晴れのち平安

源氏物語を中心に情報発信&平安な日々♪
webサイト『花橘亭』の更新記録も。
2022年5月より再開

【平安あれこれ】紫式部と皇族との繋がり

2022年05月22日 20時00分00秒 | 平安あれこれ

平安時代好きのブロガー なぎ です。

系図をぼーっと見ていてふと思いました。

 

天武天皇の皇子・舎人親王の子孫である清少納言。

 

大おばの藤原桑子が醍醐天皇に入内して章明親王が生まれている紫式部。

紫式部の父・藤原為時は章明親王のいとこにあたるのですね。

章明親王は990年に亡くなっているので

973年頃(?)に生まれた紫式部と章明親王は

ひょっとしたら面識があるかもしれない…!?

 

当時の貴族って親族とどの程度の交流があったのかしら。

 

 

清少納言と紫式部、それぞれ祖や身内に皇族がいた

いわば血筋の良さの矜持のようなものはあったのか。

気になる気になる。むむむ。

 

 

また、章明親王の娘3人のうち

隆子女王と済子女王はそれぞれ

伊勢斎宮に卜定されています。

 

紫式部が『源氏物語』に

伊勢斎宮(=のちの秋好中宮)を登場させたり

野宮を舞台にしたのは

身内に伊勢斎宮がいたからこそ

関心や親しみをもっていたのかも…?

 

想像(妄想?)は尽きません。

 

 

Amazon.co.jp : 伊勢斎宮

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【平安あれこれ】紫式部の曽祖父・藤原兼輔のこと

2022年05月21日 20時00分00秒 | 平安あれこれ

平安時代好きブロガーの なぎ です。

平安あれこれ。

 

紫式部の曽祖父

藤原兼輔

 

877年(元慶元年)~933年(承平3年)2月18日

 

平安前期の公卿。歌人。
中納言兼輔または堤中納言と呼ばれた。

[紫式部は曾孫にあたる。]

父は、藤原利基。
母は、伴氏。

醍醐天皇の叔父である藤原定方の従兄弟で

定方の娘婿でもあったため、定方の庇護もあり、

醍醐天皇に近侍した。

娘の桑子は醍醐天皇の更衣になり章明親王を産む。



親交が深かった敦慶親王(930年2月)・

醍醐天皇(930年9月)・藤原定方(932年)の

死が相次ぎ晩年は寂しい思いをしたのだとか。

 

家集『兼輔集』を遺す。

 


兼輔は、歌人の紀貫之(きのつらゆき)や

凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)とも親しくしており

兼輔・定方・醍醐天皇・敦慶親王の4人は

醍醐朝の和歌文化を高めました。

兼輔が居住する堤第(つつみてい)

歌人たちが集うサロン的な存在だったようです。

 

(清少納言の祖である清原深養父も兼輔の堤第に召されて

琴などを弾いていたのだとか。)



藤原兼輔は「中納言兼輔」の名で、

藤原定方は「三条右大臣」の名で

それぞれ『百人一首』に和歌が撰ばれています。

紀貫之凡河内躬恒の和歌もあわせて以下にご紹介します。

 


みかの原 わきて流るる いづみ川

   いつみきとてか 恋しかるらむ

            
中納言兼輔


名にしおはば 逢坂山の さねかづら
   人に知られで くるよしもがな

            三条右大臣


人はいさ 心も知らず ふるさとは
   花ぞ昔の 香に匂ひける

            紀貫之


心あてに 折らばや折らむ 初霜の
   おきまどはせる 白菊の花

            凡河内躬恒


 

 

下記の藤原兼輔の歌は、『源氏物語』作中に度々、子を思う親心、

闇=子を思うゆえに迷う心 として引用されています。

 

 人の親の 心は闇に あらねども
   子を思ふ道に まどひぬるかな


       中納言兼輔 
(後撰和歌集)

 

 

Amazon.co.jp : 百人一首

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【情報】京都産業大学むすびわざ館2階 ギャラリーにて企画展「女子宮廷装束の華」開催

