Action is my middle name ~かいなってぃーのMorrisseyブログ

かいなってぃーのMorrissey・The Smithsに関するよしなしごと。

“Alma Matters”とモリッシー

2016-11-28 09:54:47 | モリッシーと歌詞
アプリでブログが書けることを知り、ちょっとした待ち時間に打てて便利。健康診断の後の移動前時間にしたためております。バリウム検査がきつかった。デュラン・デュランの「ワイルド・ボーイズ」PVのサイモン・ル・ボンのような責め苦←わかりにくいたとえ。

診察の時にお医者さんに、最近知らぬうちに陥没した爪が気になると相談しました。すると「この、爪の陥没位置はちょうど2か月前に何かあったことを示しています。2か月前に、強烈なショックや、食生活の異常はありませんでしたか?」と聞かれました。

2か月前…。

9月28日…。

ちょうどモリッシーの渋谷オーチャード初日じゃないのさ!!

たしかに、「強烈なショック」受けました。でもそれはいいショックだったと思うんですが。体には「オーバードーズ」だったのかもしれない。

(それよか食生活かも…。「路上ビーフン」とかしてた時や!!他にもみんなが食欲を失う中、さんざん食べまくってた時!!なんかやっぱおかしかったのかも)

…みなさんも、一年に一度は健康診断を受けましょうね。

と、中年健やかブログで終わりそうですが、土曜にAskちんと話した“Alma Matters”のことを書きたいんだった。

Askちんは、モリッシーの歌の中で“Alma Matters”が1番好きだそう。そしたら仲の良い人が、この歌を聞いてたら涙が流れてきたそうで、「なんとなくしか意味がわからないから翻訳して」と頼んできたとか。Askちんは、在英歴が長くて、英語が得意なのです。そんな彼女がどう訳したのか知りたくて聞いてみた。



確かに、Almaは女性の名で、イギリス人女優Amanda Barrie演じる英ドラマ「コロネーション・ストリート」の登場人物Alma Marie Halliwellにちなんでいるのではという説もあります。モリッシーが暇(笑)だったスミスデビュー直前に出てきたキャラですし、コロネーション・ストリートのヘビー視聴者であったようですし。

けれどもAskちんは“alma matters ”をこう考えて、訳したそう↓。



そして「寄り道してもそこが戻るところ」とも説明したとか。

あー、ほんとすばらしい!さすがこの歌をだいすきな方、良い訳をされる。。モリッシーの歌詞ではダブルミーニングやらトリプルミーニングやら言葉遊びもあるので、よくわかんないんだか歌詞翻訳で「アルマ・マターズが〜」とかそのままカタカナで書いてあったりしてがっかりすることがありました。翻訳者の心意気というか、こう思うという信念みたいなものをこめてもらいたいのにそれはないだろ〜という感じです。

わたしは某所で、(そこではモリッシーがライブ中に出身校のことを言及していたので)“Alma Matters”=「魂の母校」と訳しました。このタイトルは“Alma mater“のもじりですが、英語では「母校、出身校」、ラテン語で「滋養物を与える(つまり,親愛な)母」という意味です。“Alma”だけで言えば、スペイン語で「魂」の意味だそう。

総合すると、あくまでも私の持論ですが、「自分のその後の人生に滋養を与える、魂の根幹」であると考えています。だから、Askちゃんが何の枝葉の知識もなくスパッと良い解釈をしてて素晴らしい!と思いました。それは英語力だけでできる技じゃないから、やはりよーく聞いているんだろうと思います。モリッシーファン歴約4ヶ月なのにすごい(笑) そして、訳してもらった方も、「なんとなくしか意味がわからないのに泣ける」ってすごい。そしてひとつの歌でも、よく意味がわかりきらないひとにも、自分の思いや凄みを「感じさせる」モリッシーが一番すごい。

あ、あとこの歌の中にはモリッシーの好きなシーラ・ディレーニー戯曲「蜜の味」からの引用があります。"it's my life to ruin my own way"というところ。やはり、自分の真ん中の養分となってきたものが示唆され、込められて、歌っているのだと思います。



そんな訳で、わたしも改めて"Alma Matters"、訳しました。電車の中だから間違いあったらあとで直しますw


"Alma Matters"

So: the choice I have made 
そうだろう、僕が選んできた道は
May seem strange to you 
君には変に見えるだろう
But who asked you, anyway ? 
でもそれはとにかく、誰が君に頼んだりした?

