Action is my middle name ~かいなってぃーのMorrisseyブログ

かいなってぃーのMorrissey・The Smithsに関するよしなしごと。

モリッシーが嫌いな女

2012-03-08 23:53:20 | Morrissey News

3月1日に行なわれたアルゼンチン、コルドバのライブでモリッシーは、

長年に渡ってイギリスとアルゼンチンが領有権をめぐって争っている

フォークランド諸島(アルゼンチン名はマルビナス諸島)について、

 

もちろん、マルビナス諸島はアルゼンチンの人々のもの。

だから、どうかイギリス人を責めないでほしい。

私達はフォークランドは君たちのものだとわかっている!

 

と語りました。

その時の様子

バックの黒ブラが微妙に笑える…

 

この言葉を聞いた会場は超盛り上がり、そのまま演奏された

"Please Please Please Let Me Get What I Want"

の遅いこと…じゃなかった、美しいこと。

 

このことはイギリスの高級紙、インディペンデントなんかでも報道されてました。

 

モリッシー、かねてより

「アルゼンチンに行ったらこのこと言ってやろう!」

と思ってたんだと思いますが、そのちょっと前の26日に行われた

アカデミー賞授賞式

も関係していたんではないかとかいなってぃーは思いました。

 

アカデミー賞受賞…?

そ、それは日本アカデミー賞!

(画像は最終助演男優賞のでんでんさん。

かいなってぃーは「お笑いスター誕生」時代からファンです)

 

(★参考画像:若き日のThis charmingでんでん)

「よう、みんな!ハッピーかい?」    「どうだい?美しいだろう」

  

 

で、なくてこっち!こっち!

「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」

サッチャーを演じ、2度目の主演女優賞 をとった

メリル・ストリープさん。

 

映画の中でのストリープ、サッチャーくりそつ。

 

 

はぁ??サッチャーだと??

 

マーガレット・サッチャーそれはモリッシーがギロチンにかけたいほどの女!

ファーストアルバムVIVA HATEの中では

"Margaret On The Guillotine"

という、死ね死ね呪いソングまで歌っています!

The kind people
have a wonderful dream
Margaret on the guillotine
because people like you
make me feel so tired
when will you die?
when will you die?
when will you die?
when will you die?
when will you die?
and people like you
make me feel so old inside
please die
and kind people
do not shelter this dream
make it real
make the dream real
make the dream real
make it real
make the dream real
make it real

モリッシーはサッチャー率いる保守党の経済政策は

イギリスの伝統的な産業を壊滅させ、失業者を生み出し

ワーキングクラスの人々を不幸にし、

そしてアルゼンチンとの紛争にイギリス人を巻き込んだ…

あといろいろぜんぶの不幸、あいつのせい!!

郵便ポストが赤いのも、あいつのせい!!

…と思ってるから超嫌いなのです!

このモリッシー本の中では、

1984年にIRAが起こしたブライトンのグランドホテルでのテロ

「サッチャー死ねばよかったのに」

とか、自分のファンがサッチャー暗殺したら

「俺、そのひとと結婚する」

とまで言ってます。

 

怖すぎ。

怨みすぎ。

魔太郎レベル。

 

そんな大嫌いな人の映画に脚光あたったんだから、

モリッシー絶対怒りまくりなはず・・・

アルゼンチンでは燃えたはず!!

だからメンバーは黒ブラで気合い入れさせられ←違うか。

 

「サッチャー!おめーがぜんぶわりーんだ!

アルゼンチンにもわりーだろ~が!!」

 

「え?あたしが?」

それはサッチャン

 

「鉄の女」じゃなくて「仕掛けの女」

もはやサッチャンは「仕掛け」なのか、「人」なのかわからない

第60回紅白歌合戦より↓

 

「あ、『サッチャ』まちがえ…」

 

とにかく、この「問題作」??は見なきゃね。16日より。

(宣伝になっちまった!)


元祖メガネ男子モリッシー

2012-03-07 23:21:07 | Morrissey misc.

昨日、お友達のサングラスの買い物につきあいまして

まあ、よくあることなのですが、まったくそんな気なかったのに

わたしまでメガネ(ダテ)を買ってしまいました。

 

赤いフチのデカフレームで小顔効果もあり、かなり気に入ってずっとかけてます♪

かいなってぃー脳内イメージ「女教師」だったのですが、みんなから

「そのメガネもモリッシーまつりの一環なの?」と聞かれ、ちょっと違っ・・・

 

まあ、それはいいとして

 

かつてスミスのころ、モリッシー=メガネ というイメージはありました。

 

"Stop me"のプロモビデオで集うファンの皆さんもモリメガネ。

 

モリッシーのトレードマークだった黒ぶちメガネ、

イギリスの国民保健サービス、National Health Service(NHS)

でタダで支給されたものをかけていたわけですが

「NHS524型 」としていまや

ヴィンテージとして60ポンドで売られています!