2022年05月20日 21時54分01秒 | 情報

平安時代好きブロガーの なぎ です。

装束に関する展示の情報。

 

京都市下京区にある京都産業大学むすびわざ館2階 ギャラリー にて

第25回企画展「女子宮廷装束の華」開催

 

 2022年 5月18日(水)~ 7月 9日 (土)

 (休館日:日曜・祝日 /ただし、6月19日(日)、7月3日(日)は開館)

 

 ※京都産業大学ホームページ

 ⇒ https://www.kyoto-su.ac.jp/

 ※第25回企画展「女子宮廷装束の華」開催

 ⇒ https://www.kyoto-su.ac.jp/events/20220518_869_shozoku.html

 

宮廷文化は1200年前から京の宮廷を中心に形成され、

時代とともに多彩な展開を遂げてきました。

本企画展では京都宮廷文化研究所所蔵資料のうち

十二単などの宮廷装束を中心に展示を行います。

様々な装束を通して、京で花開いた文化を紹介いたします。

 

<関連イベント>

 どちらも来場・オンラインでの参加ができます。

 事前申し込み必要。

 

  シンポジウム「平成と令和の大礼を振り返る」

  6月19日(日)13時~

  ⇒ https://www.kyoto-su.ac.jp/events/20220619_869_tairei.html

 

  公演「女子宮廷装束~十二単の着装実演~」

  7月 3日(日)13時30分~

  ⇒ https://www.kyoto-su.ac.jp/events/20220703_869_chakuso.html

 

お近くにお住まいの方もそうでない方もどうぞ。

 

☆Amazonへのリンク

 日本服飾史 女性編 (趣)

 日本服飾史 男性編 (趣)

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【サイト更新】「宇治市源氏物語ミュージアム」のページを編集

2022年05月19日 13時58分35秒 | サイト更新記録

平安時代好きブロガーのなぎです。
サイト更新のお知らせです。

『花橘亭~源氏物語を楽しむ~』源氏物語ミュージアム 更新

京都府宇治市にある宇治市源氏物語ミュージアムは

1998年(平成10年)にオープン。

2008年(平成20年)・2018年(平成30年)に

リニューアルされました。


このページでは、宇治市源氏物語ミュージアムについて

個人的な趣味で ご紹介しており

今回の更新では

展示内容や喫茶のお店など編集しています。

お楽しみいただけましたら幸いです。

 

☆チェック!:Amazon/源氏物語の関連本

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【本】『源氏物語図典』(小学館)

2022年05月18日 23時07分52秒 | 本・漫画

平安時代好きブロガーの なぎ です。

2024年の大河ドラマ「光る君へ」放送に向けてオススメ本。

 

『源氏物語図典』

 編集 :秋山 虔 、小町谷 照彦

 作図 :須貝 稔

 発行所:㈱小学館

 定価 :3400円+税

 発売日:1997年 6月18日

 

 

小学館による源氏物語図典の紹介ページはコチラです。

☆Amazonへのリンク:源氏物語図典

 

 ”本書は「源氏物語」に現われる有職関係の語句を

 網羅的に抽出した1000項目を、以下の13章に分類した。  

 ①平安京と宮殿  

 ②建築物  

 ③調度品  

 ④乗物  

 ⑤衣服

 ⑥色と文様

 ⑦音楽・舞楽

 ⑧遊戯・娯楽

 ⑨ 信仰  

 ⑩行事 

 ⑪通過儀礼  

 ⑫貴族生活の諸相

 ⑬動植物、である。

 

 280枚のカラー写真と320点のモノクロ図版を駆使して

 それぞれの項目を詳しく解説した。

 

源氏物語が書かれた時代のあれこれがわかる一冊。

大河ドラマ「光る君へ」を見る際に気になることを

すぐに確認できて役立つことと思います。

 

個人的感覚としては 中学・高校生時代に親しんだ

「国語便覧」の豪華版のような…。( *´艸`)

 

 

☆Amazonへのリンク:源氏物語図典

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする