S問題の時もそうだったけど、最初は同じ志をもったアンチの同志が、諸事情で分断されてしまうと、その後の互いのアンチ度は、最初のソレをはるかに凌ぐ熱量になる。
ホントですよ?
教義論争にしろ、個人的な揉め事にしろ、挙句、信者時代にバリだったかユルだったか、ゆっくり離れるかさっさと辞めるかの事情の違いまで、アンチ同士の嫌悪やバトルの方が本題より白熱した。
ギャラリーも、本来のS問題のアンチ話より、分断するバトルの方が刺激的で「見たい聞きたい語りたい」が殺到した。
去年の参議院選挙で、私の選挙区から参政党の候補者で出た人で、今はくだんの政党を目の敵にしている人がいるが、彼女もかつてグローバリストを敵にしていた熱量と比較にならない。
その目つきや言葉は、以前、間近で演説を聞いた時の柔らかさから、別人のように険しくなって、気合がまるで違っている。
今や完全に、あんなに反対していたグローバリストより、世の中の諸悪の原因はすべてが神谷だみたいな勢いだもんね🤣🤣
私の知る限りだけど、武田邦彦さんも、年齢もあっていつもニコニコした温厚な人と思っていたら、「分断」した後は、とにかく激高して怒鳴りまくったというから、そこに一番驚いた。
これが愛憎ってやつだ。
表裏一体。
セット。
ふつうの人は誰でも、もちろん私でも、2040さんみたいな超人でない限り、こうなってしまうんだよね。
怖いなあ…
ヤバいのは「愛憎」なんです。
分かれてスッキリじゃないのが問題であって、これがなければ分断の何がわるいの?と思う。
分断に付いてまわる愛憎。
これが厄介なんだよね。
そういう意味で、そんなことには動じず、常に世の中の動向というのか、法則のようなものを語ってくれる数少ない人を、私は尊敬してしまう。