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晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※文章や写真の無断転載は禁止!

「湖の国の名宝展」@九州国立博物館

2010年08月20日 | 太宰府

一昨日、
『九州国立博物館』<福岡県太宰府市>で開催中の

九州国立博物館開館5周年・滋賀県立琵琶湖文化館開館50周年記念
「―最澄がつないだ近江と太宰府― 湖の国の名宝展」

に行ってきました。




■期間:~9月5日(日)まで
■展示:九州国立博物館4階 文化交流展示室 第9室・11室
■料金:一般 420円 <文化交流展示室>


『滋賀県立琵琶湖文化館』50周年記念の展示です。
『滋賀県立琵琶湖文化館』公式サイト内に特設ページが作られています!
(琵琶湖文化館でも「湖の国の名宝展」図録が販売。通販も可能。



平安時代に天台宗を開いた最澄と大宰府は関係が深く、最澄は唐へ渡る前に大宰府に滞在しています。

展示数は少なめですが、見ごたえは充分

仏像・仏画の優美なラインや表情、仏教工芸品の精密な細工、お経・・・などなど時間をかけてじっくり鑑賞。

ひとつひとつ感想を書き出したらキリがないのですが、
展示を見に来れてよかったな~&よくぞ太宰府まで(展示品が)来てくださったな~
というのが心の底から思う気持ちです。

琵琶湖周辺の写真パネルも展示されていて、旅情を誘われますね。





もちろん、売店(ミュージアムショップ)で図録を購入。
展示物の写真とそれを所蔵するお寺の写真がうまく構成されていて、面白い図録だと思います。



*☆*――――――――――――――――――――――*☆*


九州国立博物館の文化交流展示室にて、そのほか・・・

「シアター4000」にて『海の正倉院・沖ノ島』『世界をとらえた日本のわざと美』の2本立て映像を鑑賞。

沖ノ島は、女性は上陸できません。
見たものを口にしてはならず、草木ひとつでも持ち帰ってはいけないと言われている聖なる島。
「海の正倉院」といわれるほど祭祀に使われたものが遺されている島です。

『宗像大社』<福岡県宗像市>の神宝館に祭祀品の一部が展示されています。
この神宝館の展示も興味深くてオススメです!


「世界をとらえた日本のわざと美」では、日本人の匠の技が外国人に愛され、発注された品々が映像で紹介されました。
和と洋の融合に、感嘆するばかり。
映像で紹介された品々は、現在、展示されていなくて残念。



第8展示室の「遣唐使とシルクロード」を久しぶりに見学。

『唐招提寺』所蔵の“東征伝絵巻(とうせいでんえまき)”<鑑真が唐から渡航するまでの物語>を映像で見られるコーナーがあり、そちらも鑑賞。
この絵巻の中に、鑑真が太宰府の観世音寺を訪ねる場面があることを今まで知りませんでした。
自分の中では新発見!(笑)

この展示室内では、実際に触ったり香ったりできるコーナーもあるので、危険を冒しながら遣唐使船で海を渡り日本が何を輸出し、唐に何を求めていたかがわかります。



展示室を出て、装飾古墳バーチャルシアターへ行こうとすると、なにやら見覚えのある後ろ姿が・・・。

東大寺の月光菩薩に似てるような!?


と思ったら、竹内久一 氏(明治24年)による「伝 月光菩薩立像」<再現文化財>なのでした。
※東京国立博物館所蔵

精巧にできています。
まさか、九州国立博物館でお会いできるとは思わなかったので、感動もひとしお。




そして、装飾古墳バーチャルシアターも鑑賞。


心と脳みそが満たされまくったので、今回はこのあたりで博物館をあとにしたのでした。
文化交流展示室は、不定期にどんどん展示の入れ替えがあるので要チェックです。






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日帰りバスツアー JR九州 SL「人吉」号 その3 (2010年8月)

2010年08月11日 | 日記


SL「人吉」号が始発駅であるJR『人吉』号を発車してから、乗車証が配られました。
こういうのって、いくつになっても嬉しいです。


SL人吉 記念乗車証


2号車のビュッフェ前カウンターにて記念スタンプが押せるというので、乗車証を持って移動。



記念乗車証のウラ面が、スタンプを押すスペースになっています。

SLが走行中、窓の外では、いろいろなところでいろいろな方が手を振ってくださいました。
(列車に向かって手を振ろうという運動をされているそうですが、やはり善意によるところが大きいと思うので、嬉しいです。
私も窓側に座っていたので、手を振りまくり



球磨川(くまがわ) 鉄橋の上から撮影したのでブレてます。



窓ガラスに私の花柄エコバックが映っていますが、ご覧いただきたいのは機関車の煙と景色です。
結構、煙が出ていますよー。
車内にいると、SLに乗っているという意識が薄れてしまいそうなくらい快適ですが、汽笛の音も頻繁に響いていました。



車窓 動いている列車から景色を撮るのは難しいっす。



2号車の車内の様子を1号車側から撮影。
途中の駅で停車中、多くのお客さんがホームへ一時下車されるため、やや人が少なめな時を狙いました。



ビュッフェにてホットコーヒーと「いもぱい」を購入。
優雅なコーヒータイム。いもぱいも美味しかったです。



途中、球磨川の対岸に、テレビ朝日系「ナニコレ珍百景」でも紹介されたことがある船頭の求广川八郎(くまがわはちろう)さんが白いタオルを振ってくださっていました。

『瀬戸石』駅の対岸に行くには、近くに橋がないので、大声で「渡してくださーい」と叫ぶと求广川八郎さんが駅側まで船で迎えに来てくれるのですって。
八郎さんは80歳を超える現役船頭さんだそうです。
いつまでもお元気で!!


停車駅であるJR『坂本』駅のホームでは、鯖寿司や焼き鯖寿司などが販売されていました。
美味しそうだったので、おやつ代わりに(?)鯖寿司と焼き鯖寿司を1パックずつ購入♪
これがメチャ美味しかったです。



『八代』駅のホームから1号車の展望ラウンジを撮影。
ホームにある自動販売機で水のペットボトルを購入。


『新八代』駅を経て、まもなく終点の『熊本』駅到着です。
熊本駅17時21分に同時到着するという、別路線の観光列車「あそ1692」を見ようと車内は騒然。(笑)

「あそ1692」の姿が
並走している姿はカッコイイんでしょうね。



窓際のお客さんは、「あそ1692」のお客さんに向けてのメッセージ団扇(JR九州が用意)を手にしています。
ここでも手を振りまくり。



熊本駅 到着
私たちが座った席はこんなだったのでした。名残惜しい・・・。



窓のブラインドをおろすとこんな感じ。
縦縞文様が素敵。



JR『熊本』駅ホームにて
久しぶりに熊本駅に来ました。\(^o^)/





JR『熊本』駅2階からガラス越しにSL「人吉」号を撮影。
煙が出ているのがわかるかな?



こののち、JR「吉松」駅前(鹿児島県)から「熊本」駅前まで回送してくださっていた観光バスに乗車。
帰りは爆睡でした。

行きと同様、バスは途中に休憩をはさみながら、バスの運転士さんも交代しつつ、九州自動車道を北上し、福岡県北九州市へと帰ってきたのでありました。
すごく楽しい一日でした。


終わり。


■今回の日帰りバスツアーは、『クラブツーリズム』を利用しました。お世話になりました!





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日帰りバスツアー JR九州 SL「人吉」号 その2 (2010年8月)

2010年08月11日 | 日記

SL「人吉」号の3号車を見に行ってみました。
(私の指定席券は2号車でしたが、見てみたくて。



3号車には“SL文庫”コーナーがあります。
ミニ図書館みたい。

客席を通り過ぎると展望ラウンジに入ります。



ソファやアームチェアが並び、一番前には キッズチェアがふたつ並んでいます。



キッズチェア
子どもが無理なく座れるサイズですよね。
心が温かくなるなぁ。
このチェアに座るお子さんは嬉しいでしょうね♪特等席!!



