Action is my middle name ~かいなってぃーのMorrisseyブログ

かいなってぃーのMorrissey・The Smithsに関するよしなしごと。

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Romi Mori 写真展:「ザ・スミス」のモリッシー写真を撮った日本人アーティスト

2016-12-18 21:38:31 | The Smiths misc.
1984年、当時洋楽に目覚めたもののおこづかいが「ひと月1000円」の12歳の私は、足しげく地元の貸レコード屋「友&愛」に通っていた。それでも使えるお金が限られているので、よっぽどの確実な情報(友達か雑誌)がない限り、当てずっぽうにレコードを借りることなんてできなかった。

それが、初めて、理屈でなく、私に「借りろ」と言っているレコードに出会った。ザ・スミスと書いてあって、それがバンド名だかアルバムタイトルだか、なにがなんだかわからないけど借りた。

丁寧な解説と歌詞対訳。そのライナーでこの写真に出会った。



…この人、苦しいの?と思った。何かにすごく苦しんでて、どうしようもないような顔の男。そして、レコードに針を落とすと、聞いたことのないギターと、聞いたことのない声が聞こえてきた。まるで彼岸から響くような。すべて諦めた後、またどこかで生まれたようなキラキラな音がした。

“it's time〜”とこのアルバムの1曲目が鳴った時、私のtimeも始まった。

もうその日が、何月の何日だったかとかわからないけど、その時の気持ちはずっと覚えてる。「ザ・スミス」で出会ったモリッシー、ずっとこの声を聞きたいと思った。このスリーブの2色刷りの人を見つめて、今までまったく、誰にも感じたことのない気持ちになった。なんだかはわからなかったけど、離れられないと思った。

…時を隔てて32年、すっかり毎日「モリッシーファン」をやってたら、驚くべき告知が目に入ってきた。



Romi Mori Photo Exhibition「Eternal Dusk」

“フォトグラファー、そしてThe Gun Clubのベーシストとして80年代初頭からロンドンを拠点に活動するRomi Moriさんの国内写真展開催”

このRomiさんこそが、あのファーストのインナーのモリッシーポートレイトを撮ったと!!

実は、昔誰かに、あの写真は日本人が撮ったものだと聞いたことがある。でも都市伝説みたいなモリ伝説だと思ってた。ポートレイトの下に“ROMI”とあるのは知っていたけど、まさか本当に、日本人が撮ったとは!共通点、「日本」しかないけど、胸が熱くなった。

トークセッションもあると知り、すごく行きたくなった。でも予定がたてこんでて諦めかけていたら、モリッシーファンのMさんが「行きたいイベントには行かなきゃ!」と誘ってくれた。モリッシーファンの皆さんのactionする力とか、現場主義には、いつも頭が下がる。Mさんのおかげで17日土曜日、私のすべてが始まった1枚を撮られた、Romi Moriさんを「見に」出かけた。



会場に行くと、トークセッション前のRomiさんとお話できた。なんだか胸がいっぱいで、ろくなこと言えなかったけど「32年前にRomiさんの撮ったあの1枚を見てすべてが始まりました」と言った。Romiさんは美しく、ふっ、と笑って「そっか…もう32年も前になるのね」と言った。それが「昔は懐かしいな…」じゃなくて、「ずーっと今も続いてる」から「32年にびっくり」という感じだったし、繰り返しますが美しいので、現役感と現場感でみなぎっていた。会場で売っていたパンフにサインをいただいた(パンフの中のツネグラム・サムさんのレビューもとても良いです!)。



この、ファーストのモリッシー写真。2色刷りに慣れてたけど、ほんとはカラーなんだ((泣))と、脈拍がはやくなった(いつもは不整脈ですw)。

ご一緒したアクション美女Mさんは、もちろんもうすでにRomiさんの撮った写真をお買い上げ。私も写真展で目にしたら、どうしても欲しくなった。



Mさん、写真買うなんて初めて!と言っていた。私もそうだし、「買った」というより、「家に来てもらう」という感じがした。自分の原点を目につくところに飾っておきたいと思った。

その他、落ち着いて見ると(笑)会場には躍動感のあるモリッシーと、その他知っている方たちの写真が。



あまりにも自然に。あまりにも当時の空気をまとって、そこにあった。飾ってあるんじゃなくて、ひとつひとつの写真が呼吸しているよう。





時代の、場所の、空気感や、湿り気や、有機的なものが感じられる写真たちがたくさん「いた」。じっと見つめていると、その場に行けそう。

そして楽しみにしていたトークセッション開始。司会のツネグラム・サムさんの采配と、クロスビートの荒野さんの何でもアーカイブぶりに感心しまくりつつ、Romiさんと久保さんのぶっちゃけトークもすごく楽しかった。



(個人的にはThe Gun Clubの“Mother Juno”のジャケは、Jeffrey Lee Pierceが、神田正輝と松田聖子が裕次郎の病院に行くとこ写真にインスパイアされたものを、The Fallの“c.r.e.e.p”のジャケ絵も描いたClaus Castenskioldが描いたというエピソードが一番衝撃でしたw)

