木下優樹菜は雨でも傘をささないそうである。
傘をさすというのは、「雨に負ける」ということだからだそうだ。
私、ここ10年ほど、雨の日は、電車で通勤が基本でした。負けてました。
今週から、雨の日は2号で行くことにした。
今日で3連チャン。
けっこう土砂降りでも、キチンと装備すれば、けっこう快適。
なんか寒いなと思ったら、10年ぶりのレインウェアは、一部、ナイロンが破れてました。
早速、新品を注文しました。
雨の日の自転車もけっこう楽しいですよ。
「こんなに降ってるのに、自転車に乗ってるんだ。」
なんて思いながら走ってると、なんか笑いがこみ上げてきます。
川みたいになった道路を走る、増水した川を見下ろして怖くなる。
アスファルト、コンクリートがギラギラと輝く。モクレンの花が耐えている。
トラックの巻き上げるシブキを浴びる。
ただ前を向いてゆっくりとこぎ続ける。
ただこいで、そしてこいで、それでもこいで、どこまでも。