Action is my middle name ~かいなってぃーのMorrisseyブログ

かいなってぃーのMorrissey・The Smithsに関するよしなしごと。

モリッシーが「The Late Show with David Letterman」でつけていたバッジの謎を追う

2013-01-10 13:00:07 | Morrissey Live

8日のモリッシー「The Late Show with David Letterman」でのライブを

見て、かいなってぃーは胸のピンバッジが気になって気になって仕方ありません

でした。

↓これ

 

お友達に聞いてもわからなかったし、石原良純ばりに

パソコンで調べまくってもよくわからなかった。

 

(★イメージ画像:「太陽にほえろ」のマイコン刑事)

(マイコンて死語…)

もちろん、タウンページで調べてもわからなかった。

(当たり前…。)

 

「STOP」と書いてあるのは読める・・・

STOP Animal testing?

STOP Animal abuse?

STOP ASAD??

STOP!!ひばりくん??

ぜってーちがうっ!

 

バッジに描かれているのがかろうじて見える絵は、

この絵は、

ファクトリーレコードのロゴ???

 

STOP Factory Record!?

「トニーです!ストップファクトリーレコード??

ひっぱたいてやるっ!!」

 

…そんなわけはないので大丈夫…

 

「STOP Factory」で検索してみると…出てきた!!

 

C&C Music Factory の「Don't Stop The Music」

 

「違う違う!そうじゃ!そうじゃな~い~♪」

 

←C&Cのひと。(おや…?似ている…!?)

 

…と、また脱線!!いかんいかん。

 

実は、「Stop」「factory」の検索により

STOP FACTORY FARMING

という運動があることを見つけたのです。

ニュージーランドの「SAFE The voice for aLL animals

という団体が行っています。 

SAFEのHP トップからたどっていくと

The Cruelty Free Shop

というオンラインショップのこのキャンペーン関連商品ページ

があり、

あった~!

モリッシーと同じのあった~!!

ひとつ2ドル。

みんな大好き、エコバッグやTシャツもあるよ!!

よく見ると、豚が飛んでいる。

元ネタはこれ↓かしら!?

ピンクフロイドの「アニマルズ」ジャケット。

これは、「工場」じゃなくて、ロンドンの

バタシー発電所だけども。

(バタシーといえば1997年にモリッシーここでライブ

やってますね。Fattyの歌詞にも出てくるし、ここバックに

写真も撮ったり、モリッシー名所~)

 

このキャンペーンの糾弾しているFactory Farmingについて。

Factory Farmingとは、「工場畜産」のこと。

食肉生産は1950年から500%も増加!!

肉、足りね!!

今日、殆どの動物たちは、産業的「工場農家」で育てられているそうです。

牛肉の43%、豚肉と鶏肉の半分以上は、工場畜産によって生産されています。

世界の「産業農家」では、数千頭の動物が、不衛生な環境に押し込まれて、

一生を日光や牧草地のない屋内で過ごす…。

 

「動物かわいそう!」というだけでなく、この工場畜産は主に

発展途上国におしつけられ、また結果的な「搾取」や環境被害も生み、

地球にとってよくない、まったく「エコ」じゃない。

(今、出てこなくていいです!!)

 

…と

いろいろ問題ありまくりみたいです。

 

モリッシーは筋金入りの動物愛護主義者であり、

「動物虐待」は戦争と同じ、「食肉産業」は「核兵器」であると

80年代から一貫した主張を持っています。

人間も動物も「肉」を食う必要はない。

「スマーティー」(チョコのお菓子)とベークドビーンズだけで

生きていける!!と主張。

(かいなってぃーはm&m'sと納豆ばかり食べているので

これは合格かな…)

 

モリッシーがいくらそう言うからって「みんな、肉喰うな!」

と言う気もないし、主義や思想に対する立場は

「ひとそれぞれ」だと思います。

 

ただ、モリッシーがどのような思想のどのような運動に賛同し、

多くの人が目にするTV出演時に

このキャンペーンのバッジを「あえて」つけて

「Action is my middle name」

という歌を歌ったかについて、

理解する一助になると思いますのでこのキャンペーンのプロモビデオ

をはっておきますね。

 

よく「恋愛」はひとを探偵にする、とは言いますが、

モリッシーを好きなことも手がかりとメッセージをたぐりよせる

地道な刑事の捜査活動のよう。

モリッシーの行動や主張はとてつもない一貫性を

持ち、必ずや「意味」があるから…おもしろくてやめられない!

今日もかいなってぃー刑事はゆく・・・

 

(☆イメージ画像:時々こうゆうコート着て歩いてます…)

 

 


モリッシー「The Late Show with David Letterman」に出演

2013-01-09 23:05:56 | Morrissey Live

あけましておめでとうございます!

本年も当ブログともども、よろしくお願いいたします。

この極東で、延々とモリッシーのことを書き続けていきます。

いろいろ共有できると光栄です♪

 

さて、モリッシーさんも年が明けました(あたりまえ)。

 

そして新年早々テレビ出演!!

1月8日、アメリカTV番組「The Late Show with David Letterman」に出演し

僭越ながらこのブログのタイトルでもあり、だ~いすきな

「Action Is My Middle Name」を演奏しました!!

 
 
新年にふさわしい歌詞!
 
「生き急ぎ部すぐやる課」テーマ曲。
 
そして音もお姿もなんだかタイトにすっきり。
 
こなれ感が感じます♪ バンドのまとまりもできてきましたね。
 
そしてドラムセットには「アメリカさんサービス」なのか「ameri-i-can」の文字とともに
 
50年代に活躍したアメリカ人俳優、Steve Cochranさん。
 
「荒野のガンマン」とかに出てたみたいです。
 
 
 
 
モリッシーは
 
このSteve Cochranのスティーブにちなんで
 
「Steven」と名付けられた
 
2002年のドキュメンタリーThe importance of being Morrissey
 
で語っています。
 
 
 
でもStevenという名前が嫌いで、さっさととっちゃった。
 
それで単なる「モリッシー」になったと語っています。
 
 
ところでスミスファンのバイブル「茨の同盟」P36には
 
両親に関するこんなエピソードも。
 
 
 
「二人はもし生まれてくる子供が男の子なら、
 
母方の祖父の名前を付けようと
 
決めていた」
 
 
あれ、おじいちゃんの名前由来なの???
 
まあよくある名前だし、たまたまのSteveかぶりだとは思うのですが
 
モリッシー、Stevenという名前を嫌いなわりにはこのCochran由来説
 
「気に入っている」
 
とみた。
 
 
ムフフフフ…
 
 
このSteveとSteven、
 
心なしか…少し…似ている。
 
 
 
 
 
ファッションも似せてみたり…
 
 
 
でも、
 
胸毛は…
 
胸毛は…
 
 
胸毛は…!!!
 
 
負けたかもしれん…
   
 
 
あの、胸毛のクイーン!!(←矛盾語w)
 
 
フレディーをもってしても…            
 
 
コクランさん、最強胸毛。
 
 
  
…なぜ、胸毛対決ブログに…?
 
 
え~っと、今年もこんな感じです。
 
よろしくお願いします!