Action is my middle name ~かいなってぃーのMorrisseyブログ

かいなってぃーのMorrissey・The Smithsに関するよしなしごと。

やっぱり5分でわからない!前回来日から今のモリッシー、7年の軌跡 その8

2023-09-10 17:45:23 | モリッシー来日 2023

前回その7 の続きです。2020年、最愛のお母さんの死の後も、モリッシーはまた災難に見舞われます。"You Are The Quarry"の中に“My Life is a Succession of People Saying Goodbye”という歌がありますが、モリッシーの人生、お別れが続く。

 

2020年

11月

●所属レコードレーベルBMGレコーズの契約を切られる

これは特にモリッシーにとってひどい話だと思って、当時のブログにかなり詳しく?書き、また昨今のモリッシーの「『多様性』を謳う社会への違和感」の根底、契機となる重大モリ事件のひとつだと思うのでその文章を再編集再掲します。

2020年11月16日、私は代官山蔦屋書店にて開催中のラフ・トレードのイベントで「ラフ・トレード~ザ・スミスとの歴史的タッグ、深化していくレーベルの今」というトークショーに参加した帰り道に、この残念ニュースを知りました。TBSラジオプロデューサーの長谷川裕さんと、ラフ・トレード創設者ジェフ・トラヴィスとモリッシーの確執の背景や原因を考察しつつ、「やっぱりラフ・トレードは(結果的に)凄い」というお話の中で「まあ、インディーにかぎらずメジャーレーベルともどうせもめるんですよモリッシーは~」なんて言ってたらほんとにこのBMGとの契約解除ニュースが来たので「やっば」と思った記憶があります。

思い越せば2017年8月、BMG、どう考えても「どメジャーレコード会社」と契約!!の一報が入り、11月にはニューアルバムがリリースされる…ということで狂喜しました。2014年、前作より(この時も)5年ぶりに“World Peace Is None Of Your Business”を発表後、ユニヴァーサル(傘下レーベル、ハーヴェスト)と決裂して以来のメジャーリリース。モリッシーによるとこのユニヴァーサルは「ほとんど殺そうとしてきた」と…。それでも再度、「絶対、メジャーからレコードを出す」道にこだわり続けての、悲願の契約でした。

その時は、BMGのエグゼクティヴ・ヴァイス・プレジデントであるKorda Marshallはモリッシーのことを、

「今やモリッシーと比べられるようなアーティストは多くない。彼は類いまれな才能の持ち主です。彼は並外れていて、教養があって、機知に富んでいて、優雅、そして何よりも勇敢だ。彼の歌詞、ユーモア、メロディーは多くの世代に影響を与えてきた。新たな記念碑的とも言えるアルバムの音楽それ自体が物語ってくれる。彼をBMGに迎えることができて光栄です!」

言っていたんです!ベタぼめやないかーーーーい。それで私は当時のブログに、

「モリッシーの『並外れたすばらしさ』をわかってくれているようですが…これが最初だけ!にならないことを切に祈ります」

と書きました。幸いにも「最初だけ!」にはならなかったけど、「3年」で終わるんかーーーーい。それでもBMGからは、

2017年 Low in High School
2019年 California Son
2020年 I Am Not a Dog on a Chain

…と、3枚のアルバムをリリース。

モリッシー自身、今回の件で激おこながらも、

「BMGで出した3枚のアルバムは自分のキャリアの中で最高のものであり、死ぬまでそれを支持する。これらのアルバムのレコーディングは、人生において極めて重要な期間で、これまでのBMGのチームと関係者全員には感謝している」

としていました。従来のチームとの関係は良好だった模様。けれども

「自分にとって、おのれのやり方で音楽活動をしていくことは依然として重要で、所属アーティストがどう振る舞うべきかをあれこれ指示してくるようなレーベルにはいたくない。『才能』という言葉が明らかに言及されもしない場合は特に」

と言っています。「才能」と言及し、最初のKorda Marshallの歓迎の言葉を皮肉っているのでしょうか。

 

なぜ、良好なチームワークを保っていたレーベルBMGがいきなり「所属アーティストがどう振る舞うべきかをあれこれ指示してくるような」レーベルに豹変したのでしょう?