It's my life to wreck 
これは僕の人生
My own way 
沈むも何も、僕の道
You see: to someone, somewhere, oh yeah ... 
わかるだろ、誰にとっても、どこかにも、ああそうさ
Alma matters 
魂のより所というものが
In mind, body and soul 
心の中に、体の中に、自分の真ん中に
In part, and in whole 
多かれ少なかれあるものなんだ
Because to someone, somewhere, oh yeah ... 
なぜなら誰かにとっても、どこかにも、ああそうさ
Alma matters 
魂のより所というものが
In mind, body and soul 
心の中に、体に、自分の真ん中に
In part, and in whole 
多かれ少なかれあるものなんだ

So the life I have made 
そんな訳で、僕の人生は
May seem wrong to you 
君にとっては間違いに見えるかも
But, I've never been surer 
でも、僕はこんなにも確信したことはない
It's my life to ruin 
これが僕の人生
My own way 
僕のやり方でぶち壊す
You see: to someone, somewhere, oh yeah ... 
わかるだろ、誰かにとっても、どこかにも、ああそうさ
Alma matters 
魂のより所というものが
In mind, body and soul 
心の中に、体の中に、自分の真ん中に
In part, and in whole 
多かれ少なかれあるものなんだ

Because to someone, somewhere, oh yeah ... 
なぜなら、誰かにとっても、どこかにも、ああそうさ
Alma matters 
魂のより所というものが
In mind, body and soul 
心の中に、体に、自分の真ん中に
In part, and in whole 
多かれ少なかれあるものなんだ
To someone, somewhere, oh yeah ... 
誰かにとっても、どこかにも、ああそうさ
Alma matters 
魂のより所が
In mind, body and soul 
心の中に、体に、心の真ん中に
Part, and in whole 
ちょっとだか満タンにだか、あるもの
So to someone, somewhere, oh yeah ... 
だから、誰かにとって、どこかにも、ああそうなんだ
Alma matters 
魂のより所というものが
In mind, body and soul 
心の中に、体に、心の真ん中に
Part, and in whole 
ちょっとだか満タンにだか、あるもの
To someone, somewhere, oh yeah ... 
誰かにとって、どこかにも、ああ
Oh yeah ... Oh yeah, oh yeah Oh yeah ...
ああそうなんだ…ああ、そう、ああそうなんだ、ああ

“How Can Anybody Possibly Know How I Feel?" とモリッシー

2016-11-26 00:27:09 | モリッシーと歌詞
グスタボの病気のため、モリッシーアメリカツアー、23日からの日程が12月頭に延期されたとのこと。遠征していた方たちのショックを思うと心が痛いです。ライブが見れない、と知った瞬間は「延期しやがって!だいきらい!」と思ったかも。でもきっとまた、立ち上がるのでしょう。モリッシーが大好きだから。

ここ最近、何回も「モリッシーのファンの熱量がハンパないと」という話を聞きます。

あるモリッシーファン(しゅーげ)が、総合批評誌ヱクリヲのミニコミ誌『ヱクリコ』モリッシー来日ルポ「実録・モリッシー日本ツアー参戦記」というのを書いた、とツイッターでお知らせしたところ、媒体の方から「モリッシーファンから一気に反応が来てやっぱりモリッシーファンヤバい」と言われたとか。

