Action is my middle name ~かいなってぃーのMorrisseyブログ

かいなってぃーのMorrissey・The Smithsに関するよしなしごと。

モリッシー!!のマンチェスター公演!!

2012-07-29 15:07:48 | Morrissey Live

昨日7月28日(時差があるので日本時間では本日早朝)は、

モリッシーのマンチェスター公演!!

 

ベースのソロモンの故障でポルトガル公演がキャンセルになったことから

どうなることかとヤキモキしましたが、さすが気合いの入ったマンチェスター、

無事にやったのですね。

確か前回のマンチェスター公演は2006年5月だったはず。

6年ぶり~

(↑これ、前から好きな、morrissey-soloのヤーツ)

 

会場のマンチェスターアリーナの上には虹がかかっていた模様。

きれいすぎるよ~~~。

(@Sachawhpさんツイートより

 

そして朝、寝起き一番Twitterで流れてきた@_tmarr さんの

この写真を見て泣きました。

みんな手を伸ばしている。たったひとつの救い、たったひとりの

「マンチェスター生まれのおじさん」に向かって!

 

そして@ionieSCULLYさんのツイートとその画像にも息をのんだ。。

A sea of people.

God I love gigs, amazing performance

from Morrissey as always. 

twitter.com/ionieSCULLY/st…

ひとの海~。

マンチェスターアリーナのキャパは21,000人だそうです。

ほぼ満員と言ってもいいのでは?

セットリストはこんな感じ


You Have Killed Me / Everyday Is Like Sunday / You're The One For Me, Fatty /

How Soon Is Now? / I'm Throwing My Arms Around Paris / Ouija Board, Ouija Board /

Maladjusted / When Last I Spoke To Carol / Last Night I Dreamt That Somebody Loved Me /

People Are The Same Everywhere / I Know It's Over / To Give (The Reason I Live) /

Scandinavia / Black Cloud / Action Is My Middle Name / I Will See You In Far Off Places /

Meat Is Murder / Let Me Kiss You / Speedway / Please, Please, Please Let Me Get What I Want

 // Still Ill

 

あっという驚きもないけど、そのすべてがうらやましい。なにもかもがうらやましい!!

 

オーディエンスの気合いも他公演よりすごいのか(行ってる人数も多いし)

すぐにYoutubeに動画があがっていました。

 

 

この世にも美しい曲が始まる前にモリッシーは

「うちらあのバカげたエリザベス女王即位60周年乗り切ったネ!おめ!!

いつあいつらいなくなんの?いつ~?」

と言ってます。

 

(★参考画像:バカげたエリザベス女王即位60周年祭り)

(★参考画像:モリッシーのきらいな新婚さんいらしゃーい)

 

そして…マンチェスターではみんなオサレな新婚さんTだった

 

そして

メンバー紹介ではこんなモリ愚痴炸裂!(1:10くらいから)

 

 

「…ゆっといたほうがいいな…

イスラエル行ったんだけど、そん時テルアビ名誉市民の称号

もらっちゃったんだけども、

マンチェスターからはなーんももらってねー…なんでだろ~」

 

「ゆっといたほうがいいな、うんうん」みたいに自分フリしてまで言う、

いつものごとく執念深いモリッシーさん…←ひく♪(当たり前体操ふう)

モリッシー、テルアビ名誉市民になったのめちゃうれしいらしくて。

この日はふるさと凱旋公演なのにドラムセットにはイスラエルの国旗つけたまんまw

 

こちら、気前のいいひと。

テルアビ市長のロン・フルダイさん。

「モリッシ~うぇるかーむ!!」

 

こちら、ケチなひと。

マンチェスター市長リチャード・リースさん。

「2006年にはぼくちんknightの称号もらったった~

『サー』って呼んでね★」

マンチェスター市役所…。立派だおね。

 

「サーなんて呼ぶか!ぬわんか、くれっ!」

 

「俺のほうが先じゃね?地元密着市民すぐるw」

こちらThe Fallのマーク・E・スミスさんにもなんか

あげてください、マンチェスターwww

ほかにも「ならずもの」がたくさん待ってるお。

 

Oh Manchester, so much to answer for... 

 

ツアーTシャツの新柄!ほすぃ~な~ 

 

「てか、いくらでも名誉都民にしてやるよ!