へぇ~。需要はあるのかしら。

 

そしてソロになっても

 

「こっくりさん」しながらメガネ 

 

サインしながらメガネ

 

胸毛を出しながらメガネ

 

公務員ルックにもメガネ

 

とりたてて、何も言うこともないメガネ

 

…と、かなりのメガネ男子!!

 

昨今の日本のメガネ男子ブームを先取り★

「きみ、かわうぃーねー!」

…日本の平成メガネ男子代表、藤もりッシーさん。

 

でも2005年に「SUN」に撮られた

「地元マンチェスターでお買い物メガネ姿」

悲ッシーだった…

これだれ?ていうかなに???

 

この顔の形はまるで…

 

「SUN」では

イギリスのテレビの名物おじいさん司会者

「Jim Bowenみたいwww」とか言われてました…

 

ひど。

 

 おや!?

(↑ 確認用画像) 

 

…ちがうか(ほっ)。

単なる「他人のメガネ似」だった。

 

てゆうか、この写真のモリッシーのメガネの形、と雰囲気。

 

「さや侍」のひとじゃね???

(★参考画像:ふつうのおじさん、野見ッシー)

 

「えっ!?そのメガネの形はわたしの…」

 

「そんなの無ッシー!かっこいいのだって持ってるもん」

(変な色だけど…)

 

「はっはっは。ダサwww

オレ、レイバンとコラボで

サングラスデザインしちゃったもんね」

 

…もう、マーさんまで出てきちゃって、収拾がつかなくなりました!

大好きなこの画像&映画評論家界の誇る元祖メガネ男子の映像でお別れです!


モリッシー益荒男時代幕開け Your Arsenal

2012-03-05 23:42:00 | Morrissey Songs

昨日、もう1個うれしかったこと。

ツイッターで尊敬するROCKなフォロワーさんdirtydad2さんから

 

「スミス・モリッシーはホントに門外漢なのですがおススメのアルバムはあります?」

 

という質問がありました。

 

「全部。」

 

なのですが、dirtydadさんみたいな生涯仏恥義理ROCKな方にお勧めしたいのは

モリッシーの4枚目のアルバム「Your Arsenal」です!

 

なんとプロデューサーはモリッシーの大好きなモット・ザ・フープルにもいた&

大好きなデヴィッド・ボウイの相棒ミック・ロンソンなのです。

 

ありッシー日の美しいボウイ様とロンソン様。

 

一緒にランチ♪ ただの食事シーンまで耽美。

 

モリッシーは、無人島に持っていくレコードは

ニューヨーク・ドールズ “(There’s Gonna Be A) Shutdown”
マリアンヌ・フェイスフル “Come And Stay With Me”
ラモーンズ “Loudmouth”
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド “The Black Angel’s Death Song”
クラウス・ノミ “Der Nussbaum - The Walnut Tree”
ニコ “I’m Not Saying”
イギー・ポップザ・ストゥージズ “Your Pretty Face Is Going To Hell”
モット・ザ・フープル “Sea Diver”

と、決めているのです。

とってもロックで耽美でノー・ニューヨークでグラムでしょ?

 

元ニューヨーク・ドールズファンクラブイギリス支部長でもあります。

グラム時代のモリッシー

髪がうっとうッシー!!

 

ニューヨーク・ドールズのロゴを

自分のオフィシャルTシャツでマネっこしたり。

(モリっティーマニアのかいなってぃー、この

Tシャツ買い損ねてずっと探しています。見つけた方は

ご一報を!)

 

グラムッシーなモリッシー、ミック・ロンソンにプロデュースしてもらって

本当にうれしかったでしょうね。癌で亡くなったミック・ロンソンの

「最後のプロデュース作品」になりました。

 

かいなってぃーの持ってる雑誌から、貴重なロンソンとモリッシー画像。

 

当時のインタビューではモリッシーはこんなふうに語ってます。

 

"I chose him because he's a very strong musician, 

and I wanted to make a record which had a real

sense of physicality and body to it."

 

そう!このアルバムから「精神が肉体を支配するモリッシー」

から「肉体が全面に出るモリッシー」にかわった。

モリッシー益荒男時代の到来なのです。

 

Arsenal(爆薬庫)に爆薬たくさん!

 

収録曲"I Know It's Gonna Happen Someday"の最後のギターリフは、

ボウイ様は

 

「'Rock And Roll Suicide'のマネじゃね?」

 

と、ミックに言ってたらしいのですが、偶然だったとモリッシーは主張しています。

 

マネなくせに!

 

ボウイの"Drive in Saturday"カバーもしてるし。

 

 

 モリッシーさんはさりげにボウイのマネしてます。

 

ベッドに寝てみたり。

 

鏡を見てみたり。

 

このひと、地球に落ちてきた男。

 

このひと、空から汚物が落ちてきた男。

 

だって~かっこいいんだもん。と前田健フェイスのモリッシー

(★参考画像:まえけんッシーさん)

 

死ぬ前に、ミック・ロンソンにプロデュースをお願いできて

よかった!