某銀座のお店からも「モリッシーのものがおいてあるとお知らせいただきありがとうございます。モリッシーファンの方が急にたくさんいらっしゃいました」と言われた。

某新宿のお店からも「うちの扱い商品のこと言ってくれたんですか?毎日売れてるんですよ。モリッシーファンの方が急にたくさんいらっしゃいました」と言われた。

…そりゃ、あるって知ったら「行動する」んですよ、モリッシーファンは←パブロフのモリッシーファン現象と名づけたい。

その他、そこらで私が話す機会のある皆さん口々に「モリッシーファンは熱心で、モリッシーって幸せですね」と言う。ちょっと嬉しいけど、ちょっと違和感もある。

モリッシーはよく、ライブ中にも、ファンの熱い思いや好きという気持ちを「why?」って聞きますよね。「みんなー!いっぱい愛ありがとー!胸アツだよー!次の曲は、ラブラブラブ!」とか絶対ならない。「ドウモドウモ」と、感謝はあるでしょうが、常に同時に「懐疑」がある。自分を好きだなんて、この人たち、頭おかしいんじゃなかろうか…と、いう(笑)。ときどきモリッシーが観客席を「かわいそうに。。。」という目で見ている気がして、そしてそれもとても好きです。

そこで思い出したのが、渋谷公演2日目にやった“How Can Anybody Possibly Know How I Feel?"。7年ぶりに、9月24日のブルックリンで演り、一回こっきりのサプライズかと思ったら、29日の厳戒態勢オーチャードで演った。いつか生で聞きたいとは思っていたけど、聞けるなんて思ってなかったので本当に嬉しかった。厳戒態勢ショックとその後の横浜ショックでちょっと忘れられてるかもだけどwやっぱり29日のセトリは思い返すだにすごいと思います。この歌は、渋谷の後も今月1回演っただけらしい。


この歌詞が好きなので、訳しました。

“How Can Anybody Possibly Know How I Feel?"

She told me she loved me
彼女は僕を愛してるって言った
Which means
それって
She must be insane
頭がおかしいに違いないよ

I've had my face dragged in
15マイルものクソ続きの中を
Fifteen miles of shit
僕の顔は引きずられてきた
And I do not, And I do not
そんなの、ぜんぜん、ぜんぜん
And I do not like it
ぜんぜん、本意じゃないんだ
So how can anybody say
だからいったい誰が
They know how I feel
僕がどう思ってるかわかる、なんて言えるんだ
The only one around here who is me
Is me
それがわかるのはただひとり、僕、僕だけ


They said they respect me
やつらは僕を尊敬知ってるって言った
Which means
それって
Their judgement is crazy
正気とは思えない判断だよ

I've had my face dragged in
15マイルものクソ続きの中を
Fifteen miles of shit
僕の顔は引きずられてきた
And I do not And I do not
そんなの、ぜんぜん、ぜんぜん
And I do not like it
ぜんぜん、本意じゃないし
So how can anybody say
だからいったい誰が
They know how I feel
僕がどう思ってるかわかる、なんて言えるんだ
When they are they
やつらがやつら、なら
And only I am I
ただ、僕は、僕だ

He said he wants to befriend me
彼は僕の友達になりたいって言った
Which means
それって
He can't possibly know me
まったく僕のことわかってないってこと
The voices of the real
現実のささやき
And the imagined cry:
そして想像の中の嗚咽
"The future is passing you by
未来がいま、お前を通り過ぎていく
The future is passing you by"
未来がいま、お前を通り過ぎていく

So how can anybody possibly think
だからいったい誰が
they know how I feel?
僕がどう思ってるかわかる、なんて言えるんだ

Everybody look, see pain and walk away
みんな、見て、痛みを知って、立ち去ってくれ
And as for you in your uniform
ユニフォームを着た君はどうかと言うと
Your smelly uniform
キツい臭いのユニフォームを着ている
You think you can be rude to me
君は僕に失礼なことができると思ってる
Because you wear a uniform
なぜならユニフォームを着ているから
A smelly uniform
キツい臭いのユニフォームを着ている
And so you think you can be rude to me
だから君は僕に失礼なことができてると思ってる

