マジックと言えば優勝マジックがまず思い浮かびますが、それ以外にもいろいろなマジックを考えることが出来ます。例えば、最終順位が相手を上回るマジック (上位マジック)、3位以内に入ってクライマックス出場を決めるマジック、最下位が決定するマジックなど、自由に設定できます。
また、それぞれのマジックについて点灯する可能性が高いか低いかを示す数値 (マジック点灯指標) も考案することが可能です。
こうしたマジックとその点灯指標から、プロ野球ペナントレースの現在の状況を観察してみました。
<今日の試合結果>
広島 8 - 3 横浜 (横浜スタジアム)
巨人 2 - 1 中日 (ナゴヤドーム)
ヤクルト 2 - 3x 阪神 (甲子園)
日ハム 2 - 1 楽天 (仙台Kスタ)
西武 4 - 1 オリックス (ほっともっと神戸)
ロッテ 0 - 3 ソフトバンク (福岡ヤフードーム)
代打阿部のタイムリーで巨人が中日に鮮やかな逆転勝ち。その結果、上位マジック点灯指標は、残り直接対決数13で巨人の対中日が4.5に減少、中日の対巨人が8.6と変わらず、両者の差はかなり広がった。
阪神はヤクルトにサヨナラ勝ちで、中日からのマジック点灯指標を1.5に増やし、巨人以外からの上位マジック点灯の危機は一先ず去った。
横浜は広島に連夜の惨敗。もし明日も負けると、広島の対横浜上位マジック点灯指標が0.5にまで下がる計算。横浜はヤクルトからも0.4が出ていて、巨人、中日に続いてヤクルト、広島からも上位マジックが近日中に点灯する危険性。とにかく、横浜は広島に負け過ぎ。
パリーグは、日本ハムが楽天に逆転勝ち。4位転落は免れたが、残り直接対決数13で上位マジック点灯指標が日ハムの対楽天6.5に対して、楽天の対日ハムは6.6と全くの互角。今後も両者の緊迫した競り合いが続きそう。
<上位マジックの点灯動向>
2012年7月14日22:30現在
{ } 残り試合数
括弧なしの数字 上位マジック点灯指標 (表の後に説明文)
[ ] 残っている直接対決試合数
( ) 上位マジック(Mの後の数字)と上位確定に必要なこれからの最高勝率
水色はそのチームに対してマジックが点灯、ライム色はそのチームからマジックを点灯されている
セリーグ
(1) 巨人 {66}
中日 4.5 [13]、ヤクルト 2.8 [13]、広島 0.7 [12]、阪神 -0.7 [12] (M53, 0.803)、横浜 -2.4 [16] (M46, 0.697)
(2) 中日 {64}
巨人 8.6 [13]、ヤクルト 4.9 [13]、広島 3.3 [13]、阪神 1.5 [12]、横浜 -1.7 [13] (M48, 0.75)
(3) ヤクルト {69}
巨人 10.3 [13]、中日 8.2 [13]、広島 5.4 [14]、阪神 4.6 [15]、横浜 0.4 [14]
(4) 広島 {66}
巨人 11.4 [12]、中日 9.8 [13]、ヤクルト 8.7 [14]、阪神 5.7 [14]、横浜 1.5 [13]
(5) 阪神 {65}
巨人 12.7 [12]、中日 10.6 [12]、ヤクルト 10.5 [15]、広島 8.4 [14]、横浜 2.4 [12]
(6) 横浜 {68}
巨人 18.4 [16]、中日 14.7 [13]、ヤクルト 13.7 [14]、広島 11.5 [13]、阪神 9.7 [12]
パリーグ
(1) ロッテ {67}
日ハム 4.1 [13]、楽天 4.6 [14]、西武 4.1[14]、ソフトバンク 2 [13]、オリックス 0.7 [13]
(2) 日ハム {63}
ロッテ 9 [13]、楽天 6.5 [13]、西武 6 [13]、ソフトバンク 3.9 [12]、オリックス 2.5 [12]
(3) 楽天 {67}
ロッテ 9.5 [14]、日ハム 6.6 [13]、西武 6.5 [14]、ソフトバンク 4.4 [13]、オリックス 3.1 [13]
(4) 西武 {68}
ロッテ 10 [14]、日ハム 7.1 [13]、楽天 7.5 [14]、ソフトバンク 4.4 [12]、オリックス 4.5 [15]
(5) ソフトバンク {62}
ロッテ 11.1 [13]、日ハム 8.2 [12]、楽天 8.7 [13]、西武 7.7 [12]、オリックス 4.7 [12]
(6) オリックス {65}
ロッテ 12.4 [13]、日ハム 9.5 [12]、楽天 10 [13]、西武 10.6 [15]、ソフトバンク 7.4 [12]
上位マジック点灯指標
直接対決で対象チームに何勝すれば上位マジックが点灯するかを表す実数値。この数字がゼロもしくはマイナスになると対象チームに対して上位マジックが点灯。逆に数字が大きいほど対象チームより上位に行くのが難しくなる。そして、残り直接対決試合数を越えると、対象チームから上位マジックを点灯されてしまう。
