Action is my middle name ~かいなってぃーのMorrisseyブログ

かいなってぃーのMorrissey・The Smithsに関するよしなしごと。

It's the 59th birthday of Morrissey, the greatest singer ~モリッシーとボールドウィンと『私はあなたの二グロではない』

2018-05-22 16:13:41 | Morrissey misc.

今年も来ました、モリッシーのお誕生日!!


59歳のお誕生日、おめでとうございます!


7月にはマンチェスター公演開催もアナウンスされたばかり。

いまだ現役で、声も大きく(歌声だけでなくw)、歌手として、ひとりの強い人間として

元気にいてくれることを、心より喜び、お祝いいたします!!


さて、今月モリッシーのお誕生月の5月、私は一本の映画を観ました。

昔から、音楽にしろ、文学にしろ、映画にしろ、モリッシーの影響ばかり受けているの

ですが、今回もそう。


ラウル・ベック監督、アメリカ黒人文学を代表する作家、ジェームズ・ボールドウィン

の未完成原稿“Remember This House”を基にしたドキュメンタリー映画


『私はあなたの二グロではない』


です。


ボールドウィンによる、公民権運動指導者のメドガー・エバース、マルコム・X、

マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの回想を通してアメリカの人種差別の

歴史、そしてアメリカ史についての個人的な考察が描かれています。


今まで、マルコムXやキング牧師、ブラック・パンサー党、ロス暴動、

ケンドリック・ラマーの歌、映画『ゲット・アウト』の皮肉、近ごろバズっている

チャイルディッシュ・ガンビーノの“This is America” の真意…などなどのことは、

一個ずつ断片的に興味を持って見ていましたが、すべてが一本の太い串で

串刺しにされたような映画でした。終わった後に、ボールドウィン、これを作った

監督やスタッフにスタンディング・オベーションしたくなりました。


ボールドウィンと言えば、モリッシーが敬愛する作家であり、公民権運動家。

今年のツアーのバックドロップにも彼の写真は使われていました。


2012年のツアーのプレ・ショービデオでも彼の映像が流れました。

James Baldwin- Nonviolence vs. Violence


本当にめちゃくちゃ好きなんですよね!

モリッシーは1986年スミス時代、バルセロナのホテルで、生ジェームズ・

ボールドウィンに会ったそう。2017年のインタビューでは当時を振り返って、

 

「私の舌は、恐怖で口の上っ側に張り付いた。こんにちは、という勇気がまるでなかった。

 私は当時、とても、とても鈍かったんだ。だからただ彼を見た。そして時が過ぎるのを待った。

 私にとって、彼はアメリカ大統領より重要な人物だったんだ」


と、語っています。そこまでモリッシーが言う人物って…という興味が

ずっとありました。でも、この映画を観るまで、本当の凄さなんてわかって

いなかった!


(ボールドウィンとの出会い、自伝でも「1986年バルセロナ」って言ってるけど、

1986年、スミスは“The Queen Is Dead”ツアーで超忙しく、またスペインでは

ツアーしていないので1985年の5月のバルセロナライブの辺りのことなんじゃ

ないかと思うんですが、記憶力が鬼のように良いモリッシーがそう言うならそう

なんでしょうね、一応自伝でも“The Queen Is Dead”リリース後に出て来る

エピソードなので…てか細かいことはいいかw)