But even I, as sick as I am, I would never be you
でも僕でさえ、こんなに病んでる僕でも、決して君にはならない
Even I, as sick as I am, I would never be you
でも僕でさえ、こんなに病んでる僕でも、決して君にはなりたくない
Even I, sick and depraved, a traveller to the grave
病んでて堕落してて、墓場へ一直線の僕でさえ
I would never be you
決して、君にはならない
I would never be you
決して、君にはなりたくない

…………………………

人からの愛や尊敬に「怯える」みたいな、かよわいエセうさちゃんみたいなメンがヘラってるわけではなくて、そういう外からの思いにも「対峙」しなくてはいけないという茨道が感じられます。

“I would never be you“と歌う時の、ファンたち観客との線の引き方がすごい。ひとりひとりの顔を思い闇を睨むように歌う。俺は俺だからお前たちはお前たちでいろ、という凄みに震えます。

かわいそうな私たちは、自分という殻の限界までぱんぱんになるほどの、歌っているその人に生ぬるく承認してもらえない「愛(だかなんだか)」に困りつつ、、でも幸せだからほんとおっしゃるとおり頭がおかしいに違いないw

ラブ、ピース、ハーモニー?そんなものは来来来世ではもしかしたらすっごくいいかもねという一貫した信念を、口先だけで歌ってないから好きです。

そんなこの歌を歌ってるところをもう一度見たい見たい見たい確認したいと思ってたら、、、

※ここから先は非正規音源に抵抗がある方はご覧にならないでください。











出てました!


西新宿ブラインドフェイスさんにて限定100部Blu-ray。

モリッシー一家の仁義〜グスタボ、病に倒れ公演キャンセル

2016-11-18 10:41:20 | Morrissey News
ブログがアプリで書けると知り、
初投稿です。これは気軽。

モリッシーが、バンドメンバーのグスタボが楽屋で倒れたために11月14日に予定されていたアメリカ・コロラド州ボルダーの公演をキャンセルしたとのニュースが。

こちらの公演はソールド・アウトだったとのこと、開演予定時間の15分前に
もしかしたら今日はやれないかも、とそしてその後20分ほど後に正式なキャンセルが告げられたとのことで、会場にいらした皆様の失望やいくばくかと…。

けれども、モリッシー自らステージに立ち、状況を「説明」したということに、その場の皆様はなんてスペシャルなものを見たのだ!!とも思いました。プロモーターでなく、御大自ら。しかもモリッシーって、自分の中味を直接的に外に出すことは多いけど、なかなか自分の外の物事を「説明」なんてしないから…

説明しているモリッシー。
うしろのジャンヌもさらに悲しそう。



モリッシーはステージ上でお客様に、グスタボが倒れたことを説明。

「私たちの良き友グスタボが倒れた。今、ここの地元の病院にいます。彼に何が起きたか不明。でも、私たちは家族なんで、彼と共にある。彼に何が起きたかわかるまで、動けません。そんなわけで、遅れてます。待つしかできませんので。もう少し楽屋で待ってみて、何が起きてるのか様子みる。なんか魔法の治療できるかどうか」

ひーっ。「家族」となーー!
まさにモリッシー一家の親分。
モリッシー一家の仁義きってらっしゃる。まさにギャングロード!!
とかっこよくてしびれました。

グスタボは、「バンドのキーボーディスト」と一部報道されていますが、それ、軽い。
キーボードどころか、トランペット、Qコード、フラメンコギター、アコーディオン、ディジュリドゥ(かまどで米たくやつみたいなのよ長いのw)、、、
そして…



ヨンカリヘタイムまで持ってる。
いまや、「ライブ」に欠かせない人物であることは間違いないですが、そういった運営や、演出を超えて「家族だから」という説明にじーんときました。

