最終順位が相手を上回ることへのマジック「上位マジック」と、それが点灯する可能性を示す「上位マジック点灯指標」を中心に、プロ野球ペナントレースの現在の状況を観察します。
<今日の結果>
ヤクルト 0 - 4 横浜 (横浜スタジアム)
巨人 2 - 2 阪神 (甲子園)
中日 9 - 2 広島 (広島マツダスタジアム)
オリックス 2 - 5 ソフトバンク (福岡ヤフードーム)
楽天 3 - 4x ロッテ (千葉QVCマリン)
横浜がヤクルトに三連勝。ヤクルトからの上位マジック54は変わらないが、点灯指標をマイナス0.2のまま維持し、一日でマジック消滅が可能なラインに踏みとどまった。
阪神は先行したゲームを追いつかれて、巨人と引き分け。点灯指標もマイナス3.2まで低下。阪神が巨人からのマジックを消すには、今後の巨人との直接対決に勝ち続けながら、それ以外の試合で巨人の勝ち数を7上回る必要がある。例えば、次の20試合を巨人が12勝8敗で進んだ場合、阪神は19勝1敗が条件。
また、中日が広島を破った結果、中日の対阪神点灯指標は0.9に。オールスター直後の直接対決で阪神が中日に一つでも負ければ、中日からも上位マジックが点灯する。
不振にあえぐ阪神だが、一つ勝つだけでも状況は随分と変わってくる。粘りを見せて欲しい。
広島はヤクルトと全く同じ勝率0.5で3位に浮上。ただし今日の負けで巨人からの点灯指標は0.8に低下。オールスター明け第一週の巨人三連戦がマジック点灯攻防の正念場。
パリーグは、ソフトバンクがオリックスに勝ち、ゲームのなかった西武を抜いて4位に浮上。マジックベースではソフトバンクの対西武点灯指標が7.5、西武の対ソフトバンクが4.6で、まだ西武がリード。しかし、昨年度覇者の復調は、各チームにとって間違いなく脅威。
<上位マジックの点灯動向>
2012年7月18日23:00現在
{ } 残り試合数
括弧なしの数字 上位マジック点灯指標 (表の後に説明文)
[ ] 残り直接対決試合数
( ) 上位マジック(Mの後の数字)と上位確定に必要なこれからの最高勝率
水色はそのチームに対してマジックが点灯していることを、ライム色はそのチームからマジックを点灯されていることを示している
セリーグ
(1) 巨人 {62}
中日 3.7 [12]、広島 0.8 [12]、ヤクルト 2 [13]、阪神 -3.2 [9] (M47, 0.758)、横浜 -2.2 [16] (M42, 0.677)
(2) 中日 {60}
巨人 8.4 [12]、広島 2.3 [10]、ヤクルト 4.4 [13]、阪神 0.9 [12]、横浜 -1.2 [13] (M45, 0.75)
(3) 広島 {62}
巨人 11.3 [12]、中日 7.8 [10]、ヤクルト 7.7 [14]、阪神 4.5 [14]、横浜 1 [12]
(4) ヤクルト {65}
巨人 11.1 [13]、中日 8.7 [13]、広島 6.4 [14]、阪神 3.9 [14]、横浜 -0.2 [11] (M54, 0.831)
広島とヤクルトは勝率は同じで、勝ち数は広島が一つ多い
(5) 阪神 {61}
巨人 12.2 [9]、中日 11.2 [12]、広島 9.6 [14]、ヤクルト 10.2 [14]、横浜 3.6 [12]
(6) 横浜 {64}
巨人 18.2 [16]、中日 14.2 [13]、広島 11 [12]、ヤクルト 11.2 [11]、阪神 8.5 [12]
パリーグ
(1) ロッテ {63}
日ハム 4.5 [13]、楽天 3.1 [11]、ソフトバンク 2 [12]、西武 4.5[14]、オリックス 0.2 [13]
(2) 日ハム {60}