それは、2020年5月にアメリカのミネソタ州ミネアポリスで発生した、黒人男性を白人警官が死に至らしめた事件に端を発し世界的に広がった「ブラック・ライヴズ・マター」運動とも関連しているようなのです。

モリッシーによると、最近の新しいBMG新幹部は、BMGのアーティスト一覧を見つつ「多様性」を鑑みた新しい計画を発表し、予定されていたBMGからのモリッシーのリリース/リイシューをすべて廃棄することを決定したとのこと。このBMGの「多様性」ポリス的決定は、何に則っているのでしょう?

 

2020年6月2日火曜日、アメリカの音楽業界が中心となり「ブラックアウト・チューズデイ」が実施されました。

こんな黒い画面がSNSでたくさん見られましたね。

The ShowをPauseしてでも、行動を起こさないという行動を起こさなくてはいけない、という主張はそれは立派なことでした。

最近は有事にShowをGo Onしちゃおうぜって人も話題ですね。「PEACE!!STAY SAFE!」って、いったい誰に言っているのか心配です。まさかの「ちょ待てよ!」待ち???

時事ネタも盛り込んで話しがそれました。

「ブラックアウト・チューズデイ」は、業務を一時中断し、黒人差別撤廃のために行動することを呼びかけるものでしたが、この1週間後の6月9日にBMGのCEOであるHartwig Masuchは早速、人種差別と不平等に対するスタンスを打ち出しました。ミュージック・カンパニーは、「黒人に与えられた歴史的な不正に対処するため、自分たちの役割を果たす必要がある」と誓約して、何千人ものアーティストやソングライターにメッセージを回覧したそう。

「私たちは皆、過去数週間の人種的偏見と不利益のひどい現実に直面するよう求められてきました。本当に自分たちが気にかけているかどうかは、結果として実際に行動を変えたのかどうか、そして長期的に継続してくかどうかでテストされます。BMGがそのテストに合格することを保証すると、約束します」

と、Hartwig Masuchの言葉。立派ですよね!CEO自ら先頭きってすぐ動くなんて。

モリッシーはBMGでまわってきた宣誓を読んできっと・・・「なるほどなるほど。ごもっとも」と思っていたのではないでしょうか。もしくは「ふーん。ほんとにできるんか?」とか。実際にミュージック・カンパニーがとるべき姿勢として間違ってないですよね。

そして、BMGの宣誓はこう続きます。音楽業界が行ってきた「黒人アーティストに対する恥ずべき扱いの歴史」を念頭に置き、

「すべてのレコード契約の見直しを開始します!不平等や異例の事態が見つかった場合、BMGは30日以内にそれらに対処する計画を作成します」

モリッシーはこれを読んでもきっと・・・「なるほどなるほど」と思っていたのではないでしょうか(嵐の前の静けさ・・・)。

BLMをきっかけにしてBMGはミュージック・カンパニーとしての在り方を見直し、社内には新しくグローバルダイバーシティ&インクルージョンカウンシルまで設立してしまったそう。社内のすべての多様性とその受容に関するイニシアチブを取り、アドバイスを提供する中核的存在にするそうです。話だけ聞くと「いい話」に聞こえますね。

 

ちなみに、コロナ禍やBLM旋風が吹き荒れるその頃、モリッシーは何をしていたかと言うと・・・

 

…パンを買っていたのであります(5月、マンチェスターにて)。

まさかその後、「30日以内にすぐに対処プランを立てる問題となるレコード契約」のブラックリストに載る運命を夢にも思わず!!