以下は自伝での、モリッシーのジェームズ・ボールドウィン評です。

この力の入った文を読んで『私はあなたの二グロではない』を観ると、より

ボールドウィンの凄さがわかるので、お誕生日スペシャルということでちょっと

長いけど日本語翻訳掲載します。


「1986年、アメリカ人の作家で社会改革者のジェームズ・ボールドウィンが

ひとりで座っているのを、仰々しいバルセロナ・ホテルのロビーで見た時には、

委縮してしまった。彼は渋く真剣で、その顔がどんなか表現するのにはどんなに

時間があっても足りないような顔をして自分自身の考えに没頭していた。


私は彼に見とれたが、それ以上何もできなかった。あまりにジェームズ・ボールド

ウィンの威光に釘づけになった私は、我が生命を賭け、危険を冒して彼に近づいて

みた。もし少しでも感づかれたら、首を吊って死んだろう。彼は、世に出し得る限り

の率直な、心を動かす言葉で、アメリカ人の本質に対してありのままの見解を示した。

そのため、歴史の本では、ジェームズ・ボールドウィンは無視されてきた。

彼の公の場でのスピーチは、人々を酔わせ、彼の動機に裏付けられた言葉のライン

ナップは、聞いていると微笑んでしまうような、才気のひらめきに溢れていた。

―微笑んでしまうのは、ユーモアからだけでなく、言葉に真実をこめることに

長けていたからだ。それは、一番骨が折れることなのに。男性の肉体を好むという

彼の趣味は、世間が、社会的に危険人物として彼を無視してもいいという完璧な

言い訳となっていた。そして彼は、彼の身の黒さを、すべての言い訳に利用して

いる者として消し去られてしまったのだ。実際、彼の純粋さが人々を怯えさせ、

男が他の男を殺すことでもらったメダルを身にまとい、お互いに愛し合うと刑務所に

入れられるアメリカで、彼の正直さは理性のない恐怖を奮起させるのだ。

悲しいことに、このバルセロナの日は、私はジェームズ・ボールドウィンに近づく

勇気がなかった。なぜなら私は馬鹿な質問を突き刺してしまって、彼の大きな感情を

込めた眼が残念なしろうとさんである誰かに顔をしかめそうなことをよくわかっていたのだ。

その後すぐに、彼は死んでしまった」


1987年12月、ボールドウィンは死んでしまいます。

モリッシーは自分の「遠慮」を嘆いたかもしれない。

当時はまだ、シャイで自意識も過剰気味な27歳。。。

そんな体験も経て30年以上後、堂々として何物にもひるまない、

59歳になって良かった!


もちろん、いまだファンで畏敬の念も抱いているから、ツアーで

映像を流したりバックドロップにその姿を使うのでしょう。


しかし、昨年2017年3月、大変な問題に見舞われました。

自身のオフィシャルツアーTにボールドウィンの写真を使用したところ、

「人種差別!」「不快!」

と大騒ぎに。メディアからもこぞって叩かれまくり。

黒人である彼の写真にザ・スミスが1986年に発表した“Unloveable”の

歌詞を付していたことが問題視され数々の批判を呼び、とうとうTシャツ

は発売中止になりました。


その歌詞は、


I wear black on the outside

’Cause black is how I feel on the inside

 

(私は外見では黒をまとう。黒は、私が内面で感じている色だから)


ボールドウィンのビジュアルとこの歌詞のぱっと見で、


「モリッシーひどい!嫌いになった!」

「黒人差別!」

「ほらね!やっぱレイシスト!」


…と、思う人が確かに(たくさん)いるわけで、そういう意味では

このTシャツの発売は賢明ではなかったのかもしれない…。


でも、本日、モリッシーの誕生日に、『私はあなたの二グロでは

ない』を観てこのことを改めて考えてしまった私より、

勝手に「弁明の贈り物」をしたい…

(って押し売り、本人べつに喜びもしないと思いますがw)


モリッシーがわざわざこのTシャツを発売したのは


「黒人の黒さを揶揄ってやろう、へへへ」

「わざわざ失礼で物議を醸すことをしてやろう、いひひ」


など思ってのことではないのは当然です。

なのになんで、誤解も批判もされるのに、

わざわざこんなもんを出すのか…?


