24日にZepp東京で観たモリッシーのこと。少し遅れて書きます。
正直言って、丸2~3日やられていました、まだやられています。
消化しきれなくて、どう書いていいかわかりませんでした。
この日は、美人モリッシーファンM子嬢との、
ツイッターにおける奇跡の出会いのおかげで、
M子嬢1番に引き続いての2番というネ申整理番号でした。
前日に少し不完全全焼だった自分への反省もあり、気合いを入れて望みました。
が、
結論から言うと、モリッシーの気合いには太刀打ちできなかった。
最初から太刀打ちできる相手とはまったく思っていないけど!
声の出し方、情の込め方、
もう「いま・ここ・おれ」以外は何びとたりとも
存在させない強引さ、想定の範囲を超えていた。
前日「アシタ・アシタ・アシタ」とモリッシーが言ったのは、このことだったのかと、
いまになって納得しています。23日もすごいけど、24日はまったく違う
「Tomorrow」だぞ、って予告だったのですね。
Tomorrow,
Will it really come?
Yes! it has really come!!
わたしは、ライブの間中、
自分という肉体の外壁がもどかしかったです。
そんなもの捨てて、バラバラになって、あの声に、あのモリッシーの「気」
に溶け込んでしまいたかった!!
…落ち着け、わたし。
で、セットリスト。この曲順、わたしがいままで憧れていた、最高だと思っていた
ブラジル公演のセットリストを超えているんじゃないかと思いました。
重→重→アゲ→アゲ→重→重→超重→うっとり→重→
激重→うっとり→アゲ→うっとり→アゲ→重→うっとり→うっとり→アゲ
そしてアンコールに…激アゲ!!
<★参考画像:「激重」>
(おとなりリグレットくん撮影の画像をお借りしました)
ちなみに、この激重、会場後方から見るとフラッシュやストロボ
で往年のポケモン事件のような気持ち悪さを引き起こすそうです。
23日にお会いしたモリッシーファンさん、リアルダウン…
ほんとにこのセットリスト、
「激重」以降の「うっとり」と「アゲ」リズムが絶妙!!
そして、チリのサンチャゴやアルゼンチンのメンドーザのセットリスト
で見た、憧れの「Still Ill 終わり」!!
激アゲ!!!!!!
あのイントロは、理性や常識やら、なんだろう、普段とらわれているもの
の電極をひとつひとつぶったぎっていくパワーがある。
無駄死に is my middle nameのかいなてぃー、このアンコールで、
モリッシーがこっちに来た瞬間、われを忘れて柵を飛び越えました!!
気がつくと、I'm throwing my arms around モリッシー!!
…じゃなくってふるゴッツセキュリティー!!抱えられて連れて行かれ、
あの曲でモーモー泣いていた牛よりひどい扱いで外に引きずりだされた、まさに
ダイブ is Murder!!
母さん、空から汚物が降ってくるよ・・・
かいなってぃー葬送曲、脳内I know it's overが悲しくリフレイン・・・
モリッシー、You Have Killed me!!←てか、勝手に死んだのはあたし。
体中痣だらけ…
しかし、Irish blood, english heart、及び
The Queen is Deadでわたしが一番好きと言い続けている
I know it's overを初めてライブで聴けたこと、
Alma Mattersではスピーカー越しに、哀れな「ファンという病」にとりつかれた
重病患者かいなってぃーの手をモリッシーが握ってくれたこと、
初めて今回のモリッシーを一緒に観にきてくれたGeorgeがライブに感激してくれたこと、
(涙が出るほど素晴らしい彼のレビューはこちら)
そしてモリッシーのPRADAと黒シャツタグ入り部分をゲットしてくれたこと…
素晴らしいこと満載のライブだった!!
↓こちら、せっかくの会話deふれ愛タイムにて、
「黒シャツ着てっとすっげー素敵」と言って
モリッシーにムッとされた、PRADAの黒シャーツ。
(こちらもおとなりリグレットくんお写真拝借)
<★この辺の、モリッシーファンとしての未熟さと切なさと心苦しさと
痛さはライブ後にモリッシーファン先輩にすでにこっぴどく指導入れられて
おりますのでご容赦ください…>
素晴らしすぎて、正直怖かったです。
愛ってなんでしょうね。
一方的で、過剰で、破裂してこなごなになって、
それをつなぎあわせたいびつな形の気持ち悪いもの
なんかも愛の一種なんですかね。
それを考えると自家中毒に気持ち悪くて昨日は「モリッシーのファンもうやめたい」
と親しい人たちに嘆いていた。。。死んでもうるさいかいなってぃー。。。
でも、昼に大好きな鬼金棒でラーメン食べて活力充して、
夜に福岡公演があって、終わった後に皆さんの歓喜ツイートや画像見たら
すっごい元気もらいました。
モリッシーからきた愛を受けとめて、受けとめきれなさにおののきながらも
それを大事に心にしまう。。。それがジンジン伝わってくる皆さんのツイートを
ひとつひとつ、感激しながら読みました。
昨日のあたしみたいに「The・愛の片付けられない女」になっちゃいけないな
って思いました。
モリッシーは、24日のバンドメンバー紹介ではセクシーゾーンともミカバンドとも
わたしがうっすら、only slightly only slightly予想していた「ももクロ」とも
言いませんでした。
Next month celebrates, or, doesn't celebrate,
30 years of my singing voice.
And in all that time, my favourite band is now,
and they are~
と始めた。30年間、歌い続けている。続けているだけでなく同時に
進化し深化し、鬼増し(←鬼金棒ラーメン用語)している。
わたしは本当はモリッシーにマイクを向けられた時、こう言いたかった。
時間が巻き戻せるならこう言えばよかったともう100000000000回思った。
モリッシー、あなたはもうすぐ歌手30周年を迎える。
30年間走り続けてきたあなたを本当に尊敬している。
そして、間違いなく、この30年間の中で、今のあなたが一番好きだ。
Morrissey,
you've said you will have been a singer
for 30 years next month.
I really respect you for such a long-time career
as a great singer.
I'm sure as hell I love you at this moment
more than ever, though.