 

そのおかげで、モリッシーは

「世界を売った男」と肩を並べられることになりました。

「あのひと、マネばっかするから俺も(モリッシーの曲)カバーして

あげてんだ」とやさっッシーボウイさん。

 

そんなわけで、ロンソンさん、ありがとう。

今日はロンソンさんふう派手派手ブラウスでお出かけしてきます♪


アルゼンチンのターコイズ・モリッシー。朝からライブ中継

2012-03-05 22:30:19 | Morrissey Live

今朝は雨の憂鬱なブルー・マンデイでしたね。

はい、月曜日と言えばいつもはこの方。

 

でも、わたしは今日はターコイズ・マンデーでした。

朝から、モリッシーのアルゼンチン公演最終日のブエノス・アイレスライブ中継

があったのです。これ、なんっども着替えた後(1度の裸、含む)

アンコール時のターコイズッシー

 

もう、中継が悪すぎて、映像は先日のチリに比べたら「隠し撮り」みたいだし

(固定カメラ1台なのか?)音声はしばらく途切れるはハウるはで

昔の西新宿劣悪ブート物語並みでした。

 

でも、リアルタイムをモリッシーと過ごせて(ってあっちは知らないが)

うれしかった。

 

あとうれしかったのは珍しく

I Will See You In Far Off Places

をやってくれたこと。アレンジが新鮮だった~。

ちゃかぽこちゃかぽこしてて「ドグラ・マグラ」並み

 

(★参考画像「ドグラ・マグラ」作者 夢野久作ッシー

もうちょいモミアゲあると昔のモリ様ふう♪

 

あと思ったのは、モリッシーのライブMCってあんなに

「浅草の六区の立ち飲みのオヤジふう」でしたっけ?

思いついたことを、急に話しかけ出すwww

 

今日のライブではI Will See You In Far Off Placesのあと、

ブルーのシャーツにお着替えになるとおもむろに

 

Have you been following the American election?

Well there is no point really.

In America it is 1952.

Have you noticed?

No you haven't.

 

とオーディエンスに語りかけた。

最後んとこなんて、和訳すると

「わかるかな~わかんねぇーだろうな~」

ですよね。

 

政治的シンガー featuring 松鶴家千とせ

はいってました。

 

(★参考画像 ブルージーな松鶴家千とせッシー

 

毎回、いろいろな発見のあるモリッシーのライブ。

もうはやく!はやく!ナマで見たいのです。。。

 

 

 

 

 

 


ROのモリッシー直撃インタビュー

2012-03-04 00:35:46 | Morrissey Interview

本日のRO69「宮嵜広司の洋楽試聴機荒らし」によると、

ロッキング・オンとRO69合同で来日ツアーを記念した取材を

モリッシーに申し込んだところ、「メールでなら……」との返答が

きたとのこと!

 

モリッシーの回答もさることながら、宮嵜氏の質問がいちいち大袈裟で

おもしろいw 文通かw

 

「モリッシーの日本でのライヴというのは、日本にいるあなたのファンにとって

もはやほとんど「ありえないこと」として、2002年のサマーソニックでみせて

くれたあなたの最後のパフォーマンスを大切な記憶として胸にしまいながら、

あきらめていた人生のいくつかのことのひとつでした」

 

「ツアーが発表されたことは、ファンはその場で失禁してしまうくらい狂喜しました」

 

「日本の文化が動物愛護運動の面などであなたのかねてからの主張と相容れない

ことももちろん知っていました」

 

対するモリッシーの「偏見と高慢」レスもおもしろいw

 

「日本はぼくにはとても食事がしにくい土地柄なんだよ」

 

けっこうなんでも食うくせに!

 

「ぼくは魚も決して食べはしないけど、日本ではまるで誰も彼もが魚を食らっているようなんだね」

 

そんなに魚食べてばっかいないし!

 

「ぼくの記憶では『イヤーズ・オブ・リフューザル』は日本では

たった一週間しかチャート・インしなかった」

 

執念深いし!

 

「今度のライヴがどれだけ売れるのか、

それともぼくがいみじくも解体されて食肉とされてしまうのか、

さっぱり予想もつかないんだ」

 

解体しねーし!

食わねーし!

てか、日本人、食人族じゃないし!

(ちなみにこわ~い食人族さんはこんなひと。モリッシー、逃げて!)

 

何はともあれ、たった1問目でこんなに面白いので、

続きが楽しみです。

で、思い出したのはロッキン・オン1996年3月号

 

表紙は、まだういういしいこのひと♪

ロッキン・オン、悲願のモリッシー来日会見記掲載!

 

インタビュアーは増井修氏と

当時はまだ弟子みたいだった宮嵜氏~。

 

このセサミストリートみたいなモリ様の表情はなんだw

「苦節15年、構想20年、総製作費600万」wwwの偉業でした。

 

モリッシーはこの中で「僕はもう、日本が大好き!高速道路に

住んでみたい!」とか言って2人のモリ信者を喜ばせたり。

 

酔っ払って読んでると、もうなつかしくてなつかしてくて過去RO

やめられないwww また書くかも~。