 

だって、モリッシーは巷に「問題にされる」アーティストではありますが、自らは「問題となる」音楽を作っているとはこれっぽっちも思っていない(し、作ってもいない)。それなのに、世の中の評判やレッテル、立ち位置ではかってみて今後のBMGにとって「排除すべきアーティスト」と思われたのではないでしょうか・・・。かなり簡単に言えば、BMGが「グローバルなダイバーシティ(多様性)&インクルージョン(受容)カンパニー」を目指すにあたって「あんた邪魔。いると色々勘違いされるから出てってね」と言われたわけです。この顛末をモリッシーは、

 

「このニュースは、2020年にもたらされた情け容赦ない電気ショックのような恐怖と完全一致」

 

と表現しています。このニュースを報じた自身のサイトMorrissey Centralの中に、黒人のちびっこがモリッシーのスマホ待ち受け画像を見せている写真があります(このブログ冒頭)。これはモリッシーからの静かな抗議だと思います(文章で激しく怒ってるけどw)。

思えば2020年は、断続的な電気ショックのような、情け容赦ない恐怖にガンガン見舞われた年でした。

コロナ…BLM…アメリカの大統領選挙にまつわるいろいろ…地球に生きる個人個人にとって大変困難が多かった。モリッシーの2020年が、また新たなるレーベル浪人という困難に見舞われで締めくくられるとは胸が締め付けられる思いもします。でも、きっと、「モリッシーズ・ライフ・マターズ」のレーベルがあるはず。すぐに契約できるはず。できなきゃおかしい、と思います。

なんて言ってもモリッシーは「並外れていて、教養があって、機知に富んでいて、優雅、そして何よりも勇敢」なのですから!!

 

…と私は2020年11月のブログに書いていましたが、3年が経とうとしている今現在、モリッシーはレーベル契約なし。音楽業界は「モリッシーズ・ライフ・マターズ」ではないようです。依然としてメディアは「モリッシーズ・スキャンダル・ウェルカム」な感じはあるけど。音楽業界はモリッシーの音楽性のすばらしさ、ファンダムの強固さを「見て見ぬふり」感が強いです。

2022年11月28日、レーベル契約解除ぴったり2年後のインタビュー映像(@甥Samのチャンネル)でモリッシーは

「音楽業界のヤツらは、ああ、ダイバーシティ、ダイバーシティ、ダイバーシティの考えを持たなきゃだめだ、ってことばかり言ってる。ダイバーシティとは、誰かも知らない人たちの多様性のことだ。多様性、それは単に『同調』と言う言葉を言い換えただけだ。『同調』の新しい言い方が多様性なんだ。『多様』なものなんて見たこともない。とにかく、すべてが同調行動だ」

「ダイバーシティは『同調』を意味し、『アヴァン・ギャルド』のことは指していないし、『本当に面白い、他にはない芸術を作ろう!』という意味でもない。皆をひとつに閉じ込める言葉、ダイバーシティ、恐ろしい言葉だと思う。何にでも当てはめることができ、そうするとその状況は終わる。おぞましい言葉だ、おぞましい…。」

と、一族郎党を「多様性」に焼き討ちにあったのかというくらい、多様性という考えに怒りをぶつけていました。こんな顔で…。

何度も私も書いていますが、ほんとに「多様性」ってなんでしょう??その受容ってなんでしょう??もちろん色々な人への「配慮」を表に出すのは立派なことです。けれども、あの人「差別的だよね」とくくって、排除することで解決される問題なのでしょうか?本当の「解決」に目を向けた、対話はあったのでしょうか?

モリッシーの文句を読んでいると、かなり一方的に「BMGのレーベルカラーに合わせるために、あれすんな、これしろ、じゃなきゃさよなら」みたいな感じだったのではないかと、ちょっと暗くなります。BMGは良かれ!!多様性のために!!いざ!!と思って、決して悪意ではなくやっていることなので、いろいろ考えると更に暗くなる。こういう「不一致」は本当に不幸なことだと思います。

My life is an endless succession of people saying goodbye
My life is an endless succession of people saying goodbye
And what's left for me?
What's left for me?