ロッテ 8.6 [13]、楽天 5.7 [12]、ソフトバンク 4 [12]、西武 5 [11]、オリックス 1.7 [12
(3) 楽天 {63}
ロッテ 8 [11]、日ハム 6.4 [12]、ソフトバンク 4.9 [13]、西武 6.4 [14]、オリックス 2.5 [13]
(4) ソフトバンク {58}
ロッテ 10.1 [12]、日ハム 8 [12]、楽天 8.2 [13]、西武 7.5 [12]、オリックス 2.2 [9]
(5) 西武 {65}
ロッテ 9.6 [14]、日ハム 6.1 [11]、楽天 7.2 [14]、ソフトバンク 4.6 [12]、オリックス 3.2 [14]
(6) オリックス {61}
ロッテ 12.9 [13]、日ハム 10.4 [12]、楽天 10.6 [13]、ソフトバンク 6.9 [9]、
西武 10.9 [14]
<上位マジック点灯指標>
直接対決で対象チームに何勝すれば上位マジックが点灯するかを求め、小数点以下2桁目を切り上げた数値。
この数値がゼロもしくはマイナスになると対象チームに対して上位マジックが点灯。数値がプラスの場合は、大きいほど対象チームより上位に行くのが難しく、マイナスの場合は絶対値が大きいほど一度点灯したマジックの消滅が難しくなる。
また、数値が残り直接対決試合数を越えると、対象チームから逆に上位マジックを点灯されてしまう。
この点灯指標は勝敗に応じて、以下のような動きをする。
(A) チームと対象チームの両方が勝った場合、あるいは両方が負けた場合、指標の増減はなし。
(B) 直接対決でチームが勝って対象チームが負けた場合は1減少。チームが負けて対象チームが勝った場合は増減なし。
(C) 直接対決以外で、チームが勝って対象チームが負けた場合は0.5減少。チームが負けて対象チームが勝った場合は0.5増加。
(A) と (B) はマジック(の半値)と同じ動きだが、(C) のように直接対決以外での勝敗に対してはマジックと異なる動きをする。
<今日の結果>
ヤクルト 0 - 4 横浜 (横浜スタジアム)
巨人 2 - 2 阪神 (甲子園)
中日 9 - 2 広島 (広島マツダスタジアム)
オリックス 2 - 5 ソフトバンク (福岡ヤフードーム)
楽天 3 - 4x ロッテ (千葉QVCマリン)
横浜がヤクルトに三連勝。ヤクルトからの上位マジック54は変わらないが、点灯指標をマイナス0.2のまま維持し、一日でマジック消滅が可能なラインに踏みとどまった。
阪神は先行したゲームを追いつかれて、巨人と引き分け。点灯指標もマイナス3.2まで低下。阪神が巨人からのマジックを消すには、今後の巨人との直接対決に勝ち続けながら、それ以外の試合で巨人の勝ち数を7上回る必要がある。例えば、次の20試合を巨人が12勝8敗で進んだ場合、阪神は19勝1敗が条件。
また、中日が広島を破った結果、中日の対阪神点灯指標は0.9に。オールスター直後の直接対決で阪神が中日に一つでも負ければ、中日からも上位マジックが点灯する。
不振にあえぐ阪神だが、一つ勝つだけでも状況は随分と変わってくる。粘りを見せて欲しい。
広島はヤクルトと全く同じ勝率0.5で3位に浮上。ただし今日の負けで巨人からの点灯指標は0.8に低下。オールスター明け第一週の巨人三連戦がマジック点灯攻防の正念場。
パリーグは、ソフトバンクがオリックスに勝ち、ゲームのなかった西武を抜いて4位に浮上。マジックベースではソフトバンクの対西武点灯指標が7.5、西武の対ソフトバンクが4.6で、まだ西武がリード。しかし、昨年度覇者の復調は、各チームにとって間違いなく脅威。
<上位マジックの点灯動向>
2012年7月18日23:00現在
{ } 残り試合数
括弧なしの数字 上位マジック点灯指標 (表の後に説明文)