え!?ガイジン??」

いや…モリッシーとかなりの確率で喧嘩すると思うから

いいよ~。

でも…この画像を見るといつも思いだす…

 

これ…

ただの水飲む…

 

 

はっ。なぜ、マンチェスター公演の話から「いッシー都知事」が

出てくるのか自分でもよくわかりません。

暑さのせいでしょうかね。

そろそろマンチェスターはライブから一夜明ける朝。

モリッシーは大好きなマンチェスターお買い物♪でも楽しむの

でしょうか?

 

ハーヴェイ・ニコルズまんちぇ店に

こんなかっこうで…

暑いよね、さすがにw

 

モリッシ~「ふるさと」でゆっくりしたら、

30日のエジンバラ公演もがんばって~!


モリッシーのインタビューがトルコの新聞に載った

2012-07-18 00:34:37 | Morrissey News

7月5日より始まったモリッシーのヨーロッパツアー。

7日~13日のイタリアの日程を着々とこなし、昨日16日はギリシャ、

そして今週19日はトルコと進んでいきます。

 

トルコのライブの前に、トルコのモリッシーファンブロガーZülal Kalkandelenさんが

モリッシーにメールインタビューした模様。それが、Cumhuriyet紙に掲載された模様。

こちらは中東に詳しいお友達によると、歴史のあるインテリ向けの左派リベラル紙だそうです。

へぇ~。

ネット版ではこんな感じ。

Zülal Kalkandelenさん、こんな方。すごくきれい!

ちょっと90年代の「渋谷系」みたいなオサレさんですが、

アンカラ生まれのハードコアヴィーガンなジャーナリストさんです。

プロフィール見ると、すっごい音楽リスナー!!

60年代以降のあらゆる音楽聴いていらっしゃりお詳しそう・・・

レナード・コーエン爺ともパチリ。

 

でも、モリッシーは「命を救った」とまで言うとっくべつなアーティスト

らしいです。英文バージョンは、こちらのご本人ブログで読めます。

MORRISSEY : YOU SAVED MY LIFE

Zülalさんはミート・イズ・マーダーを聴いてベジタリアンになり、
 
動物愛護の観点でもモリッシーと目的を同じくしているそうです。
 
ブログには、刻一刻と地球上から抹殺されていっている動物さん
 
カウンターもつけられており、その真剣さもうかがえます。
 
 
このインタビュー、おもしろかった!!
 
モリっ節炸裂・・・さすがファンであり、鋭いジャーナリスト。
 
35年にわたるキャリアにおけるモリッシーの思い、音楽観、
 
王室問題、詩の問題、レコードリリース問題にまんべんなく言及しています。
 
質問内容がいちいちモリッシーの語りたいであろうコアなところにささっている。
 
 
以下、印象的なモリッシーの回答。
 
 
「僕にありがたいと思わないでくれ。命を救ってくれたのは曲を聴いてくれた君たちだ。
 
僕は自分を羊飼いの群れを導く、よき羊飼いだなんて思わない」
 
 
「デビッド・ボウイとアルバート・フィニーがナイツの称号を拒否したことを誇りに思う」
 
 
「英国女王は突然まわりをポップスターで固め出した。英国の若年層向け、
 
ロイヤルファミリーPRのためだ」
 
 
「僕は音楽業界から離れてるから、変だから、まだまだ興味は持ってもらっていると
 
感じる。僕のオーディエンスは僕への熱意の代弁者、彼らだけが、音楽の重要性を
僕に確信させてくれる」
 
 
「君がもし詩を見つけたら、その歌が君の胸をかきむしったら、その時君は確かに
 
詩以上のものと対峙している。それらは紙に書かれた言葉ではない。
 
君がきかなくてはならない言葉だから君に呼びかけ、身体を揺さぶるんだ。
 
僕が思うに、エモーションていうのは、単なる詩よりもっと強くて大きなもの」
 
 
 
そして話はもちろんレコードリリースのことにもおよび…
 
Zülalさんは
 
「あなたがレコード会社に信頼を喪失していることも知ってます、
 
でも、皆の衆はど~しても新曲が聴きたくて飢え死にしそうなのです!!
 
後生ですから、後生ですから、デジタルダウンロードでもいいから
 
村人にお与えくださいまし、お代官様~」
 
と懇願していらっしゃるのですが、
 
モリッシー悪代官(悪じゃなかった、てかそもそも代官でもなかった)
 
(★参考画像:悪代官)
 
 
「わしの曲を好きで、ちゃんとプロモートしてくれるレーベルから
 
しか出すつもりないわい!!
 