ついでのマイc.r.e.e.p


トークセッションの終わりの方で、Romiさんのお友達である久保憲司さんが、80年代のイギリスを評して「あの時のにおいや感覚はもうわからないだろうなぁ」と言ったら、Romiさんがスパッと「だからこれやってるのよ」と言った。Romiさんて、時空間を超えてる人だと思った一言だった。

その後、大学の同級生MoodmanがDJしていたので話してたら「Romiさんのギャルパワーはすごい」と言っていた。もちろんいい意味で。ボーダーとか、既成概念を越えるのがギャルパワーってことかなと思った。

帰り際にRomiさんに「女っていろいろ大変じゃないですか。やはり大変なことたくさんありましたか」と聞いたら「もう自分が女とか捨てちゃってないのよ」というようなことをおっしゃってた。男とか女とかにこだわってる自分がまだまだ青いなと思った。

トークセッションでも、モリッシーのセクシャリティの話にもなった。久保さんは、モリッシーがRomiさんを気に入っていたので(モリッシーからのお手紙には“I adore you”と書いてあったそう!)、第2の「ジョンとヨーコ」をモリッシーがねらってるのかと思っていたそう。でも違った。私は帰りながら、モリッシーがRomiさんを“adore”したのは、その男とか女とか超えた、なんでも越えていく「Romiパワー」がわかったからではないかと。モリッシーがいまだに歌ってるのは、性とか既成概念を越えた超えた先にある、もっと自由な、人間の本来の力強さへの確信だから。

写真見たらわかる。お父さんにもらったカメラひとつで、いままで女の子だった子がイギリスに来て、なにもかも飛び越えて、素敵なものを切り取った。その自由な力を感じたモリッシー。彼はRomiさんが撮った写真を引き伸ばして部屋に飾ったそう。本当に気に入っていたのだろう。

Romi said;

「私が気に入っているのは青いモリッシーの写真。ファンの持っていたグラジオラスがステージに敷きつめられ、その上で歌うモリッシー。とても美しかった。私が見たスミスのモリッシーのすべてがこの写真にある」



自分が見た美しさすべて写真に、生き方にこめるパワーを持った美しい人のオーラに触れられた夜でした。

★このRomi Moriさん写真展は、12月22日まで、恵比寿リキッドルームで開催中です。

ザ・スミスとモリッシー写真集『The Smiths』発売

2013-07-13 01:14:01 | The Smiths misc.

気を取り直して…

 

スミス・モリッシーファンには楽しみ♪な話題もあります。

ザ・スミス、およびモリッシーのお宝フォト満載の写真集

『The Smiths』が8月12日にイギリスで発売



スミス、モリッシーそしてミュージシャンばかりを撮り続けてきた

元『NME』のカメラマン、ローレンス・ワトソンの写真集で、

「今まで見たことがない!」写真がたくさんなようで今から楽しみ!

スミス駆け出し時代から撮り続けてきた人の写真…

感慨深い!!

 

在りし日のスミスと、ワトソンさん。

 

ちょっと恰幅よくなった最近のワトソンさん。

 

さっそくアマゾンで買いました(って、なんでもう買えるんだろう??)。

なんか007みたいな表紙でこれまたアガる~!

 

ローレンスさんは、こんな写真集も出してました。

 

ウェら~

 

このウェラーかっこよすぎ。。。

 

…あ、スミスのことに戻らなきゃ。

ワトソンさん撮ったモリッシーだと、これ有名ですね。

 

今回の写真集には

こんなのが載っている~

エコベールはベルギーの洗剤メーカー、環境にやさしくて

「1979年の創業以来、動物実験を一切行っていない」

のでもちろんモリッシーも支持!アピってるのでしょうか?

 

の、飲んでるし。。。!!!

うわ~それはステマwにもほどがある!!

 

他に掲載されているという写真で一番「いい!」

と思ったのがこれ。

「やめろよ~!!」という声が聞こえてきそうな

「小学校男子の休み時間か!?」写真!

 

あの、ちょっとけだるい感じで若い4人が並ぶ、おなじみの

サルフォード・ラッズ・クラブ写真とイメージがまったく

違って、とっても微笑んでしまう~。

 

…と思っていたら、アメリカのモリッシーファンさんが

この写真に対してこんなこと言ってました。

 

「マイク、いないしwwwどこwww」

 

ほんとだ…

たとえばこの本からではない、他の写真も見てみました。

 

いない…。

 

ほとんどいない…。

 

ほとんどいない…。

 

いるけどいない…(切られている)。

 

これはマーの方が少しいない…。

そして、マイク顎乗せ現象の序章…。

 

いた…でも生首心霊写真みたい…。

 

はっきりとしたアゴ載せ…。

 

ほとんど、背後霊…。

 

「はい、すいませ~ん。

ジョイスく~ん!ジョイスくんっ!