と、モリッシーは歌っていましたが、こんなひどい目にあって3年たって、レーベル家なき子になってもまだ歌っている(今日はメキシコ公演キャンセルしたけど・・・)。日本でもきっと歌う。サヨナラだけの人生でもあなたに残っているものは、あなたがまだまだますます、「モリッシーだということ」、そしてそれを支持し、心から歌を愛しているファンです!!!と伝えたいです。PEACE!!STAY SAFE!←違

モリッシーの苦難も、このブログも、つづく。

つづきはこちら→ その9


やっぱり5分でわからない!前回来日から今のモリッシー、7年の軌跡 その7

2023-09-03 18:15:23 | モリッシー来日 2023

前回その6 の続きです。

間があきましたが、まだまだ続いています。2020年まで来ました。モリッシーがこの前日本に来てからの7年間って、ほんと長かったんだな…と実感します。

数々の批判と苦難を経験した2019年、それでも11月にモリッシーは、通算13作目となるソロ・アルバム“I Am Not A Dog On A Chain”を2020年3月にBMGレコーズからリリースすると発表します。プロデュースを務めるのは、フランク・ザッパやザ・ストロークス、ベック、ザ・ホワイト・ストライプスなどの仕事で知られるジョー・チッカレリ。2017年の”Low In High School”に引き続きです。

(チッカレリは前作プロデュース後のインタビューでもモリッシーのことを「プロデューサーの夢」と語っており、好きみたい。モリッシーのことを好きな人がいてよかった。プロデューサーが語る、レコーディング中のモリッシー話おもしろいです↓)

プロデューサー ジョー・チッカレリが語る モリッシー “Low In High School”

 

2020年

3月

●“I Am Not A Dog On A Chain”発売

2020年3月、日本でも新型コロナウイルス感染拡大が始まり、緊急事態宣言まで待ったナシ状態の頃。何もかも延期や中止でどんよりの頃、このアルバムは発売されました。

モリッシーはこのアルバムを、

"......我が最高の作品......本物であるにはあまりにも良すぎ.....良いと思われるには、あまりにも本物過ぎる......"

と評していました。いったいどっちなんだい。とにかくお気に入りということでしょう。どうなるかわかんない、つまんないコロナ禍の世界でまだある喜び…のような気がしたけれど、いかんせんこの「ありフォト」切り抜きを貼り付けたようなジャケは…。シナトラとか「50年代~60年代の男性ボーカリスト」(の、廉価盤ジャケ)ふうを狙っていたのでしょうか?

新年早々出た、先行シングルの歌詞を訳したりもしました↓

モリッシー ニューシングル “Bobby, Don’t You Think They Know?” 歌詞日本語訳

私の印象では、このアルバムをあまり聞いていないと言う方が多い気が。2023年のライブでも、このアルバムからの曲を3曲やっています。カッコ内の数字は演奏回数です。

Knockabout World (14)
Jim Jim Falls (12)
My Hurling Days Are Done (7)

(2020年~2022年には上記3曲に加えLove Is on Its Way Out /Once I Saw the River Clean /What Kind of People Live in These Houses? の3曲も)

 

3曲って言ったら、スミス曲や未発表アルバム曲からの曲をカウントしなければ、アルバム単位で考えたら1番ライブでやっているアルバムなわけで。この機会に聴き込むのもアリです。ていうか、もしまだちゃんと聴いていなければマストではないでしょうか?

私は個人的にはライブで”My Hurling Days Are Done”を聴きたい。歌詞もかなりモリッシーの思いの本質的部分を歌っている気が。7月のダブリン公演より↓

Morrissey - My Hurling Days Are Done - Live At Vicar St. Dublin 15th July 2023.