前回までは、この「上位マジック点灯指標」を整数化した数字、直接対決の残り試合数、点灯指標を二倍して整数化した「上位マジック点灯カウント」を併記していたが、やや見づらいので今回から「上位マジック点灯指標」をそのまま表記することした。
また、それぞれのマジックについて点灯する可能性が高いか低いかを示す数値 (マジック点灯指標) も考案することが可能です。
こうしたマジックとその点灯指標から、プロ野球ペナントレースの現在の状況を観察してみました。
<今日の試合結果>
広島 8 - 3 横浜 (横浜スタジアム)
巨人 2 - 1 中日 (ナゴヤドーム)
ヤクルト 2 - 3x 阪神 (甲子園)
日ハム 2 - 1 楽天 (仙台Kスタ)
西武 4 - 1 オリックス (ほっともっと神戸)
ロッテ 0 - 3 ソフトバンク (福岡ヤフードーム)
代打阿部のタイムリーで巨人が中日に鮮やかな逆転勝ち。その結果、上位マジック点灯指標は、残り直接対決数13で巨人の対中日が4.5に減少、中日の対巨人が8.6と変わらず、両者の差はかなり広がった。
阪神はヤクルトにサヨナラ勝ちで、中日からのマジック点灯指標を1.5に増やし、巨人以外からの上位マジック点灯の危機は一先ず去った。
横浜は広島に連夜の惨敗。もし明日も負けると、広島の対横浜上位マジック点灯指標が0.5にまで下がる計算。横浜はヤクルトからも0.4が出ていて、巨人、中日に続いてヤクルト、広島からも上位マジックが近日中に点灯する危険性。とにかく、横浜は広島に負け過ぎ。
パリーグは、日本ハムが楽天に逆転勝ち。4位転落は免れたが、残り直接対決数13で上位マジック点灯指標が日ハムの対楽天6.5に対して、楽天の対日ハムは6.6と全くの互角。今後も両者の緊迫した競り合いが続きそう。
<上位マジックの点灯動向>
2012年7月14日22:30現在
{ } 残り試合数
括弧なしの数字 上位マジック点灯指標 (表の後に説明文)
[ ] 残っている直接対決試合数
( ) 上位マジック(Mの後の数字)と上位確定に必要なこれからの最高勝率
水色はそのチームに対してマジックが点灯、ライム色はそのチームからマジックを点灯されている
セリーグ
(1) 巨人 {66}
中日 4.5 [13]、ヤクルト 2.8 [13]、広島 0.7 [12]、阪神 -0.7 [12] (M53, 0.803)、横浜 -2.4 [16] (M46, 0.697)
(2) 中日 {64}
巨人 8.6 [13]、ヤクルト 4.9 [13]、広島 3.3 [13]、阪神 1.5 [12]、横浜 -1.7 [13] (M48, 0.75)
(3) ヤクルト {69}
巨人 10.3 [13]、中日 8.2 [13]、広島 5.4 [14]、阪神 4.6 [15]、横浜 0.4 [14]
(4) 広島 {66}
巨人 11.4 [12]、中日 9.8 [13]、ヤクルト 8.7 [14]、阪神 5.7 [14]、横浜 1.5 [13]
(5) 阪神 {65}
巨人 12.7 [12]、中日 10.6 [12]、ヤクルト 10.5 [15]、広島 8.4 [14]、横浜 2.4 [12]
(6) 横浜 {68}
巨人 18.4 [16]、中日 14.7 [13]、ヤクルト 13.7 [14]、広島 11.5 [13]、阪神 9.7 [12]
パリーグ
(1) ロッテ {67}
日ハム 4.1 [13]、楽天 4.6 [14]、西武 4.1[14]、ソフトバンク 2 [13]、オリックス 0.7 [13]
(2) 日ハム {63}
ロッテ 9 [13]、楽天 6.5 [13]、西武 6 [13]、ソフトバンク 3.9 [12]、オリックス 2.5 [12]
(3) 楽天 {67}
ロッテ 9.5 [14]、日ハム 6.6 [13]、西武 6.5 [14]、ソフトバンク 4.4 [13]、オリックス 3.1 [13]
(4) 西武 {68}
ロッテ 10 [14]、日ハム 7.1 [13]、楽天 7.5 [14]、ソフトバンク 4.4 [12]、オリックス 4.5 [15]
(5) ソフトバンク {62}
ロッテ 11.1 [13]、日ハム 8.2 [12]、楽天 8.7 [13]、西武 7.7 [12]、オリックス 4.7 [12]
(6) オリックス {65}
ロッテ 12.4 [13]、日ハム 9.5 [12]、楽天 10 [13]、西武 10.6 [15]、ソフトバンク 7.4 [12]
上位マジック点灯指標
直接対決で対象チームに何勝すれば上位マジックが点灯するかを表す実数値。この数字がゼロもしくはマイナスになると対象チームに対して上位マジックが点灯。逆に数字が大きいほど対象チームより上位に行くのが難しくなる。そして、残り直接対決試合数を越えると、対象チームから上位マジックを点灯されてしまう。
前回までは、この「上位マジック点灯指標」を整数化した数字、直接対決の残り試合数、点灯指標を二倍して整数化した「上位マジック点灯カウント」を併記していたが、やや見づらいので今回から「上位マジック点灯指標」をそのまま表記することした。