2016年から2017年、モリッシーはトランプやアメリカの政治に関係する

本を読みまくっていたといいます。もしかしたら、『私はあなたの二グロでは

ない』は、アメリカではアカデミー賞の選考資格を得るために2016年12月

に上映され、その後2017年2月再度公開されているので、その情報を得たり、

観たりしたかもしれない。そこで、改めて、ボールドウィンのメッセージを

自分の過去の詩をミックスアップして伝えたかったのかもしれない…。


自伝でも、モリッシーはボールドウィンが「黒人であること」を言い訳に

薙刀をふるって権利ばかり主張している人のようにうがった見方をされて

きたことを憂いていました。


そこで使っていた「黒人であること」という表現は“blackness”。

ここで言う、“blackness”は、「世間から見える外見から定義された

もの」。本当のボールドウィンの“blackness”=ボールドウィンの

持つ内面」とは異なるものです。


黒!黒人!差別!かわいそう!テーマとしてアンタッチャブル!という、

黒人ではないもの、もしくは黒人自身が外見から思う“blackness”は、

『私はあなたの二グロではない』のタイトルを借りて言えば

“your negro”であり、ボールドウィンが矜持とともに提示している

“blackness”は“my negro”ということになるのではないでしょうか。


「黒人」「黒」…という表現の並びで、これは不快!差別!と思うのは

もうそういう文化にどっぷり脳な私たちの言い分、社会や文化、歴史に

裏付けされた“blackness”でしか見られないのは、一種の視野狭窄に近い

のではないか…と、この映画を観て考えました。


『私はあなたの二グロではない』の冒頭、テレビ番組でいかにも

リベラルなインテリ風の司会者ディック・キャヴェットに


「『なぜ黒人は悲観する?』『黒人の市長も生まれたし』『スポーツ界や政界

にも進出している』『黒人を使ったCMもあるじゃないか』と言う人がいます。

これだけ世界が変わっても希望はありませんか?」


と問われたボールドウィンは最初笑っていたものの、表情を正してこう答えます。


「希望はないと思っている。問題をすりかえている限りね。これは黒人の

状況の問題ではない。それも大事だが一番大事なのは、この国そのものだ」


私は、冒頭のこのやりとりを見て、モリッシーがなぜわざわざ、誤解や批判を

承知で(もしかしたらヤバいと言われ取り下げるのも承知の上、確信の上で

ぶっこんだのかもw)


I wear black on the outside

’Cause black is how I feel on the inside

 

というフレーズを、ボールドウィンと共に使ったのかわかった気がしました。 

ボールドウィンは自分自身が主体として、生きている。それを外見から黒だ

とか二グロだとか言うのはまわりの問題、差別でも擁護でも、取沙汰してくる

側の問題。このTシャツを不謹慎だ、不快だと思いモリッシーを批判する

人が間違えているわけではない。けれども、なぜ自分がそう思うのか、

その前提や社会について考えてみろという挑戦にも思えるのです。


このTシャツでボールドウィンに、自分の人間としての内なる“black”に

自信と矜持を持って、外も“black”をまとっている、と言わせている

(ように見せている)のではないでしょうか?モリッシーが檀上に挙げたいのは

もう人種とか色とか性別とかそういう「区別」の問題ではないのです。

でもそこを突っつかれるのは、世間常識からしたら仕方ないですね。

59歳になっても負けずにガンガンやってください、その度、(こちらは

勝手に)刺激を得ます。黙らないで!(頼まなくても黙らないだろうけど)

 

この映画を観るとわかるのですが、『私はあなたの二グロではない』の

「あなた」は私たちひとりひとりです。

「あなた」という私たちも、社会や文化によって囚わて持った認識によって、

「内面で感じる黒」=アイデンティティ を、ちゃんと外でもまとえるのか、

そんな問題提起にまで思えてきて、私は改めてこのTシャツ、買いたかったな~と

思ったのであります。


★過去のお誕生日記事 

It's the 58th birthday of Morrissey, the greatest singer ~モリッシー最新インタビュー翻訳

It's the 57th birthday of Morrissey, the greatest singer

It's the 56th birthday of Morrissey, the greatest singer 

It's the 55th birthday of Morrissey, the greatest singer 


ボズ・ブーラーを新宿で観てきました!~ 2017.7.8 Boz & The Tokyo Bozmen

2017-07-10 23:47:51 | Morrissey misc.

モリッシーがイタリアで大変な目にあったり(←はしょりすぎてスマヌ)、

クイーン・イズ・デッドのウワサの再発盤がとうとう日本でも

発売されたり…といろいろなことがある最中、モリッシーバンドの

ギタリスト、ボズ・ブーラーが来日ということで7月8日(土)、

行ってまいりました!

