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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

広島、自力V消滅 7月27日(金) ~ マジックから見るプロ野球

2012-07-27 22:16:48 | 野球
最終順位が相手を上回ることへのマジック「上位マジック」と、今それが点灯し易い状況かどうかを示す「上位マジック点灯指標」を中心に、プロ野球のペナントレースを眺めます

<今日の結果>

8 勝 12 回戦 3 勝
ヤクルト 9 - 2 中日
ナゴヤドーム

6 勝 13 回戦 6 勝
横浜 5 - 1 阪神
甲子園

7 勝 13 回戦 6 勝
巨人 9 - 0 広島
広島マツダスタジアム

4 勝 11 回戦 6 勝
西武 7 - 7 楽天
Kスタ宮城

7 勝 13 回戦 6 勝
日ハム 1 - 5 オリックス
京セラドーム大阪

4 勝 13 回戦 8 勝
ソフトバンク 2 - 9 ロッテ
千葉QVCマリン

勝ち数は今日の試合結果を含む
リーグ内の同一カードは24回戦まで

<ちょっとコメント>

広島は先発野村が中盤まで好投するも、打線が杉内に抑えられゼロ行進。そのまま援護なく、ついに7回に巨人打線につかまり降板。終わってみれば、巨人が大差で圧勝。

3位に浮上した広島だが、今日の負けにより巨人からマジックM48が点灯。自力優勝が消滅した。一方、巨人は、横浜、阪神についで三つ目のマジック。加えて、CS 出場確率は 99.7 % とべらぼうな値。あまりに先が見え過ぎて興ざめ。

中日は川上憲伸が不調で、ヤクルトに大差で敗れる。あのナゴヤドームで9点も取れることに感心。

阪神は地元甲子園で横浜に逆転負け。横浜筒香への敬遠が裏目に出て、代打小池にスリーランを浴びたことが痛かった。阪神、トンネルの出口見えず。

オリックスは寺原の好投で日本ハムに快勝。オールスター後、オリックス快調。首位ロッテがソフトバンクに勝利して、2位日本ハムをゲーム差一つ突き放した。

ソフトバンクは今日の負けでロッテからの上位マジック点灯指標が1に低下。残り2試合を一つでも負けると、自力優勝が消滅する。

西武と楽天はあれこれ大騒ぎした末に引き分け。とにもかくにも西武は3位キープ。

とにかく暑いの一言。選手の皆さんご苦労様でした。


<上位マジックの点灯動向と優勝・CS出場確率>
2012年7月27日22:15現在

セリーグ
チーム 勝率 V率 CS率
1 巨人 0.649 --- 59 81.1 99.7
中日 3.2 [12]、広島 -0.4 [11] (M 48, 0.814)、ヤクルト 1.3 [13]、阪神 -4.7 [9] (M 41, 0.695)、横浜 -4.2 [14] (M 37, 0.627)

2 中日 0.579 5.5 57 16.7 94.4
巨人 8.9 [12]、広島 2.1 [10]、ヤクルト 3.8 [12]、阪神 -1.2 [10] (M 45, 0.789)、横浜 -1.7 [13] (M 41, 0.719)

3 広島 0.5 6 59 1.0 49.9
巨人 11.4 [11]、中日 7.9 [10]、ヤクルト 6.7 [12]、阪神 3.7 [14]、横浜 0.7 [12]

4 ヤクルト 0.5 0 62 1.2 50.7
巨人 11.8 [13]、中日 8.3 [12]、広島 5.4 [12]、阪神 3 [14]、横浜 -0.5 [11] (M 51, 0.823)

5 阪神 0.416 6.5 58 0.05* 5.0
巨人 13.7 [9]、中日 11.2 [10]、広島 10.4 [14]、ヤクルト 11.1 [14]、横浜 3.6 [11]

6 横浜 0.351 5 61 0.05* 0.4
巨人 18.2 [14]、中日 14.7 [13]、広島 11.4 [12]、ヤクルト 11.5 [11]、阪神 7.5 [11]

「0.05*」 は 0.05 % 未満かつ 0 より大きいの意

パリーグ
チーム 勝率 V率 CS率
1 ロッテ 0.554 --- 60 43.7 84.1
日ハム 5 [13]、西武 4.3 [12]、楽天 3 [11]、ソフトバンク 1 [11]、オリックス 1.2 [13]

2 日ハム 0.538 1 57 30.1 78.0
ロッテ 8.1 [13]、西武 5.4 [11]、楽天 5 [12]、ソフトバンク 2 [10]、オリックス 1.7 [11]

3 西武 0.506 2.5 62 12.2 53.4
ロッテ 7.8 [12]、日ハム 5.7 [11]、楽天 5.7 [13]、ソフトバンク 3.2 [12]、オリックス 3.4 [14]

4 楽天 0.5 0.5 60 9.6 48.4
ロッテ 8.1 [11]、日ハム 7.1 [12]、西武 7.4 [13]、ソフトバンク 4.5 [13]、オリックス 2.7 [11]

5 ソフトバンク 0.476 2 55 3.6 27.0
ロッテ 10.1 [11]、日ハム 8 [10]、西武 8.9 [12]、楽天 8.6 [13]、オリックス 3.7 [9]

6 オリックス 0.438 3 58 0.8 9.1
ロッテ 11.9 [13]、日ハム 9.4 [11]、西武 10.7 [14]、楽天 8.4 [11]、ソフトバンク 5.4 [9]


<表の見方>

V率とCS率は、現在の成績から純粋に確率論的な方法でコンピューターが求めた各チームの「優勝確率 (%)」と「クライマックスシリーズ出場確率 (%)」。チームごとの戦力や好不調などは考慮していない。

色枠で囲った順位勝率表の次行には、左から相手チーム名、上位マジック点灯指標、[残りの直接対決試合数]が示されている。点灯指標がゼロかマイナスになると、そのチームに対してマジックが点灯する。この場合、そのチームの名前が赤色に変化して、(M 上位マジック, 上位確定に必要なこれからの最高勝率) が続く。一方、点灯指標が[残りの直接対決試合数]より大きくなると、そのチームからマジックを点灯されてしまう。この場合は、そのチームの名前が青色に変化する。

さらに、まだマジックが点灯していない場合でも、相手から点灯されそうになっているチームはピンク色に、相手に点灯しそうになっているチームはライム色に変化している。とくに、ピンク色のチームは、相手との直接対決1敗分でマジックが点灯するので、危険水域に入っていると言える。

「上位マジック点灯指標」と「優勝確率」「CS出場確率」については、このページに詳しい説明があります。


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