ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。
最終順位が相手を上回ることへのマジック「上位マジック」と、それが点灯し易い状況かどうかを示す「上位マジック点灯指標」を中心に、プロ野球のペナントレースを眺めます
<今日の結果>
8 勝 |
13 回戦 |
3 勝 |
ヤクルト |
4 - 4 |
中日 |
7 勝 |
14 回戦 |
6 勝 |
横浜 |
3 - 1 |
阪神 |
8 勝 |
14 回戦 |
6 勝 |
巨人 |
9 - 2 |
広島 |
5 勝 |
12 回戦 |
6 勝 |
西武 |
5 - 4 |
楽天 |
8 勝 |
14 回戦 |
6 勝 |
日ハム |
3 - 1 |
オリックス |
4 勝 |
14 回戦 |
8 勝 |
ソフトバンク |
2 - 2 |
ロッテ |
勝ち数は今日の試合結果を含む
リーグ内の同一カードは24回戦まで
<ちょっとコメント>
ヤクルトは1点リードされた9回表、無死2塁のランナーを送りバントとスクイズで帰す執念の采配で、一度は逆転された中日を引き分けにまで持ち込んだ。
巨人は広島に横綱相撲で大勝。阪神はまたエラーが得点に結びつくパターンで横浜に2連敗。横浜は5位阪神とのゲーム差を4に縮めた。
今日の結果で、巨人の優勝確率 83.5 % に対して、 中日は 14.9 % にまで低下。ゲーム差は 6 に拡大。本当に巨人の「一人旅」になりつつある。
日ハムは後半に逆転する得意のパターンで、オリックスに快勝。
西武は3回表、楽天先発の塩見を攻略して一気に4点。その後、なんとか逃げ切って勝利。3位西武と4位楽天のゲーム差は1.5に広がった。
ロッテ1点リードで迎えた9回表、ソフトバンクは長谷川がタイムリーを放って同点。延長10回に入るも勝負がつかず、引き分け。ソフトバンクは、ロッテからの上位マジック点灯指標が 0.5 に低下。明日も自力優勝をかけた試合が続く。
<上位マジックの点灯動向と優勝・CS出場確率>
2012年7月28日22:15現在
セリーグ
1 |
巨人 |
0.654 |
--- |
58 |
83.5 |
99.8 |
中日 3 [12]、ヤクルト 1.2 [13]、広島 -1.4 [10] (M 46, 0.793)、阪神 -5.2 [9] (M 39, 0.672)、横浜 -4.2 [14] (M 36, 0.621)
2 |
中日 |
0.579 |
6 |
56 |
14.9 |
95.1 |
巨人 9.1 [12]、ヤクルト 3.3 [11]、広島 1.8 [10]、阪神 -1.6 [10] (M 44, 0.786)、横浜 -1.5 [13] (M 41, 0.732)
巨人 11.9 [13]、中日 7.8 [11]、広島 5 [12]、阪神 2.7 [14]、横浜 -0.4 [11] (M 50, 0.82)
4 |
広島 |
0.494 |
0.5 |
58 |
0.6 |
46.4 |
巨人 11.4 [10]、中日 8.3 [10]、ヤクルト 7 [12]、阪神 3.7 [14]、横浜 1.2 [12]
5 |
阪神 |
0.41 |
6.5 |
57 |
0.05* |
4.3 |
巨人 14.2 [9]、中日 11.6 [10]、ヤクルト 11.4 [14]、広島 10.4 [14]、横浜 3.6 [10]
6 |
横浜 |
0.359 |
4 |
60 |
0.05* |
0.5 |
巨人 18.2 [14]、中日 14.5 [13]、ヤクルト 11.4 [11]、広島 10.9 [12]、阪神 6.5 [10]
「0.05*」 は 0.05 % 未満かつ 0 より大きいの意
パリーグ
1 |
ロッテ |
0.554 |
--- |
59 |
41.9 |
84.2 |
日ハム 5.2 [13]、西武 4.5 [12]、楽天 2.6 [11]、ソフトバンク 0.5 [10]、オリックス 0.9 [13]
2 |
日ハム |
0.543 |
0.5 |
56 |
33.4 |
81.6 |
ロッテ 7.9 [13]、西武 5.4 [11]、楽天 4.5 [12]、ソフトバンク 1.9 [10]、オリックス 0.7 [10]
3 |
西武 |
0.513 |
2.5 |
61 |
13.7 |
58.4 |
ロッテ 7.6 [12]、日ハム 5.7 [11]、楽天 4.7 [12]、ソフトバンク 3 [12]、オリックス 2.9 [14]
4 |
楽天 |
0.494 |
1.5 |
59 |
7.2 |
42.4 |
ロッテ 8.5 [11]、日ハム 7.6 [12]、西武 7.4 [12]、ソフトバンク 4.8 [13]、オリックス 2.7 [11]
5 |
ソフトバンク |
0.476 |
1.5 |
54 |
3.3 |
26.4 |
ロッテ 9.6 [10]、日ハム 8.2 [10]、西武 9.1 [12]、楽天 8.3 [13]、オリックス 3.4 [9]
6 |
オリックス |
0.432 |
3.5 |
57 |
0.5 |
7.0 |
ロッテ 12.2 [13]、日ハム 9.4 [10]、西武 11.2 [14]、楽天 8.4 [11]、ソフトバンク 5.7 [9]
<表の見方>
V率とCS率は、現在の成績から純粋に確率論的な方法でコンピューターが求めた各チームの「優勝確率 (%)」と「クライマックスシリーズ出場確率 (%)」。チームごとの戦力や好不調などは考慮していない。
色枠で囲った順位勝率表の次行には、左から相手チーム名、上位マジック点灯指標、[残りの直接対決試合数]が示されている。点灯指標がゼロかマイナスになると、そのチームに対してマジックが点灯する。この場合、そのチームの名前が赤色に変化して、(M 上位マジック, 上位確定に必要なこれからの最高勝率) が続く。一方、点灯指標が[残りの直接対決試合数]より大きくなると、そのチームからマジックを点灯されてしまう。この場合は、そのチームの名前が青色に変化する。
さらに、まだマジックが点灯していない場合でも、相手から点灯されそうになっているチームはピンク色に、相手に点灯しそうになっているチームはライム色に変化している。とくに、ピンク色のチームは、相手との直接対決1敗分でマジックが点灯するので、危険水域に入っていると言える。
「上位マジック点灯指標」と「優勝確率」「CS出場確率」については、このページに詳しい説明があります。