感動を書きとめておきたくて、、、ついつい2日たってしまったのですが

まだコーフンしています。それくらいすごく熱くて楽しいステージでした。

 

ボズがゲストで来たのは、1996年からマンスリーで続いている、ど・ロカビリーな

レコードホップイベント「The Bash」さんの20周年記念イベント!

 

20周年、毎月だなんてすごすぎる!

こちらに、Boz &  The Tokyo Bozmen として出演!ライブやる~~~

 

 

事前にこのイベンターのSIDさんに問い合わせて少しお話ししたところ、

「ロカビリーなボズ・ブーラーをたっぷり楽しんでください!」との

ことで、私は「ロカビリーなボズ・ブーラー」初体験でドキドキでした!

 

会場は、東新宿のレッドクロス…


入るなり、いまだかつてないくらいの

アウェイ感!!オラたち、とんだモリ村から来ちまっただ~~~と

「ロカビリー」の方たちのドレスアップをジロジロながめさせて

もらいつつ…待っておりました。さすが20周年イベント、どんどん人が

増えてくる~~~このままほんとここにいていいの~~~と思って

2時間くらいたち…不安も頂点になった頃、、、

 

ボズきた~~~~~!!!

 

話してきなよ~と、会場に小石田Pのように佇んでいたRSG!さんに背中を

押され、モリ村から来たアウェイ星人なことからかくかくしかじか、ボズに

聞いてもらってたら、ボズも、レコーディング中で「1泊3日」で来て、

今夜この後羽田に行って早朝の飛行機で帰る~~~とかくかくしかじか

話してくれました。「えーとーーー、あの人、来ていいっていったの??

と聞いたら、ちょっとふざけた感じで「いえ~す…」とのこと。1泊3日なら

レコーディング抜け許可w出してくれたの、一瞬やさしいけどやっぱ厳しいw

もすこし「おひま」を~~~!!


それにしてもトウキョウのメイトの周年パーティー

晴れ舞台ために、滞在期間短縮しても約束守るなんて、ボズ、漢!!!

他にも、ローマのポリ公ひどい話やら、レコードの話しやら、

あの人のうわさ(笑)など、いろいろお話ししながらロカビリーを聞いているのは、

ドキドキしつつリラックスできて楽しかったです!

 

で、9時が近づき…

 

同行のモリ村人、最前列に!!仕方ないなあ、行っちゃうだろ!!ということで

砂かぶり席!!!

ギターのネックがあたる!!

ボズの唾がかかる!!!

 

そんなところでMr. ロカビリー、ボズ・ブーラーの熱演を目の当たりにしました!!!

ひと言で言って、感動。


これが、ボズなんだ、モリッシーが選んだ男、1991年以来、26年!!も、あのめんどい

お方と一緒にやっている人だと、涙出そうになるんだけど、とにかく楽しくて笑っちゃう!!

とにかく踊っちゃう!!!


それでも、ところどころで、モリッシーの曲をほうふつとさせるフレーズが出てくる

んです。。。考えてみれば、世界で一番聞いてるギターの音なんで、私にとって。

もうそれを、目の前で、生で、あまりに表情豊かな音のうねりと跳ねを聞くというか

浴びて、昇天しそうでした。この人のこのギターを、自分の音にしたい!ってバンドに

入れちゃったモリッシーのことを考えつつ…

この人がいなきゃ、今のモリッシーのあの世界もなかったんだと思うと

「ありがとう!!」と叫びたくなりました…

でも夢中で「ボズ~ボズ~!!!」しか言えなかったけど!!


…私のいろいろはいいから、「ロカビリーなボズ・ブーラー」をご覧ください。

(RSG!さん撮影)

Rockabilly Boogie ~ Boz & The Tokyo Bozmen



「ロカビリーなボズ・ブーラー」はモリッシーの後ろにいて、半裸にされたり、女装

させられてり、死者の祭りのパンダみたいなメイクさせられてるボズと違う(泣)。

まさに

「ボズ国ボズ城の主」のようでありました!自由!!やりたい放題!!でも

まわりのThe Tokyo Bozmen…すなわち、The RIZLAZの皆さんのこと大好きなんだな

とわかる息の合いようでした。まさにメイトで、このメイトたちのために、こわ~い

人に許可とって1泊3日で来たのだと思いました。

前にインタビューで、一番好きなロカビリーバンドは The RIZLAZと言っていたし…

情と義理にアツい男!!

