2016年8月23日(火)に九博へ行ってきました。
福岡県太宰府市、
九州国立博物館で開催中の
特別展「東山魁夷 自然と美、そして町」の感想です。
青い絵の具を使うことが多いため
「青の画家」とも呼ばれる東山魁夷の絵は、
夏に鑑賞するには涼しげに感じられてオススメです。
※当ブログは、九州国立博物館の第39回「ぶろぐるぽ」にエントリーしています。
以下の展示写真は、九州国立博物館より提供いただきました。
一枚一枚の美しさにうっとり。
唐招提寺の襖絵には圧倒されます!
まるで波の音が実際に聞こえてきそうな気持ちになります。
襖絵が展示ケースに入って並んでいるだけの展示ではなく、
白壁や柱、畳がある空間での襖絵なのでその部屋の一部にいる感覚に。
近くから見たり、離れてみたりできるので感動もひとしお。
この展示は、8月28日(日)まで!!
九州国立博物館の開館時間は、
9時30分~17時00分(入館は16時30分まで)です。
私が午前10時前に九博に到着したころには
会場に入るための行列ができていて職員さんが
「最後尾」の札をもっていらっしゃいました。
会場内では人が多く、絵を真ん前で見るのはちょっと待つ必要が。
人と人の間で後ろから見る分には待たずに見られました。
出口近くの映像コーナーでは椅子もありますが
立ってご覧になる方も多く、人だかりができていました。
(映像は見ずに会場をあとにしたのでした。)
午前11時過ぎに九博を出た頃には
九博駐車場に入るための車がずらりと並んでいました。
駐車場は満車だったもよう。
最終日の28日(日)まで混雑しそうなので
自家用車より公共の交通機関のほうがいいと思います。
次回の特別展は「京都 高山寺と明恵上人 鳥獣戯画」!!
とても楽しみです。
九州国立博物館1階のチラシ置き場では
10月に福岡市役所で開催される
市民フォーラム「源氏物語と鴻臚館」のチラシを発見!
私も聴講しに参ります。
2016年7月の京都でのこと。
小倉百人一首殿堂「時雨殿」にて行われたイベント、
「渡邊あゆみアナウンサーが詠む『枕草子』~研ぎ澄まされた感性に触れる~」を
聴講してきました。
【第一部】 『枕草子』朗読
朗読者:渡邊あゆみ氏(NHKエグゼクティブアナウンサー)
【第二部】 トークセッション
コーディネータ:吉海直人氏
パネリスト :渡邊あゆみ氏・山本淳子氏
第一部では「歴史秘話ヒストリア」の案内人を務められていた
渡邊あゆみアナウンサーによる『枕草子』の朗読を楽しみました。
第二部のトークセッションでは『枕草子』誕生の歴史的背景や
清少納言が語らなかった秘密のお話が展開されました。
朗読にうっとり。
トークセッションでは興味深いお話の連続で
目から鱗が落ちる思いでした。
とても楽しかったです。
小倉百人一首殿堂「時雨殿」では、
企画展「百人一首と清少納言『枕草子』」が8月21日(日)まで開催中!!
展示監修は山本淳子先生です。
見ごたえがある展示でしたので
お近くにお住まいの方もそうでない方もどうぞ。
※企画展は撮影禁止です。 時雨殿のなかの清少納言
清少納言<1階にて撮影>
清少納言<2階にて撮影> 平安装束体験
袿姿のわたし。
時雨殿では、平安装束体験(洋服のうえから羽織る簡易な体験)ができます。
通常、時雨殿2階で行われていますが
この日はイベント開催のため1階で平安装束体験が行われていました。
権中納言定家の歌の前でパチリ。
※入館料のみ必要。体験は無料。
7月の京都でのこと。
京都市右京区にある法金剛院は
蓮の名所としても知られています。
平安後期、
待賢門院璋子が晩年を過ごしたお寺でもあります。
7月30日の早朝、
蓮の花を見に行ってきました。
池の州浜(すはま)
青女の滝
待賢門院堀河の歌碑
「長からむ心もしらず黒髪の みだれて今朝は物をこそ思へ」
ご本尊の阿弥陀如来坐像も素晴らしいのでぜひお詣りを!!