いたら返事してくださ~い」

 

「…あ、は、はい」

 

「ずっと…いますけど…」(以下、黙々と、叩く。)

 

ほっ。

出欠の確認もできましたので、〆にうつりたいと思います。

 

私の大好きなアルバート・フィニーの店写真

の、こんなテイク↓ も入っていて

この今となっては奇跡のような「4人」の直列並びに

(電池が直列だと、豆電球の明るさは4倍)

いまだトキメキ感じます。

ワトソンさんも

 

「スミスやモリッシーの写真をこうして再び現像していると、

世界で最高なバンドのひとつと仕事をしていた素晴らしい時代の

思い出が蘇ってくる。彼らの音楽が永遠であるように、

これらの写真も彼らの何が特別だったのかを

伝え続けるものなんだ」

 

と語っているそう…。

 

う~、ほんとうに写真は「一瞬を永遠」にしてしまう。

そして、今となっては完全に失われたものの姿の提示が、

わたしたちの中には、まだ、「まったく失われていないもの」が

あることを、より鮮明に思い起こさせる。。。。

 

本当に写真集、届くのが楽しみ♪

ペラペラめくりながらスミス聞いて夏を乗り切る~

ガリガリ君60本分くらいの値段ですが、ガリガリ君を

食べるのを我慢して…(どんだけこの猛暑耐え忍べはいいんだ…)


Oh, Manchester so much to answer for...

2012-02-24 19:23:18 | The Smiths misc.

昨日、わたしは偶然にもJR成田線「佐倉」駅に降り立った。

そう、それは「和製モリッシー」こと、長嶋さんの出身の地!

佐倉…そこは…言ってみれば… 「和製マンチェスター」…!?

 

はい、ここで。

 

これほんとのマンチェスター。

「英国製モリッシー」(←って、つまりモリッシー)の出身地駅

かいなってぃー、1992年20歳の時に初めてマンチェスター仲間(New Order熱烈ファン)

チヒロックさんとマンチェスター訪れました。

そう、それは聖地巡礼!!

 

今でこそ

こんな便利なおブックがありますが、当時は

これ持って、もう伊能忠敬並みの足調査!

 

はい、これ。モリッシーの生家ね。(たくさんあるからサクサクいくわ)

 

はい、これ。モリッシー出身の学校

地元の女子中学生に連れて行ってもらいましたw

こここそ「らららららららーいえ~♪」←The Headmaster Ritualの舞台ですな。

 

はい、これ。かいなってぃーの選ぶThe Smithsナンバー1ソング

Miserable Lieに出てくる

「Just a rented room in Whalley Range」

のワーリー・レンジ!!

地元の失業者に連れて行ってもらいましたw

 

 

んで、ファンだったら

「黒ぶち眼鏡かけて自転車で集合したくなる」

(※参考映像

 
さるふぉーどらっずくらぶ~~~!

モリッシーはここにめちゃ思い入れあって、

2007年に保存のための救済寄付までしています

£20,000!!

えへ。

 

2008年のモリッシー50歳のお誕生日にはここにファンが集まりました

聖地ですな・・・

 

Oh, Manchester

So much to answer for...

かいなってぃー、大好き写真☆

コメント (2)

地味派手・アンディー・ルーク♪

2012-02-07 22:21:45 | The Smiths misc.

いつもに増して、モリッシーのソロばっかり聞いている今日この頃ですが

初期の隠れた名曲、大好きな 'Girls Least Likely To' を聞きまくっていて、

スミスのベーシスト、アンディー・ルークがにわかにブームになってきた、夜。

 

この曲、意外にも、アンディーの作曲なんですよ~。

モリッシーのソロ・シングル 'November Spawned A Monster’ 収録。

(最近出たモリッシーのベスト "Very Best Of Morrissey" にも収録されたので喜んだ私)。

ちょっとマー風味の、マンチェスターの空の色みたいなほんと抒情的な良い曲。

 

 

んでもって、ルーク。

 

<びふぉあ>

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

<あふたー>

 

・・・びみょ~にポール・ウェラーやジョニーを混ぜてまねっこしたみたいなオヤジィロッキンなルックスに…

 

アンディーはもともとギタリストで、おさななじみのジョニーより先にギターやってたのに

どんどんうまくなるジョニーに「勝てない」と思ってベーシストになったそう。

でもこのベースとか、生まれついての「ザ・ベーシスト」だと思うんですけど。

セクシーでファンキー過ぎるベースソロをお楽しみください。

 

'The Barbalism begins at home'

 

ほかにもアンディーが作曲しているモリッシーソロ曲はアルバム"Bona Drug"で聴けるこれ、

モリッシーの歌詞も「らし」過ぎ。

'Yes, I am Blind'

 

そして'Piccadilly Palare'収録のこれ、マッドネスのサッグスもうなってるよ♪ 

'Get Off The Stage'

 

…もうイギリスっぽくてたまらない。

ここまで聞くと(って誰も聞かないと思うけどwww)、

アンディーがプレイヤーとしてだけでなく、

いかに作曲家としてもすばらしいかおわかりいただけるのではないでしょうか!?

あれ、いつからアンディー推しになったんだろう、わたし。

 

…上記のアンディー曲はライブではまずやんないでしょうなぁ。