ボズメンたちとは息がぴったり!!


ボズメンの皆さん、

演奏がタイトで本当にかっこよかったです。

「アンパンマン」と言われててかわいそう!と思ったけど、ボズの「アンパンマン」

はお約束なんですねwww


そして、「モウイッパイ!モウイッパイ!」と言って飲むぅ~~~

(これすでに15杯くらいじゃ…)


覚えてないから、ってカンペ見まくるけど、これはもはや「カンニング」ではない

堂々っぷりwww


Yさんいただいてました♪

 

ポールキャッツがやってるボウイのカバーの"John I'm Only Dancing"

やってくれて、ほんとボズ自身が楽しみまくりですごかったのですが、

昔の動画観て、ボズはこんなに跳ねてたんだとまた感激、

いや~私も一から出直しですわ、もっともっとボズを、ロカビリーの

素晴らしさを、知りたくてたまらなくなったライブでした!

Polecats "John I'm Only Dancing" (HD)



★一方ローマでは…(画像はイメージです)

「いいからはやく帰ってこい…」

…だったら、こわ~。

レコーディング、引き続きうまくいきますように!!!


謹賀新年★おモリ玉

2017-01-08 12:01:05 | Morrissey misc.
だいぶ時間がたちましたが、あけましておめでとうございます!

今年も不定期にモリッシーのことしか、書かない拙ブログですが、よろしくお願いします!たくさんモリッシーについて、書きたくなる(良い)ニュースが多い一年になることを、祈っております。

私事ながら、新年は某東南アジア国で迎え、某エアラインの勝手な十時間後ろへの便変更のあおりをくらい、一時は帰国できないか!?と、大変な思いをしました。。。

なんとか帰ってきて我が家のポストを開けると、いつもお世話になり、そしてお世話をしている某氏から郵便が。なんだろう…と開けると

ん…!??




えっ…!??




うわーーーーっ!!




す、すごい「おモリ玉」いただき、長旅の疲れが吹っ飛びました!(某氏、ありがとう。今年も世話をします)

…こ、これは、2012年のモリッシー公演録音も出していたXAVELさんからのもの。モリッシー東京公演2daysも録ってくださっていたとは!クオリティーに間違いはないはず。

中もこんな感じ。



日本語帯つきなのもうれしい。

「初日は余りの盛り上がりに、オーディエンスが席を無視してフロントロウに詰め掛けると言う日本のホール・ライブでは珍しい事態となり、二日目は警備員による人間バリケードが築かれました。これもモリッシーのライブの熱さ故と言える一幕です」

…と、人間バリケードのことまで書いてあるwww

音質は、「XAVELレーベル・オリジナルの高品質オーディエンス・マスターに24bitデジタル・リマスタリングを施した高音質盤」ということで、観客のワーキャーはほとんど聞こえてこないので、皆さんそれぞれ自分のワーキャーを心の中で再生してください。家でスピーカーで流して自分でワーキャー再現するのもあり。

映像で見る喜びもあるけど、良い音で聞く快感もある。集中して声を聞ける。モリッシーの息づかいとか、息継ぎとか、歌詞のひとつひとつの単語の発音の余韻とか、、モリッシーの歌う英詩って美しいなとか聞き惚れてしまう。1日目、“World peace is none of your business”から“Ganglord”と続くくだりなんかたまらない。ひとつひとつ噛みしめるように歌う、というか、詩で観衆の心に楔を打ってる、慎重な「モリ棟梁」のようにも感じます。

最初のコンニチハもアリガトも、歌と歌の間のブツブツつぶやきもハローハローも、聞き直すと微笑ましいしズッコケるし、ファンならどの角度からも楽しめる「記録」です。2日間の違い比べも楽しい。

1日目の“Speedway”とか最初に「ハハハ〜ッ!!」とか騒いでるよ〜知らなかった…w←その場では頭がぶっ飛びすぎてて覚えてない。

※「いつものお店」など、お店への入荷はまだのよう。ヤフオクで売ってるのがいちばん早いようです。

Morrissey「2016/9/28&29東京コンプリート」

即決ですぐ売り切れてしまうので、リンク切れちゃったらこの出品者さんの出品商品リストから探してみてください。

そんなわけで2017年、皆様も良い「モリ初め」を!!