3号車 非常口



※1号車にもキッズチェアがある展望ラウンジがあります。
私が写真を撮りに行ったとき、ラウンジは満席だったのでブログへの写真掲載は控えます~。
1号車の展望ラウンジとはデザインが異なっていました。




2号車にはビュッフェがあります。
SLグッズや飲み物や食べ物など販売中☆

暖簾をくぐると2号車客席です。



2号車の私の指定席に座り、天井を見上げたところ
「86欄間」がオシャレ。



窓からの景色 「人吉」駅ホームのタペストリー

人吉地方の民芸品「花手箱」に描かれる“椿”と人吉・球磨地方の伝統玩具“きじ馬”ですね。

「花手箱」って平家の落人たちが生活維持のために造ったのが始まりだとか。
帰宅して調べるまで知りませんでした。
そうと知っていたら、買っていたのに~~~。
(ネットでも買えるようです。)



では、SL「人吉」号 出発進行ーーー




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日帰りバスツアー JR九州 SL「人吉」号 その1 (2010年8月)

2010年08月11日 | 日記


観光列車「いさぶろう・しんぺい」号の終点である『人吉(ひとよし)』駅に下車。
日帰りバスツアーの次の予定であるSL「人吉」号乗車までの時間、『人吉』駅で自由時間となりました。

初めての人吉市! いいお天気!!



JR『人吉』駅 駅舎



JR『人吉』駅 からくり時計(実は故障中


人吉といえば、ウッチャンナンチャンの内村光良の出身地
というだけでなく、城下町・温泉地としても有名。
時間と体力があれば温泉に入りたかったなぁ。(人´∀`)

お土産屋さんを覗いたり、ジェラートを食べたり、ゆったり過ごしました。

『人吉』駅近く 社殿が国宝指定されている『青井阿蘇神社』も気になる気になる~~~。
いつかまた、人吉を訪ねられたらいいなと思います。


SL「人吉」号が『人吉』駅に入ってくる前に改札をくぐりました。



ホーム側から見た『人吉』駅の改札口 
温泉の暖簾みたい♪



『人吉』駅ホームに掲げてあるSL『人吉』号のタペストリー



『人吉』駅の車庫から、バックでSLが キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
(1号車が後ろで3号車が先頭になっていました。)



↑画像をクリック! SL「人吉」号
カメラを構えたお兄さんやおじ様がたくさんでした。



黒く光るボディが美しい。



連結部分 映っている客車は3号車です。



3号車の車体 唐草文様??



「SL人吉」のロゴ


そろそろ、乗車してちょっぴり車内を探検することに。
展望ラウンジのキッズチェアがいい!と聞いていたので、まずはそのチェアを見に行きます。



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日帰りバスツアー JR九州「しんぺい号」乗車 その3 (2010年8月)

2010年08月10日 | 日記


JR『真幸(まさき)』駅<宮崎県えびの市>と『矢岳(やたけ)』駅<熊本県人吉市>との間で、「日本三大車窓」のひとつで“矢岳超え”と呼ばれる絶景を見ることができます。

■日本三大車窓
・根室本線新内駅付近(狩勝峠。三大車窓の区間は1966年廃線)
・篠ノ井線姨捨駅(善光寺平)
・肥薩線矢岳駅付近(矢岳越え)


お天気がよくて広大な自然の姿に感動しました。


↓画像をクリック!



↓画像をクリック! 桜島が見えます。わかるかな??



↓画像をクリック! 桜島はココ。



景色を見るために停車時間がとってあります。
本当に来てよかったな~と思いました。


「しんぺい号」はJR『矢岳(やたけ)』駅に到着し、一時下車しました。
熊本県最南端の駅で標高 540m
JR肥薩線で最も高い峠にある駅です。

『矢岳(やたけ)』駅構内には、「SL展示館」があり、中では地元の特産品も販売されていました。
試食させていただいた梨がおいしかったです~。



D51型機関車



「しんぺい号」に戻って、日本で唯一、ループ線の中にスイッチバックを併せ持つ駅、『大畑(おこば)』駅<熊本県人吉市>を経て、終点・『人吉』駅に到着したのでありました。


ツアーの前半終了・・・って感じ。
「しんぺい号」だけで、かなり満たされまくりです。

次は、JR『人吉』駅からSL「人吉」号に乗ります♪


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