[ ] 残り直接対決試合数
( ) 上位マジック(Mの後の数字)と上位確定に必要なこれからの最高勝率
水色はそのチームに対してマジックが点灯していることを、ライム色はそのチームからマジックを点灯されていることを示している
セリーグ
(1) 巨人 {62}
中日 3.7 [12]、広島 0.8 [12]、ヤクルト 2 [13]、阪神 -3.2 [9] (M47, 0.758)、横浜 -2.2 [16] (M42, 0.677)
(2) 中日 {60}
巨人 8.4 [12]、広島 2.3 [10]、ヤクルト 4.4 [13]、阪神 0.9 [12]、横浜 -1.2 [13] (M45, 0.75)
(3) 広島 {62}
巨人 11.3 [12]、中日 7.8 [10]、ヤクルト 7.7 [14]、阪神 4.5 [14]、横浜 1 [12]
(4) ヤクルト {65}
巨人 11.1 [13]、中日 8.7 [13]、広島 6.4 [14]、阪神 3.9 [14]、横浜 -0.2 [11] (M54, 0.831)
広島とヤクルトは勝率は同じで、勝ち数は広島が一つ多い
(5) 阪神 {61}
巨人 12.2 [9]、中日 11.2 [12]、広島 9.6 [14]、ヤクルト 10.2 [14]、横浜 3.6 [12]
(6) 横浜 {64}
巨人 18.2 [16]、中日 14.2 [13]、広島 11 [12]、ヤクルト 11.2 [11]、阪神 8.5 [12]
パリーグ
(1) ロッテ {63}
日ハム 4.5 [13]、楽天 3.1 [11]、ソフトバンク 2 [12]、西武 4.5[14]、オリックス 0.2 [13]
(2) 日ハム {60}
ロッテ 8.6 [13]、楽天 5.7 [12]、ソフトバンク 4 [12]、西武 5 [11]、オリックス 1.7 [12
(3) 楽天 {63}
ロッテ 8 [11]、日ハム 6.4 [12]、ソフトバンク 4.9 [13]、西武 6.4 [14]、オリックス 2.5 [13]
(4) ソフトバンク {58}
ロッテ 10.1 [12]、日ハム 8 [12]、楽天 8.2 [13]、西武 7.5 [12]、オリックス 2.2 [9]
(5) 西武 {65}
ロッテ 9.6 [14]、日ハム 6.1 [11]、楽天 7.2 [14]、ソフトバンク 4.6 [12]、オリックス 3.2 [14]
(6) オリックス {61}
ロッテ 12.9 [13]、日ハム 10.4 [12]、楽天 10.6 [13]、ソフトバンク 6.9 [9]、
西武 10.9 [14]
<上位マジック点灯指標>
直接対決で対象チームに何勝すれば上位マジックが点灯するかを求め、小数点以下2桁目を切り上げた数値。
この数値がゼロもしくはマイナスになると対象チームに対して上位マジックが点灯。数値がプラスの場合は、大きいほど対象チームより上位に行くのが難しく、マイナスの場合は絶対値が大きいほど一度点灯したマジックの消滅が難しくなる。
また、数値が残り直接対決試合数を越えると、対象チームから逆に上位マジックを点灯されてしまう。
この点灯指標は勝敗に応じて、以下のような動きをする。
(A) チームと対象チームの両方が勝った場合、あるいは両方が負けた場合、指標の増減はなし。
(B) 直接対決でチームが勝って対象チームが負けた場合は1減少。チームが負けて対象チームが勝った場合は増減なし。
(C) 直接対決以外で、チームが勝って対象チームが負けた場合は0.5減少。チームが負けて対象チームが勝った場合は0.5増加。
(A) と (B) はマジック(の半値)と同じ動きだが、(C) のように直接対決以外での勝敗に対してはマジックと異なる動きをする。