もう誰も忘れてると思うんですけどこのアルバムの発売は決まった時BMGは、「2020年、モリッシーのアルバムをアートワークとスリーブノーツを刷新して再発、リマスタリングする」って言ってたんですよ。アルバムは”Southpaw Grammar”、”Maladjusted”、”You Are The Quarry”、”Ringleader Of The Tormentors”、”Years Of Refusal”、”Live At The Hollwood Bowl”。「ひえ~またお金かかっちゃう~!!」とか嬉しい悲鳴をあげてたんですけど、しれ~っと裏切られることになります。モリッシーも、わたしたちファンも。

 

5月

●地元でパンを買いに行ったところを激写される

新型コロナウィルスの世界的大流行の昨今、モリッシーはどうしているのかと思っていたら、イギリスに帰りマンチェスターにいた模様。

5月20日の『デイリー・メール』では、マスクではなく「ハンド・イン・グローブ」で、地元近郊ヘイルにある有名な老舗「ヒルズ・ベーカリー」にパンを買いに行った(嬉しそうな)様子が報じられていました。このことを友人に言うと、

「て言うか、パン買いに行くだけでニュースになるって何??『はじめてのおつかい』!?」

と、呆れられました。初めてでもなんでもない、61歳直前の人の単なるロックダウン中の食料調達の様子ですが、嬉しそうだし、コロナでも近所で歩いて行けるところでささやかな幸せを追求しているモリッシーに元気づけられたものです。

モリッシーは2018年9月にも、パン屋でパパラッチされてます(マンチェスター・イブニング・ニュース)。この時はアルダリー・エッジ(マンチェスターから24キロくらいのとこ)の「G.ウェインホールド」。お客さんとして溶け込んでいる・・・↓ パン好きですね。自ら赴いて選びたい、って気持ちわかります。

ニマニマだけでなく、目的を果たしてキリッともしている↓

 

8月

●最愛の母、エリザベス・アン・ドワイヤー逝去

8月に入ると、最愛の母親の病状が悪化したようでモリッシー・セントラルにて祈りを求めるモリッシー。

自分の人生の動機となる唯一の人物、

「彼女は私であり、彼女がいなければ、もう明日というものはない。これ以上のお願いはない」

と言っていました。

しかしその願いもむなしく、同じくモリッシー・セントラルに8月14日に、彼女が亡くなったと発表されます。82歳、胆嚢がんだったそうです。

モリッシーは彼女の若き日の写真とともに、オスカー・ワイルドのこの言葉を引用していました。

 

"All my life's buried here … heap earth upon it."

私の人生そのものがここに眠っている

土をかけてやってくれ

これは、オスカー・ワイルドが27歳の時に書いた”Requiescat”(レクイストカットー「魂鎮めの祈り」)という詩の一説で、8歳で病死した妹アイソラへの鎮魂の詩です。自分の生涯は妹の墓に埋もれたとうたうワイルドは溺愛していた妹の死を嘆き、絶望し、この経験が後のワイルドの創作テーマの源になったと言われています。妹の死とともに、自分の人生そのものも葬られたと嘆いているのです。

上記引用の直前は

Coffin-board, heavy stone,
Lie on her breast,
I vex my heart alone
She is at rest.

棺桶の板、重い墓石が、
彼女の胸にのっている。
私はひとりで苦しんでいる
彼女は安らかに眠る

です。モリッシーは病の苦しみから解放され眠る母を思い安堵しつつつも、生きながら葬られるかのような自分の苦しさを、このオスカー・ワイルドの詩になぞらえたのでしょうか。

私はこの引用を見てスミスの“I Know It’s Over”の歌詞を思い出しました。

Oh Mother, I can feel the soil falling over my head

ああ母さん、頭に土が降りかかってくるのがわかるよ

モリッシーのこの“I Know It’s Over”作詞にはワイルドのこの詩の影響があったのかもしれないなあと思いました(今)。

 

モリッシーのお母さんの家の前に送られた、世界中のファンたちからのお花。これも今気づきましたが、タイトルに”My Hurling Days Are Done”の歌詞が使われていますね。

モリッシーの魂は2020年の夏、母とともに葬られました。この世にはもう気持ちを伝えられる人もなく、行ける場所もないと嘆き…。

でも安心してください、そんなのずっと前からそうだったってモリッシーはわかってるから、まだ前に進んでます(2023年現在も)。

つづきはこちら→ その8