に行く予定です。
私のささやかな日常。雑感。
趣味で集めいている
切手を眺めていてふと気づきました。
国宝「源氏物語絵巻」<宿木三>の絵の一部が
繰り返し切手のモチーフとなっていること
まずは、1964年に発行された
切手趣味週間の切手。
そして、
2008年頃(?)に発売された
徳川美術館のオリジナルフレーム切手。
赤い丸で囲んでいる部分が
<宿木三>をモチーフとされた切手です。
さらに、2008年に発売された
特殊切手『源氏物語』一千年紀。
続いて、2008年に発売された ふるさと切手。
地方自治法施行60周年記念シリーズ 京都府。
私が所持している切手だけでも
4回切手のモチーフとなっているのですね。
すごい!!
国宝「源氏物語絵巻」<宿木三>は
『源氏物語』に登場する
匂宮と中の君が描かれた絵なのですが
平安時代の男女が並んでいて
“『源氏物語』らしさ”があるのかもしれません。 おまけ。
「源氏物語千年紀 ちゅう源氏の切手絵巻」でも
国宝「源氏物語絵巻」<宿木三>の構図で
描かれている切手がありました。
こちらも2008年に発売された
オリジナルフレーム切手です。
京都在住のイラストレーター ながたみどりさん作画の
ねずみのキャラクター「ちゅう源氏」による源氏物語の切手です。 切手について、当方のwebサイト『花橘亭~源氏物語を楽しむ~』内でまとめています。
・切手にみる紫式部と『源氏物語』
どうぞご覧くださいませ。