モンスターが生まれる11月~モリッシーが来た後1ヶ月、最近のことつらつら

2016-11-07 15:59:30 | Morrissey misc.

すっかり季節は秋!モンスターが生まれる11月。

 

モリッシーが来日したのはもうひと月以上も前。

ブログの最終更新もひと月前…

この期間あっという間で、

自分はいったい何をしていたのか!?という感じなのですが

モリッシーが日本にいたこと、ライブを見られたこと、

それらが自分にもたらした衝撃を、

何度も何度も反芻する日々でした。


それはいまだ「ヨイン」を感じているとか言う には大きすぎる、、

一生ものの「メイン」wな記憶。

 

そんなこちらはさておき、モリッシーはアジア ツアーを進め、

オーストラリアに行き、 そして4日からはUSツアーが始まりましたね。

ツイッターなどで状況を知ったり、動画を 見たりもしていますが、

もう自分が味わった ばかりの「ナマ」がすごすぎて、海の向こうの

ことよりも日本公演のことばかり考えています。

でも5日のサンタバーバラのはおもしろかった。

最初チラ見して、モリッシーと5匹のパンダかと 思った。

動物愛護的な何かの一環なのかとw


10月末、メキシコや中南米、米国のラテン系コミュニティーで行われる

「死者の日」のお祭りインスパイアなんですね!

骸骨姿でパレードするアレ、007の冒頭で見て、

いつか行ってみたい!と思っていました。

モリッシーのラテン系ファンは喜んだでしょうね~

ラテン系ファンはモリッシー×スカルイメージが好きですね。

ロスのヒスパニック系ファンなどがよくタトゥーモチーフにしています。

ファンメイド?のこんな商品もあってかわいい。

 

…でも自分は骸骨メイクはしないのね、モリッシー。

 

ラテン系のお話しと言えば、モリッシー来日公演でもお会いした

アイリッシュのAine Ni Cheallaighさんの

“I Will See You In Far Off Places”というモリッシー南米公演

おっかけ記がおもしろいです。ライブやファンの話しだけでなく

紀行文としてもおもしろくて読みやすい。まだ途中なのですが。


ガンガン読み進めたしゅーげによると、グスタヴォさんヨンカリヘタイム

を南米ファンはあんまりよく思ってないとかw 楽しい?エピソードも。

作者がなぜモリッシーにどんどんハマっていくかが、

押し付けがましくなく冷静に書かれている感じがして好き。

 

わたしは、モリッシーファンそれぞれ様々な経緯で

現在「モリッシーファン」であることが好きです。

そういう話しを聞くのが好き。

 

実は11月5日(土)は、「モリッシーファン」としてつながった仲間と

クラブイベントを行いました。こういうイベントはもう何回もやっている

のですが、今年からThe Revenge of “Half a Person”というタイトル

で始めて、その2回目。

お店はニュー・オーダーファンの店長さんのいる下北沢のブルー・マンデーです。

 

クラブイベントと言っても、お酒飲んで踊って騒いで~というだけでなく、

いろいろなモリッシーや音楽ファンの「自分とモリッシー」話しが聞けるのが

何より楽しい!今回は前代未聞の大盛況で老いも若きも楽しかった!