そうでなければまったく意味無し法一じゃ!!
 
聴きたきゃ皆の衆、ライブに来い!つべで流せ!
 
レコードレーベルに、サインしてくれなんて頭下げる気も
 
これっぽっちもないわい!
 
運命の救いの風というのは、どうにかこうにか、
 
こっち向きにちゃんと吹いてくるんじゃ!!
 
がたがた抜かすな~ぐわーっはっはっ!!」
 
(※代官バージョン超訳です)
 
 
えっと、
 
そして、そして…
 
「レコードがないなら、自伝を食べればいいじゃないの!」
 
と、ファン頼みの綱、待望の自伝について。今年出版されるとのことでしたが
 
「急ぐことはないんじゃ~。今年出すのはやめるぅー」
 
とのこと…
 
 
ああ。そうなんだ。まあ、いつものことじゃわい。
 
待つことに慣れてしまっている、
 
モリッシーファンのテーマ曲はいつもこれだった…(違っ)
 
 
 
 
でも、本当に素敵なインタビューのおかげで、素敵なモリッシーのご意見を
 
またまた知ることができました!
 
Zülalさん、どうもありがとう!!

モリッシーのヨーロッパツアーがベルギーからスタート!

2012-07-07 00:48:24 | Morrissey Live

7月になりました。

1か月以上の「中休み」を経て、モリッシーのヨーロッパツアーが始まりました!

7月30日のUKエジンバラまで12か所をまわるこの1カ月ですが

まずは5日木曜日、ベルギーLiegeでのLes Ardentes Festivalに出演。

ベルギーと言えばチョコレート!チョコレートと言えばモリッシー!

食べ過ぎてないかしら・・・

 

案の定、お忍びでチョコ買いに行ったモリッシー(想像)、

チョコレート屋さんの前でファンとパチリ。

…なんかグレイヘアがこの1カ月でまたまた増えている気が・・・

 

日本時間では今日の朝の公演直後、こちらの「偽セトリ」情報に惑わされて

しまいました。昨日ちょうど聴いていたJack the ripperをやったとか…

確認もせずにTwitterでは食いついてしまい失礼いたしました!!

セトリはおなじみのこんな感じだったみたい。

Shoplifters Of The World Unite / You Have Killed Me / You're The One For Me, Fatty / Alma Matters / When Last I Spoke To Carol / Everyday Is Like Sunday / Black Cloud / I'm Throwing My Arms Around Paris / How Soon Is Now? / Ouija Board, Ouija Board / To Give (The Reason I Live) / Meat Is Murder / Let Me Kiss You / People Are The Same Everywhere / I Know It's Over / One Day Goodbye Will Be Farewell / Still Ill

 

みんなが期待のニュードラマーはこんなひと。

Dot hackerというJosh Klinghofferがいる

カリフォルニアの実験ロックみたいなバンドの

Eric Lewis Gardnerくん

 

モリファミリーに入るのにあたり髪はそられていますね。

Dot hackerさんではこんなドラムをたたいています。

なんか繊細過ぎる気もします。マットなみの極太マッチョドラムに

ハッテンしてもらえるといいのですが…

 

こちらのライブ音源を聴いてもドラムの音があんまりしない…

するけど。マットみたく「地響き」が足りない。

いや、マットだって最初からあの地獄の釜ゆでドラミングではなかった。

ツアーの間にどんどんああなっていった。

エリックくん、モリッシーに何の因果か、

いやきっとなんだかかんだか裏付けをもって選ばれてしまった男。

今後に期待だお。 

 

今回のライブでモリッシーが胸になんかつけておる。

 

グリーンカーネーションじゃね???

 

(★参考画像:山岸涼子センセイの「グリーン・カーネーション」)

 

「緑のカーネーション」と言えばだよ。

オスカー・ワイルド時代の同性愛者の象徴・・・

 

オスカー・ワイルドと、アルフレッド・ダグラス卿 (Lord Alfred Douglas 'Bosie')

との同性愛をモデルにして、Robert Hichens が書いた小説の題名も

"The Green Carnation"でございます。

 

モリッシー、いきなりのカミングアウトか!?Who knows…

 

…とやはりいろいろなサインとメッセージと「勘ぐりどころ」を散りばめつつの

モリッシーツアー再スタート!!

これだからモリッシーファンはやめられませんのう。

明日からのイタリア公演もぶいぶいいってくれそうで楽しみですね。