思えばモリッシーのバッグバンドは、キャリアの長いボズとその他皆さん、みたいな扱いもされること多く、モリッシーは別格で雇われてる人感も多々ありましたが、モリッシーからしたら「一家」の一員としてかけがえのないメンバーと認識しているのですね。

メンバーのバンド歴を見つけました。


てか、これ2012年から入ったグスたんはいなかったw
でもボズは1991年からだから、はやくも25年!!
ジェシー2005年からだから、11年!
マットでさえ2007年からだから、9年!
(あ、マンド忘れてた、彼は2014年から)

もうこれは、みなさん、単なるバックメンバーではないですね。固定。モリッシー含めた「バンド」のひとり。先日ブログで紹介したライブ映像見てると、モリッシーを支える正倉院の高床のようなバンドクオリティーを感じます(モリッシーは宝物かw)。今のバンドの出す、塊みたいなうねりが大好きです!個別プレイヤーというより、やっぱり一家の一本一本の柱プレイヤーという感じがします。具体的にいうと、What she saidもHow soon is now?も、いまのバンドバージョンが好き。スミス、ごめんよ。もうあの坂道を転げ落ちるようなワッシセに慣れてしまって、戻れないの。一緒に転げ落ちたいの!!ハウスーンの銅鑼で砕け散りたいの!!

…一方、グスたんは…

つらいだろうに、病院から、病に倒れたお詫びメッセージを。
最後の「Viva Moz」に泣きそうになりました。このメッセージも紹介したかったけど新幹線がついてしまうー、時間あったら補足します。


はやく、治りますように…ヨンカリヘ。

モンスターが生まれる11月~モリッシーが来た後1ヶ月、最近のことつらつら

2016-11-07 15:59:30 | Morrissey misc.

すっかり季節は秋!モンスターが生まれる11月。

 

モリッシーが来日したのはもうひと月以上も前。

ブログの最終更新もひと月前…

この期間あっという間で、

自分はいったい何をしていたのか!?という感じなのですが

モリッシーが日本にいたこと、ライブを見られたこと、

それらが自分にもたらした衝撃を、

何度も何度も反芻する日々でした。


それはいまだ「ヨイン」を感じているとか言う には大きすぎる、、

一生ものの「メイン」wな記憶。

 

そんなこちらはさておき、モリッシーはアジア ツアーを進め、

オーストラリアに行き、 そして4日からはUSツアーが始まりましたね。

ツイッターなどで状況を知ったり、動画を 見たりもしていますが、

もう自分が味わった ばかりの「ナマ」がすごすぎて、海の向こうの

ことよりも日本公演のことばかり考えています。

でも5日のサンタバーバラのはおもしろかった。

最初チラ見して、モリッシーと5匹のパンダかと 思った。

動物愛護的な何かの一環なのかとw


10月末、メキシコや中南米、米国のラテン系コミュニティーで行われる

「死者の日」のお祭りインスパイアなんですね!

骸骨姿でパレードするアレ、007の冒頭で見て、

いつか行ってみたい!と思っていました。

モリッシーのラテン系ファンは喜んだでしょうね~

ラテン系ファンはモリッシー×スカルイメージが好きですね。

ロスのヒスパニック系ファンなどがよくタトゥーモチーフにしています。

ファンメイド?のこんな商品もあってかわいい。

 

…でも自分は骸骨メイクはしないのね、モリッシー。

 

ラテン系のお話しと言えば、モリッシー来日公演でもお会いした

アイリッシュのAine Ni Cheallaighさんの

“I Will See You In Far Off Places”というモリッシー南米公演

おっかけ記がおもしろいです。ライブやファンの話しだけでなく

紀行文としてもおもしろくて読みやすい。まだ途中なのですが。


ガンガン読み進めたしゅーげによると、グスタヴォさんヨンカリヘタイム

を南米ファンはあんまりよく思ってないとかw 楽しい?エピソードも。

作者がなぜモリッシーにどんどんハマっていくかが、

押し付けがましくなく冷静に書かれている感じがして好き。

 