初めてだけど怖くなかった!久々にこういうの来た!…と喜んでくれた

のですが、一番楽しくて嬉しかったのは、DJを始めスタッフでしたよ~

こういうイベントをやっていて、ほんと、いろいろな人のモリッシー道を

直接知ることができるのがいい。

全員リスペクト・・・自分もまた精進しよう!と刺激になる。

あと世の中、SNSやってない人もたくさんいるので、直に聞ける機会を

作る意義も感じました。

やはりどんなにSNSがすごくなっても、生身の人間同士のコミュニケーション

に勝るものなしですね。

 

モリッシーはサウスポー・グラマーツアーが最高だったからそれ以降は封印、

というひと、

モリッシー初来日91年の福岡公演しょっぱなで舞台に上がって抱きついたひと、

モリッシーソロライブがウォルバーハンプトンでやると知り、「女性は2階」

という常識?もスルーでいきなり伝説に参加してしまったひと、 

スミスが好きだけどソロはそんな…だったのにモリッシーライブ見て

すっかり夢中になってしまったひと、

お父さんがひとりで来たくないからって連れてこられたひとw、、、

 

ほんとに色々な背景や思いや伝説を持つ人が

「モリッシー」とか「音楽」という共通項でつながれるというのは

素晴らしいと思いました。

7人のDJ陣も、それぞれの音楽的思いや来場者への思いや

自分のモリッシーとの「向き合い方」をぶつけて、まったく

1曲もかぶらない見事な選曲、それぞれの色を出しまくっていました。

 

ちなみに私のプレイリストはこれ。

自分の中では誰にも説明できないストーリーがある

のですがw モリ上がってもらってよかった~

個人的にはDJが楽しくてたまらない。

大御所たちにアドバイスもらいながらもっとうまく

なりたいし勉強することだらけでなんかドキドキする。

次回のイベントも楽しみ!

またツイッターで告知したいと思います。 

 

あと最近のことと言えば、、、

(ここから先は非正規音源をお好きではない方はスルー

してください)

 

 

 






滅多にブートレグは買わないのですが

西新宿のブラインドフェイスさんで大阪公演のライブ動画ブート

販売ということで買いました。

ひとことで言って、後悔ナシ。


(帯まで含めすごいクオリティー)

 

詳しいことは割愛しますが、ようやく「ライブ」を把握。

私が大阪で見ていたのは「モリッシー」だったと少し反省も。

それで上等なんだけど、それだけじゃもったいないくらい

ライブ「バンド」軍団としてもものすごいんだとよくわかりました。

その土台の上に縦横無尽に声に魂を乗せて連続でぶん投げてくる

歌手!ものすごい歌。声。

自分が観客になった気分で見れる「主観」映像なところも

すごく、いい。心が揺さぶられます。

あの場にこの人がいたんだとか、

自分もいたんだとか、、

もし脳内の記憶がハイビジョンだったらこんなだろうけど

脳の再生機能がここまでよくないかも(泣)。

だからすごく助かる。

ただ見始めると他のことができなくなるのがちょっと問題!


…とりとめなくなりましたが、常にモリッシーや音楽のすごさを

感じる秋の日々であります。


そもそもなんでSupremeがモリッシーを選んだのか考えてみた

2016-02-26 22:59:13 | Morrissey misc.

いろいろSupreme騒ぎについては書きたいこと満載なのですが、

SupremeファンさんたちのコメントをTwitterなどで見ると


「なんでシュプ、あんな誰だかわかんない人選んだの!!」

「ニ―ル・ヤングの方が、あんな爺さんよりよかった!

(※ニ―ル・ヤングさんの方が14歳も爺さんです…)

「この人なに?俳優?なんで選ばれたの」

「モリッシーTシャツゲット!でもこの人の腕毛が

剛毛過ぎて着れないのでお譲りします!!」

↑これは関係ない(笑)


…のようなものが多々あり、

 

日本だけではなく、ニューヨークでSupremeの新商品販売を待つ

若者まで、取材でのやりとりで


「なんで並んでるの?」

「モリッシーのTシャツのためだよ」

「モリッシーが好きなの?」

「誰だかも知んね」

 

Here's What Happened at Supreme's First Drop of the Spring/Summer 2016 Season

 

…と答えており(泣)

 

どうしてSupremeがモリッシーを

今回のフォトTシャツの

アイコンに選んだのか

 

改めて、考えたりもしていました。

 

勝手なイメージではSupremeはめっちゃNY!!という先入観が

あったので、

 

過去にもピーター・サヴィルコラボとか


※Twitterで流れてきたこっちの

「全部間違ってるディヴィジョン」Tシャツの

方が欲しいw


今回も、モリッシーの陰に隠れていますが何気に

イレイジャーの1989年の“Wild!”をモチーフにしてたり



BOW WOW WOWの1982年の

ジャングルボーイのあれの歌詞を

使ってたり。


なんだSupreme、相当こっちより、

80年代好き中年寄りじゃないか…

と思ったわけです(こいこってぃーも言ってたよね)。


このチョイスが、単なるUKなんでもあり感でもなく、

リアルな80年代文化を通ってきた人のにおいがする…。


で、Supreme創設者のJames Jebbia

について、急遽調べてみました。。


そしたら意外な事実が…(ってふつーに有名なのかもしれないけど!)

なんだ、この人、アメリカで生まれたものの、1歳から19歳まで

イギリス、ロンドンから40分の郊外クローリーで過ごしたんだそうです。


1964年生まれらしいからティーン時代、1970年代後半~1980年代の

イギリス文化は思いっきり「現場の人」なわけです。

なんだ!テイスト的に、かなり「仲間」じゃないの!!

 

i-Dのインタビューによると、1983年にニューヨークに1980年にイギリスで

創刊されたTHE FACEやi-Dを読みまくり、ファッションや音楽のベンチマーク

にしてたらしいです。i-Dにいたっては、16歳から今の今まで、35年以上

も読んでいるとのこと。


 

そして、クローリーって、あなたあのひとと同じ街にいたということですか!

 

「はい、クローリー出身の1959年生まれ、ロバート・スミスですがなにか…」


James Jebbiaがまだクローリーにいた頃、1981年のスミスさん。

 

…で、何が言いたいかというと、人格・趣味・価値観形成期に、

James Jebbiaは、

「イギリスの80年代文化どまんなか」

だったわけですね。

かなりうらやましい!!


下手したら、1983年にロンドンでスミスは18回くらい、

ニューヨークでも1回やっているので観ている可能性も

あるかも。

 

そして、びっくりすることにJames Jebbiaは、イギリスで

子役をやっており、キッズに人気のBBCの学園ものドラマ

“Grange Hill” に出ていたのです。


当時のJames Jebbia↓

 

1978年なので、14歳の時ですね。モリッシーは極度のテレビっ子

であり、ドラママニア、ちょうど当時19歳でぶらぶら~ぶらぶら~

していた時なので見ていたかも?

もちろん“Grange Hill”大好き※だったと思われます。

 

※というのも、1981年から83年にこのドラマに出ていたMark Savage

に、1995年リリース“Deganham Dave”PV出演を依頼。


PVの中でモリッシーが逆ストーカー?しているあの男の子です。

 

1994年にニューヨーク、マンハッタンの商業地区に開いた小さなスケートショップから

始まったSupreme。地元のアンダーグラウンドシーンと密接にリンクさせたり

アーティストや企業とのコラボレーションでブランドの名前を飛躍的に世界に広めたり…。

そのJames Jabieの斬新なアイディアやセンスの原点が私たちも大好き

「80年代のUKカルチャー」にあり、もしかしてその時代の象徴的アーティストでも

あるモリッシーをリスペクト♪していての、今回の起用だとしたら胸アツ…という

考察にいたりました。


なんか、彼の経歴を見てきたら、すっごくこのブランドに興味がわいたのでした。

 

…しかし、まさかのこんな展開↓

 

「あの写真嫌い!!

こっちにして!!」

 

…になるとは、さすがのJames Jabieですら思わなかったでしょう!!

 

「Supremeのプロダクトを一気にまとめて見ると、長い年月が経っているのに、

そこにはかなりの一貫性がある。その時代に必ずしも合ったものを作ってきた

わけではないにもかかわらず。つまり、自分にとって本当にベストだと思うことを

忠実にやってきたことが、Supremeがここまで長くやってこれた大きな理由じゃ

ないかって思うんだ。」

by James Jabie

 


ちょっと待った~~~~~~~~!!!!

自分にとって本当にベストだと思うこと!?

それはこっちも追求し続けるわ!!

この戦い、まだ終わったとは思って

ませんから!!


…という声も聞こえてきそうですが、とりあえず終わりw