わたしは、モリッシーファンそれぞれ様々な経緯で

現在「モリッシーファン」であることが好きです。

そういう話しを聞くのが好き。

 

実は11月5日(土)は、「モリッシーファン」としてつながった仲間と

クラブイベントを行いました。こういうイベントはもう何回もやっている

のですが、今年からThe Revenge of “Half a Person”というタイトル

で始めて、その2回目。

お店はニュー・オーダーファンの店長さんのいる下北沢のブルー・マンデーです。

 

クラブイベントと言っても、お酒飲んで踊って騒いで~というだけでなく、

いろいろなモリッシーや音楽ファンの「自分とモリッシー」話しが聞けるのが

何より楽しい!今回は前代未聞の大盛況で老いも若きも楽しかった!

初めてだけど怖くなかった!久々にこういうの来た!…と喜んでくれた

のですが、一番楽しくて嬉しかったのは、DJを始めスタッフでしたよ~

こういうイベントをやっていて、ほんと、いろいろな人のモリッシー道を

直接知ることができるのがいい。

全員リスペクト・・・自分もまた精進しよう!と刺激になる。

あと世の中、SNSやってない人もたくさんいるので、直に聞ける機会を

作る意義も感じました。

やはりどんなにSNSがすごくなっても、生身の人間同士のコミュニケーション

に勝るものなしですね。

 

モリッシーはサウスポー・グラマーツアーが最高だったからそれ以降は封印、

というひと、

モリッシー初来日91年の福岡公演しょっぱなで舞台に上がって抱きついたひと、

モリッシーソロライブがウォルバーハンプトンでやると知り、「女性は2階」

という常識?もスルーでいきなり伝説に参加してしまったひと、 

スミスが好きだけどソロはそんな…だったのにモリッシーライブ見て

すっかり夢中になってしまったひと、

お父さんがひとりで来たくないからって連れてこられたひとw、、、

 

ほんとに色々な背景や思いや伝説を持つ人が

「モリッシー」とか「音楽」という共通項でつながれるというのは

素晴らしいと思いました。

7人のDJ陣も、それぞれの音楽的思いや来場者への思いや

自分のモリッシーとの「向き合い方」をぶつけて、まったく

1曲もかぶらない見事な選曲、それぞれの色を出しまくっていました。

 

ちなみに私のプレイリストはこれ。

自分の中では誰にも説明できないストーリーがある

のですがw モリ上がってもらってよかった~

個人的にはDJが楽しくてたまらない。

大御所たちにアドバイスもらいながらもっとうまく

なりたいし勉強することだらけでなんかドキドキする。

次回のイベントも楽しみ!

またツイッターで告知したいと思います。 

 

あと最近のことと言えば、、、

(ここから先は非正規音源をお好きではない方はスルー

してください)

 

 

 






滅多にブートレグは買わないのですが

西新宿のブラインドフェイスさんで大阪公演のライブ動画ブート

販売ということで買いました。

ひとことで言って、後悔ナシ。


(帯まで含めすごいクオリティー)

 

詳しいことは割愛しますが、ようやく「ライブ」を把握。

私が大阪で見ていたのは「モリッシー」だったと少し反省も。

それで上等なんだけど、それだけじゃもったいないくらい

ライブ「バンド」軍団としてもものすごいんだとよくわかりました。

その土台の上に縦横無尽に声に魂を乗せて連続でぶん投げてくる

歌手!ものすごい歌。声。

自分が観客になった気分で見れる「主観」映像なところも

すごく、いい。心が揺さぶられます。

あの場にこの人がいたんだとか、

自分もいたんだとか、、

もし脳内の記憶がハイビジョンだったらこんなだろうけど

脳の再生機能がここまでよくないかも(泣)。

だからすごく助かる。

ただ見始めると他のことができなくなるのがちょっと問題!


…とりとめなくなりましたが、常にモリッシーや音楽のすごさを

感じる秋の日々であります。